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【墓】 『不死兎』 ニア少し遅れて兎が一羽。 全員の処刑は見届ける気で居る故に、処刑室まで漂い着く。 「…………、今日は、ナフか」 いつも通り、この傍観者は何もする気は無い。 静かにその全てを見届けるのだろう。 (+6) yayaya8 2021/10/14(Thu) 21:44:03 |
【秘】 『不死兎』 ニア → 叛逆者 ミズガネ「…………うん、」 あなたの言葉を、声を聞く。 本当に、心から、楽しそうなその声を。 「キミと共に最期に見る景色…………、とても、楽しみだ!」 言わないけれど……『楽しみだな』その言葉には安堵して。 何より、独りじゃないんだと思える暖かさが、嬉しくて―――― 「…………、ふふ、えへ、……やったあ」 今まで自己の感情を出す事が少なかったその少女も。 今は在りのままのその姿で。心底嬉しそうに、喜んで、 ば!と両の手を広げて、緩い力であなたを再び抱きしめました。 ……ハグのおかわりだ! (-17) yayaya8 2021/10/15(Fri) 1:43:57 |
【秘】 『不死兎』 ニア → 模範囚 メサこの少女にもまた、家族は居ない。 否、物心つく前にはもう、それらは居なくなっていた。 ……でも、 「おお、考えてなかったけれど…………、そう、だねえ」 キミが弟で、兎が姉で。そう、思てくれるのだろうか。 それも、とても……暖かくて嬉しくって。 「もちろん、元より、……そのつもりだよ。 …………また遊ぼうって約束、したからね!」 手を引かれる。あなたのその言葉も、伝わる熱も。 全部が暖かくて、心地が良くて。 時間の許される限りは、あなたのその、純粋な暖かさに。 ……いつまでも、甘えてしまうのでした。 (-18) yayaya8 2021/10/15(Fri) 1:57:00 |
【秘】 『不死兎』 ニア → 模範囚 メサ/* メサくん好きだよォ!!!!!!!!!!;;;;;;;; はろー、お茶様。初手告白のゴンゴゴです。 ここまでお付き合い頂きありがとうございました!! う、う、好きだよ……(n回目) 問題なさそうならば、このお話はこれにて〆よかな、という感じです。 う〜〜〜名残惜しさが凄まじいのですが楽しい&嬉しいでした。 本当にありがとうございました!! 以上、ゴンゴゴでした。 (-19) yayaya8 2021/10/15(Fri) 2:00:29 |
【独】 『不死兎』 ニア/*ここからハモガチャ!!!!(ふたりはプリキュアのノリで) ハモの人〜〜〜兎だよ キミのそのハモ、貰っていくね? お詫びにアマノのコードを55本差し上げます と書かれた箱からハモをかっさらう与太ニアであった…… (-21) yayaya8 2021/10/15(Fri) 3:32:43 |
【墓】 『不死兎』 ニア新人看守からの言葉には、 彼だけに見えるように緩く微笑みだけを返し、 大人しく、約束通り守られていた事でしょう。 その後は……知情意の雷鳴と、無邪気な悪童の。 辿り着く先を見届けて。 「…………、」 そうして始まる満腹所有権大戦争を眺めて…… 兎も食べられたのだろうか。だとしたらなんか……うん。 彼女は生きてるから不死兎の心臓は食べられなかったんだな。良かった。 そんな事をぼんやりと考えていましたとさ。 (+35) yayaya8 2021/10/15(Fri) 3:49:03 |
ニアは、ダビーにお礼を言った後に、処刑室から去って行った。 (c11) yayaya8 2021/10/15(Fri) 3:56:20 |
【秘】 『不死兎』 ニア → 新人看守 ダビー「…………、おお」 なら良かった、と。こちらも簡潔に言葉を返して。 あなたの雰囲気が微かに和らいだのを感じ、少し安堵しつつ。 「え、いや、良いんだよ……、何をしていたのだろう? と思ってね、箱庭の、前、で…………、あ!」 移動しなくても大丈夫、と告げる前にはっとして声を上げた。 そのままポケットへ手を突っ込んでゴソゴソ…… 「兎、キミの事を探し回ってた時…………、 これ、仕舞うの忘れて……、そのままだった……」 そうして箱庭の傍まで移動して……取り出したのは男性の人形だ。 (-30) yayaya8 2021/10/15(Fri) 4:24:28 |
【秘】 『不死兎』 ニア → 新人看守 ダビー「…………、端末……、分かった、借りる」 素直です。うん、と頷きました。 散歩するのも好きだけどちゃんと借りるよ、とのことです。 でも本当に使うかは神のみぞ知る……。 「そう、やっぱりキミが…………、埋めた物だったんだね?」 思考、予想通り。……そしてあなたの解を聞く。 「分からない、そうか…………、一先ず、落ち着かなくて、 此処に来て……整理は心の整理、も含まれるのだろうか?」 「兎はね、キミがどういう意図でこの人形を砂へと沈めたのか、 その答えを……、聞きたくてね? いや、なんだ、今こうして聞けては、……いるのだが」 少し考えるような素振り。そうだなあ…… 「思考の整理、キミが良ければだけれど……、 兎と一緒に、してみるかい?」 (-35) yayaya8 2021/10/15(Fri) 5:04:14 |
【秘】 『不死兎』 ニア → 新人看守 ダビー「雑然、そうだね……、きっと、キミにとって初めて抱く 考えとか、感情とか、……あったのかもしれないし」 「もちろん、兎は分からないを知りたい性分だか、ら……」 とまで言って、あなたの沈黙に釣られるように沈黙を被せる。 そしてあなたの疑問を聞く。その疑問は…… 「此処に来る前……どうだろう? 意識して定義をする、をやり始めたのは…………、 この無礼講から、だとは思う、……のだが」 自己の事を思考するのには、慣れてなかったらしいな、と。 兎の人形を棚から取り出して……男性の人形と共に、 箱庭の端っこに、同じ向きで並んで置いた。 「兎はね……、自分が分からなくなった時が、あったんだ」 「自分の居た場所が、人が全部、火の海に沈んで……、 "普通"ならばそこで…………、燃え死ぬ筈なのに。 たった一人、自分だけが、生き残ってしまったんだ」 そこで、自己の存在に初めて"疑問"を持ち…… 己の存在について調べるため、自由になった身体で 各地を巡っていた、とその少女は語るだろう 星々が滅びる前の昔話だ―――― (-42) yayaya8 2021/10/15(Fri) 9:53:27 |
【秘】 『不死兎』 ニア → 叛逆者 ミズガネ「嗚呼……、これからもよろしくね、ミズガネ!」 少女も、無邪気なままに改めてその言葉を返す。 その後はきっと、居心地のいいあなたの暖かさに。 ……時間の許す限りは、甘えてしまうのだろう。 ――――その後にエリアのジャックが起こったり、 あなたが怪我をしないよう傍に居ようとするのは、また別のお話。 そうして"宴"の時間が近づいたその後は、 何処か名残惜しそうに「またね、」と、ひと時の別れを告げて。 自分の檻へと、戻って行くのだろう。 (-79) yayaya8 2021/10/15(Fri) 16:43:47 |
【秘】 『不死兎』 ニア → 新人看守 ダビー「…………、おお」 それらは予想外の言葉たちだった。 興味を持ってくれた上に、感謝されるだなんて。 やっぱりキミは律儀で真面目な子だね、と思いつつ…… こちらこそ聞いてくれて有難う、とお礼を一つ。 「不死兎、という存在については、……理解をしたよ」 「元は不死人、と表記されていたそれは、 人よりも、優れた脚力と聴覚を有していた事から……」 「やがて不死兎、と……、表記されるようになった事」 砂に文字を書きながら。 心臓に大事な特性が宿っている事、 その力と心臓を欲して、乱獲が行われていた事、 不死兎という存在については、納得いくまで調べられた事。 「でも……、ニアは……何なのだろうな……、? 『分からない』…………、それが、答えなのかも」 並べられた人形たちは、どちらも同じ方向へ。 砂原を眺めるような形で隅っこに置いてある。 「そこは、キミとお揃い……、なのかもね?」 (-83) yayaya8 2021/10/15(Fri) 17:04:07 |
【秘】 『不死兎』 ニア → 看護生 ミン「……、やったあ」 やったあ! 「そう言ってもらえると嬉しい、な…………、有難う。 それじゃあ、遠慮なく……、お邪魔させて、いただこうか」 あなたを見て、開けられた扉を見て。 その身体はふよふよと部屋に入っていく事だろう。 「えっと……、何処に居れば、邪魔じゃないだろうか?」 ……人の部屋に入るのは慣れてないのか、ソワついてるかも。 首を傾げて、あなたの方を見ている。 (-87) yayaya8 2021/10/15(Fri) 17:16:20 |
【秘】 『不死兎』 ニア → 新人看守 ダビー言葉を聞く。ため息を見る。少女はこくこく、と首を振って。 実際……面倒だ、という感覚は理解できるし同意できるのだ。 「きっと人という在り方に、明確な答えなどないから。 …………、見つけるのも、難しいのだろうな」 砂を撫でる。人形の足元から、砂を一粒だけ拾おうとして…… 「世界は、広い。そして人の思考も……、広い」 「きっと、その中から納得のいく一粒を見つけ、 拾い上げるのは…………、酷く、困難なのだろう」 諦めた。再び砂を撫でる。今度は円を描いたり、掘るような動作。 「散々遠回りしてやっと、その一粒を見つけるかもしれない」 「遠回りしなくとも、足元の……、さらに深くにあったり、」 「見つけたと思っても、数年すれば違う物だったと思うかも」 思えば、自己をあまり見れていないな、と感じたのも。 この無礼講に来てからなのだ。少女の認識として。 「そう思うと……、今、その一粒を直ぐに見つけられないのも。 人間らしい、と言えば……、人間らしいのかもしれないね?」 「…………、これは今、兎が見つけた一粒の意見だ」 なんて言いながら、器用に一粒だけを指に乗せた。 透明な、ガラスが削られて出来たような、砂の一粒を。 (-257) yayaya8 2021/10/16(Sat) 16:46:40 |
【秘】 『不死兎』 ニア → 新人看守 ダビー「それがきっと、今のキミが……、見つけ出した一粒、なんだね」 緩く微笑んで、こくり頷く。砂は、箱庭へと丁寧に落として。 「もちろん、兎も、人と会話をする事は、楽しいらしいから …………、時間の許す内は沢山……、お話しようか」 人形たちを、中央へと。きょろりと辺りを見渡す動作、手遊び。 「探すのも、砂を入れるのも、……二人でやれば、 また違った形の物が見つかるかも……、しれないしね?」 「その手助けが少しでも、出来るのならば。 兎は…………、嬉しく、光栄に想うよ」 少女の今の表情、笑顔を浮かべる、という動作も、 この場で新しく見つけ出した、"嬉しい"を伝える手段なのだ。 『分からない』、今はその解を、共に受け入れよう。 そしてやっぱ端末も、ちゃんと借りないとなあ……と考えたりするのでした。 別にそれは今は言わないけど。 (-281) yayaya8 2021/10/16(Sat) 19:34:04 |
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