人狼物語 三日月国


113 【身内】頽廃のヨルムガンド【R18G】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


【秘】 吟遊詩人 フェリックス → 迷彩掃除屋 ノアベルト


「丁度良かった、か?」

ふむん、と愉快そうに笑いながらも、疑問はあるようで首を少し傾げた。挙動不審な様子にも、怪訝にする様子はない。

「ほおー………。…それはそれは。……興味深い話ではある」

笑顔で語られる言葉に、喉を鳴らしてこちらは大層、気分と合う笑みが零れている。
楽しんでいる。
噂話が口の上に乗るのを。

「が」

人差し指を立て、自分の唇の前に持ってきて、

「物騒な『冗談』は禁物だ。捕まってしまうぞ?」

と告げた。


「それにな――、」



少し身を起こして、相手の耳元に唇を近づけて、しっとりとした声音で囁く。


「”ノアベルト”以外のことが、探られたくないのではないか」
(-54) protea 2021/12/16(Thu) 3:35:53

【秘】 吟遊詩人 フェリックス → 木偶の坊 エドゥアルト

「家族かあ。ふむ。家族、増やすつもりはないのか?」

頬に朱色がさしたのを見て、機嫌のよい笑みを浮かべたままだ。
すすめた甲斐があるが、倒れられたり、まずいもの、と思われたら、
酒も彼本人も可哀想だ。

「そうそう。胃の腑がすこし、暖まるだろう?それで、頭も少し靄がかかる。それが酒だなあ。
それで、その酒と――……」

少し逡巡して、近くにいたチンピラに酒を奢るからと使い走りを頼んだ。
持ってこさせたのは、何かの皿である。


「そら、カニだ。……空きっ腹に酒を入れると酔う。さ、おいで」

自分の隣の椅子を叩いて、馴れ馴れしく誘いをかけた。
料理を一緒に賞味しよう、というのだ。

まあ、『いつもの手練手管』でもあるのだが――。
(-55) protea 2021/12/16(Thu) 3:36:28

【秘】 吟遊詩人 フェリックス → 埃運び オーウェン

「仕事ねえ。…………俺も知らないハナシだ」

愉快そうに目を細める――。
ただ、いつもよりも、
どこか老獪な印象を受けるそれ。
ごくまれにしか、見せぬそれだ。

「清くなるのも、濁っただけでもダメさね。
清濁併せ呑むヨルムガンドが、俺の愛する黄金都市というだけで。

ぜひ覚えておいてくれ。………ちなみに、」

「お前さんがやり残した、仕事。それは――何だろうな?」

頬杖をついて、素直に教えて貰えるとも思っていないのかもしれないが、あなたを見つめて呟いた。
(-56) protea 2021/12/16(Thu) 3:36:45

【秘】 吟遊詩人 フェリックス → 死霊術師 ペトルーシャ

「そうかね。悪くないとは思うが。魔導の求道者たるもの、俗世に膝をつかざるべしということかな」

当然、彼女がそう言うであろうことは、やや予感があった。

ただでさえ、魔術師という生き物は。俗世に関わりたがらないところがある。
彼女の術体形でいえば、余計にそうだ。

「んふ。そんな巧みな表現をされては、俺の商売はあがったりだな。地の底に………、」

リュートを少しずつ鳴らす。

「沈む。……では、お聞かせしよう。恋の物語を。
それは燃え上がる竜の吐息。
燃え広がる痕跡。
その端緒から。

………北方にある、ギンヌンガカップという火山は知っているか?
〈竜の棲む山〉だ。呆れるほどの量の」
(-57) protea 2021/12/16(Thu) 3:36:55

【見】 吟遊詩人 フェリックス

「――さてさて?リーゼロッテ嬢。チェルシー……あの勇敢なる女性陣達は、カニを得られたのかな、さて。」


海辺まで行ったら、興が乗って魚釣りに執心でもしていたのだろう。共に参加はできなかった男は、のんびりと降りて来たのだ、が。


「今度は骸狩り殿か。……まさか、見つからなければ全員捕まえてみる、とか言わないだろうなあ。当て推量で捕らわれるのは釈然としない。子爵殿にラブレターでも送るかな」

脅迫状にそんなルビ振りをするのはこの男だけかもしれない。
メニューをのんびりと眺め、無事、蟹が追加されていることを確認する。
(@0) protea 2021/12/16(Thu) 3:40:03
フェリックスは、ノアベルトに愉快そうに耳打ちした。
(t0) protea 2021/12/16(Thu) 3:46:26

【見】 吟遊詩人 フェリックス

風がそよぐ墓場の最中、その小高い丘。
昼ですら、ここはあまり人が来ない。
休むにしても、場所が悪いからだ。

昔のことを思い出しながら、弦を爪弾く。

幽かな音色のことを、『あの老人』は『懐かしい』と言った。
このあたりにこんな楽器はないだろうに、と尋ねると、
『美しいが、寂しく、求めても手に入らぬもの』

皴だらけの顔で微笑んでいたように思う。

『そのように言う』、と。

大層その表現が気に入って、『私』はその一節を取り留めておくこととした。多分、あいつも気に入るに違いない。


「はたして、あれはもう孫か」

首を傾げる。

「それとも、息子なのか。」

「いやいや。無粋か。やれやれ………」
(@1) protea 2021/12/16(Thu) 19:01:21

【見】 吟遊詩人 フェリックス

>>27

「おやぁ……?」

声をかけられれば、静かに振り返る。
芝居じみた様子だが、何ならいつものことだ。
微笑みながら、片手をあげた。

「なあに、この程度で。第一、昔は船に魔女を載せて謡わせていたぐらいだ。海を鎮めるのに、な。潮風が喉に悪いなんていうのは迷信さ。

楽器はそうだが」

ぺち、とリュートを小さく叩く。

「こいつは特別性、だ。変わったところに来るなあ。ここは、他にはなんにもないようなところだが……」
(@2) protea 2021/12/16(Thu) 19:33:32

【秘】 吟遊詩人 フェリックス → 埃運び オーウェン

「おまじない」

目を瞬かせた。
ふうん、と。1人ごちる。
詩人は、少し目を細めて、口許の笑みをゆるやかにひそめた。

「はは。なるほどな?そりゃあそうだ。
うま〜く隠されてしまったようだ。
ただまあ、今からだと時間もないか。

引きずり込む、のはまあいい。叩くというのはどういうことだ?俺の相貌はな、西の領を傾けたことすらあったのだぞ」

片目を瞑り、小さくウィンクした。そして、緩慢に手を伸ばす。

(-98) protea 2021/12/16(Thu) 19:57:56

【秘】 吟遊詩人 フェリックス → 埃運び オーウェン

あなたの帽子に手を伸ばし、
少し持ち上げて、目元をじい、と眺めようとする。

「ほう。……いい目をしている。決意を秘めた翡翠の」

そして、帽子を戻すだろう。(そもそも、触れなかったかもしれない。)


「こうして、あとは睦言を囁いてやれば、望まぬ者はいなかったというわけだ。これで数々のご婦人やらと愛についての知見を深めた、というわけよ。

さあて、これで逃げ道に手はつけたな。後は思い残しのないように、身辺整理でもしておくかな」
(-99) protea 2021/12/16(Thu) 19:59:13

【見】 吟遊詩人 フェリックス

>>28 スカリオーネ

「どちらもだ。とはいえ、……難しいがあー、ううん」

首を捻る。難しそうに眉を顰めて、

「情報屋が生業。詩人は生き方、といったところかな。なんとなく、お前さんには伝わるだろう。」

骸狩り。
仕事ではあるだろうが、生き方そのものではない。
とはいえ、仕事だからと割り切れるほど自分から遠くもないのではないか、と。

歩くあなたを見遣る。
水平線の光が眩しく、少し目を細めて、笑ったまま問いかける。

「そう言うな。祭りの最中だ、仕方あるまいよ。
……それで?次のご指名はあったようだが。生活には本当に変わりはないかね」
(@3) protea 2021/12/16(Thu) 20:02:41

【見】 吟遊詩人 フェリックス

>>29 スカリオーネ

骸狩りの男の言葉に目を伏せて、
口許の笑みはそのままに、少し悲し気な顔をした。

「だろうなあ」

変わらぬだろう。
この程度の事で在り方が変わる男なら、
割に合わぬアンデッド狩りを生業にすることもないだろうから。


「元凶?ほう。元凶が届くのか……?それは、しらなかった」

人を食ったような口調ながら、聊か驚いたように返した。
遠い船を、自分も見送る。

万年、暑すぎるほどのこの地も。
すこし、涼しさを帯びた風邪が吹いている。
(@4) protea 2021/12/16(Thu) 23:37:17

【秘】 吟遊詩人 フェリックス → 番犬 エドゥアルト

「増えるさ。まあ、普通予定があってそうするもんでもないが」

けらけらと笑いながら、揺れる尻尾に目が行く。
かわいいものだなあ………。そう目を細めてから、
隣に座ったあなたに、皿を少し押して、すすめた。

「蟹はなあ…。こう、茹でた奴を手折って食う」

大きめの蟹爪を掴んで、バキ!と折った。切れ目が入っているので折れやすいようだ。
たっぷりつまった身肉をエドゥアルトの前の皿……、

「………」

興味本位。悪戯心で、口元にもっていった。
茹でた蟹の香りがふわふわとあなたの嗅覚に届く。
狩りたて新鮮、逆に塩味のみで茹でて調味料が加わっていない。
これは、なんとなくのフェリックスの勘だが、
あなたは派手な香辛料の類は食べつけていないのではないかと思ったのだ。
(-132) protea 2021/12/16(Thu) 23:37:28

【秘】 吟遊詩人 フェリックス → 迷彩掃除屋 ノアベルト

「人に聞かれたらまずい話だからなあ。すまんすまん、からかい甲斐がありそうだと思ったのも事実だ」

あっけらかんと笑う。
どうも、この酒場にはこんなからかい方をすると、良くない結果に終わり勝ちだ。
混乱しそうなもの。
ブチギレそうなもの。
無言で拳をお見舞いしてきそうなもの。
泣きだしそうなもの。

丁度、あなたはフェリックスにとって、面白味のある反応をしてくれる相手だったということだろう。

「それは知らなかった。お前さん、酷い主人にでも仕えているのかね?
……俺の立場はなあ、もう悪くはならんよ。俺が衛兵に捕まると都合の悪い御仁も居られることだし。やっておくものだ、不倫旅行のご相伴は。

――それなりに背負うものがあるということか。大変だな……。
だが、”俺達”にもか?”自分たち”だけではなく。あえて、庇い建てをする必要もないと思うが」

単なる優しさだけではないような気がして。
(-133) protea 2021/12/16(Thu) 23:37:38

【秘】 吟遊詩人 フェリックス → 死霊術師 ペトルーシャ

あなたの言葉に頷いて、静かに音を奏で始めた。
「では、語ろう。……立場の違う二人が落ちた、恋の物語を。」

「恋に、正当性などはない。
恋とはそれだけで尊いものだ。
立場の違いなど、超えられるほどに――」

「――が、本人たちは、なあ」

ぽん。
不協和音が混じる。

「本人達には尊い恋でも、他人からすれば都合の悪い者に過ぎない。
それを多くの者が非難し、葬ろうとした恋だった。」


「……それにな。”彼女”は、他の相手と将来の約束を神に契っていた。
古い時代だ。約束が強い意味を持つ。
当然、神々の怒りを買うと、”彼女”の親も考えたのだよ。
”彼”の親も、無用な争いは避けたいと、その恋に反対していた。

……二人は、逃げ出した。
世間から。
他人から。
立場から。
恋の為。否――愛のため。」

悲し気な和音が静かに奏でられた。

「……美しい物語だろう?」
(-136) protea 2021/12/16(Thu) 23:45:53

【秘】 吟遊詩人 フェリックス → 埃運び オーウェン

「おお、こわやこわや」

降参、という手で両手をあげて、にこやかに。

「そこまで言うか〜?傷ついてしまうぞ。
ま、今のは俺の眉目秀麗さを湛えているという点で許そう。

無くはないさ。すべてが終わった時に、どうなっているかはわからんがな。
じゃあまたな、埃運びよ」

あえてその名を口にしたのは、あなたが案外、その名を嫌っておらず。
なんなら運びに誇りを持っているとみたからだろうか。
酔っ払いは酒精の香りを漂わせながら、酒場にいるご婦人を口説きに行った……。
節操のない男だ。
(-279) protea 2021/12/18(Sat) 16:31:15

【見】 吟遊詩人 フェリックス

>>34 スカリオーネ

「かわらぬものなどないとは思うがな」

目を細めて、あなたの言葉に表情を無くす。

「歴史と同じ。同じように繰り返すことはあれど、
斯様に等しいものはない。

骸狩り、お前もわかっているのだろう?」


「船はもう帰っているだろうよ。
安い蟹が出回っていたからな。貴族どもは喜んで食べるものもあるが、
おぞましい巨大な怪物蟹のものでもあるまいな。ハッハッハ……。」

手にしていた楽器をなぜるようにかき鳴らすと、
旋律と共に、潮風がなだらかになり、
無風になった。


「聞いておきたいのだがな、骸狩りよ。」

「お主は、なぜ死者を討つのか?」

「そして――死者とは、人の域を超えて生きる、死んだはずのものが動けば、死者か?」
(@5) protea 2021/12/18(Sat) 16:31:44

【秘】 吟遊詩人 フェリックス → 迷彩掃除屋 ノアベルト

「……この酒場でぶん殴る、とここ最近言われたのは二人目だなあ」

ううむ。と、顎を撫でて呻いた。
考え込むようなふりをしているが、
この程度で所作を改める男でもあるまいに。

「それは、なんとも。他人事だから勝手を言うが、主人は可愛そうだなあ」

からからと笑いながら、そう返した。

「俺も器用な生き方とは言えないが、まあ、アドバイザーはいるからな。一人で考えて生きる、ということではない。お前さんはお前さんなりに、上手にやっていると思うがな。
掃除屋は、少なくともやる気にはならん。掃除も、俺はまあるく掃いてしまう。

続く言葉は、
主人の安寧を希む言葉。

フェリックスは目を細めて微笑んだまま、暫し間をあけた。

「…………いいことだな。そこまで忠義を尽くせる相手がいる、というのは。

ただ、ノアベルト――わかっているだろう」

少しだけ。
少しだけ、珍しく。悲し気な、しかし落ち着いて。
過去を回顧するような微笑みで、リュートを小さく弄び、ぽろん、と鳴らした。
(-280) protea 2021/12/18(Sat) 16:32:12

【秘】 吟遊詩人 フェリックス → 迷彩掃除屋 ノアベルト



「かわらぬものなどないのだ、ということは。」


「主人は、お前さんが無理をするのは、良い主人だというなら、望んでもいないんじゃあないか。」


(-281) protea 2021/12/18(Sat) 16:32:43

【秘】 吟遊詩人 フェリックス → 迷彩掃除屋 ノアベルト

「……ふふ。勝手を言ったな」

すまんすまん、と手をふって、あなたの肩を叩いた。

「お前と、お前の主人が、どうか幸福な終わりを遂げられるように祈っている。」


そして、いつもの調子で、酒場にいる女性に声をかけにいくだろう。
(-282) protea 2021/12/18(Sat) 16:33:04

【秘】 吟遊詩人 フェリックス → 番犬 エドゥアルト

「なかったが……。お前は愛いな〜〜〜〜〜。」

思わず、酔っ払いは頭を撫でようとした。

「ここ最近、少しからかっただけで”顔の形を変えてやる”だのなんだの。
やんちゃな輩が多すぎる。お前さんのように、素直で若い者が万が一領事に捕えられたら、俺は悲しいなあ〜〜〜〜。」

……なでなでなでなでなで。
拒まなければずっと撫でている。

「よかったな。ヨルムガンドは色々と物騒だが、こうして風味のいい蟹を食うなら海辺が一番だ。匂いのきついものは腐っているから、食べないようにな!」

「いつまで、お前や他の連中と、こうして蟹でも食えるかはわからんからなあ…。」
(-283) protea 2021/12/18(Sat) 16:33:27

【秘】 吟遊詩人 フェリックス → 錆鉄御納戸 ミズチ

おや、と眉をあげたが、
表向きの所作には出していない。
こういった連絡になれているのかもしれない。


”あいわかった”

――それは口の形だけにみえるが、
あなたの耳元にも届くかもしれない。
音を届けるという事に関しては、
詩人の古い呪文は長けている。

”ただ、俺に頼みごとをするならば、それなりの対価を貰うぞぉ”

”いいな?”

愉快そうな口調で、そのように返す。
届いているかどうかは不明として、
フェリックスは席を立つ。

尋ねたのは、それなりの大商会の主であるロゼルダート。
そして色事好きで知り合ったラスコー子爵だ。

そして、ロゼルダート商会は、
そのままスチュアートを追い落とさんばかりに徴募の不正証拠集めを始め、動き始めた。

シュラール商店の痕跡は、恐らく中に通じたものが、静かにこの世から消していく。
(-284) protea 2021/12/18(Sat) 16:34:52

【秘】 吟遊詩人 フェリックス → 死霊術師 ペトルーシャ

「ああ、死んだ。」

「要するにな。人間の姫と竜の男の恋路だったのだよ。
人間の姫は約束を違え、神の怒りに触れて呪われた。

そして、死ぬ前に、竜は自害した。
姫は人間の王子の元へ戻り、暮らした。

”らしい”。

……これを、どのように捉えるかは、人次第なのだろうなあ」
(-331) protea 2021/12/18(Sat) 20:56:37

【秘】 吟遊詩人 フェリックス → 番犬 エドゥアルト

「よかったなあ。これからもっと知るといい。
きっと、この街は――変わるからなあ」

なでなでりとなでていくと、
獣の耳が見える。
その毛並みにほう、と溜息を零し、指先で耳をむに、と撫でてみた。
犬を撫ぜるように、愛おし気に。
強く引っ張らず、ひっかくように丁寧にだ。

「俺は、じつは酔わんのだよ」

ふそり、と柔らかに微笑んだ。
確かに酒精の香りはするのだが。

「沢山お食べ。また食べたければ食わせてやろう。
俺も、そろそろここを出発つからな」
(-333) protea 2021/12/18(Sat) 20:58:45
フェリックスは、エドゥアルトの耳をモフモフした。
(t1) protea 2021/12/18(Sat) 20:58:57