─　回想：ショッピングセンター　─


　　オッケー>>1:73
　　そうだな、みんな1回くらい
　　たい焼き作って
　　学園祭でたい焼き作ったってのは
　　きっと年取っても忘れられない思い出になりそうだ

　　大人になった俺らの酒の肴は
　　学園祭の思い出話……とかになったりしてな


　　は〜〜
　　の味……かーーー
　　甘酸っぱいってのが俺にはちょっとわからないけど
　　そういうのいいよな〜〜
　　そんな恋愛俺にもできっかな〜

　　んん？　ってことは……
　　もしかしてもしかしちゃって
　　澪ってば甘酸っぱい恋に経験アリ？
　　
［　にまーーーっと意地悪顔でいわゆる恋バナを
　　澪につっついてみるけれど

　

　
　　二色の味いいよな
　　新もいいこと言うんだな

［　新の発案だと思い出して
　　
　　ぐぬぐぬしつつ”たまには”を強調して。　］


　　　定番の味が欲しいって人も多いだろうし
　　　あんこと芋餡にしてみようぜ

　　　桜色のたい焼きで十分目立つし宣伝効果もあるっしょ
　　　やー、それにしても澪楽しそうじゃん
　　　俺も楽しいよ
　　　もちろん柚杏もだろ〜？
　　　俺達と一緒でつまらないとは言わせねぇからな！

［　そんなことを話しながら
　　買い物を済ませていった>>1:74　］
　

　

　［　それでも元気そうな弟の姿を見て
　　　安心した自分が居る。
　　　俺は兄だから。

　─　学園祭当日　朝　自宅　─


　　 嫌な夢みた


　［　現在朝の5時
　　　アラームの音楽がガンガン鳴り続ける中
　　　ぼーっとした頭と
　　　涙目だった瞳に喝を入れるように
　　　両手で頬を叩く
　　　小気味良い音とともに立ち上がった　］
　

─　家庭科室　─

　　
　　売り上げ一番を俺ら2-Aで狙うぞ〜！！！


　［　おー！と元気よく拳を上に上げてみるも
　　　みんなが黙々と作業をしていたのなら
　　　上げた拳を引っ込めて
　　　静かに隅の方でちまちまと作業を手伝う。

　　　朝に喝を入れたつもりでも
　　　やっぱり少しどんよりは残るわけで



　　　水澄を見送り
　　　新と澪も見送って
　　　一人になれば
　　　最後に確認をして家庭科室を出る。　］
　

　

　
［　上げた拳に続いて声が聞こえれば>>21
　　振り向いてニカッと笑いかけて。

　　澪からの言葉には>>25
　　「澪も楽しめよな！」とピース付きで返す

　　柚杏に会えたらお疲れ〜！と声をかけて>>3
　　開始までそわそわと
　　止まることなく動いていたはずだ。　］*
　

　
［　今までの学園祭までの準備の数々を思い出す
　　いよいよ本番なんだ。

　　大きな深呼吸をひとつして目を開けば
　　目の前にはキラキラと輝いて見える
　　俺たちの店がある。　］
　

　─　たい焼き屋　─


　　店名考えておけばよかったな〜〜

　　円陣組もうぜ円陣！

　　


［　いつの間にか完成していたらしいクラTに法被
　　それだけで気分が高まる。

　　皆の顔を見回して
　　目指せたい焼き屋の頂点を！！
　　

　　それくらいの意気込みっつーことだ。　］*
　

　　よーし、どんどん焼いていきますか

　　
［　腕まくりをする仕草をして気合を入れる。
　　しっかり焼き方研究してきたし
　　それなりの形以上にはなったはずだ。　］


　　ハーイ！
　　そこの可愛い君
　　俺と一緒にたい焼きを食べてみない？
　　

［　呼び込みすることもあったかな。
　　他校の高校生の女子を見かけると
　　嬉々として声かけしてみたり

　

［　完売を皆で喜んで
　　達成感で満たされる。
　　汗だくになったから部室のシャワー室借りるかな。
　　ちなみに俺はテニス部だ。礼人と一緒。
　　これでも小学生からやってるから
　　そこそこ強いんだぜ？

　　そんなことを考えて
　　本格的な片付けは
　　学園祭が終わってからになるはずだけど
　　それでもそれなりに片付けはしておいて

　　お腹がすいたという声が聞こえれば。　］


　　　そうだ、みんなは
　　　自分の店のたい焼きは食べたか〜？

［　みんなの分にと最後に焼いていたたい焼きを
　　配っていく、澪に水澄に柚杏には手渡しして
　　新には口の中に突っ込んでやった。


　

　　　
　　　俺らが自分たちの店の味を
　　　しっかり覚えておかないとな

　　　あ、俺はこの後部活の方に顔出さなきゃなんだ
　　　ちょっと変わったレストラン……みたいなものを
　　　テニス部でやってるから
　　　見に来てくれよな！


　［　昼時は忙しいから急がないとと忙しなく
　　　また後で合流しようぜ。と
　　　手を振って駆け出した。］*
　

─アリス IN 六花学園レストラン─
　　　

　コスプレっつーより仮装だな

　つーかもっと格好良いのあったと思うんだよな


　　　　　　　　　　　　……猫じゃん


［　正確にはチェシャ猫。
　　トランプ兵とか帽子屋とか
　　もっとあったはずで……

　　もふもふの尻尾を揺らして
　　ふんわりした猫耳を付けている
　　その際にバンダナは外されてしまった。

　　昼過ぎのレストランは大変混雑してるし
　　面白いのか珍しいのか
　　スマホを向けられたりやたらと写真を撮られている。
　　だけどな。
　

　

　　　
　


　　　　　　　　　　　　
　
　

［　メニューはこちら

[[1d4]]

1.着ている服を1枚脱ぎたくなる[[food]]
2.髪をかき上げて決め顔をしたくなる[[food]]
3.自分が思う可愛いポーズをしたくなる[[drink]]
4.自分が思うあざといポーズをしたくなる[[drink]]

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　］

　　アイツらにこの姿みられるのもな〜
　　まあ、来るとしてもすぐは来ないだろ
　　だから無問題ってね


［　猫耳を引っ張りながら
　　見られなければいっかと
　　レストランの奥へと戻った。　］**
　

─　レストラン　─

　
　

　もう来た！　

［　「いらっしゃ・・・・」
　　という流れである。
　　おわかりいただけただろうか。
　　今の俺の思考を。
　　

　　まさかまさかの友その1の姿>>55
　　思考が停止していると
　　スマホがこちらを向いていて……。　］
　

　　え、なに、待って待って

　　俺か？　
　　いやいやいや？？
　　あっちに可愛くていかつい女王様とか！


　　

［　まさか自分が撮られる対象になるとは思わず
　　しかも友人その一に
　　こんな格好をだぜ？？
　　穴があったら掘って埋まりたいとはこのことだ。
　　顔は恥ずかしくて赤くなってるだろうな
　　熱が集まってる感じがする