人狼物語 三日月国


181 忘却の前奏曲、消失の1ページ

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視点:


【人】 朝日元親



   なにもそこまでしなくても…


[ けど分かっていながらそう答えてしまうのは
  ボクにとっては彼女は身内ではなかったから。
  特別な人以外には当然の遠慮があった。>>50

  いくら彼女がボクに負い目を感じていても
  たとえ心優しい子だったとしても
  つけ込むような真似はしちゃいけない。]


(61) 西 2022/10/27(Thu) 4:36:55

【人】 朝日元親



[ でもそれ自体がボクの思い違いで
  彼女のことを誤解し、見くびった証拠だと
  ボクはすぐに思い知ることになったんだ。]



(62) 西 2022/10/27(Thu) 4:37:41

【秘】 朝日元親 → 惜別ハツナ



   ハツナさん……
   貴女は本当に、ボクを好きでいてくれたんですね。

   なんとなく、分かった気がしました。


(-33) 西 2022/10/27(Thu) 4:38:33

【秘】 朝日元親 → 惜別ハツナ



   あなたみたいな子に好いてもらえて
   きっとボクは、幸せ者だったんだと思います。



(-34) 西 2022/10/27(Thu) 4:39:44

【雲】 朝日元親



 [ 信頼出来る確証がない以上
   あとは信じるか、信じないか。
   そして信じたいか、信じたくないか。


              決めるのはボクだから。]



(D15) 西 2022/10/27(Thu) 4:43:33

【秘】 朝日元親 → 惜別ハツナ



  [ ボクは、この手を包んでくれた
      そんな彼女を信じる事にしたんだ。]**



(-35) 西 2022/10/27(Thu) 4:43:49

【秘】 惜別ハツナ → 朝日元親



   
私は、今でも君のことが好きだよ。

   
        
     
[ ごめんね、この想いは消せないよ。 ]


   
(-37) alice0327 2022/10/27(Thu) 13:58:41

【秘】 惜別ハツナ → 朝日元親



   君の傍にいるときが、一番幸せなんだ。
   私が、一緒にいたいから。
   だから……傍にいさせてほしいんだ。



      
[ 今の君にもできること、あるよ。 ]


 
(-38) alice0327 2022/10/27(Thu) 13:59:21

【秘】 惜別ハツナ → 朝日元親



[ そんな我儘が、君に響いたのかな。
  私の事、信じてくれたって思っていいのかな。 ]


 
(-39) alice0327 2022/10/27(Thu) 13:59:56

【人】 朝日元親



[ ボクが優しいだけだったのか。>>66
  彼女にそうさせるだけの気持ちがあったのか。

  答えが分からなかったとして
  腐っても自分のことなら、想像くらいはできる。
  ボクが彼女の言葉に疑問を持っていることは
  彼女になら伝わってしまうかもしれない。

  ボクが優しいはずないし
  貴女にそうさせる魅力があっただけではと。

  記憶がなくとも思考の癖は変わらない。]


(88) 西 2022/10/28(Fri) 22:37:10

【人】 朝日元親



[ そう、ボクという人間は変わらない。
  だから知らずのうちに過去を掘り返して
  彼女の心に枷を嵌める。>>68>>69

  彼女が誰よりも強くて脆いことすら忘れて。>>70



   そう、なんだ。
   どういたしまして…でいいのかな?


[ 自分のことだというのにまるで他人事だ。>>71
  そんな態度だから、彼女の心に影を落とすのか。>>72


  この実感の無さが、今は心苦しい。
  彼女の張り裂けそうな笑顔に>>73
  見合う人間なら、こんな事考えなくて済むのに。]


(89) 西 2022/10/28(Fri) 22:38:05

【秘】 朝日元親 → 惜別ハツナ



 [ でも、彼女の強い想いに

      ボクもそうだよ、なんて言っても

         その先は、底の見えない地獄だ。]



(-47) 西 2022/10/28(Fri) 22:39:05

【人】 朝日元親



[ それでも今は、社会的弱者のボクは
  彼女にすがりつくしかなくて。>>74


   あ、うん、その…ありがとう…。


[ どこまでも優しい彼女の言葉に甘えるように。
  ボクは彼女に頭を下げる。
  時に距離を感じさせかねない
  親しき仲を通り越した、礼儀だった。



(90) 西 2022/10/28(Fri) 22:39:30

【雲】 朝日元親



[ 考えてみれば分かるはずだ。
  彼女の立場に立ってみれば分かったはずだ。

  自分にとって大事な人間が
  自分のことを忘れているとなったら
  ボクならばどう思う?


  哀しいと思うはず
  寂しいと思うはず


  そうだ。それなのに

           どうして、気づけないのか。]



(D20) 西 2022/10/28(Fri) 22:40:16

【人】 朝日元親



[ 彼女の声は届かないまま。>>79

  病室に一人になったボクは
  彼女が残してくれたメモ書きよりも先に
  自分の携帯を開いて、連絡帳を見た。

  一応頼らせてもらう立場上、
  彼女の連絡先も登録しておく必要があったから。]


(91) 西 2022/10/28(Fri) 22:40:43

【人】 朝日元親



[ ほとんど登録されてない連絡帳は
  たった1ページに収まっている。

  友人と思しき連絡先もなければ
  グループチャットなんてひとつも入っていない。

  登録されていた数少ない連絡先は
  『元母親』という冷たい名前と、もうひとつだけ。]



(92) 西 2022/10/28(Fri) 22:41:07

【秘】 朝日元親 → 惜別ハツナ




         『ハツナ』




(-48) 西 2022/10/28(Fri) 22:42:08

【秘】 朝日元親 → 惜別ハツナ




        [ 彼女の……名前だ。]



(-49) 西 2022/10/28(Fri) 22:42:43

【秘】 朝日元親 → 惜別ハツナ



[ ボクが知らないだけで
  縁の鎖は確かにつながっている。

  ボクが知らないだけで
  ボクが忘れているだけで

  確かな時間が、流れている。]


(-50) 西 2022/10/28(Fri) 22:43:20

【秘】 朝日元親 → 惜別ハツナ



[ ボクはたまらず携帯のメッセージ画面を開く。
  そうしてメッセージの履歴を辿ると
  ボクじゃないボクと彼女のメッセージが
  そこには残っていた。


      なにか大切なことを忘れている。
      その疑惑が確信へと変わった時。
      ボクは本当の意味で恐怖を覚えたんだ。



(-51) 西 2022/10/28(Fri) 22:43:50

【人】 朝日元親



[ 緊張の糸が切れて、ボクは現実から目を瞑る。
  彼女がここに来てくれた時には>>84>>85
  意識を手放して眠ってしまっていた。

  そうして目覚めた時に
  ボクは初めて彼女の見舞い品を目にして
  手に取り、俯く。
  チョコボールなんていうお菓子は
  本来は見舞い品には相応しくないはずだから。

  彼女がもしそこに居たとしても
  この見舞い品のことは今は聞けないだろう。

  明らかに不相応な見舞い品には
  絶対になにか意味があるはずで、
  それが分からないことに、もやっとしてしまう。



(93) 西 2022/10/28(Fri) 22:44:13

【人】 朝日元親



[ 知らないという恐怖を乗せたチョコボールを
  ボクは口に放り込む。

  彼女がいたら、一緒に食べようと差し出すけど
  もし彼女がいなかったら。
  ボクは静かに涙を流すことになるのだろう。
]**


(94) 西 2022/10/28(Fri) 22:45:03

【人】 朝日元親


***

[ 疑念が確信に変わった。
  けれどボクに何ができるかと言われれば
  何も変わらない。

  画面に残る無数の着信履歴を眺めながら
  空白の時間に思いを馳せるだけ。
  片方は『元母親』で、もう片方は知らない番号。
  調べてみると高校の事務室の番号だった。


  何十回にも及ぶ着信を無視し続けたけど
  要件なんてどうせ分かりきっている。]


(95) 西 2022/10/28(Fri) 22:45:47

【人】 朝日元親



[ 学校はどういう場所か、ボクは知らない。
  けどあの連絡帳を見てしまうと
  どうしても学校に行きたいなんて
  そんな感情は湧いて来そうにない。

  ボクのことが学校に広まっているとは
  知りもしなかったけれど。

  本能的に、行ってはいけない気がしたんだ。]



(96) 西 2022/10/28(Fri) 22:46:33

【人】 朝日元親



[ そんなボクが学校のことに触れるのは
  彼女がボクに逢いに来てくれた時だけだ。
  けれど板書が綺麗なノートも、プリントも
  もらう度にボクは苦い顔をして言う。]


   いつもありがとう
   でももう、ノートもプリントも無くて大丈夫。

   貴女のことも思い出せないのに
   そんな事に、労力は割きたくないんだ。


[ ボクのためと思ってくれているのは嬉しいし
  それが迷惑だなんて思っていないけど。

  ボクには、強い負い目があったから。]


(97) 西 2022/10/28(Fri) 22:47:19

【人】 朝日元親



  ねぇ、ハツナさん。

  ボクは…学校ではどんな人だったの?


(98) 西 2022/10/28(Fri) 22:47:36

【人】 朝日元親



[ 話題をボクが本当に必要な方へ逸らす。
  きっとボクを誰よりも知っているのは
  他でもない彼女のはずだから。

  彼女から聞けばなにか思い出せるだろうかと
  そんな期待を胸に、ボクは尋ねてみたんだ。]*
   

(99) 西 2022/10/28(Fri) 22:47:56

【秘】 惜別ハツナ → 朝日元親



[ 大丈夫……

  今の君から同じ気持ちが返ってこないの、
  ちゃんと……わかってる、から。


        それでも私は
        君に好きだよ、って言うから。 ]


  
(-53) alice0327 2022/10/29(Sat) 1:00:56

【秘】 惜別ハツナ → 朝日元親



[ そうじゃなきゃ、今まで綴ってきた物語が
  ぜんぶ、ほんとに消えちゃう気がして。

  
君が忘れていても、私は全部覚えてるよ。 ]


  
(-54) alice0327 2022/10/29(Sat) 1:01:23

【秘】 惜別ハツナ → 朝日元親



   今日のデート楽しかったね、とか
   明日の晩ご飯は何にしよう、とか。

   他愛もない話が、
   メッセージにも残ってるんじゃないかな。

         それは二人で紡いできた時間。


  
(-55) alice0327 2022/10/29(Sat) 1:01:46