人狼物語 三日月国


177 【誰歓RP】bAroQueチップで遊ぶ村【月見】

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視点:


【人】 修理屋 一二三

[さて、観月祭の人ごみを歩きながら
どこで飯を食うかと九朗と露店で賑わう道を歩く。
いつもの定食屋にするか。
それとも祭りの出店で買い食いでもするか。
話しながら人波の向こう側へ目を向けると、
腕の中に白いものを抱いた澤邑さんの姿が見えた。>>1:12
片手を上げる様子にあっちも俺たちを
見つけているんだと察して、
俺の方も杖を持っていない方の手をあげつつ、
隣を歩く九朗にも声をかける。]


 おい、九朗。
 あっち見てみろ

 っておい!


[が、九朗の方は澤邑さんがいるのとは
逆の方にある露店に興味を惹かれたらしく、
人の流れに沿って川を泳ぐ魚みたいに
するするとそっちの方へ歩いていきやがる。]
(8) tukihami. 2022/10/03(Mon) 21:50:57

【人】 修理屋 一二三

 あの馬鹿、春にも同じことやったばかりだろ。


[春の花見でも同じように
ふらりとどっかへ流されてはぐれたくせに。

澤邑さんには悪いと思いつつ。
九朗の背中に追いつけなくなる前に目礼を返し、
杖で地面を叩きながら早歩きで後を追いかけた。

ガキの頃なら九朗が歩くよりも早く走って追いつき、
細い背中を捕まえて仕舞いだったのになぁ。
澤邑さんも驚いただろう。
二十歳前に揃って蒸気帆船に乗ったガキどもが、
十年後には夢を捨て、足を喪って戻って来たんだ。
少なくとも俺は足を無くしちまったことに
後悔はなかったんだが…。*]
(9) tukihami. 2022/10/03(Mon) 21:51:26

【赤】 修理屋 一二三


お前はどうだったんだろうなぁ…

後悔したか?
後悔しかなかったか?

お前を庇って魚竜に両足をやっちまったこと。

俺はこれっぽっちも後悔なんて
してねぇんだけどなぁ…。


 
(*0) tukihami. 2022/10/03(Mon) 21:52:56

【独】 修理屋 一二三

/*
>>1:12
ネコチャン…!!!<〇ω〇>
(-6) tukihami. 2022/10/03(Mon) 21:54:14

【独】 修理屋 一二三

/*
ようやくキーボードを叩けるレベルまで回復しました。
とはいえメモ帳などを開いた際の白が目に刺さって痛いのですが。

>>0
お招きいただいていたので、回想扱いになりますがありがたく伺わせていただきます。
(-7) tukihami. 2022/10/03(Mon) 22:05:11

【人】 修理屋 一二三


 まったく…
 お前ときたらガキの頃から
 あっちへふらふらこっちへふらふら…


[人の流れをどうにかかき分けて。
ようようその腕を捕まえた頃には、
澤邑さんや白猫とすれ違った場所から随分遠ざかっていた。

あぁ、まったく。
暦の上ではもう秋だってぇのに。
妙に焦ったり急いだりしたせいで
汗までかいちまったじゃねぇか。

そのうえ隣を歩く九朗の奴は「すみませんねぇ」と
小首をかしげて言葉ばかりの謝罪をするばかり。
嗚呼もう知ってるよ。知ってたよ。
お前は昔っからそういう奴だよ。
こういう時に折れるのはいつだって俺だってな。]
(16) tukihami. 2022/10/03(Mon) 23:16:16

【人】 修理屋 一二三


 ……あ。おい見てみろよ。


[そのうちに、今度は俺の方が足を止めた。
ふらふら流されて行かねぇように肩掴んで引き留め、
人の邪魔にならねぇよう露店の方へ寄っていく。

それはまぁ、
狐面の店主がいかにも女子供が好きそうな
きらきらとした小物を並べて、
宝石箱の中身を丁寧に広げたような露店だった。>>0

その品の中に昔あちこちの島を旅していた頃に
作った品を見たような気がしたが。
九朗がなにかを作ったのは十年近く昔の話だ。
露店に並ぶ品でもなかったなと別の品を指さす。]
(17) tukihami. 2022/10/03(Mon) 23:16:43

【人】 修理屋 一二三


 この辺の簪…は、まだ早いか。
 飾り紐あたりなんか土産にどうだ?


[誰への土産かといえば、
それは当然九朗の可愛い可愛い姪っ子にだ。
九朗は相当だが、他から見れば俺も大概甘いんだろう。

自分の子供なんて、
この歳まで自分がしたいことだけしてきた奴には
早々望めはしないだろう。
同年代でも早い奴は娘が嫁に行ったと言うし。]


[「でも赤より桃色の方がいいんじゃないですか?」
という九朗に、赤が好きなのは母親の方だったなと。
赤いキャンディーリングを嵌めてきらきらと笑っていた
九朗と面差しのよくにた妹の笑顔を思い出す。

その間にも九朗の指先はいくつかの品の上を彷徨って、
店主の話を聞きながらふむふむと相槌を打っていた。*]
(18) tukihami. 2022/10/03(Mon) 23:17:08
修理屋 一二三は、メモを貼った。
(a2) tukihami. 2022/10/03(Mon) 23:23:40

【独】 修理屋 一二三

/*
うさぎ堂は満員御礼っぽいので、伺うのは明日にしましょう。
九朗と一二三は所謂結婚適齢期にあちこちの島を旅していたので、婚期を逃した形になります。

とはいえ色よい話も時々はありましたとさ。
しかし結局はその島に居つくわけでもなく。
結婚して着いてきてくれと言うわけでもなく。

一二三が両足を失ってからはそういう話からも遠のいて。
榛名へ戻ってきた時には四十前後。
見合いの話は多少あった(九朗(6)1d6回、一二三(1)1d6回)けど、一人暮らしが長かったせいか、改めて誰かと生活する生活に踏み切れず。
またそうしたいと思える相手もいなかったので結局結婚まで行かなかったというわけで。

ずるずると腐れ縁のように、九朗と一二三だけが並んでいるという現状。
(-9) tukihami. 2022/10/03(Mon) 23:35:51

【独】 修理屋 一二三

/*
見合いの回数、ダイスの女神が正直すぎません???
私としては結婚相手にするなら九朗より一二三の方が人間的におすすめなんですが。

え、見た目?
見た目なんです???
ダイスの女神はやっぱりイケメンが好きなんですか?
(-10) tukihami. 2022/10/03(Mon) 23:37:12

【独】 修理屋 一二三

/*
それにしても控井さんの立ち回りうまいなぁ…
この村のシステム的には私より控井さんのような立ち回りの方が村建てNPCの立ち回りとしてあっている気がするんですよね。
実際に人がやっているのを見てみないと気づかないものです…。
見習いたい。
(-11) tukihami. 2022/10/03(Mon) 23:44:40

【人】 修理屋 一二三

[狐面の店主が浮かべた斜め上の勘違いを知ったら、
俺と九朗は真逆の反応をしていただろう。>>23
苦いものを噛んだ顔と、よく分かってねぇって顔だ。
九朗とつるんで長いせいかお互いに言葉を端折るもんで、
昔から周りに勘違いをさせることがままある。

俺としてははなはだ不本意ではあるし、
時と場合によっては九朗の方が悪乗りするんで、
行商人の勘違いは知らないままでよかったんだが。]


 赤と桃か…
 どうなんだろうなぁ?
 子供の好みってのはいまいちよく分からねぇや。


[こういうのは九朗の方が得意だろう。
そう思って隣を見れば、
行商人の勧める飾りの方を熱心に見比べていた。]
(34) tukihami. 2022/10/04(Tue) 22:12:18

【人】 修理屋 一二三


 ん?
 あぁ、俺はいいさ。
 こいつならともかく、俺の方はなぁ…


[元々女顔の九朗ならともかく、
四十を過ぎた男が髪を飾るのも…。
そう言って狐面の娘の提案を断るが、
俺の隣ではすっかりその気になった九朗が
桃色と白、紫と黒の飾り紐を選んでいた。]
(35) tukihami. 2022/10/04(Tue) 22:12:49

【赤】 修理屋 一二三


九朗が露店の商品を選ぶさまを眺めつつ、
やっぱりお前の方がこういう物を選ぶ趣味はいいと
当たり前のことを再確認する。

榛名を出る前。
九朗は絡繰り人形を作る人形師で、
俺はそれを修理する人形技師だった。

作りたい人形ものがあると
榛名を飛び出す決心をした九朗を止めるどころか、
丁度いいって相乗りする形で俺も一緒に旅に出た。
無鉄砲以外の何物でもねぇ、
勢いだけで行動に移しちまえるのは若者の特権だった。

だからまぁ、下地は元々あったんだよな。
人形を作る代わりに九朗は技師や義足を作るようになり、
俺は変わらず九朗が作ったものを修理し続けた。

(*1) tukihami. 2022/10/04(Tue) 22:13:23

【人】 修理屋 一二三

「「それとこっちの蜻蛉玉がついているものと、
 このガラスの猪口もふたついただけますか?」と
飯屋に着く前にいそいそと荷物を増やしている。
っと、うっかり見ている場合じゃねぇな。]


 あー、悪いが飾り紐は別にしてくれねぇか?
 会計は全部こっちで。
 桃色のと猪口だけ包んでくれ。


[値段を聞いた九朗が財布を出す前に口を挟んで、
俺の方でさっさと支払いを済ませることにした。*]
(36) tukihami. 2022/10/04(Tue) 22:13:58

【独】 修理屋 一二三

/*
入れ忘れ埋没ロル

[途中、仕事と酒の話しでたまに顔を出す道場の
門下生とすれ違う。>>22

体は小さいが筋はいい。

そう聞かされてたのをなんとなく覚えていたもんだから、
俺の方も顔を見るたびにちょっかいかけて
「おっちゃん、重い」なんて煙たがれていたりするが、
邪険にはされてねぇからまだいいだろう。]
(-16) tukihami. 2022/10/04(Tue) 23:12:42

【人】 修理屋 一二三

[狐面の娘が広げる露店で支払いを済ませた後。
そろそろ飯を…と思った俺の腕を、
今度は九朗が引いて歩く。
そうは言っても、
九朗に腕を引かれて歩く速度や歩幅を急だと思わない。

はやる九朗の気持ちが上乗せされてる分、
普段より少し早いくらいだ。
それくらいならまだ両足の義足は
機嫌よく重心を移動させながらこっちの意をくんで
素直に歩いてくれる。

それはつまり、そんだけこの義足を作った
職人の腕がいいってことなんだが。]
(41) tukihami. 2022/10/04(Tue) 23:13:01

【人】 修理屋 一二三


 九朗、今度はどっち行くんだ?


[人の往来を横切るように通りを歩いていく。
俺と九朗は知るはずもねぇが、
その道筋はしばらく前に同じ露店で買い物をした
澤邑さんと同じもんだった。

つまりは行きつく先も同じってわけで。
店の外にまで席を広げて甘味を振る舞う
うさぎ堂へ辿り着いた。
店の名の通り薄桃色をした兎の面を付けた娘が
ぴょこぴょこと愛想よく働きまわる姿は
見ているだけで目が回りそうだが。
元気がある分楽しそうでもある。]
(42) tukihami. 2022/10/04(Tue) 23:13:13

【人】 修理屋 一二三


「すみません、まだ月見団子はありますか?」


[昨日の今日で。
ここへ来てまた団子を買おうとする九朗を
お前団子に恨みでもあるのかよと冗談めかして見れば
「来年の参考にしようと思いまして」
なんてしれっと言いやがる。

姪っ子に袖にされたこと、
まだ根に持ってるんじゃねぇか。**]
(43) tukihami. 2022/10/04(Tue) 23:13:32