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【赤】 従業員 ルミでも、お兄さんが──、ッお兄さんが悪いんだよ。 待ってたのに。 あの公園で、あの場所で、ずっとずっとずっとずっと ずっと────待ってたのに。 わたし、友達じゃなかったの? どうして黙って消えていったの? 捨てたの? 逃げたの? ──そのまま忘れたの? わたしには嫌だって言った呼び方、 どうせ他の女には許したんでしょう!? ねえ、 わたしはずっと待ってたのに!! (*13) 鬼葉 2024/05/07(Tue) 22:30:33 |
【赤】 従業員 ルミ[ ぜえ、と肩が揺れる。 言いたいことだけ好きに言い散らかして。 言葉にするたびに、理性的な自分が叫んでいる。 ] ………………わかってるよ、わたしも お兄さんが公園に来続ける義務なんかない それでも、仕方ないで済ませられる恋でもないの、 [ 許してくれなくて良いよ。 最初から許されるなんて夢も見てないから。 頬を名残惜し気に数度撫ぜて、手を離す。 ] (*14) 鬼葉 2024/05/07(Tue) 22:31:19 |
【赤】 従業員 ルミ[ 彼の腰のベルトに指を伸ばし、かちゃ、と音を鳴らす。 どうすればいいかなんてもう知ってる。 だって、わたしも貴方も、子どもじゃないんだから。 肌と体温を重ねた夜くらいあるでしょう? ] ……ごめんね、お兄さん そうだ。前の彼女の顔でも浮かべててよ。 かわいい人だったね、──同僚だっけ? [ どうして今までの恋人たちが貴方から離れたか、 ──……わたしは全部知ってるよ。 バックルを外して、チャックを下ろす。 そうすれば瞬く間にズボンくらいは下ろせちゃうな。 触れた熱はきっと、大きくなるどころじゃないかもね* ] (*16) 鬼葉 2024/05/07(Tue) 22:31:43 |
【独】 会社員 雷恩/* ひええ 純度の高いヤンデレを浴びている ヤンデレられるの初めてで新鮮な気持ちだなあ 自分が狂う側なら何度かあるんだけど (-10) Ellie 2024/05/07(Tue) 22:33:21 |
【人】 会社員 雷恩[たとえばここで彼女の機嫌を損ねたとして、 普段関りのない、連絡先も知らない者同士、 子どもの頃の友情に終止符を打って帰れば終わる関係だ、 許しを乞う必要はない。 なのに手を合わせたのは、赦してくれるという甘え。 彼女の甘えを受け止めることなく大人になったのに、 誰かに甘えることを覚えている男は罪深くも 同じ所作をして。] あー良かった。 他にも忘れてそうだけど、話してたら思い出すって こともあるかも。 [そうしてまた許せと言わんばかりに予防線を張って。] (34) Ellie 2024/05/07(Tue) 23:15:41 |
【人】 会社員 雷恩[恋をしていると打ち明けた顔は確かに 歳相応のはにかんだ少女のものだったのに、 その相手と関わりを持てば良いというアドバイスを 一蹴する表情は酷く大人びて見えた。 単に恋に臆病になっているとかそんなレベルではない諦念。 相手は死んでしまったのかとか見当違いの予想を立てて、 またどう言葉にしようか迷った隙に倒された。] (35) Ellie 2024/05/07(Tue) 23:16:23 |
【秘】 会社員 雷恩 → 従業員 ルミ[出逢った頃の少女は表情に乏しく、 笑い声を聞いたのは遊び始めて随分と経った頃。 子どもらしく笑えなかった当時には見られなかった 「無邪気な笑顔」がそこにある。 それが却って不気味さを感じさせた。] (-11) Ellie 2024/05/07(Tue) 23:16:54 |
【赤】 会社員 雷恩[ひゅ、と喉が音を立てるのを聞いた。 自分の身体から出た音だとは信じられないくらいに か細く頼りない音だった。] 、 や、、め…… [抵抗の為に力を入れようにも、身体の動かし方を 忘れてしまったかのように動けない。 脳内はこんなにも冴えているし、心臓は動いているのに。 上手く動かせない分、恐怖の涙も浮かばないのが まだ助かった。 この期に及んでみっともない醜態を晒したくない自分がいる。] (*17) Ellie 2024/05/07(Tue) 23:17:27 |
【赤】 会社員 雷恩[指さしに反応して僅か首が動く。 キッチンのインテリアによく調和したシュガーポット。 その中身を聞いて込み上げる吐き気に歯を鳴らす。] ぅそ、 だろ、 [身体の自由を奪うと聞いて真っ先に思い浮かぶのは 睡眠薬だが、自分には意識はある。 その時点でメジャーなはたらきを持つ薬ではないと言えるのに 人体に無害だなんて到底信じられなかった。 だがそれを指摘したところで状況は変わらない。 現実問題、上手く身体に命令が行き渡らない感覚がある。] (*18) Ellie 2024/05/07(Tue) 23:18:08 |
【秘】 会社員 雷恩 → 従業員 ルミ[頬に触れる手を、首を振って弾くことも出来ないまま。 自分がこうなってしまった訳を突き付けられた。] (-12) Ellie 2024/05/07(Tue) 23:18:34 |
【赤】 会社員 雷恩[自分の中では「薄れていった関係」でも、 彼女にとっては「切られた関係」だったのか。 ここに至るまでも、彼女は自分の解釈を大事にしていた。 今、口が上手く動かせて何か理由を言ったところで 彼女は納得しないだろう。 クラス替えで疎遠になる友達もいる、 SNSでフォローしあった頃には頻繁にリプを送っていても 1年も経てば日常ツイートはスルーするようになる、 そんな一般的な話をしたところで、 「雷恩お兄さんがルミを捨てた」とルミが結論づけているなら 何も変わらない。] (*19) Ellie 2024/05/07(Tue) 23:18:56 |
【赤】 会社員 雷恩[きっとこの再会も仕組まれていたのだと漸く合点する。 そんなにも恨まれていたとは知らず、のこのこついて来て―― 殺される、のだろうか。 胃液が内臓を巡る音も聞こえるのに、上手く吐けない。 仰向けに寝かされているから、今吐いても 吐瀉物が喉に詰まって窒息死間違いなしだろうが。] (*20) Ellie 2024/05/07(Tue) 23:19:25 |
【赤】 会社員 雷恩る、 み、 [それは果たして恋なのか。 ルミが思うならそうなのだろう。 言葉の通じる相手ではないなら、言葉の自由を 奪われていて好都合だったかもしれない。 対話を試みて絶望することはないから。 麻酔と異なり、触覚は残っているようで、 ベルトを外す時に一旦締められる苦しさに 顔を顰めた。――感覚では。] (*21) Ellie 2024/05/07(Tue) 23:20:15 |
【赤】 会社員 雷恩[外気に晒された下着は濡れシミもなければその下の形が はっきり見える訳でもないのに、羞恥で思わず目を閉じた。 意識的に閉じてしまえば二度と目が開かなくなる気がしたが、 初めて味わう屈辱的な状況に、もう耐えていられなかった。 ルミは甘ったるく言葉を紡ぐ。 別れた彼女が同僚だったことまで知っているとは。 どこでどうやって知ったかは知らないが] ス、ススストー、k、 [ストーカーは彼女自身だったのだろう。 わかったところでもうどうしようもないが。 ただ祈るしかできない。 上手く動かせない身体が、これから行われるだろう ストーカー女の愛撫に反応しないことを。*] (*22) Ellie 2024/05/07(Tue) 23:21:12 |
【赤】 従業員 ルミ……あ、お兄さん、吐きそう? 気分悪いかな。大丈夫……じゃないよね。 大丈夫、殺したりしないから。 …………そんなことしないよ。 [ 流石の自分にも、殺人には躊躇いがある。 夜の街では当たり前のように殺傷沙汰が起きているが、 刃を他人に向けるほど壊れてはいないつもりだ。 ──薬を飲ませるのはどうなんだと言われてしまえば、 言い返す余地もないけれども。 時計の針は逆向きに回らない。 砂時計の落ちた砂は元には戻らない。 犯した罪も愚行も、消えやしないのに。 ] (*23) 鬼葉 2024/05/08(Wed) 0:00:24 |
【赤】 従業員 ルミ[ 一般的な話に興味はない。 そんな物差しで関係性の普遍を決められたくないから。 世間がなんだというのだろう。 だから仕方ないことだとでも解かれるのだろうか。 くだらない、くだらない、くだらない。 歳を重ねたから? 話も遊び方も合わなくなったから? それじゃあ××はどうすれば良かったの。 片方の都合で、もう片方をないがしろにするのが、 ────それが一般的な世界なのか。 まるで女の両親さながらではないか。 ] (*24) 鬼葉 2024/05/08(Wed) 0:01:00 |
【赤】 従業員 ルミ[ これは確かに、紛うことのない、恋だ。 楽しくて声を上げて笑ったのも。 美味しいものを分け合う幸せを知ったのも。 彼と同じ名前の生き物を覚えたのも。 明日が来るのが、初めて待ち遠しいと感じたのも。 あの日々が恋じゃなかったというのなら、 わたしは二度と本当の恋なんて知らなくていい。 ] (*25) 鬼葉 2024/05/08(Wed) 0:01:12 |
【秘】 従業員 ルミ → 会社員 雷恩お兄さん、あのね、これあげるっ いつもアイスとか半分こしてくれるけど ……ルミはなにもわたせないから…… これね、おはなのゆびわ! たんぽぽ、きれいに咲いてたの! [ あの時一度だけ渡した小さな指輪は、 きっと薬指なんかには入らないくらい大きくて 不格好で、きれいではなかったけれど。 受け取ってくれるといいな、と願って編んだ。 彼に何かを返したかった。 ──今はもう遠い純粋だった春のころ。 ] (-14) 鬼葉 2024/05/08(Wed) 0:01:24 |
【秘】 従業員 ルミ → 会社員 雷恩このまえねぇ、お兄さんのママがおしえてくれたよ お兄さんが言ってたどーぶつ! かっこいいのとおなじお名前なんだねぇ。 みんな、かっこいいからやきもちやいたのかな? ルミもひつじさんとかがよかったなー。 [ でもあんなに大きかったら遊べないから、 お兄さんがお兄さんで良かったーと笑った。 子ども特有の拙い言葉で好き勝手に喋っても、 怒られない環境が嬉しくて、鳥の様に囀って。 ] (-15) 鬼葉 2024/05/08(Wed) 0:02:15 |
【赤】 従業員 ルミ[ 言葉を交わす暇さえあったなら、 今何かが違ってくれていたのだろうか。 早々に話を切り上げてバイバイなんて、もう御免だ。 それならなにもかも封じてしまって ────加害者と被害者になるしかないのに。 ] もう! ひどい! ストーカー……むぅ、言われてみればそうかもね。 だって、お兄さんのこと、なんでも知りたいから ────大好きだから。 [ とはいえこれが犯罪だとは自分でも分かっている。 これは線引きだ。 わたしは加害者。 貴方はストーカーに好かれた可哀想な被害者で、 ────……。 ] (*26) 鬼葉 2024/05/08(Wed) 0:02:39 |
【赤】 従業員 ルミ[ 呟いて、目を閉じたお兄さんの顔を見つめる。 無理に開けさせることなんてしなかった。 それでいいと言ったのは自分なのに、 どうしようもなく胸が痛くて、唇を噛む。 でもここまで来れば戻れない。 優しい、牙のない肉食獣が、哀れな檻の中。 ] ────……嫌だよね。 だってこういうことは、好きな人とするんでしょう? お兄さんは、わたしのこと、嫌いだもんね? [ 呟いて、彼の芯へ布越しに触れる。 果たしてこんな状況下で反応するかも怪しいけれど 丁寧に、痛みなど与えないように、 やわく握って手で擦った。 ] (*28) 鬼葉 2024/05/08(Wed) 0:02:55 |
【赤】 従業員 ルミお兄さん、相変わらず優しいね。 無防備で。 悪い人の存在を人に説くのに、自分は無警戒で。 ────昔からずっと、優しいもんね、お兄さんは。 ごめんね。逆手に取るようなことしちゃって。 ……いくら謝っても無駄か。 うん、……頭のおかしいストーカーだと思っててよ。 [ 昔を懐かしむたびに、愛しさで手先が鈍るから。 わたしは布越しにカリ、と先端を甘く引っ掻いた。 そのままするりと下着を下げる。 悠長にしている時間もあまりない。 人体を害さないように、微量しか使えていないのだ。 じきに口の縺れが収まることから始まって、 四肢も動くようになってしまうはず。 そうなる前に、この執愛の蜘蛛の糸で彼を搦めて ──目的を成さねばならないから。** ] (*29) 鬼葉 2024/05/08(Wed) 0:03:04 |
【赤】 会社員 雷恩[殺さない、なんてのは、ニュースで知る殺人犯の 「殺すつもりはなかった」と同じ意味だろう。 歌舞伎町で出回るような、身体の自由を奪う薬が 臓器にも作用したら人体は簡単に生命活動を止める。 心臓や脳のバックアップは存在しないのだから。 泣くことも震えることも罵倒することも出来ない。 だが意識を手放すことも出来ない。 とんだ地獄だ。] (*30) Ellie 2024/05/08(Wed) 0:50:37 |
【赤】 会社員 雷恩[持っている物差しが違えば、 同じ事象を測っても異なる結果が出る。 ルミにとって一般論が響かないこと同様に、 男には一般論がよく理解出来た。 当時やさしくしたのが自分だったから恋したと 聞けば、それはインプリンティングではないかと 答えたくなる。 だが自分もよく知る恋に堕ちる理由だって、 最初は「やさしくしてくれた」とか 「一緒にいて楽しかったから」とかなのだ。 インプリンティングだから恋ではないと 断じることは出来ない。 口が利けたとして、彼女の恋心を否定しなかっただろう。] (*31) Ellie 2024/05/08(Wed) 0:51:23 |
【秘】 会社員 雷恩 → 従業員 ルミえー、俺があげたいからあげてるだけなのに。 でも「もらう」のって嬉しいからありがとう! ルミって器用なんだなー。 これ茎?どーやって編んでんの? よく折れないな。 [大きさを踏まえて親指に嵌めた。 「指輪」は「指に嵌めるやつ」という知識しかなかった。 生花で出来た指輪は花瓶に生けたものよりも 寿命が短いのだと聞いて、親のガラケーで写真を撮って貰った。 もう少し昔なら、写真は全部現像していただろう。 もう少し最近なら、スマホデータはクラウド上に保存してあるだろう。 過渡期に撮ったガラケーのデータはどこにあるのか知らない。 指輪が枯れた時はとてもショックだったが、 写真は撮ってもらったからと安心しきって管理を怠った。 罪の記憶が蘇る。] (-17) Ellie 2024/05/08(Wed) 0:52:21 |
【秘】 会社員 雷恩 → 従業員 ルミ[ライオンを認識したと聞いた時には恥ずかしさでどうにか なってしまいそうだった。 ルミが帰った後に家族に当たり散らした。] ルミは「ルミ」でいーんだよ!! 俺は「お兄さん」って呼んでもらえるからいーけど、 ルミが「ひつじ」って名前で呼ばれたくなかったら どう呼んでいいかわかんないからな?! いいかっ! 変えるの禁止だからな! 俺が!「ルミ」って呼ぶから! [いつも以上に大きな声を出してしまった気がする。 今も「雷恩」まで呼ばれるのを厭うから、 彼女にも「ライ」と呼んでもらっていた。 別れた理由に、「そんな小さいことにこだわるなんて」と いうのがあったことも、ルミは把握しているのだろうか。] (-18) Ellie 2024/05/08(Wed) 0:52:55 |