人狼物語 三日月国


203 三月うさぎの不思議なテーブル

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新

[メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ

視点:

全て表示


【墓】 厨房担当 那岐

―― うさぎの兄妹の一幕 ――

[事故物件(過失)のこれからは
 もう一波乱ありそうだけど。>>4:129
 あの食いつきを見ている限り>>3:432
 話はまとまりそうなものだがどうだろうか。

 心の中の突っ込みは、口に出さないままだったから、
 大咲の可愛らしい駄々を拝見することはなかった>>+4:197
 まあ、それは彼女の大事な人が見ればいいので割愛。

 それでもまあ。
 表情にはあからさまに拗ねている気配したので。
 珍しいものを見れたな、と。
 
 機嫌を直したい反面、可愛がる為に置いた手を、
 髪が乱れない程度に、数度撫でてから。]
(+3) milkxxxx 2023/03/11(Sat) 1:11:26

【墓】 厨房担当 那岐

[気恥ずかしさそうな笑いが零れたなら、
 笑みを深めるよう、目を細めたけれど。

 妹から持ちかけられた相談は、
 女の子らしい恋にちなんだもの。>>+4:198

 聡い彼女の予感が当たっているとは、
 その時はまだ気づかずに、緩く首を傾げて。]


  ……そういえば大咲からそういう話
  聞いたことないけど。

  居るの?彼氏。


[返り討ち。……ではない。あくまで。
 自身のことはひとまず棚に上げて、
 気を回してくる妹へ打ち返しながら。]
(+4) milkxxxx 2023/03/11(Sat) 1:11:48

【墓】 厨房担当 那岐

[少し視線を流した先には、
 デザートの写真を撮っていた姿が遠目に目に映る。

 無意識に零れた笑みは、
 話していた妹なら拾えたかもしれない。]


  今はまだ分からないから。
  ……出来たら、話すよ。
  
  大切な人。
  その時はよろしく。

  それまでは、美澄の面倒見てやって。


[気が合うらしい教育方針を
 持ち合わせている妹は頼もしい。
 自分の背中を見て育っているのなら誇らしくもあり。
 
 最後に明るい髪をもう一撫でしたなら、
 手を離して、向かう先はカウンターキッチンで。
 幸せそうに表情を綻ばせている人の元へ。*]
(+5) milkxxxx 2023/03/11(Sat) 1:12:26

【墓】 厨房担当 那岐



  後ろに人を乗せていたら、
  スピードも出せないんじゃないかと思って。


[それでも不慮の事故などは防げないが。
 少なくとも、その時、
 彼を一人にすることはないだろう。

 往路でも話した温泉宿の話が出たら。>>4:+239


  ……そう、ですね。


[少し、間を置いてから頷いた。
 さっき話した時には、深く考えなかったけれど。
 湖を後にした今では、意味が多少変わってくる。 
 
 口を噤んで。キャスケットがない代わりに
 ヘルメットを被ったのは、
 滲んだ赤を見られないように隠したかったから。]
(+6) milkxxxx 2023/03/11(Sat) 1:59:11

【墓】 厨房担当 那岐

 
[すっかり落ちた太陽の姿が見えなくなって。
 風が冷たくなっても。

 彼が用意してくれた
 グローブとヘルメットで守られているからか。
 それとも身を寄せ合っているからか。
 頬は冷たくとも、じわりと灯るような
かさがあった。]

 
(+7) milkxxxx 2023/03/11(Sat) 1:59:55

【墓】 厨房担当 那岐

[それから。

 此方から向けた提案には
 すぐに返事は帰ってこなかったか。>>4:+242

 他人にキッチンを使われることを
 煙たがるタイプも居るので断られたなら。
 普通にコンビニ飯を買えばそれで済む話だけど。

 料理器具の話になって別の方向かと思い至る。
 なるほど、あまり家で料理はしないらしい。]


  ガスコンロとレンジ。
  それに切れる包丁があれば、十分ですよ。


[了承代わりの頷きに笑う。
 調理姿ならいつも目にしているだろうに。
 場所が変われば、また違うのか。

 ……まあ、違うか。

 今更ながらに流れで頷いたものの。
 プライベートな場所に踏む込むを許されている。]
(+8) milkxxxx 2023/03/11(Sat) 2:00:18

【墓】 厨房担当 那岐

[同性同士だからこそ返って通じ合うこともある。
 
下心
、も。あると言っていたけれど。]


  いえ、作るの好きなんで。


[そこまで考えているのかどうかは、
 今はまだ、考えないように頭の隅に追いやった。]
(+9) milkxxxx 2023/03/11(Sat) 2:01:17

【墓】 厨房担当 那岐

[Madam March Hareよりも小さいコンビニのフロアを、
 買い物かごを片手にゆっくりと物色していく。
 
 出来合いの焼き鳥にパックの白ご飯。
 冷凍の青ネギ。
 カップスープに食パン。
 チーズ、卵、ロースハム、牛乳、etc、etc……。

 少しだけ置いてある生の野菜コーナーも立ち寄り。
 キャベツや白ネギを手に取りながら。]


  家では、全く料理しないんですか?
  調味料とかあります?


[そう問い掛けながらも、
 小分けにされた調味料も籠に入れていく。
 味付け用の塩や胡椒に顆粒タイプなんかは、
 家にあったとしても、増やしても困らないだろう。
 もしかすれば、これからも
 作りに行く機会はあるのかもしれないのだし。
(+10) milkxxxx 2023/03/11(Sat) 2:01:37

【墓】 厨房担当 那岐

[昼飯を奢られたのを思い出したものだから。
 ガソリンの代わりにこちらを払うことにして。]


  何か、買っておきたいものとかありますか?


[彼がどこかで留まっていたなら、声をかけて。
 何もないようならば、このままレジヘと向かっていく。*]
(+11) milkxxxx 2023/03/11(Sat) 2:01:49
厨房担当 那岐は、メモを貼った。
(c3) milkxxxx 2023/03/11(Sat) 2:08:12

厨房担当 那岐は、メモを貼った。
(c4) milkxxxx 2023/03/11(Sat) 2:09:04

【墓】 厨房担当 那岐

―― 春が訪れた頃に ――


[その日は鴨肉が良く出ていただろうか。

 速崎の作った鴨のローストに
 美澄が手を加えたリゾット。

 信州の方で出ている細そばが
 仕入れのリストに並んでいたのは
 鴨南蛮を頼んでいる神田からの要望だったらしい。>>4:+212

 その日の俺はといえば。
 遅れて鳴ったドアベルの音に気づいて、
 彼の姿を見つけたなら>>4:+213
 カウンター越し、いつものおしぼりとお茶を用意する。
 
 いらっしゃいませ。
 と、いつものように出迎えながらも。
 少し表情は柔らかくなっていたかもしれない。
 
 彼も鴨を頼みたそうだけど。]


  初鰹も美味しいですよ。


[もうひとつ、選択肢を増やして。
 悩む姿を楽しんでいたかもしれない。]
(+25) milkxxxx 2023/03/11(Sat) 11:53:55

【墓】 厨房担当 那岐

[ちなみに。

 高野との関係が変わったことは、
 まだ杏にも、誰にも話していない。>>4:+223

 それは彼の職業柄、
 あまり公言していいものではないと判断してのこと。
 人の口に、戸は立てられないから。

 杏も、うさぎの同僚たちも。
 店によく足を運んでくれる常連の方たちも。
 ある程度、親しい間柄の人たちには信頼を置いている。

 言い触らすような人たちではないことは、
 築き上げてきた関係性から疑っては居ないけれど。]

 
(+26) milkxxxx 2023/03/11(Sat) 11:55:03

【墓】 厨房担当 那岐



  
[ 誰にも知られずに、
    彼とだけ
秘密
を共有している。

    そういう優越感もなくはないので。 ]



 
(+27) milkxxxx 2023/03/11(Sat) 11:55:47

【墓】 厨房担当 那岐

[彼が誰かに伝えているなら、それはまた別の話。
 高野が信頼を置いている人であるなら、
 心配はしていない。

 自慢するような恋人になれているか
 自信があるわけではないけれど。

 誰かに聞いて欲しい気持ちも、
 それはまた理解できるから。

 白うさぎのように聡いお客様が一人。>>4:+32
 ……いや、もう一人。>>2:532

 居ることには気づけないまま、
 杏が顔を出すようなら、手伝いに向かおうか。*]
(+28) milkxxxx 2023/03/11(Sat) 11:56:08

【独】 厨房担当 那岐

/*
大咲と神田さんのメモのやりとりが可愛いなとにこにこしながらもている。

うさぎ村って料理を提供する側と食べる側になるから、
自然と客と店員がペアになること多いのかなって思ったんだけど、客同士と店員同士もいいよね。
落ちバランス考えると悩ましいんだけど、恋はそうして相手を決めるものじゃないからな。
(-13) milkxxxx 2023/03/11(Sat) 12:01:49

【独】 厨房担当 那岐

/*
は、葉月ーーーーーーーっ!!!!!!
(-15) milkxxxx 2023/03/11(Sat) 12:50:56

【独】 厨房担当 那岐

/*
知恵のこういう隙間を埋めてくれるようなロール好きだな。
独り言を差し込むタイミングといいGood。
(-17) milkxxxx 2023/03/11(Sat) 12:59:54

【墓】 厨房担当 那岐

[オーブンがあるのに使わないとは勿体ない。

 とはいえ、
 それを使うには今日は手間が掛かりすぎるから、
 オーブンの出番は次の機会に。

 軽く投げられる『好き』に微笑む。>>+38
 料理人として、作ったものが喜ばれることは
 常に嬉しいことだと感じているから。]


  店で出すものより
  かなり、手抜きになりますけどね。


[そういえば、店に来る時以外の
 食事はどうしているのだろうと、考える。
 毎日外食している訳でもないだろうけれど。

 余り作らないというのなら、
 出来合いのものを買うことが多いのだろうか。

 買い物かご片手にスーパーに居る高野の姿は、
 ……確かに余り想像出来ないな。
(+46) milkxxxx 2023/03/11(Sat) 14:04:57

【墓】 厨房担当 那岐

 

  思うとこ?


[少し引っかかったものに、小さく首を傾げた。]


  ……じゃあ、砂糖も必要か。


[後半は独り言。砂糖をかごに足して。
 こんなものかと、かごの中身を確認する。
 足りなければ、その時また考えれば良い。

 飲み物ばかり口にする様子を見れば、>>+40
 多少、冷蔵庫の中身と
 普段の食事生活が気になったものけれど。]
(+47) milkxxxx 2023/03/11(Sat) 14:06:29

【墓】 厨房担当 那岐


  コーヒーがあるなら、嬉しいです。
  よく飲むから。


[酒を飲むことになるとするなら、
 つまみも必要だろうか?
 彼が飲むつもりなら、多少は付き合うつもり。

 足されていくかごの重さが
 両手にで支える程にならなくてよかった。]
(+48) milkxxxx 2023/03/11(Sat) 14:07:06

【墓】 厨房担当 那岐

[二人乗りの楽しさをまた分け合った後>>+36
 案内されたマンションは、
 俺が住んでいるワンルームよりも
 セキュリティもしっかりしているようで。]


  ――お邪魔します。


[小さく頭を下げてから、開かれた玄関に一歩踏み出す。
 男の一人暮らしにしては、整頓されている部屋。
 ものは余り多くはなさそうだけれど、
 困るほどもでもない物量の家具。>>+41

 それから、仕事柄か紙媒体が多かっただろうか。
 巨大な四角いような丸いようなブロックを見つけたら、]


  ……あ、駄目にするやつだ。


[とか呟いて、歩みを進ませながら。]
(+49) milkxxxx 2023/03/11(Sat) 14:07:22

【墓】 厨房担当 那岐

[キッチンへと案内されたなら、後を追って。
 余り汚れていないキッチンカウンターに、
 買ってきたばかりの荷物を置いた。

 隣に並んで、開けられた収納棚を覗いたり、
 調理器具の仕舞われた引き出しを確認する。
 店よりも自宅よりも、
 随分と空きスペースがあったけれど。

 あまり、使われていない器具を手に取りながら。]

 
  これなら、なんとか。
  作りものをアレンジするくらいですし。


[多少、足りなくともなんとかするのは。
 俺の手際の見せ所。]
(+50) milkxxxx 2023/03/11(Sat) 14:07:48

【墓】 厨房担当 那岐

 

  運転、疲れたでしょう?
  座っててもらっていいですよ。

  すぐに出来るものは、先に出すんで。


[そう告げて、今日の防寒の役目を終えた
 ジャケットとフリースを脱いだなら、
 トレーナーの袖を捲くる。さあ、料理を始めよう。*]
(+51) milkxxxx 2023/03/11(Sat) 14:08:16

【墓】 厨房担当 那岐


 …………?
 手抜きに違いなんて、あるんですか?


[そう聞いたのはさっきのコンビニでのこと。>>+56
 初めて使うキッチンで、まずは手を綺麗に洗う。

 あまり使われてなさそうだけれど、
 洗い終えたプラ容器やペットボトルが
 干されているのを見れば、普段の生活は察せるか。

 片や、カウンターテーブルに残されたままの
 開かれたままのレシピ。>>+57
 これは作ろうとした名残か、何か。
 
 そういえば以前にもそんな話をしたような。>>2:299
 
 血に塗れることのなかった包丁を取り出し、
 思い出して、ふ、とまた笑みが零れた。

 今度は包丁の持ち方から教えようか。
 そんなことを考えながら、
 開かれたページに今日のレシートを挟んでおく。
 今日はレシピ本には休んでもらおう。]
(+66) milkxxxx 2023/03/11(Sat) 15:43:18

【墓】 厨房担当 那岐

[レジ袋から買ってきたものを取り出して、
 シンクに並べていく。増えた調味料は、
 既に並んでいる調味料の横へ並べて。

 まずは手始めに小さな鍋を借りて水を沸かす。
 コーンクリームのカップスープは湯に溶かすだけ。
 
 湯が湧くまでの間にまだほとんど綺麗なままの
 フライパンを借りて、熱くなったら、
 食パンにこんがり焼け色がつくまで強火で焼く。
 麦の香ばしい香りが立ってくる。

 スープの粉末はしっかりと溶けるまで掻き混ぜたら、
 コーンの粒が浮かび上がってくる。

 仕上げに焼き上げたパンを9分割にして、
 コーンクリームに食パンを入れるだけの一品。

 スープが好きだと言っていたし、
 風で冷えた身体には温まるだろうから。]
(+67) milkxxxx 2023/03/11(Sat) 15:43:28

【墓】 厨房担当 那岐

[テーブルに運んで、まずは一つ目。

 家主はいつのまにか着替えていたらしい。
 さっきまでの身体にフィットした皮のスタイルよりも、
 ゆったりとした自宅用のラフなスタイル。

 店ではなかなか見ることはない姿に、
 口元を綻ばせながら、
 ことりと湯気の立つカップを置いた。]

 
  気持ちいいですか、それ。


[使われていないソファを横目に。
 そんな会話を交わしながら、キッチンヘ。

 少し、動いたとしても会話は成り立つぐらいの距離。
 ときに、書棚へ視線を投げたり。
 自分の家にはない大型のテレビに
 目を向けたりしながら、キッチンへと戻っても。
 話は、続けられただろう。*]
(+68) milkxxxx 2023/03/11(Sat) 15:43:56
厨房担当 那岐は、メモを貼った。
(c11) milkxxxx 2023/03/11(Sat) 15:48:51

【墓】 厨房担当 那岐

[キャベツはハーフサイズのものがあって良かった。
 半分に切り分けて、片方は千切りに。
 もう片方は、手でちぎって形を残していく。

 次に取り出したのはツナ缶。
 少しだけ汁気を切って、残りは使う。
 マヨネーズにごま油。
 それににんにくチューブを入れてよくかき混ぜたら、
 千切りにしたキャベツをプラス。

 ツナが少し甘い分、
 仕上げのブラックペッパーはたっぷりと振りかける。
 
 器は手のひらサイズのものと、
 もう一回り小さなものを借りてそれぞれに盛り付けていく。

 ツナとキャベツのコールスロー。
 小さな器の方は、
 冷蔵庫で冷やして後日に食べてもらうとして。]
(+73) milkxxxx 2023/03/11(Sat) 17:06:54

【墓】 厨房担当 那岐

[調理器具の中に埋もれていた、明らかに貰い物らしき
 シリコンスチーマーがあって良かった。
 時短は大事。夜が更けてきたなら尚更。
 
 料理をすることは苦ではないけれど。
 彼と話す時間も、できるだけ長く取りたいから。
 便利なものは使っていくに限る。

 ちぎったキャベツとしらす干しをスチーマーに入れ、
 顆粒タイプのコンソメを振りかけ、
 サラダ油を大さじに一杯分。

 箸でスチーマーの中を掻き混ぜて下味をつけるように
 中身が行き渡れば、チーズを散らして。
 後は、レンジで加熱するだけ。

 時間が経つにつれてレンジの中で溶けていく
 チーズとコンソメがキャベツから出た水分と絡んでいく。
 しらすとキャベツの蒸し料理。
 
 体型を維持したいと言っていたのは、
 聞いたから、蒸し料理でヘルシーなものを一品。]
(+74) milkxxxx 2023/03/11(Sat) 17:07:14

【墓】 厨房担当 那岐

[顆粒コンソメは割りと便利なもので、
 もう一品役に立って貰うために
 そのままシンクに残しておく。

 薄切りのハム、とろけるチーズを1cm角の長方形に刻む。
 白ネギは5cm幅に一度切ってから、縦に四等分。
 解けた白ネギが短冊のようになって、チーズと並ぶ。

 片手で卵を割るのが格好いいと、
 杏を見て思ったのは何歳の頃だったか。
 今は慣れた手付きで出来るようになったもの。

 卵は二つ。一度溶きほぐしたら、
 今度はコンソメと牛乳を入れて混ぜていく。

 そこまでで一度手を止め、]


  ……高野さん、耐熱用の容器ってあります?


[くつろいでいるであろう彼に一言。
 彼が来るのを待ちながら、食器棚を眺める。]
(+75) milkxxxx 2023/03/11(Sat) 17:07:35

【墓】 厨房担当 那岐

[あまり食器は揃っていなかった。>>+56
 一人暮らしの、料理をしない男性の佇まい。
 そこに、前の恋人の影はなかっただろうか。]


  ……今度。
  食器、増やしていいですか?


[探しものを見つけてくれたであろう彼に。
 そう、次を匂わせた一面もあっただろうか。]
(+76) milkxxxx 2023/03/11(Sat) 17:08:03

【墓】 厨房担当 那岐

[無事手に入った耐熱容器は二人分。
 ハムとネギは交互に重ね入れて、一番上にはチーズを。
 そこにコンソメで味付けされた出汁を注いで、
 ラップをふわりとかけて、またレンジへ。

 電子レンジは革命だ。
 これ一つさえあれば、初心者の一人暮らしには困らない。
 美澄が引っ越すというのなら、
 引っ越し祝いはグリエレンジにしようか。
 なんて、考えているうちに出来上がりの音が鳴る。

 一度、軽く加熱した後は、
 今度は弱めにじっくり10分ほど。

 表面のチーズが蕩けてきて、
 出汁が柔らかさを残したまま固まっていく。

 これは洋風の茶碗蒸し、といえばいいだろうか。]
(+77) milkxxxx 2023/03/11(Sat) 17:08:28