人狼物語 三日月国


104 【R18G】異能遣い達の体育祭前!【身内】

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【秘】 風紀委員 普川 尚久 → 朧げな陽光 守屋陽菜

/* 
察しがついてるか、聞かれても曖昧に肩を竦めるだけ。

ただ少なくとも“単に異能が弱い”者が対象ではなく、何らかの動物が関係する異能の可能性は考えていた。
最もそこまで知っていても幅が広すぎて対処のしようがない。
ないが、朝の光景が──
“面白くない状況”
だった可能性にも見えたから、飲ませる相手の候補として見出したのは嘘でもない。

「それはなによりで。俺も別に黒幕の長でも何でもない下っ端ですから。そう言う理由があるなら、朝日後輩の異能がそうなるように祈っておきますよ。

だってこう言った薬、市場で出回ると効果が薄まるでしょ?
そう言う意味でも今の治験時の状態、ハイリスクハイリターンですから。

まあ……“気をつけろ”と言いたくなる意図もわかりますけどね。別に無理やり俺が口に突っ込ませるわけでもない。
選ぶのはご自身ですから」


彼の目元は常に見えない代わりに、口元に無意識に目が生きやすい。その野獣染みた敵愾心にも近い何かに、何処か既視感を覚えつつも、平静を装って目の前の机に薬を置く。

小さな無色透明の液体が入った小瓶が一つ。経口摂取ようなのか、何かに混ぜるのを想定されているのか。小型容器なのに半分すら量は入ってない。

「そりゃあ助かりますよ。だって、自分の異能嫌いな人、
多いでしょう?
俺だってそうですから」
(-3) poru 2021/10/31(Sun) 21:04:05

【神】 朧げな陽光 守屋陽菜

ピンポンパンポーン

『おはようございます 朝の放送です
 少しずつ、だけど確実に体育祭が近づいてきました
 皆さん意気込みの方はいかがでしょうか?

 当日は来賓の方や保護者など、
 学園外からのお客様もいらっしゃいます
 我が校の名前を背負っていると意識し、
 当日まで真剣に取り組みましょう

 それでは朝のHRに遅刻しないように
 今日も一日頑張りましょう』

ピンポンパンポーン
(G0) tamachi 2021/10/31(Sun) 21:06:58

【秘】 朝日元親 → 朧げな陽光 守屋陽菜

「ああ、そうですね。
 
こんな異能なんてクソ喰らえって思いますよ


先輩もですか、と僕は笑う。
生まれた瞬間から身についている個性がコレだなんて馬鹿げている。
せめて他の動物だったら良かったんだけどな。


「話が早くて助かりますね。……で、これですか?」

机の上に置かれた小瓶を僕は見る。
瓶の大きさも小ぶりであれば中身も少量。
無色透明の液体を確認すると、1度手に取って自分の前に置いた。

「飲めばいいんでしょう。
 ならさっさと飲みますよ。
 経過を観察されますか?
 それとも関わりがバレないよう、先輩のいないところで飲んで後ほど報告に窺うべきですかね」
(-15) oO832mk 2021/10/31(Sun) 21:39:09

【独】 朧げな陽光 守屋陽菜

女はこの騒動を、いやそうなる前の一部始終を見ている。
裸の瞳で、決して逸らさずに。
ぼやけた人間たちとすれ違えばぶつかるし、
腕を振り回した拍子には意図せず殴られたりもする。
小さなアザをつくりながらも、近くで見守っている。

遠くから眺める者たちよりも、
混乱する生徒を牽引する者たちよりも、
彼を止めようとする者たちよりも、
誰よりも近くで見守っている。

「……なりたい自分になれた?」
(-51) tamachi 2021/11/01(Mon) 0:01:00

【秘】 朧げな陽光 守屋陽菜 → 朝日元親

「────…………ったく」

保健室。
運び込まれたあなたがベッドに預けられ、
同伴した者たちが漸く引き払った後。
何もない丸椅子から声が響いた。

「────何が、穴は空けないだか」

かちゃり。両手で眼鏡をかける女がそこに居た。
台本を確認しようにも、文字が読めなければ話にならない。
あちこちにアザを拵えて、痛む手でページを捲る。
ぱらり。静かな保健室でそんな音が繰り返し。

「────…………今度こそしっかり休めよ」
(-80) tamachi 2021/11/01(Mon) 1:38:09

【秘】 朧げな陽光 守屋陽菜 → 遅れて来た 世良健人

「世良ぁ、怪我したから看てくれぇ」

ぽんと背中を叩く感触。
振り返れば同学年の放送部の女が立っていた。
言葉通り、いたるところに打ちつけたアザがある。

「いやぁ、色んなとこにぶつけちまってなぁ
 保健室は大変そうだから、世良のとこきちまったわ」

けらけらと笑いながら、袖の裾を捲ったり。
(-85) tamachi 2021/11/01(Mon) 1:47:05

【秘】 朝日元親 → 朧げな陽光 守屋陽菜

同伴者たちが立ち去るまでに、目を覚ましたり覚まさなかったりしたことだろう。

聞こえた紙の音に目を開けた僕は、ベッドの中から音のする方を見た。

「……​──守屋先輩」

妙に頭が重いのは、異能の副作用だろうか。
身体を起こす気にもなれず、僕は掠れた声を先輩に向ける。
(-89) oO832mk 2021/11/01(Mon) 1:54:39

【秘】 朧げな陽光 守屋陽菜 → 鏡沼 創

「悪いね、ちょっと席を外してもらえるかい?」

保健室。
付き添いがあなただけになると、不意に聞こえてくる。
声のする方へと視線を向ければ、何もない丸椅子が。

よぉく目を凝らせば、
女のシルエットが浮かんでくるだろうか?
(-110) tamachi 2021/11/01(Mon) 3:07:06

【秘】 朧げな陽光 守屋陽菜 → 朝日元親

「────そのままでいいよ」

一瞬だけ視線を向けて、また手元に戻す。
ぱらり。また一ページ。

「……気分はどうだい?」

ぱらり。
(-113) tamachi 2021/11/01(Mon) 3:11:56

【秘】 何処にでも居る 鏡沼 創 → 朧げな陽光 守屋陽菜

「あらら、参っちまいましたねぇ。
 こっちも、頼まれちまってる言付けがありやがるんですよ。
 用件としては滅茶苦茶簡潔なんで、一言二言話したら
 即逃げしようと思っちまってるんですが。
 その後じゃいけねぇです?」

/* 青じそさんが寝る前に、お目覚めロールをちょっとやり取りしてしまったので
 (※ロール終わってませんが、用件としては本当にすぐ終わる類)
  どうしようかなという顔をしております
(-117) RIN 2021/11/01(Mon) 3:25:02

【秘】 朧げな陽光 守屋陽菜 → 鏡沼 創

「あぁ、そのくらいならお安いごようさ
 ……じゃあ、しばらく待たせてもらうよ」

「それとも、お喋りしながら待ってるかい?」

不確かな女が笑っている。
そんな風に聞こえる。

/*
はい!そちらを優先させていただいて構いません!
後からすみませんね……!
(-119) tamachi 2021/11/01(Mon) 3:34:06

【秘】 何処にでも居る 鏡沼 創 → 朧げな陽光 守屋陽菜

「そうですねぇ。時間も勿体ねぇですし」

今も分身している様なものなので、勿体ないも糞もないのだが。
あなたの時間が、と考えると惜しく思える。

「話したくねぇなら、拒否ってくれて構わねぇですが。
 守屋先輩は、朝日にどんなご用件がありやがるんです?」
(-121) RIN 2021/11/01(Mon) 3:43:57

【秘】 朧げな陽光 守屋陽菜 → 鏡沼 創

「なぁに、ずっと見てたからね
 可愛い後輩の選択と決断を、褒めてやりたいのさ」

もちろんそれだけではないが、大部分はそんなところだ。

「あぁ、そうだ
 今朝の様子は、鏡沼クンから見てどうだったかい?
 明確に被害が出そうになったんだ、
 何かしら思うところはあったんじゃないかな?」

あなたが対処しようとしているところも見ていたから。
それが、君自らの行動だったらいいな、なんてね。
(-123) tamachi 2021/11/01(Mon) 4:03:44

【秘】 何処にでも居る 鏡沼 創 → 朧げな陽光 守屋陽菜

「選択と決断を、でやがりますか。
 つまり朝日は自分から例の薬ってヤツを飲むと決めちまって
 守屋先輩は、それを見守ってやがったと。
 ……ああ、口調がこんなだから誤解させちまいそうですが
 咎める気はまるでねぇですよ」

あなたからの問いに、少し考えて

「そうですねぇ。アレを自分からやったって気付いた今は
 ちょい感想変わっちまいますが。
 簡単に言うと、みんな凄げぇなぁって感じで。
 異能抑制アクセやら命やら、ポンポン投げ捨てて行きやがる
 じゃねぇですか。
 解決出来んのが自分の異能だけーって状態ならまだしも
 バンバン集まって来やがるんですもん。
 驚いちまいましたよ」

鏡沼は、急いで駆け付けた訳でも何でもなく
ただ、通り掛かった所に人が倒れていて、自分は『本体』
だったから、運ぶ手くらいは貸せそうだと姿を現しただけだ。
自分一人か、ターゲットにされたのが自分だったなら
即座に逃げていただろう。
(-125) RIN 2021/11/01(Mon) 4:22:57

【秘】 朧げな陽光 守屋陽菜 → 鏡沼 創

「そりゃそうだ
 私たちは普通の高校生で、同じ学園の生徒だ
 この制服を着てる限りは知り合いの範疇なんだ
 目の前で、苦しんでいる知り合いがいれば、
 手を差し伸べたくなるもんだ」

そこにあるのは、打算じゃなくて勇気だろう。
出来ないことで助けるのは難しいが、
出来ることならば、あとは踏み込めるかどうかだ。

「これだけ、助けようとした人がいた
 先輩として誇らしいよ
 ……もちろん、君も含めてね」

よくやったねと頭を撫でてやろう。
触れた時、少し眼鏡のない素顔が見えた気がする。
(-126) tamachi 2021/11/01(Mon) 4:35:39

【秘】 何処にでも居る 鏡沼 創 → 朧げな陽光 守屋陽菜

「手を差し伸べたくなる、でやがりますか。
 ……そんなの、僕にはねぇですよ」

手を貸せそうな場所に居て、手を貸して欲しいと望まれたから。
自分が先に逃げだしたら、楢崎が大事になりかねなかったから。
あの場に留まっていたに過ぎないのだ。
本気で誰かを何かを救いたいなら、打てる手は幾らもあった。
自分は、何もしない事を選んだ。

撫でられる手を、拒みはしない。
いつも通りに微笑んでいるその顔は。
どうしてか少し、泣きそうなものに思えたかも知れない。
(-129) RIN 2021/11/01(Mon) 5:19:43

【秘】 朧げな陽光 守屋陽菜 → 鏡沼 創

「あぁ、……
だろうねぇ


君の異能について、君の心について昨日聴いたばかりだ。
そう思えない。
いや、そう思っているかもしれないが信じられない。
自分が、自分を把握できてない弱い少年。
そんな認識がどこかである。

だからだろうか? そう見えてしまうのは。
……だとしたら、こんな表情をするのは望んでない。

「君には、楢崎クンはどう見えたかい?
 シオンクンは? 彼らだけじゃない、他のみんなは?
 ────少しでも、
羨ましい
と思ったんじゃないかな?」
(-130) tamachi 2021/11/01(Mon) 6:34:43

【秘】 何処にでも居る 鏡沼 創 → 朧げな陽光 守屋陽菜

「駄目ですよ」


あなたが違和感を覚えるのは、口調かも知れないし
その震える声にかも知れない。

「僕は、その問いに
頷いてはいけない
んです。
 …………なのに、どうしてそんな事聞くんですか?」
(-131) RIN 2021/11/01(Mon) 8:25:08

【秘】 朧げな陽光 守屋陽菜 → 何処にでも居る 鏡沼 創

「────……どうして頷いちゃいけないんだい?」

質問には返さずに、もう一つ重ねる。
覚えた違和感もそのままに、自己分析の手助けだと。
一つ一つ紐解いていこう。
いけないの先には、思考の束縛があるはずだから。

「君の言葉でいい
 理由が話せるのなら、聞かせてみてはくれないかな?」
(-134) tamachi 2021/11/01(Mon) 8:56:19

【秘】 朝日元親 → 朧げな陽光 守屋陽菜

「……」

いつからそこにいたのだろう。
どこから見ていたのだろう

暴走中のことは薄らだけど覚えている。
嘆息した僕は、先輩に視線を向けたまま。

「気分は、最悪ですかね。
 頭は重いし、……異能はバレるし」

どれだけの人間が、僕の異能を見ただろう。
隠していたからには、知られたくない異能だった。

「………でも、自業自得ですね」

自嘲するようにそう言った。

「先輩は、何を見てるんですか。台本?」
(-136) oO832mk 2021/11/01(Mon) 9:20:17

【秘】 何処にでも居る 鏡沼 創 → 朧げな陽光 守屋陽菜

「だって、頷いてしまったら……羨ましいと、
 『そうなりたい』のだと認めてしまったら」

あなたの前に居るのは、鏡沼創だ。
では鏡沼創は、こんな声をしていただろうか。
こんな顔をしていただろうか。

違う。

これは、楢崎大地のものだ。
シオン・グレイヴズのものだ。
笹原絵莉のものだ。
御旗栄悠のものだ。

「────『そうなって』しまうんですよ」

何にでもなれる存在にとって、
『そうなりたい』と

『そうなる』は同義
だ。

/* こんなタイミングですが、朝日くんとの秘話終わりました!
(-137) RIN 2021/11/01(Mon) 9:24:22

【秘】 朧げな陽光 守屋陽菜 → 朝日元親

「…………そっか」

短く相槌のように。
薬を飲んだところで本人の人格が変わるわけもなく。
起きたのは異能の変調。強化されたということだろうかね。

「そう、一通りの流れを覚えておきたくてね」

ぱらり。また一ページ。
プログラムは決まっていようが、ところどころは空欄だ。
何しろ、勝敗まで台本に書いてはいないのだから。

ぱたん。

「────さぁて朝日、ご苦労さん
 あれに希望は持てた?
 ……
なりたい自分になれたかい?
(-141) tamachi 2021/11/01(Mon) 9:47:01

【秘】 朧げな陽光 守屋陽菜 → 鏡沼 創

「……影響されやすいって大変だねぇ」

一人百面相をする君を見ながらつくづくそう思う。
現代社会において、誰とも関わらずに生きることは出来ない。
誰かと関わるということは、影響し合うということだ。

とりわけ影響されやすい彼だからこそ、
そういった気持ちを抑え続けてきたのかもしれない。

「……では、ここで新たに聞こうか
 憧れになれた鏡沼クンは、相手と成り代わりたいのか?
 楢崎クンとして、シオンクンとして、
 笹原クンとして、御旗クンとして、生きてみたいのか?
 憧れたものを吸収した鏡沼クンは存在できないのかな?」

姿を、態度を、仕草を同一にして。
そこには君は残らないのかと問う。

/*
お疲れ様です!
いいタイミングでそちらに噛み合うようにさせたいですね!
(-144) tamachi 2021/11/01(Mon) 10:00:09

【秘】 朝日元親 → 朧げな陽光 守屋陽菜

そう、と僕は呟く。
紙の音は些か心地良い。

「……​──意地の悪いこと、聞きますね。
 希望なんてあるはず、ないでしょう」

「先輩の忠告を聞かなかった結果がこのザマですよ。
 叱るなら、今です。
 どんな言葉だって、聞き入れますよ」

ゆっくりと僕は身体を起こす。
叱られようとしているのに、横になったままではいくらなんでも誠意が足りない。
(-146) oO832mk 2021/11/01(Mon) 10:12:31

【秘】 朝日元親 → 朧げな陽光 守屋陽菜

/*
PL事務連絡です。
守屋先輩と話すまでにここに来たのは、鏡沼くんとシオンくん、現時点で2人となっています。

鏡沼くんは飼い主≠ゥらの『俺が呼んでる』という伝言を伝えてくれました。
シオンくんはまだ訪れたところで会話内容は不明です。

そして青じそは本日労働ですのでレスポンスが限りなく遅くなります。
お昼にはまた応答しますので、よろしくお願いします〜。
(-147) oO832mk 2021/11/01(Mon) 10:21:06

【秘】 何処にでも居る 鏡沼 創 → 朧げな陽光 守屋陽菜

「成り代わりは、現実的ではないでしょうね。
 僕が彼らになったとして、彼らが消える訳ではありませんから
 不気味に思われるだけですよ」

双子よりもよく似た、赤の他人が出来上がるだけだ。

「それに、別にそう生きてみたいって訳でもないんです。
 早死にしそうな生き方だなと思いますし」

「……あと、『鏡沼創』は存在し続けるかと。
 その中身がぐっちゃぐちゃになって、何が自分だったのか
 わからなくなりはするでしょうが」

そう言うと、元の『鏡沼創』へと戻り。

「……そんなの、誰も望んでねぇでしょうから。
 僕は、誰かに憧れたりしちゃいけねぇんです」
(-148) RIN 2021/11/01(Mon) 10:25:09

【秘】 遅れて来た 世良健人 → 朧げな陽光 守屋陽菜

「うわっ。どんなぶつけ方と重さしてたらそんなことになんの。
 見せられるとこだけでいいから、教えてくれ」

驚いたのは背中の手より、みるからに転げ回ったかのような痣の様子だった。
ちょっとやそっとじゃないだろう怪我の仕方を、一度は茶化してみた。
渋々ながらに痣の上にひとつひとつ手をかざし、或いは指でなぞる。
布の染みが浮いて取れるみたいに、うっ血した色素が肌色にかえっていく。
骨身に響くみたいな打ち身の痛みも、じきに収まっていくことだろう。

ひとつひとつ、治療を施して。そんなふうにしてるとどうしても言葉が途切れる。
ほんの一瞬生じただろう何気ないずれが、息を詰まらせてしまった。
一度飲み込もうとした疑念を、まだ遠いほうから投げかける。

「……なあそれ、聞いちゃダメなやつなの?」
(-157) redhaguki 2021/11/01(Mon) 18:12:49

【秘】 朧げな陽光 守屋陽菜 → 朝日元親

「……君は、みんなに心配をかけた
 覚えているかわからないが、多くの人が対処にあたった
 そして、今に至るというわけだ」

獣としての朝日元親は見受けられない。
そこに居るのは、ただの後輩の朝日元親だ。
いいというのに姿勢を正してきて。
……薬は一時的なものだったのだろうか。

「反省はしたかい?
 何が悪かったのかはわかっているだろうが
 ……後悔はしたかい?」

続く言葉はなく。
目を細めて君を見る。
……答えを訊こうか。
(-186) tamachi 2021/11/01(Mon) 22:02:08

【秘】 風紀委員 普川 尚久 → 朧げな陽光 守屋陽菜

/*
「ええ、俺もですよ。だから手を貸してますから」

異能についての言葉に肩を竦める。
──己の異能に毒を吐く人間は散々見て来た。遠くにも近くにも。だからこう言う行為が許されるとは言わないけれど、誰かがやる必要があるならやる。それだけだ。

「今すぐ飲んでも構いませんし、
その場合即反応が出たら俺が止められます。

後で飲むなら色々報告お願いする事になりますね。
飲んでさえくれるならどちらでも構いませんよ。
副作用が出るタイミングすら個人差があるみたいですから」

どちらにせよ容器が発見されただけで即自分が、或いは機関が特定されるとは思っていないし、された所で揉み消せる。そう言う担当の人間すらいるくらいなのだから。

あまりここで無理やり押し付けて気が変わられる方が面倒なのだ。
(-188) poru 2021/11/01(Mon) 22:19:23

【秘】 朧げな陽光 守屋陽菜 → 鏡沼 創

「難儀なものだ……君でいてくれてよかったよ」

異能に対して。
元に戻った鏡沼創に対して。

「……鏡沼クン、本当は何者にもなりたくないのかな?
 他人の影響から縛られない、ただ一つの者に
 ……自分で、自分を認められるといいね」

その為には問題が、時間がかかり過ぎたと思う。
ここまできてしまったからこそ、上手くいかないことも。
君には自分を見つめ直す時間が必要だと。

考える。
自らの異能をもって。

「……ところでなんだが、私の前に居る君はどっちだい?」
(-194) tamachi 2021/11/01(Mon) 23:00:04