人狼物語 三日月国


179 【突発R18】向日葵の花枯れる頃【ソロ可】

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高山 智恵 霧ヶ峰 友紀に投票した。

【独】 高山 智恵

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お疲れ様でした!
霧ヶ峰さんは村建てありがとうございます! 2延長感謝です。
エピものんびり無理なく参加いたしますね。
人のことは全く言えないのですが、皆様も体調予定などなどご無理なく。
(最近寒暖差とかありますから……ね……(多分これにやられた自分))

独り言だけ先にざっと見てきたのですが、霧ヶ峰さんの中の方後遺症疑いだったんですね……本当に本当に、ゆっくりのんびりしてくださいね……!
(-3) sakanoka 2022/10/20(Thu) 8:06:11

【独】 高山 智恵

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>>-1室生さん
実は室生さんのロル入村時からすごい綺麗だなーと思っていて、基本ソロル参加とのことなので中身が陰からそっとロル眺めるだけになるかなー…と考えていた矢先に過去軸でご来店いただけて !!!? となったカフェ店員です。
2回も来ていただけてめちゃくちゃ嬉しかったです。ありがとうございます!
(-4) sakanoka 2022/10/20(Thu) 8:10:00

【独】 高山 智恵

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む 室生さーーーーん!!!!!(そっと見守り中)

わたしもログ落としたかったんですが、落とせるところまでまとめ上げられなかったので無理せず明日に回します……ッ**
(-11) sakanoka 2022/10/20(Thu) 20:03:20

【人】 高山 智恵

 これは今日より、少しだけ前の日の話。
 今年のハロウィーン限定メニューの提供を始めてからの話なので、まあそこまで前の話って訳でもないかな。
 その時に、あのお客様が再びうちのカフェのドアベルを鳴らしたんだ>>2:54


「いらっしゃいませ! ―――… 」


 そう、夏の頃に二人連れで来店してきたお客様方の片方だ。
 お客様の顔は比較的覚えているほうかなという自覚はあったのだけれど、あの二人組の初来店時にあった出来事が実に印象的だったものだから、彼らの顔についてはより印象深く覚えていた。
(9) sakanoka 2022/10/21(Fri) 9:12:16

【人】 高山 智恵


 ( ナンパ野郎のほうはいないんだ。
良かった〜
 )


 ……なんて第一感想は口にできないどころか、顔にすら出しちゃダメだろう。客に対して(それも、良識あるほうの客に対して)流石に失礼すぎる。

 念のために付け加えておくと、件の「ナンパ野郎」はこのカフェの出禁リストには入っていない。あの夏の初来店時だって、こちらの注意に従わず迷惑行為を再三繰り返した訳ではなかったからね。
 とはいえあれはお連れ様の制止と監視あってこそだった可能性もあるので、仮にナンパ男のほうがお一人様で来店してきた場合は要注意対象ではあったんだけれども……。
(10) sakanoka 2022/10/21(Fri) 9:12:43

【人】 高山 智恵

 そうそう、改めてになるけれど、迷惑行為を再三繰り返す客には
カフェ出禁
措置が取られる>>1:66
 しつこいナンパの件はさっきも話した通り>>1:65だけれど、ナンパの形を取らない性的な嫌がらせについても同様だ(言うまでもないよね)。このような行為>>2:L1を再三繰り返す客は当然出禁の対象になる。
 あ、「再三繰り返す」の定義については、敢えて非公開にしているのでよろしくね。あとうちの店内にも防犯カメラは当然のようにあるので、その心算で。


 この措置は従業員を守るためであるのと同時に、他のお客様を、そしてこのカフェ自体を守るためでもある。
 うちのカフェは、ご飯を求める学生たちの拠り所であり、近隣住民――お年寄りも含めた人々の憩いの場であり、通りがかりの人がふらっと身を落ち着けられる場所であり、駆け込める居場所でもある。
 そんな店が迷惑行為をまかり通らせるような場所になってしまえば、店長たちが20年以上守ってきた在り方が台無しになっちゃうって。憩いに来てまで誰かの嫌がらせの声を(傍からでも)聞きたい客なんてのもまず、いないだろうし。

 え? ハロパやクリパで学生諸君が店でバカ騒ぎするのはいいのかって?
 出禁事項に該当しない限りは、別に。
該当しない限りはね。
(11) sakanoka 2022/10/21(Fri) 9:15:03

【人】 高山 智恵

 っと、話を戻そう。
 休日は大学の講義も全然(あるいはそんなに)ないこともあって、講義の合間を縫う学生の姿はほぼ無いと言っていい。
 下宿生などで休日も近隣で暮らしている(そして遊びなどの予定もない)子か、或いは元々の住民かが客層の中心になる。結果として平日よりも空きやすい。それでもランチタイムはなかなかに混むけれどね!

 そんなこの日のピークタイム過ぎに、たった一人で訪れたそのお客様。
 この時ちょうど入口近くにいた同僚が彼を案内する。他のテーブル席にも空きはあったけれど、「お一人様である」ということがはっきりしているなら、促す先はカウンター席だ>>2:55

 私の方はといえばこの時テーブル席のお年寄り方や学生たちを担当していたから、時折カウンター内やキッチン内へ戻る際にこのお一人様の様子をちらと見遣る程度だったのだけれど、彼の前に「あの」パンプキンタルトが届けられた>>2:57のは見えていた。
 前に来た時も季節のフルーツのデザートを注文していたこのお客様だったけれど、今回のオーダーも季節限定のスイーツ。それもハロウィーンらしくかつ、一番素朴なもの。
 多分この人、店長と食の話が合う気がする(もしかしたら、店長拘りの品>>2:*1と知った上で注文したのかもね)。
(12) sakanoka 2022/10/21(Fri) 9:18:38

【人】 高山 智恵

 ややあってから、彼がうちの同僚を呼んで、追加で“ 黒猫のホットココア ”>>2:60を注文する声が聞こえた。
……自分が考案したメニューだからいちいち反応するとか嬉しくなるとかそんな訳じゃないってば! 断じてそんなメニュー初採用して貰った新人みたいなこと……
いやそりゃ嬉しいんだけれど……

 とはいえタルトもまだ半分残っているところからすると、これを食後の一杯に、という訳ではないっぽい。
 ううん、もしかして実はタルトは口に合わなくて残した? あるいは――…


「はい! ただいまお伺いします」


 ふっと挟まった思考は、私を呼ぶおじいさんの声によって遮られた。
(13) sakanoka 2022/10/21(Fri) 9:20:00

【人】 高山 智恵

 結局その日、私が件のお一人様と何かしら話したりすることはなかった。あの黒猫のココアの感想をちょっくら聞きに行くという時間的余裕も無かった、けれども。

 以前の来店時はナンパ男の件で謝罪してくれたり、そのナンパ男を鋭く睨んだり(元々目つきが鋭い印象はあったけれど)
チョップしたり
といった言動ばかりがつい印象に残っていたのだけれど――。
 そのナンパ男……相方共々、パスタやデザートのシェアを楽しんでいた姿だって、そういえば確かにあの時はあったのだ。直接感想の言葉を伝えられずとも、その様子は伝わってきていた。
 それに対して、たったひとりだけで来たこの日は、どうだったか。


( タルトが口に合わなかったんじゃなくて――
  食べきれなくなるくらいに塞いでた、か。
  あるいは、一人じゃ食が進まない、か。 )


 業務中はそこまで回らなかった思考を、仕事上がりのバックヤードで思う。
 振り返ってみれば、あのお客様、入店した時からなんだか俯きがちだったし。顔にまで何か出ているような感じ……は、分からなかったけれど>>2:56
 何が彼を俯かせていたのかは分からない。職場絡みのことかもしれないし、家族の事情かもしれない。或いはそれこそ、マブダチナンパ野郎と仲違いするようなことでもあったのかもしれない。
 この件について、あの時彼に応対していた同僚につい尋ねもしたのだけれど、「流石にそこまで判るわけないやん」とのことだった。そりゃそうか。
(14) sakanoka 2022/10/21(Fri) 9:21:07

【人】 高山 智恵

 まあ、パンプキンタルト自体がケチつけられるようなものじゃなかったっていうのは店として安心できることなのだけれど。
 実際、あの後タルトは全部食べ切ったみたいだし>>2:63――。
 あの温かいココアのお陰で食欲戻った塞ぐ気持ちが落ち着いたのかなー、と思うのはちょっと自意識過剰だったかもしれない。
 

( ……私だって、なあ )


 ことあるごとに塞ぐままじゃ居られないでしょ、とこの頃の嫌気>>0:7を抱えながら思う。
 けれども、なんとかしなきゃってぱっと思ったところで、すぐさまに吹っ切れる訳がない。
 それこそあのココアを呑んだお客様だって、その場しのぎみたいな感じで食欲戻っただけなのかも――とも思い直しながら。
 ……いや、彼が本当にあれ一杯で気持ちの切り替えとか踏ん切りとかついたって言うなら、発案者としては鼻高々なんだけれどさ。
(15) sakanoka 2022/10/21(Fri) 9:21:50

【人】 高山 智恵

 さて、うちのカフェのメニューは凡そ、店長と初期の仲間スタッフが考案したレシピが土台になっている(パンプキンタルトはまさにその一つだ)。中には創業当時から全くレシピを変えていないものもある(エビピラフとか)。
 その一方で、新たに入ったシェフやパティシエがレシピを考案し(時には既存のそれを改良し!)、退店してからもレシピだけは店に置いていった、というものもある。

 この“ 黒猫のホットココア ”のレシピのベースは、あのの残していったレシピ>>2:106
 常設メニューの中にあるホットココアもガトーショコラも、彼女が書き残したレシピそのまま。現在うちで出しているBランチやロコモコ丼のハンバーグの配合も、彼女が改良したものだ。

 私はわざわざ・・・・、彼女が残したものをベースにした新メニューを今年のハロウィーンメニューに推薦した。
 そんな“ 黒猫のホットココア ”が今、冷えてくる季節に向かう中、カフェを訪れるお客様を温めている。
(16) sakanoka 2022/10/21(Fri) 9:22:30

【人】 高山 智恵

 猫は気まぐれで、薄情に見えて、特に凶暴なようでいて――それでもちゃんと体温のある生き物だ。


 ――私は嬉しいのはきっと、彼女が残したものが
   ちゃんと認められていると感じたから。
   そして、その彼女は今――



 …………変に考えるのはここまでにしておいた。
 明日も明後日もお客様を迎えるだけ。そう、内心でひとりごちる。

 そして、はっきりと意識したんだ。
 私たちのカフェは、愉快なお二人様にも、ひとりきりのお客様にも、居ていい場所として開かれているんだと。
 ほっと一息つけるココアだって、そうしたお客様のためのものなのだと。**
(17) sakanoka 2022/10/21(Fri) 9:22:53

【独】 高山 智恵

/*
>>17☓特に凶暴→○時に凶暴
高山さんは猫を何だと思ってたんだ……

独り言のほうまでちゃんと反応できなくて申し訳ないのですが
室生さんは感想などなどこちらこそありがとうございます&照れます……!

今日もちゃんと身体休めてきます……っ**
(-22) sakanoka 2022/10/21(Fri) 17:54:54

【独】 高山 智恵

/*
あ あとそうだった 中身は飲食業界勤務経験全くないです実は!! ググって調べた内容&お客さんの立場で見聞きした記憶だけでロル描いてます……
高山さんのいるカフェはチェーン・フランチャイズじゃない店長の個人経営というイメージだったので、店内ルール・各種対応などは店独自のもあるかもしれない感じですね!**
(-23) sakanoka 2022/10/21(Fri) 18:01:44

【人】 高山 智恵

 カズ君から呼び止められ、私は振り向いた>>18
 追加のオーダー……という訳ではなさそうだ。だってここは彼に案内したテーブル席じゃなくカウンターだ。それに――


「ああ、うん。――さんでしょ?
 今日は特にうちには……、……」


 カズ君と二人で来店していた時に聞き拾っていた名前を口にしながら「来てなかったなー」と言い掛けて、口を止めた。
 ――あれ? 本当に今日は来てなかった?
 ぼんやりとした引っかかりが、頭の中でぱっと線を結ぶ。


「いや、来てた来てた!
 ランチタイムに来てデミオム食べてったよ」


 今日の昼のことを度忘れしていたのは、当然のように店員にとって目まぐるしく忙しい時間帯だったからであり。
 彼女も“ いつも通り ”ワンコインランチをオーダーしていたからであり。
 そして、その彼女から何かしらの話を聞いた覚えがなかったからだ。
(33) sakanoka 2022/10/22(Sat) 10:48:34

【人】 高山 智恵

 ――そう、“ いつもなら話してくれる ”感想>>2:79の一つすらも、聞いた覚えがない。


「……なんだか今日はちょっと、
 あの子、元気なさそうだったかも」


 実際のところ、本当に元気なかったのか否か、までは未だに判らなかったけれども――。
 あの時どうして、うちによく通ってきてくれている彼女に「どうかしたの?」の他愛ない一言すら掛けられなかったか。
 ピークタイムの多忙の所為にしてしまえばそれまでだが、今の状況とも合わせて考えるとどうしても悔やむものが抱かれる。
 ――いや、まだ「まさか」の話>>21だって決まった訳じゃない。けれども。
(34) sakanoka 2022/10/22(Sat) 10:48:58

【人】 高山 智恵

 私の返答を聞くなり、カズ君はすぐに、その場に代金を置いて店を出て行った>>19


「ってあっ、ちょっとカズ君――お客様!」


 はっと呼び止める声が口をついて出てきたけれど、多分もう彼の背には届いていないだろう。
 カウンターに置かれたお金はぱっと見50円くらい多かったのだけれど、まあその件は今は本当にどうでもいい。
(海外の飲食店みたいなチップ制とかはうちには特にないので、不正会計疑いとか起きないように一応差額は控えておくことにした)

 脳裏を過ったのは、もっと別のこと――彼が無理してまで一人であの子を探し回ったりしないか、だ。
 ホットココアの代金(よりも少し多いお金)をひとまずレジにぶち込んでから、私は一度バックヤードへと走った。
(35) sakanoka 2022/10/22(Sat) 10:49:18

【人】 高山 智恵

 この時は丁度、ダンサーのあの子が出勤してくる時間帯だ。
 タイムカードを押しに来た彼を見つけられたので、ちょっくら捕まえて声を掛けた。


「あのさ、いきなりで悪いんだけれど……。
 ――君、カズ君とはラインとか何かやってる?」


『えっ智恵さ――高山さん、どうしたんですかいきなり』


 本当は私から直にメッセージしたいところだったけれど、生憎カズ君とは、少なくとも個人的にはSNS等での繋がりがない。
店のアカウントからメッセージ送信を試みることは流石に考えなかった。

 同じチーム所属なら兎も角、ライバルチームのメンバー同士がどの程度SNSで繋がっているかはよくわからない。バンド同士やアーティスト同士の横の繋がりであれば話に聞くけれど……。
 ただ少なくとも彼はカズ君とは知り合いらしいので、好敵手なら好敵手なりに、何かしら個人的な繋がりがあってもおかしくはないと思ったんだ。
(36) sakanoka 2022/10/22(Sat) 10:50:12

【人】 高山 智恵


「もし今すぐ連絡できるようなら、言っといて。
 『あの子のことで、もしものことがありそうなら
  大人でも警察でも頼れ』って。
 私の名前付きで言っておけばカズ君も聞くでしょ」


 向こうの返答を待たずに用件を続けてしまったのは、私も多分にちょっと焦っていたからかもしれない。他のお客様の応対のこともあったものだからね。
 私の心配がカズ君に伝わってるなら、私からの伝言としてこの言葉を“ 好敵手 ”が伝えてきても、そこまで不審には捉えられない筈だ。
(37) sakanoka 2022/10/22(Sat) 10:51:41

【人】 高山 智恵

 ただ一つ明確に問題があるとすれば、私の名前を出させることで、この子に「このカフェでバイトしていることを自ら好敵手にバラす」ことを強要させかねなくなる、くらいか。
 うん、カズ君自身はこの子がうちの店にいることに全然気づいていないみたいだったので……。何せ以前、他のお客様のテーブルまで行き来する際にカズ君たちのすぐ横を通り過ぎた時にすら、カズ君のほうからは全く反応がなかったくらいだったから>>2:82。普段の印象って本当に大きいなあ……。


『……、……わかりました。
 なんとか、やってみます』


 この返答通りにこの子が「好敵手のアイツ」に連絡するかは分からないし(そもそも連絡できるかも不明だし)、もし何もしなかったとしても、私から怒る心算はなかった(そもそもこれ、業務外要望なので)。
 普通に上司から部下への無茶ぶりっていうのもあったけれど、若い子たち(ばかりとは勿論限らないけれど)の中には警察に対しての後ろめたさや不信感を抱えている子たちもいるのだから>>1:111
(38) sakanoka 2022/10/22(Sat) 10:52:09

【人】 高山 智恵

 もっとも、姿の見えないあの子に関しては、これまでの話を聞く限りだと下宿生ではなく、実家で親御さんと同居しているらしい>>21(ついでに言えばカズ君も実家暮らしっぽい>>1:59)。
 その親が過度の放任主義か、電話すらもできない状態か、或いは子供の外泊予定とかを予め伝えられてたりしていない限りは、娘の帰りが異常に遅い時には親御さんから警察への電話を考えるだろう。

 けれどももし万が一、親御さんすらも動かなかったら? カズ君ひとりしか、あの子を探しに行かなかったら?
 事の経緯の一端に触れている大人として―― 一端だけ、とは言っても――もしこれが最悪の事態に繋がってしまったら、気が重いなんてもんじゃない。


( あの子も――それにカズ君にも、
  何もないといいんだけれど…… )
(39) sakanoka 2022/10/22(Sat) 10:54:03

【人】 高山 智恵

 さて、今のこの状況で、私自身にできることといえば。 
 変わらずこのカフェでお客様をお迎えする、ということだ。

 昼に一度うちの店を訪れ、その後のカズ君との待ち合わせには来なかったあの子だけれど、何かの拍子にまたうちのドアベルを鳴らさない、とも限らない。
 だからもし彼女が来てくれた時のために、私はここにいる。勤務時間の件とかを置いといても、だ。
 その時には、「カズ君は一度うちに来てから、あなたあの子を探しに出て行った」ということも知らせないといけないからね。**
(40) sakanoka 2022/10/22(Sat) 10:56:03

【独】 高山 智恵

/*
>>-27カズくn……楯山さん
お返しありがとう!!
アイツ実は今日来店してた!という方に乗ってお返事しちゃいました>>33>>34(>>35)。
折角だったのでバイトの好敵手のほうもちょっと動かしちゃいましたが>>36>>37>>38、拾う拾わないなどなどお任せします(バイトの子は完全にNPCなので、必要があれば自由に確定で動かしちゃってください)
PLPC共にドキドキハラハラしながら見守っています……!
(-35) sakanoka 2022/10/22(Sat) 11:10:15

【独】 高山 智恵

/*
そしてわたしは室生さんと彼のその後を見たよ……読んだよ……
切ないんだけれど悲しい訳じゃないような、そんなうるっとさせられる答えにじんわりさせれられてます。


>>-34古寺さん
今でも過去未来でも、もし何か落とせそうでしたらぜひぜひ!
独り言にもぽつぽつ落としていたんですが、古寺さんの過去の男たちのエピソードをこの男たちひどいなーとか古寺さんファイっとか思いながら楽しく読んでいた勢です。
(-36) sakanoka 2022/10/22(Sat) 11:25:59

【独】 高山 智恵

/*
そういえばト書き[]の話なんですが
村の情報欄等で特に何も規定されていなければ、各自自分の書きやすい形式で書いちゃっていいんじゃないかな、と思うかな。
過去にはト書きや現在地描写の書き方が参加者さんごとにバラバラに混在していた村もありましたね。

わたしは普段[]を使いますが、今回は先に入村していた霧ヶ峰さん(村建てさん)と高峰さんが[]なし形式だったので、折角だしわたしもそちらに合わせてみようかなーという感じでした。普段やらない書き方なので面白そう、というのもあり。
>>1:-6の秘話で台詞の「」が抜けてしまったのは、うっかり普段の書き方の癖が出てしまったやつですね……!**
(-37) sakanoka 2022/10/22(Sat) 11:32:01
高山 智恵は、メモを貼った。
(a0) sakanoka 2022/10/22(Sat) 11:34:22

高山 智恵は、メモを貼った。
(a1) sakanoka 2022/10/22(Sat) 11:35:03

高山 智恵は、メモを貼った。
(a2) sakanoka 2022/10/22(Sat) 11:37:08

【人】 高山 智恵

 いつも通り慌ただしかったり、いつもよりも気掛かりが絶えなかったり――これは、そんな今日の営業が終わってからの話。
 ……うん、いくら顔なじみのカズ君相手とはいえ“ お客様 ”相手にガチのタメ口で話していた辺り>>33、本気で無自覚の疲労だとか心労だとかが重なっていたらしい。帰ったらきちんと休もう……明日が丁度私の休みで良かった……。

 さて、もうすぐ帰れるという頃にバックヤードで見かけたのは、布を掛けられた大きな円錐形――クリスマスツリー。今日霧ヶ峰さんが奥の倉庫から出してきてくれたものだろう。
 電球などの飾りも含めたチェックもちゃんとこなしてくれたらしく、近くのゴミ入れの中に捨てられた飾りが光を弾くのが見えた。
 霧ヶ峰さんが地味な細かい作業だけじゃなくて力仕事まできっちり確実にこなしてくれる>>2:L1のは、率直に言って、店としては非常に助かる。地味ながらも大切な戦力、と言っていい。
(41) sakanoka 2022/10/22(Sat) 17:14:06

【人】 高山 智恵

 ……のだけれど、微妙に違和感を覚えて、ゴミ入れの中を覗き込んだ。


「これ、まだ全然使えなくない?」


 思わず声に出してしまった――うん、そうつい言ってしまうくらい、捨てられていたそのツリー飾りは綺麗だった>>2:75。ベタつき汚れもカビも、極度の変色もなかった。
 ――あの霧ヶ峰さんに限ってこんな適当な仕事する?
 そう訝しみながらよく目を凝らしてみると、その綺麗な飾りと似たような飾りが他にも捨てられているのが見えた(どこがどう似ていたのか、は一旦置いて)。そちらも摘まみ上げてみればやはり、特別汚れや損傷が見られるものではなくて――。


( あー、そういうことか )


 これらの飾りがゴミ入れに放り込まれていた理由にひとつ心当たりを得ながら、それでも普通に「捨てるには惜しい」状態のものだと思えたそれらを、そっと回収しておいた。
 このツリー一式とか飾りとか、一応、お店の予算内で購入しているものだからね!
(42) sakanoka 2022/10/22(Sat) 17:15:59

【人】 高山 智恵

 ただ、回収したとはいっても、即座に黙って布の下のツリーにこれらの飾りを付け直す訳ではない。
 今日のところはとりあえず、例の飾りは私のロッカーに入れておくことにした。後のことは後日店長と相談しよう。


( 霧ヶ峰さん、やっぱ大分堪えてたんだな…… )


 捨てられていた飾り付けのデザインに共通していたのは、「あの俳優さん」の役柄を想起させるモチーフ、だ。
 思い出した。これを私にさらっと教えてきたのは、アートやってるバイトの子だ>>2:98
 そして霧ヶ峰さん自身が、自分の口で自分の「推し」について話したことは、そういえば、なかった。
 ……教えられた当時は「そうなんだ」くらいに聞いていたけれど、今思えばあの子、
他者の個人情報晒す心算のない趣味を広めてた
んだな。もうすぐギャラリーで学生展だって言ってたから、学生展が終わってからさりげなく注意しておかないと(去年の話だから、本当、さりげなくね)。
 え? あの子霧ヶ峰さん普通にどう見たって態度で誰推しかバレバレな子じゃんって? いくらバレバレに見えたって、それでも秘密を他人に広めるもんじゃないよ……。
(43) sakanoka 2022/10/22(Sat) 17:16:29

【人】 高山 智恵

 件の飾りをわざわざ戻したりしなかった――霧ヶ峰さんの目の届くところから一旦隠したのは、(おそらく)傷心していた人への配慮といえば配慮だったのだけれど、店側にとっては(金額的にはささやかな)損失ともいえる。
 けれどもこの出来事は少し、ほんの少しだけ、ちょっとだけ安心できるものだった。

 だってこれ、見たくないものを見続けるという「無理」をしない、という選択を霧ヶ峰さんが採れたということなのだから。
(44) sakanoka 2022/10/22(Sat) 17:18:14