人狼物語 三日月国


40 【完全RP】湯煙に隠れる吐息【R18】

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【人】 舞戸 黎哉

 
[─── そう言った俺の顔は、きっと笑っていた。]**

(79) R.R. 2020/08/18(Tue) 1:02:51

【人】   卯月 侑紗

  ー 数ヶ月後・ラウンジ ー


  あー、違うんです。違うんです。
  今日はよしよしされに来た訳じゃなくて!


[散々笑って、それからまた
 頭を撫でてくれようとした手を
 私は押しとどめるでしょう。]


  友達に話すと皆同じこと言うんです。
  「そんなやつ別れて当然だよ」とか
  「女の子殴るなんてサイテー」とか
  「そんな目に遭って可哀想」とか。

  でも、一緒にこうやって笑ってくれる人が
  欲しかったんですよね、私。
  私の馬鹿な決心も、馬鹿な別れ方も
  全部、全部ひっくるめて。


[適任でしょう?とキールを一口。
 カシスの渋みが喉に心地よい。]
(80) シュレッダー 2020/08/18(Tue) 6:43:07

【独】   卯月 侑紗

[洗いざらい、とはいえ
 実はまだ誰にも言えていないことがあります。

 あの日中庭で出会った人に
 火照った身体を慰めてもらおうと
 部屋について行って……それから
 泣いても喚いても離して貰えなかった時のこと。

 玩具にでも飽きたように突然ぽい、と捨てられて>>2:*298
 あの時、本当に「怖い」って思った。
 快感のことじゃなくて、「恐怖」という意味で。

 断続的に絶頂を迎え続けて、
 体力の限界だった私は、突然の終わりに
 これぞ好機と逃げ出して、部屋に帰るなり
 限界を超えてしまった身体を投げ出して
 朝までこんこんと眠ってしまったのでした。]
(-218) シュレッダー 2020/08/18(Tue) 6:44:03

【独】   卯月 侑紗

[嫌だと言うのにやめてもらえなくて
 先輩は優しい、と言っているのに
 リハーサルと称して乱暴にされて。

 彼の頭の中など知りたくもありませんが
 私が一個人としてではなく、半ば性具のように
 扱われているのだと知れば
 それこそ「変態」以上の「外道」だと
 罵れましたでしょうに。>>2:*300

 ……ともかく、あの夜明けのことに関しては
 誰にも言わず私の記憶の隅へ
 葬ることに致しましょう。

 もう、二度と会うことも無いでしょうから。>>2:*301
(-219) シュレッダー 2020/08/18(Tue) 6:44:57

【独】   卯月 侑紗

[しかし、人の心は繊細なもの。

 あの時から、暴力的なものや
 大きな身体の人を見ると
 ちょっと怖くなってしまうようになりました。

 だから、先輩と恋人になれて
 ああ、この優しい人となら大丈夫、って
 そう思っていたんですけれど。
 ─────結局、この痣だらけなわけで。]
(-220) シュレッダー 2020/08/18(Tue) 6:46:24

【人】   卯月 侑紗




  まあ、恋の努力は報われなかったわけですし、
  バイトも気まずくて顔出せないし、
  ぜーんぶ、頑張り損なんですけれど……
  でも、大丈夫です!


[暎史さんの手が、さっき撫でてくれた
 絆創膏の上をするりとなぞって、笑うの。
 痕なんか、二三日で消えるって
 あなたが教えてくれたことでしょう?]


  この痕も、痛みも、じきに消えます。
  そしたら、次に頑張れるものを
  探しに行こうと思うので。


[だから今こそ、次の一歩を踏み出すために
 辛い気持ちを全部笑い飛ばしたいのです。]
(81) シュレッダー 2020/08/18(Tue) 6:50:55

【独】   卯月 侑紗



言えない傷が治るまで
時間はかかるかもしれないけれど。


 
(-221) シュレッダー 2020/08/18(Tue) 6:51:50

【秘】   卯月 侑紗 → 恋塚 暎史



  一夜でも、暎史さんの恋人だった、って
  胸を張れるようになるくらい、
  ……頑張る私でいたいから。*


 
(-223) シュレッダー 2020/08/18(Tue) 6:55:27

【独】   卯月 侑紗

/*
おはようございます。

>>-218の冒頭「洗いざらいとはいえ」は要らない子だった……ごめんなさい
(-222) シュレッダー 2020/08/18(Tue) 6:56:31

【人】 空閑 千秋

   
─麗央さん─
 
   ……麗央さん、まるで、プロポーズみたい。
 
 
[素直な感想を口にして、クスリと笑う。
 別にからかいたかったわけではない。
 詰め寄ってきた彼に>>72視線を向け直して
 受けた言葉>>73に返すのは少しの沈黙。

 ……ほんの少しだけ首を傾げた。]
 
 
   麗央さんがほしいのは、
   奴隷や物としての私かしら。

   それとも、一人の人間として?
 
 
[そうして真っ直ぐに彼を見つめ返しながら
 そんな問いかけをした。
 ズキズキ、胸を飾ったもので痛みが響く。
 そうして私は形を変えてしまっている。
 たったこの一晩の間だけでも。

 朝日を受けて煌く彼の髪は、
 薄く金の光を纏って綺麗だった。]**
 
(82) 夢見 2020/08/18(Tue) 7:14:26

【人】 美雲居 月子

  ──百日紅


[ 返ってきたのは、自分と同じ答え。
彼も知っているのだ。この気持ちを。
ゆらゆらと揺らめく水面。
顔を上げると、彼の表情は
柔らかく微笑んでいて。]



   ───そうね


[ それ以上、なにかを返せる気はしなかった。
そのまま、またゆっくり視線が下がっていく。
瞬間、目の前の彼が立ち上がった。

ゆっくりと、見上げるようにまぶたを開く。]

 
(83) ななと 2020/08/18(Tue) 7:41:06

【人】 美雲居 月子



[ 彼の誘いに、眉尻を下げる。
小さく息を吐いて、こちらも立ち上がった。
差し出された手を見つめる。

取ろうとして、躊躇った。
───伸ばしかけた右手を軽く握って、
開いて、それから───]



   ───抱きしめて、ただ、
   眠ってくれるんやったら。

   セックスは、もういい。

   たぶん、今黎哉さんとしても、
   うち、虚しぃなるだけやから。


[ そういってゆっくり彼と
視線を絡ませて、二度、瞬きをする。]

 
(84) ななと 2020/08/18(Tue) 7:41:36

【人】 美雲居 月子



   こんなとこで、あほなこと
   言いなやと思われるかもしれへんけど、
   それでも、うちは───
   最後くらい、身体だけやないって
   思いたい。 ───だめ?


[ 唇を結び、柔らかく微笑んで誘う、
彼の瞳をじっと見つめた。]*

 
(85) ななと 2020/08/18(Tue) 7:41:50

【見】 宮野忠左衛門利光


[ 
   
曽て愛した女が居りました。

  俺は一角の家に次男坊として生まれました。
  とは言え妾腹の子でありましたので、
  いろいろと面倒な目に合いましたし
  疎まれることが多い中で育ちました。

  そんな俺を、裏の無い真直ぐな瞳で見つめては
  花が開くように笑うふたつ歳下の
  幼馴染みの少女、それが美鶴です。

  美鶴は雑穀問屋の娘で、俺と兄の後ろを
  妹のようにちょこちょことついて回り、
  よく笑い、それは可愛らしい少女でした。

  俺は当たり前のように美鶴に惹かれ、
  また嬉しいことに美鶴も俺を悪しからず
  想っていると知った日はあまりの嬉しさに
  眠れぬ夜を過ごしたものでした。

  息が詰まるような家を出て二人密かに
  逢瀬を重ねれば、ああ生きている、
  妾の子でもなんでもこの世に生まれて
  来られてよかったと心からそう思うのでした。 ]
(@0) yukiyukiyuki 2020/08/18(Tue) 7:56:24

【見】 宮野忠左衛門利光


[ 俺は十八、美鶴は十六になったある日。

  夫婦になろうと、祝言をあげようと、
  いつ切り出そうかと頭を悩ませていた、
  その頃の話です。

  俺の兄に嫁取りが決まったと、いつになく
  上機嫌の父から告げられた言葉に、
  箸を持つ手が細かくかたかたと
  震えるのが分かりました。

  想像に違いなく、相手は美鶴だと、
  そう笑いながら酒を飲む父と兄の隣で、
  
俺はどのような顔をしていたのでしょう。



  口の中の飯は砂利を噛んでいるように酷く不味く、
  しかし残すことも許されず、
  無理矢理に喉に押し込んでは
  美鶴のもとへ走りました。 ]
(@1) yukiyukiyuki 2020/08/18(Tue) 7:58:40

【見】 宮野忠左衛門利光


[ そう言えば斯様に時が流れた今でも、
  このような家同士のための婚姻>>2:69
  存在するのですね。

  いつのことか月を見上げてぽつりと
  溢されていた>>1:238美しい女性>>2:78
  背の高い、落ち着いた風情の男性が>>66
  話す言葉に含まれるなにやら少し寂し気な
  声色が耳に届いたことが、

  ぼんやり記憶の片隅にあるような、ないような。 ]
(@2) yukiyukiyuki 2020/08/18(Tue) 8:00:37

【見】 宮野忠左衛門利光

[ 話は戻りまして。
  美鶴は大きな瞳いっぱいに涙を溜めて、
  私は利さんが好きだけれど、
  兄上様に御嫁に参ります、と微笑みました。

  堪らずに美鶴の手を取り
  なにも言えないまま、すまないと、
  一言告げるのが精一杯。

  くしゃ、と歪んだ美鶴の顔が見えて、
  ふわりと胸に飛び込んできた華奢な身体を
  抱きしめました。 ]


    
利さん…あのね…



[ もう矢も盾もたまらず、そのまま唇を奪い、
  縺れるように情交に及んでしまいました。

  夜更けに、白く浮かぶ裸体を抱きしめて、
  このままお前を連れて逃げようかと話せば
  美鶴は泣きながら笑う。
  あの時は確かに哀しく、髪の一筋ほどには
  幸せな刻でした。 ]
(@3) yukiyukiyuki 2020/08/18(Tue) 8:04:26

【見】 宮野忠左衛門利光


[ 身支度を整えて、別れ際に自ずから
  小さく口付けをくれて。

  振り返ることもなく歩いて行く背中。


  
   
それが生きている美鶴を見た
  最後になりました。
 ]*


 
(@4) yukiyukiyuki 2020/08/18(Tue) 8:07:02

【独】 和宮 玲

/*
胸が痛い
(-224) Oz 2020/08/18(Tue) 8:10:03

【独】 空閑 千秋

/*
Σ
リアルタイムで見てたのに先こされたw
(-225) 夢見 2020/08/18(Tue) 8:10:55

【独】 宮野忠左衛門利光

/*
あっあっ
やだ恥ずかしい…
読んでくださってありがとうございます…

しかし乱行村とは…ってなりますね
雰囲気壊してたら申し訳なく
だって皆様それぞれに切ないのだもの…
(-226) yukiyukiyuki 2020/08/18(Tue) 8:13:28

【独】 宮野忠左衛門利光

/*
乱交
字間違えた
(-227) yukiyukiyuki 2020/08/18(Tue) 8:14:03

【独】 空閑 千秋

/*
途中利光さん含めてエロル4軸になってたから
正しく乱行できた村だと思いました。←
(-228) 夢見 2020/08/18(Tue) 8:16:12

【独】 和宮 玲

/*
>>-225
亜音速の感想呟きウーマンだから……

>>-226
私は素敵だなって思いました。
見れて良かった……!
(-229) Oz 2020/08/18(Tue) 8:16:50

【独】 和宮 玲

/*
私も4軸やれば良かったな……
(-230) Oz 2020/08/18(Tue) 8:17:25

【独】 木原 敦久

/*
朝から時代を越えて重なる物語がせつない
(-231) リャマ 2020/08/18(Tue) 8:18:09

【独】 空閑 千秋

/*
4軸は流石にオススメしないw

美鶴さん…もふもふしたい
(-232) 夢見 2020/08/18(Tue) 8:18:32

【独】 宮野忠左衛門利光

/*
>>-228 ちあきさん
>>-230 和宮さん
4軸はもはや人を超えている…

神じゃ…神がおられる…
(-233) yukiyukiyuki 2020/08/18(Tue) 8:19:58

【独】 空閑 千秋

/*
なんかばたついてるので
和宮さんと木原さんへの〆
たぶんしめになる?は、午後になるかも。

急に夫が出張だとかで戻ってきた
(-234) 夢見 2020/08/18(Tue) 8:25:30

【独】   卯月 侑紗

/*
4軸はすごい……なんか何処にナニ入ってるか間違えちゃいそう。
(-235) シュレッダー 2020/08/18(Tue) 8:26:00