人狼物語 三日月国


187 『Ambivalence』

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【秘】 浅見 律 → 入江 修



  
……その表情がたとえ演技だったとしても。

  私には、あなたが少し寂しそうに見えたから。>>46

  そして何より、
  私の内心を見透かされてしまったから。

  
(-30) alice0327 2022/12/09(Fri) 19:07:01

【秘】 浅見 律 → 入江 修



     
「気が向いたら。」



  そんな答えを返して。
  あなたに背を向けて、俯くと
  小さく言葉を零してから、その時は立ち去った。

  
(-31) alice0327 2022/12/09(Fri) 19:07:26

【秘】 浅見 律 → 入江 修



   「価値がないんですよ、私には。
    生きている価値が、ない。」


  
(-32) alice0327 2022/12/09(Fri) 19:07:48

【秘】 浅見 律 → 入江 修

  

  そんな言葉を吐いてしまえば、
  嫌でもわかるはず。

  私は一番頼れるはずの親に頼れない、
  私がどうなろうと親は気にかけない、と。


 
(-33) alice0327 2022/12/09(Fri) 19:08:22

【秘】 浅見 律 → 入江 修



  翌日の放課後。
  私は迷いもせずあなたが待つ資料室へと行って。


   
「……気が向いたので、来ました。」

      
寂しかったので


  
  あなたに向かって、そう言ってしまう。
  
その日が、私達の始まり。


  
(-34) alice0327 2022/12/09(Fri) 19:09:24

【秘】 浅見 律 → 入江 修




    
浅いのに抜け出せない、深い関係の始まり。*



  
(-35) alice0327 2022/12/09(Fri) 19:10:38

【人】 浅見 律



  「怒られればいいじゃないですか。>>47

   それとも、私の事、
   改心させてくれる気でもあるんですか?」

  
  信用はしてる。
  口が軽そうに見えてそうでもない、とか。
  私の事をよくわかってる、って意味では。

  
(54) alice0327 2022/12/09(Fri) 19:11:27

【人】 浅見 律



  
そう、私にとってあなたはいい先生だ。


  
(55) alice0327 2022/12/09(Fri) 19:11:50

【秘】 浅見 律 → 入江 修



  いい先生であり、私が好きな人。
  
好きだよ、修先生。

  あなたは私の居場所をくれたから。

  
それが仮初だと、わかってるのに。


  
(-36) alice0327 2022/12/09(Fri) 19:12:22

【秘】 浅見 律 → 入江 修



  わかっているのに。
  こんなことで心を温められないから
  私は今ここに居るってことくらい。


  
(-37) alice0327 2022/12/09(Fri) 19:12:45

【秘】 浅見 律 → 入江 修



  年下の、生徒の言葉に甘える先生が
  いい先生なわけがない。


  
本当に、最低だと思う。

  それでも、私は隷属したまま。
  胸板に顔を埋めて、甘えるように擦りつけて。
  こんなこと、されたことなかった。
  膝の上に乗るのだってそう。
  本当にしてほしいと願う人ほどしてくれない。


  耳を撫でられて、微かに身じろぎしながら
  あなたの背に手を回して、
  触りやすい程度に密着して、温もりを得ようと。
  
  最初の頃と手つきが違う事なんて
  気づかないわけもない、でも。
  その手さえ心地いいのだから救えない。
  熱っぽくなっていく吐息のせいで
  私が嫌がらないことがあなたに分かってしまう。


  
(-38) alice0327 2022/12/09(Fri) 19:13:54

【秘】 浅見 律 → 入江 修



    
「……よく、ご存じで。」



  私に絡んでいく言葉の糸は
  回数を重ねることにきつくきつく私を縛る。
  この人は、本当に私をよくわかってる。

  私がどんな言葉を求めるのかも。
  こう言われれば逃げられないことも。

  
その首輪、もう何度も受け取りましたよ、先生。


  
(-39) alice0327 2022/12/09(Fri) 19:15:27

【秘】 浅見 律 → 入江 修



  布越しで触れられるのなんて
  お互いにもどかしいだけだから。
  酷く合理的だし、
  私達がこの行為に慣れ切ったからこそ。
  恋人同士の行為なら、
  初めにキスくらいするでしょうに。


  
(-40) alice0327 2022/12/09(Fri) 19:16:20

【秘】 浅見 律 → 入江 修



   
「調子のいい、ことを……っ。」


  
(-41) alice0327 2022/12/09(Fri) 19:16:46

【秘】 浅見 律 → 入江 修



  可愛いなんてあなた以外の人から
  言われたことなかった。
  
あなたはそれを分かってて言っているんでしょう?


  説得力のない言葉なのに、
  
欲しかった言葉だから。

  違うんだと分かっていても身体は昂るし、
  頬は微かに赤くなりもする。

 
(-42) alice0327 2022/12/09(Fri) 19:17:44

【秘】 浅見 律 → 入江 修



  出来るだけ声を殺していても、
  執拗にいじめられていれば我慢も出来なくなる。
  耳を甘嚙みされる感覚にぞくり、として
  抗議するようにあなたの方を見てしまう。
  この抗議には何の説得力もないけど。



   「修先生のおかげ、ですね。」


  最初は上手く快感を拾えなかった身体も
  快楽に慣らされた今ではすっかり熟して。
  あなたが触ろうとしているその場所は
  蜜が溢れてきてしまっているし、
  触って欲しそうに震えているはず。*


  
(-43) alice0327 2022/12/09(Fri) 19:19:16

【独】 浅見 律

/*
可愛げis何処とか言ってるけど、今回は可愛さを割と意図的に排除はしてるつもり……(できてるかは知らない
(-44) alice0327 2022/12/09(Fri) 19:46:49

【独】 入江 修

/* こっちが散々散らかした話をきれいにまとめてくれて先生は嬉しいよ……(?)
(-45) 西 2022/12/09(Fri) 19:56:14

【独】 浅見 律

/*
西さんキャラ幅が……とか言ってる時あるけどちゃんと年齢幅広いんですよね……入江先生はしっかり大人……いやクズだけど(褒め言葉)
(-46) alice0327 2022/12/09(Fri) 22:05:11

【人】 入江 修



   大人のつくる世界なんてたかが知れてる。>>49
   それを知った子どもは軽蔑するもんだが
   浅見にもそれは通ずるものがあったのか。>>50

   部分的にとはいえ
   ひょっとしたら浅見の地雷を踏んだのかもしれない。

   それよりもさらに深刻なのは
   先生という立場がいかに軟弱かを
   浅見に悟られたことなのだが。>>51



(56) 西 2022/12/09(Fri) 23:34:52

【人】 入江 修



    なめていたつもりはないが
    面談の時の歪な綺麗事の背景を悟られたなら
    それは俺が浅見のことを見くびってたってことで。

    鋭い視線に刺された時には
    流石に俺も反省しなきゃと思わされた。>>52
    

    「善し悪しを語るまですら行ってないと?」


    どうしても経験則になってしまうんだが
    ネグレクトという極悪なケースを省くと
    大体親が過干渉か不干渉かのどっちかが
    問題として上がってくる。

    言葉だけ聞く限り、浅見は……。



(57) 西 2022/12/09(Fri) 23:35:30

【人】 入江 修



    人のことを聞きたきゃ自分も話せ。
    昔聞いた人と仲良くなる鉄則を
    俺は浅見に対して使っただけのこと。

    タバコに触れられなかったことは感謝しかない。
    写真でも取られたら無事に俺の首が飛ぶ。


    その効果があったかどうかはさておき
    俺のことは、理解してくれたようだ。**



(58) 西 2022/12/09(Fri) 23:36:24

【秘】 入江 修 → 浅見 律



    それにしても。

    気が向いたら。


    随分と上手く逃げられたもんだ。
    そう言えば角も立たなないし
    了承したことにもならない。

    これじゃまるで俺がフラれたみたいで
    その語り口に思わず笑ってしまう。
    こりゃまいった、と。


(-47) 西 2022/12/09(Fri) 23:37:56

【秘】 入江 修 → 浅見 律



    「生きている価値がない?
     親にそう言われでもしたか?」



(-48) 西 2022/12/09(Fri) 23:39:05

【秘】 入江 修 → 浅見 律



    澱んだ言葉を吐き出す浅見に俺は尋ねる。
    そんな言葉、誰かに刷り込まれたか、
    誰かのせいでそう思えてならなくなったか、
    そのどっちかが濃厚だろうと思っていたからだ

    そして同時にその言葉は
    俺が浅見を相手に選ぶ、決め手となった。



(-49) 西 2022/12/09(Fri) 23:39:49

【秘】 入江 修 → 浅見 律




       「待ってたよ、浅見。」


(-50) 西 2022/12/09(Fri) 23:40:33

【秘】 入江 修 → 浅見 律



    だから俺は言ったのさ。
    次の日、素直に俺の元へ来た浅見を快く迎えて

    「お前の価値は俺が教えてやる。」
と。

    底の見えない泥沼に引きずり込むように
    浅見の唇を奪おうと顔を近づけて。


    それが叶ったのなら
    浅見が余韻に浸れるくらいの長い口付けの後、
    逃がさないように抱き上げ
    哀れなガラス姫を、ソファーへ寝かせて……*


    
(-51) 西 2022/12/09(Fri) 23:41:27

【人】 入江 修



    「やだよ、話通じないしめんどくせーもん。

     どーかねぇ。
     お前みたいに考えて動くやつの事は
     改心させるのにも骨折れるんだわ。」


   先生としては情けない一言ではあるのだが
   浅見の場合そこを誤魔化して軽はずみなことを
   言う方がかえってよろしくない気もする。>>54

   そう、俺は失敗から学ぶ男なのだ。


(59) 西 2022/12/09(Fri) 23:42:29

【人】 入江 修



    だんだんと分かってくる。
    俺の事をいい先生だと思ってるなら
    そりゃ至極光栄なことだが。

    浅見は言われるほど不良なわけでもない。
    蓋を開ければ良い子なんだ。**



(60) 西 2022/12/09(Fri) 23:43:42

【秘】 入江 修 → 浅見 律



       そう、Wイイ子Wなのだ。


(-52) 西 2022/12/09(Fri) 23:44:16