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【秘】 掃除屋 ダーレン → 寡黙 エミール/* ご連絡ありがとうございます、あなたが樹木子だったのね…! やった〜〜〜!!!!もし痣の光ることがあれば、何卒お願い申し上げます! (-80) otomizu 2024/02/07(Wed) 2:04:33 |
【秘】 掃除屋 ダーレン → 栄枯 プリシラ「能天気とまでは言ってない」 「どうあっても、自分でどうにか楽しみを見つけて生きていくんだろうなと思った」 芯がしっかりしているとか、口当たりの良いことを言うには少し気恥ずかしくて。 結局言わずじまいだったけれど。 この世界"でも"、あなたなら上手く生きてくれるはずだと信じている。 会って間もないのに、そう思えるのは 過る姿があるからだろうか。 あなたの見せるその姿に、説得力があるからだろうか。 ともかく、そうであればいいと思ってしまうのだ。 どの口が、と言われても仕方がないのに。 「墓参りにも行かずに、燻ったたまま生きてた男だからな」 「それでも話しかけてくるような酔狂な奴がいたおかげだろうな」 「そういや、腕相撲大会にも出てみないかって言われてたな…… くだらねえと思ってたが、いい機会かもな」 気分転換にはもってこいだろうか。 ガラでもないと思っていたが、約束してしまった手前ということもある。 「お前は、この後何したいとかあるのか」 「なんとなく、このまま祭りを見て回るだけか?」 (-81) otomizu 2024/02/07(Wed) 3:09:03 |
【秘】 栄枯 プリシラ → 掃除屋 ダーレン「そうね、そのつもりだったけど…… 最後位は、痣を持った人みんなで集まりたいなって思う」 腕相撲大会もいいわね!とは言いつつ、 力自慢以外も来られるような場を考えていて。 「料理や楽しめるものはいくらでもあるから…… それをどこかの広場に集めて、 花を始めとした綺麗なもので飾って、 痣を持った人だけが来れるパーティ会場にしちゃうの」 そう、楽しそうに机上に乗せるような空論を並べ立てる。 ただ理想を語るばかりではない。 それが耳触りの良いことだけでないのは理解しているつもり。 「来たくない人のが多くなるでしょうね。 人を動かすのも、“祝福”を受けていた方が楽ですし。 それでもやることに意味がある気がして。 縁起がいいからと駆られたわけじゃない、 おとぎ話や歴史に基づかない……自分たちの為のパーティ」 女は、そう名乗りたいから魔女を名乗っている。 そう思いたいから、そうであることにする。 「正しい意図で、あたしたちの受けた祝福を祝えるのは、 祝福を受けたあたしたちだけに決まってるからね!」 ひと時の夢や慰めだとしても、生まれる心の軽さを、 少しでも周りに分け与えられたらと思うのだ。 (-82) backador 2024/02/07(Wed) 5:25:50 |
【秘】 薄荷 アンジュ → 仕立て屋 エリー「お、おぉぉ。エリーさんもそう思いますか。 殿方からのご意見はいくらあっても困りませんから、とても参考になります」 あれとこれと、あれは違うこれが良いかも。 色々な化粧水や乳液なんかを吟味して選び、肌質に合うものをチョイスしていく。 「そうですね。私は……おぉ?」 顔が近い。己から香るのはほんのりとした薬のようなかおり。 それも少しすっきりとした、ハッカの香りを感じるかもしれない。 強いて言えばミントや柑橘系、後者はほどほどにすれば喧嘩せずにすむのかもしれない。 (-83) eiya 2024/02/07(Wed) 9:45:58 |
【秘】 薄荷 アンジュ → 白昼夢 ファリエ「薬以外に売るものを急いで作ろうとした物なので、お安いし、割引しますので」 薬に関しては品質をわざとバラけさせることで熟練から初心者まで幅広く対応するものを売っているが、こうしたアクセは加減もまだ分からないのでお試し価格で統一されている。記念品価格にするのも忍びないということもあり。 祭りに浮かれている人々と違って、きっと常通りの自然な姿なのかもしれない。それ自体は己もそう変わらないけど。跳ね上がるのは価格だけで、心構えは常通り。 「防腐処理もしているので……お部屋のインテリアにも使えるので」 苦笑しながら、そうですね……と一つ間を置いてから。 「気にさわったらごめんなさい。 えっとですね、痣が光るあとと前で変化が訪れる……一種の病気なんじゃないかというお話を耳にしまして。 そのあとのメンタルや体調のケアができればと思っていたんですが……体に作用するものなら、不活性化するものを作れば予防できるのではないかと思いまして。 自分でも飲んでみたんですが、特に活性化する様子は今のところなくて……ほかの被験者のデータがあると嬉しいな、と思いまして」 荷物からまた別の、厳重な箱に入ったそれを慎重に取り出す。 配合したてなのか、白い粉薬らしき包みをそっと、他の人たちから隠すように見せる。 「お祭りで聖女様を信仰する立場の多い中で疑る真似をしたくはありませんが……よければ手伝ってほしいのです。なにか救われるものがあるかも、しれないので」 (-84) eiya 2024/02/07(Wed) 10:09:04 |
【秘】 宝石集め カリナ → 掃除屋 ダーレン「……めでたい、そうね」 「これは祝福なのかもしれない、だから教えて」 「この痣を光らせてくれたのはあなた?」 決して責めるような口調ではなく、しかしはっきりと断定するような言動は明らかに何かを知っている素振りを見せていた。 「……私、人より聖女様の声がよく聞こえて。 このお祭りに人の意志で光らせられる人がいるのを知っていたの。 疑いたいわけじゃないけど……これはちゃんと聖女様の祝福で、いたずらに光っているわけじゃないのよね?」 女はこれは偽の祝福であるかどうかを危惧するようにあなたに尋ねた。 (-85) toumi_ 2024/02/07(Wed) 11:40:49 |
【秘】 薄荷 アンジュ → 宝石集め カリナあなたに手紙を貰って読み込んだ後、あなたに向けてまた声が送られた。 『――なるほど、彼女もそういう……』 『ダーレン……嗚呼、あの怖い雰囲気のお方ですか』 いの一番に立ち去った姿は印象的だったから、よく覚えていた。 だから少し気にかけてもいたのだけど。少し考えるような間を空けて、再び声が続く。 『……危ないことはしないでくださいね。カリナさんも気を付けてください。 怪我とかされたら……心配、ですから』 『転生者……他の世界から来た人……。 そしてどこかへ行かなければならない人……たくさんいるんですね。 ……私の知らないことが沢山で、私以外みんなそうなのかなって思っちゃいます』 『同じ痣を抱えているのに、少し……根本的に【違う】んだなって思うと……』 『いえ、すみません。カリナさんも光ったという知らせを受けて心配でしたけど……それなら安心しました』 (-86) eiya 2024/02/07(Wed) 13:00:53 |
【独】 薄荷 アンジュ「――でも……どうせなら、私の手でそうしてあげたかったなぁ。 友達を『助ける』のは当然のことなんですから。 襲った人も『助けて』あげないと……」 ゴリ、ゴリ、と『薬』をすり潰していく。 (-88) eiya 2024/02/07(Wed) 13:39:33 |
【秘】 飄乎 シヴァ → 仕立て屋 エリー「元々はご本人がもう一度参加するための 備えみたいな感じだったからなァ〜」 本来であれば、儀に参加した本人が、痣の光った者にその原因の心当たりを問う為の尋問の場としての夢になるはずだった。その彼にもう一度は結局なかったらしいが。 夢見の効果自体は、外す方が手間であったりしたのだろうか。とりあえず現状を見るに、元々用意していた役割を特に外さずに後年の転生者向けの呪いの効果を付け加えられたとシヴァは推測している。 まぁ、その話は置いておいて。 「夢でまで痛くするなよエリー。 現実でも散々掻き毟った後だろ? ああいや、夢だから むしろ満足するまでやれば?ってとこなんかな…」 → (-89) 66111 2024/02/07(Wed) 14:04:08 |
【秘】 飄乎 シヴァ → 仕立て屋 エリー「…てか俺ちゃんそんなにこわい? 害与えるつもりない云々話したじゃんね、信用ならん? うんうんならんくて正解だと思う。別に俺ちゃん達ってば 仲良くないしね、久々に会ったってだけで」 さらなる拒絶に足を止め、一歩二歩離れる。この反応は、無理に近寄るものではない。信用云々ではなく、あなた個人の問題に見えた。 「さっさと覚めちゃった方が エリーにやさしいのカシラねこの夢。そこらへんどう?」 すとん。腰を下ろし、離れた適当な場所に胡坐をかく。 姿勢からして警戒してはないし、何かができるとするならあなたの方が先であろう状態のままだ。 (-90) 66111 2024/02/07(Wed) 14:04:51 |
【雲】 彼方をのぞむもの シヴァ久し振りに彼に会った。 5年程ぶりだろうか、本当に全然見なかった。 冒険者界隈以外には、どうやらいたらしいが。 教会で見かけて、目が合ってすぐに去られて、少し傷付いた。 ずっと放っておいたのは自分の方なのにな。 その感傷はすぐに解消された。 特に自分が原因ではないことが知れたから。 しかし随分重いことを聞かされてしまった。 よくある話と言えばそうだが、身につまされる思いだ。 大事な人がいなくなってしまった、 その後の世界のことなんて俺も考えたくない。 考えたくないから、俺は誰かのそれになりたくない。 少なくとも、この世界では。 【 彩雲の夢 】 (D4) 66111 2024/02/07(Wed) 14:08:15 |
【雲】 彼方をのぞむもの シヴァ兎角彼はとんでもない悪党に使われているわけでなく、 復讐心を燃やしていて裏の世界に生きるようになったわけでもなく、 ただ単に空っぽになってくすぶっているだけで素直によかったと思えた。 いや、良くはないんだが。 良くはないんだが、よかった。 死ぬ気が別にないなら、いくらでも、どうにでもなるだろう。 それで、軽い提案をした。 それそのものが解決策になるわけではないが、 引き上げてくれるような誰かのいる場所に 戻ることの切っ掛けになればと思って。 言った通り俺は、背中は任せられても隣に一生いる仲ではない。 無責任な立場だから、自己満足がいくくらいの 何かしらはしていこう、そう思う。 荷物は軽い方がいいから。 【 彩雲の夢 】 (D5) 66111 2024/02/07(Wed) 14:08:41 |
シヴァは、背中と首に硬い感触を受け呻き、呆けたのも一瞬。 (a3) 66111 2024/02/07(Wed) 14:46:50 |
【秘】 飄乎 シヴァ → 掃除屋 ダーレン“痣を発光させようと暗躍する者が、この祭りに数人潜んでいる” そう言えば痣持ちにそれがいてもなんらおかしくはない、とは遅まきながら思い至る。それが、目の前の。そう。 状況を理解すれば、ふ、と笑んで。 「ソレするコトでダーレンの兄ぃにメリットがあったり、 どうしようもないデメリットの打ち消しがあったりしても 自由意思を問われれば答えはいいえですよお前様」 出会った頃にしていたような、生意気な口での理屈の叩き付け。兄貴呼びにはいつの間になっていたんだったか。 心が離れたわけではなく、「喧嘩を売る気ってンなら、昔みたいな気分で乗ってやるぜ?」とでもいったところだ。 とは言え彼はこうして好戦的な態度だが、あなたが何かをするのなら彼自身にできることもない。強気なのは、態度だけだった。 彼がそう思っているだけで、実際には呪いの腕輪が更なる祝福を拒絶する。 (-93) 66111 2024/02/07(Wed) 14:55:09 |
【秘】 宝石集め カリナ → 仕立て屋 エリー「……私の傍にいた人たちが冷めていたのかもね。 ああでも物はそうね、いつか壊れはすれど惜しくなるし。 あくまで人に対してよ」 「似たようなもの。ありがとね」 未練よりは苦々しいような、何かに対して気遣うような言葉選びは自分のことであるのに少し他人行儀のように感じさせた。 「聞いたことはある。 だけどそこまでとは思わなかったわ、出て正解よ。 私だったら偏見持っちゃう、でもエリーはそこが嫌で出てきたのよね? 女の子大事にしたかったりお嫁さん探したりなのかしら」 (-94) toumi_ 2024/02/07(Wed) 15:12:13 |
アンジュは、とても機嫌が良い。 (a4) eiya 2024/02/07(Wed) 17:10:01 |
【秘】 宝石集め カリナ → 飄乎 シヴァ「ああそうとても大変ね……。 でもこれぐらい聞ければ十分、あなたを痛めつけたいわけじゃないもの」 気にならないと言ったら嘘ではない。 でも話せないのだから仕方ない、同じ世界同じ時代から来たとして単なる他人であることには変わらないから。 その先はゴシップや面白い話を聞きたいだけのような好奇心を満たしたいだけの欲だ、それを優先させるほどあなたが大切でないわけではない。 「……他に聞きたいことは、」 「ないかしら」 探るのはまだ眼の前の女の言葉で、悩む姿も変わらない。 「どうやったら、あなたのことをビンタしたくなるような酷いことを言ってもらえると思う? なんてね、十分どんな男かわかったでしょ。 あの子も私もよくわからなかったから、強いて言えば白髪が目立つお調子者ぐらいかしら。だから聞けて安心したと思う」 「これでも何度でも認めてほしくて頑張っていたのよ。 だから、……居なくなったら寂しいけど、応援はさせてって言葉だけは代わりに送っておくわ。 これぐらいなら邪魔にならないでしょ?」 (-95) toumi_ 2024/02/07(Wed) 19:07:45 |
【人】 寡黙 エミール>>+7 ファリエ 「難しいな。 アンタ程悲観的にはならないだろうが、……思うところはあると思う」 何かを選んで進んでいけば、選ばれなかったものは捨てられる。 それが自分の意志ではなかったとしても同じことだろう。 痣一つで何がそんなに変わるのかと言われればそうだが、聖女の祝福というのはそれくらい大きなものなのだと……痣を持った人たちを見ていてそんなふうなことを思ってしまったのだ。 「……なぁ」 孤児院の。 ルフトの外に夢を見ているのなら。 「アンタが時間とれるっていうなら、祭りの後何処か行ってみるか。 ……あんまり危ないところには行けないだろうが……ルフトほどじゃなくても治安の良い街は外にもある」 万全の力があるわけではないが、ある程度の護衛の役目くらいは負えるはずだ。 (17) eve_1224 2024/02/07(Wed) 19:58:26 |
【秘】 寡黙 エミール → 小悪魔 ロキ「……無駄に聖女から力もらっちまってな。 痣を光らせれば今世での願いを聞いてもらえるんだと」 自分の役割は、監視。 暗躍する者を逆に縛り付ける……力。 まさかこんな事になるとは思わなかった。 ……ただ、どうにも初めてあったとは思えなかった奇妙な悪魔が気になって、観察していた。 だって最初から……何処か懐かしくて。 思い出せないことが苦しく思えたから。 「……やめろ。 その力を使うな……」 それを使えば、貴方のほうが――― 金縛りが解けた瞬間、その手を伸ばす。 やめるんだ、と。 危害を加えるつもりはない。ただ行動を阻止するため、貴方を羽交い締めにしてでもと。 その小さな体を抱き込もうとするだろう。 (-96) eve_1224 2024/02/07(Wed) 20:09:08 |
【人】 遊蕩 ディルク>>16 プリシラ 楽しめる人間、楽しめない人間がいるのは勿論のこと。 それは最初から、それは何かがきっかけで。 考えることも思うことも多々あるだろうが、時間は有限。 祭りにおいても、祭りの中での誰かとの時間においても、 今この時にしかない楽しみを全力で。 「いいね、広場でパーティとなると人の多さで流されそうだけど。 集めた人以外もその雰囲気に流されちゃったりして」 それはそれで楽しいのかもしれない。 全力すぎて終わった後は布団に沈んで起き上がれないかもしれないが。 デートプランのお任せには頷き、出店並ぶストリートへ案内するとしよう。 (18) sinorit 2024/02/07(Wed) 20:27:25 |
【秘】 白昼夢 ファリエ → 薄荷 アンジュ「ふふっ。なんだか盛りだくさんですね。 じゃあ子供達が喜びそうだったら買いますよ。 それだったら私のポケットマネーじゃなくて孤児院のお金も使えるから、色々手が届くようになるかもしれません」 さすが店を構えるだけあって謳い文句はひと揃い。 そこまで言われたら前向きに検討をし始める。そういう性格。 どこかしら女も祭りの空気にあてられて気が緩んでいるのも一押ししていた。 「はあ……」 世間話はさておき。 説明を聞いて、受け取った粉をてのひらに包んで、それから首を傾げた。 正直きちんと理解できた気がしない。 「……この痣が病気かもしれないって話は本当だったんですか? これがその病気に効く、かもしれない薬?」 整理するように聞き返す。 今のところ確かに大きな不安はあったものの、特別変わったことは自覚していない。 そのための薬、と言われてもピンとこないのは仕方なく。 しかしこれが 祝福の証 ではないという説にはどこか信じたくなる気持ちがあるのも事実だった。「協力するのは構いませんが、まだ試験段階ということでしたら……その副作用とか。 その辺りは大丈夫なのでしょうか?」 薬なんて滅多に買うことがない女は分からないことそのものが懸念らしい。 (-97) shionsou 2024/02/07(Wed) 20:49:13 |
【墓】 白昼夢 ファリエ>>17 エミール 「あなたでもやっぱり気にするんですね」 そこは同じ痣持ちということだろうか。 女は自分以外の事情は知らないから推測することしかできない。 ただ、あなたから聞いたように同じような反応をする者が居たのだとしたら共通点のひとつやふたつあって然るべきだ。 それが何なのかすぐには思いつかなくて、親近感と諦観の息を吐いた。 「……祭りの後、ですか。 もしかして私をどこか、此処じゃない場所に連れ出してくれるんですか? どうしたんですか急に。買い出しの序でに食事をするのとは訳が違いますよ」 粗方吐き出して多少なりとも胸のつかえがとれてきたと感じて気を抜いていたから、あなたの提案にはっと顔をあげた。 きょとんと瞳をまあるくして、じっと見つめる。 あまりに突拍子が無くて思わず勘繰ってしまうのだ。 「旅行の供には面白みのない女ですが」 (+8) shionsou 2024/02/07(Wed) 21:04:49 |
【秘】 薄荷 アンジュ → 白昼夢 ファリエ「ふへへ。子供のさじ加減となると難しいですが……女の子がいれば気に入って頂けるかと。 こういうのを大事にしてくれそうな子であれば、せっせと編んで作った甲斐もありますから」 利点を見出し、付け入る隙を見つけて、妥協点を提示する。 商売人になってからこういう話をする機会はぐっと増えた。話しやすい相手、というのもあるけれど。 「本当かどうかはまだ分かりません。ですが一種の予防効果は期待できるものとして踏んでいます。 痣が光る要因が祝福という名の病、ないしある種の呪いのようなものと仮定した場合、それらを阻害する方法で乗り切ることが出来ると考えています。 対呪、対魔に効く効能の薬と、それに体に活力を与える数種の薬草を混ぜた上で調整しています。 本来であれば光った後の予後処理さえ行えば手間はかからないのですが……こうして事前に予防策を練れば、皆さんが余計に辛い思いをしなくて済みますから」 そうして副作用とか、と口にされると。 「少し体温が上がったり、疲労感は出てくるかと。ただ一晩寝れば副作用は感じなくなるかと。 ……お代はいりませんし、よければこの花冠も差し上げますので……。 皆さんを救う手助けをしてくださいませんか」 あなたに花冠を差し出しながら、勢いよく頭を下げる。 (-98) eiya 2024/02/07(Wed) 21:10:33 |
【人】 寡黙 エミール>>+8 ファリエ 「……そりゃそうだろ。 俺だって、アンタと同じ人間だ」 それとも心のない何かだと思ったか? 等と軽口を言って、肩の力を抜いて表情も緩めた。 元より緊張していたわけではないが、もう大丈夫そうだとほっとして。 「……そりゃそうだ。 俺だってここへの買い出し以外の場所に行ったことはないからな。 ただ……まぁ、そういう機会が持てたとしたら……、見ようとしなかった物を見て回るのも良いと思っただけだ」 旅は道連れという言葉がある。 似た者同士、見たことのないものを見てみるというのは悪くない。 驚いた顔つきのあなたをじぃ、と見やって、少しばかり口元に弧を描いた。 「……どうかな。 外に出てみればはしゃぎだすかもしれないだろ、孤児院の子どもたちみたいに」 (19) eve_1224 2024/02/07(Wed) 21:42:45 |
【秘】 白昼夢 ファリエ → 薄荷 アンジュ「どうでしょう。やんちゃな子が多いから壊さないようにちゃんと言っておかないとですね」 当然商人とのやり取りなんて不慣れもいいところ。 それはもちろんこの薬についても同じで。 「ええと……うーん……」 花冠まで差し出されて頭まで下げられている。 どうしたらいいのか分からない。 何かを自分で選べることは数えるほどしか無かった。 だから選ぶのは苦手だ。 選べないことはある意味で身を任せるだけで済むという楽さがあるのを感じずにはいられない。 「あの、頭をあげてください。そこまでしてもらうような人間じゃありませんよ。 でも……こんな私でもみんなの救いの手助けができるなら」 質問の回答を聞いてもやっぱり分からないままな部分の方が多いけれど。 女にとっては一つの結論を下せたようだ。 「分かりました。もしかしたらその為に選ばれたのかもしれませんし」 その為なら耐えられるものだと、判断した。 どうして一般人の取柄もない人間が祝福など受けようか。 あなたから与えられた分かりやすい餌はとても魅力的に映ったに違いない。 「使い方はこれを飲むだけで良いんですか?」 (-99) shionsou 2024/02/07(Wed) 21:47:45 |
【墓】 白昼夢 ファリエ>>19 エミール 「そんなことは……別に思ってませんよ。 私に比べて随分と落ち着いているから、違うんじゃないかって思っただけです」 口をとがらせてそっぽを向いた。 ばつが悪そうに足元の小石を蹴り飛ばしてみたり。 まるで立場が逆転してしまったみたいでそれ以上強く出ることもできなかった。 「 ちょっ! ちょっと!ねえ、揶揄ってますか!?さっきまで私、慰められてましたよね?」 意地の悪い顔だとぼやいている内に湿り気はどこかに攫われていったような気がした。 「風向きが変わったってこと? 今までずっと田舎に引きこもってたくせに……説明不足ですよ。 心境の変化にしてもやっぱり急ですって。 ちゃんと教えてください。じゃないと私行きませんからね」 (+9) shionsou 2024/02/07(Wed) 22:30:55 |
【秘】 薄荷 アンジュ → 白昼夢 ファリエ「あ、ありがとうございます……! これで皆さんを救うことができます!」 ぱっと顔を上げると、泣きそうな程の勢いで眼を潤ませていた。 ――選択を迫る際、泣き落としや懇願、脅迫も含めて、事実上の選択肢を一つに絞らせる手法は数多くある。 「いいえ」と言われたらそれまでではあるものの、あなたは真摯に話を聞いてくれて、一笑したりはぐらかしもせず受け止めてくれた。 ……なればこそ、あなた以外に適任はいない。 「いいえ、あなたはとても立派な人です。私を笑わず受け止めて下さったんですから。 これもまたお導きなのでしょうか。本当にありがとうございます!」 同じくただの一般の人間で、こんな幼い自分がなぜ選ばれたのか。 こうして猛進し、薬を作るためだったのだと再認識する。それが認められたことが嬉しくて、縋るようにまた頭を垂れた。 「はい、この薬を飲むと効果が表れます。最初は熱っぽい感覚が来ると思いますけど……すぐに良くなりますから。お祭りの参加に支障は出ませんので」 (-100) eiya 2024/02/07(Wed) 22:44:51 |
【秘】 小悪魔 ロキ → 寡黙 エミール「っ、おまっ……!?」 あなたの手が伸びて、不意を突かれるような形で抱き込まれる。 悪魔とは言えど、搦め手に頼らなければならない非力な悪魔だ。 大人になった身体が相手では身動きも取れなくなってしまって。 (-101) 7_hertz 2024/02/07(Wed) 23:07:12 |
【秘】 小悪魔 ロキ → 寡黙 エミール「……随分と情熱的じゃない? もしかして我慢できなくなっちゃった? ボクの魅力に」 力で敵わないことはすぐにわかった。 大きな抵抗もせずに息を吐けば、蠱惑的に夢魔は笑みを作る。 あなたがそのつもりがあれば、簡単に手籠めにできるだろう。 そんなつもりがないだろうからこそ、こうしておどけられる。 「……さっきからごめんとか、やめろとかさあ。 どうしてそんなこと言うのかなあ、なんにも意味なくない?」 「聖女様に叶えて貰えばいいじゃない、キミの好きな願いもさ」 (-102) 7_hertz 2024/02/07(Wed) 23:07:46 |