人狼物語 三日月国


94 【身内】青き果実の毒房【R18G】

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【人】 3839 南波 靖史

 
「………………???」

カメラを渡されると聞いてやってきたのに、
なぜか直前で取りやめられた。

皆の総意か、誰かの指示かは不明だが。
ただワクワクしていた所で寸止めされた気分である。

「?」

南波靖史はこの感情がわからない──
(0) poru 2021/09/23(Thu) 21:48:29
南波 靖史は、俺えすもえむもどっちもできるよ。わかんないけど。と念を送った。
(a1) poru 2021/09/23(Thu) 21:51:19

【赤】 3839 南波 靖史


──まだライトはついていない。
そして聖句もまだ聞こえてこない。

区切りの良い時間なのにこれと言う事は、
余程アレは“あの子”の言葉を気にしているのだろう。
……遺憾だがそろそろ認めるべきか。
その“気にする”には私も含まれている。


「よくわかりましたね。ありました。
 アレにとっての存在意義が下手すると丸ごと変わるお話を、とある方とされていまして。まあそれがアレにとって良い事かはわかりませんけども」

何より“私”が今出ようと思えた発言の意味を考えると、酷く珍しい事だが、貴方の会話に応えようと思った。
稀に一方的なツッコミを入れたくなって出た時は除くとして。

皮肉で言われているのは当然理解しているが、生憎別に気分を害すほどの心も持ち合わせていない。
正確には、他者と「会話」をしたのは何年振り?十数年振り?
うろ覚えだが、まあそれのせいで別に刺々しさなど気にならなくなってるのもある。

「つまりは今、アレがそぞろな気分で空っぽだから“実は隠れていた私が見えてる”って感じですね。まあ、聞き耳を立てたくなる話だったので、私も前に寄ってたせいなんですけども。

……アレに見つかりたくないんですよね」

(*0) poru 2021/09/23(Thu) 22:14:24

【秘】 3839 南波 靖史 → 8435 黒塚 彰人

 
「ほんと?本当に?」

純粋に嬉しそうに、口付けを拒まれなかった事も、帰ってきた言葉にパッと顔を明るくする。何人か抱く事はあったけど、素直にそう言って貰えた事は──例え抱く前の仮初の言葉かもしれないとしても──随分と久しぶりに思えた。

「あのね。皆さ、抱いても気持ちいいのは別にっていうんだ」

指輪が外れかけてもそれを止めることはない。制限もない。
左手薬指のそれを着けている理由を、今はもう、今はまだ、覚えていないから
抵抗すらしない。

「俺は快楽って人間の原初の欲求かと思ってたから、どうして拒むんだろう?って思って──
俺?」


目を合わせる。自分とまるで違う色に目を瞬かせて、問いを考えるようにその色を覗く。
──快楽が、好き?


「──……考えた事なかったや」

「快楽で『幸せ』になってくれればそれでいいから。
 人間の為に、与える側。俺はそう言う存在だから」

「快楽とは、人間の為に存在しているでしょ?
 だから、本当にどっちでもいいんだよ」

「俺、好きな人が『幸せ』になってくれるならそれでいいから」
(-10) poru 2021/09/23(Thu) 23:18:48

【秘】 3839 南波 靖史 → 0043 榊 潤

 
「そんな言い方するって事は、悪い『とされている事』をできない故の暇潰しに聞こえるけど、何か変な感じ。罪状は俺と一緒だけど、別に潤くんが楽しそうに悪い事してるイメージ、浮かばないからさ」

「……あのさ。ずっと引っ掛かって考えてた。
 潤くんが好きなのは、人が苦しんでる“姿”じゃなくて、苦しんでる“理由”?無限の可能性を信じているのは、」

「君が幸福になる可能性を見出すため?」

ここで『それなら自分が幸せにできる』と即答しないといけないのに。できるのに。できないなら、不要と同じなのに。自信と言う概念すら薄かったのに、気圧されているのか、……──。

「なんで?なんで人の幸せは俺の幸せにならないの?
 
人が幸せなのを見ていて喜ぶのは、そんなにおかしい?」


「今、潤が言ったじゃないか。『誰のもの?』って」

「──“幸せ”は、人間のものだろ?」


迷えるだけいいと、君は思うのだろうか。
でも俺は、正しい意味での迷子にはなれないんだよ潤くん。

それでも他に道なんてありはしないから。
自分の知ってる“幸せ”の与え方を、彼が本当は肯定する事が無いのを薄々感じつつも、教えられた通りの、実際に多くの人を幸せにできた通りのやり方の行為を、そのまま捧げた。
(-28) poru 2021/09/24(Fri) 10:42:52

【秘】 3839 南波 靖史 → 0043 榊 潤

 
「────。」

「“お前は幸せじゃない”って言う事は、」

「潤くんは。潤くんも、幸せを何も感じなかったんだよね」

貴方に告げられた言葉を聞いて、激昂する訳でも泣く訳でもなく、ただ信じられないと。昨日までの常識は、何一つ消え失せてしまって。ただ思いつめた顔をしている。

「……。言い返せる事、いっぱいあったさ。君の話の中で」

「でもそれは。俺が。俺自身が、
 君を“幸せにできなかった”時点で全部無意味になる」


「前提として俺はみんなを幸せにできないといけないのに、潤くんを幸せにできないなら──在り方自体、全て崩壊するから」

「今までの俺の言葉も、信じていたものも、全部、」


「──“誰か”の代替品だったんだね」


 
(-29) poru 2021/09/24(Fri) 10:47:28

【秘】 3839 南波 靖史 → 9949 普川 尚久

ピクリとその問いに反応した。
貴方が言う言葉を、その実半分も理解できていない。

 『僕に僕の幸せを与えるっていう靖史の幸せ? 
  僕に君の幸せを与えるっていう靖史の幸せ?』


何が違うのか、何一つわからない。
ただ否定された事は理解した。問題は、

「──尚久くんが素直なら、」

「俺も素直に、『違うの?』ってとれたのに」

「君、嫌とか要らないとか言いつつ、実際の所そうじゃないんだもん。明確に痛いの、好きじゃん。嫌いな子はこうは反応しない」

押し売り。押し売り。
言葉の意味だけは知っている。意思がない物にそうさせる事なのは知っている。でも、仕方ないじゃないか。

「今、明確に嘘をついた上でそれを言われてもさ」

「それとも嘘吐いたつもり、なかった?無自覚?それじゃあ尚更になる。君が気付いてない良い事があるなら、教えないといけない」

「憎まれても誰かが知らせてあげないと、永遠に知らないままの方が不幸だよ。その役割をできる誰かがしないと」

無理やり口なり何なり塞いで“いつも通り”与えれば、きっとそれで“知る”から。まだ途中だから、こんな事言っているけれど、素直じゃないからなだけで、結局の所、快楽を得る事自体が幸せなのには変わらないのだから、受け入れられないならそうできるようにしないと。与え続けたら理解──

してくれる、筈なんだけどな。
(-30) poru 2021/09/24(Fri) 11:14:20

【秘】 3839 南波 靖史 → 0251 鏡沼 創

 
「……創くん?」

偶然、自室で本を読んでいた。
元々本を読む事は多い。一体どこで調達してるのか、ブックカバーが掛けられてる事が多いし、余り見せようともしなかったから、恐らく中身は見た事は無いだろうけども。

貴方の姿を見て、本を仕舞う。
先日、普通に身体を重ねただけなのに何故態度が変わったのか、実の所この男は全く理解できていない。カメラの姿も確認したけれど、やはり不思議そうな顔をした。

“どちらか”だけなら理解できたかもしれないが、どうしてそうなるのかが、そうなったのかが合わさると分からない。

「手伝うのは全然構わないけれど、」

「……前の、嫌じゃなかったの?創くん。
 俺に対して妙に刺々しいと思ってたんだけど」

幸せ厨な南波だが、前回はそもそも異能を使っていない。だから当然、『ただの媚薬程度』では、そりゃあ『幸せ』とは思えないだろうと考えている。

だから素気無い態度でも仕方ないと思っていたし、今自分で良いのか?と言う顔もしている。
──最も。最初から、いつかは『幸せ』を与えようとはしていたのだけれど。
(-31) poru 2021/09/24(Fri) 11:22:20

【人】 3839 南波 靖史

>>4 素崎

「……世界に、母さんしかいない?」

その言葉に、何か引っかかりを感じた。喉に小骨でも詰まったような小さな違和感だけど。最近これに近い感覚を頻繁に覚える。

自分に両親はいない。
それは確固たる事実で、当然の事で、だからこそ皆のその問いの返答に何か心が落ち着かなくなるのが、酷く──酷く、何だろうこれは。
不安?焦燥感?或いは、まだ知らない感情?


   
物凄く大切な何かを、忘れている気がした。


「……一気飲みしたから酔ったかも。
 なんか、気持ち悪くなって来た。ちょっと捨ててくる……」

率直に吐くと言えばいいのに。
別段飲みなれまくっている訳ではないから当然と言えば当然だ。だからきっと、感じた違和感も慣れない酒のせいに、違いない。

またね、と律儀にそんな返事だけして、ふらふら立ち去るだろう。
(5) poru 2021/09/24(Fri) 11:31:37

【秘】 3839 南波 靖史 → 1117 闇谷 暁


「……あれ、俺の方待ちかな。ごめんごめん、何か──」

あった?と尋ねようとして、カメラに気づく。

南波靖史は、施設側と通じている。
もう、半分以上の人間は知っていることだ。そのカメラを持っているのが最早その証明にもなるのは皮肉だが。

「……お手伝いの件?或いは、違うお話?どちらにしても、ここじゃ創くんが戻るかもだから他の場所に行こう。

お手伝いか、人に聞かれたくない話なら空き部屋にでも。二人きりが嫌なら、談話室かその近くの部屋に行こうか。……はい。立てる?」

座り込んでいた貴方に左手を差し伸べる。
掴むと少しこの男の薬指の指輪が当たって軽く痛むかもしれないが、それも僅かなものだろう。
(-47) poru 2021/09/24(Fri) 16:10:40

【独】 3839 南波 靖史


お酒の強さ

・異能くん 31
・本体16
(-56) poru 2021/09/24(Fri) 17:45:21

【独】 3839 南波 靖史

雑魚か?
(-57) poru 2021/09/24(Fri) 17:45:36

【秘】 3839 南波 靖史 → 0251 鏡沼 創


「俺は幸せに繋がらない事はしないよ」

念を押されて、淡々とそう返した。

「……俺がいいの?どうして?一回やった事あるから?
まあ、やった事ない相手とよりはやりやすいものなのかな。或いは俺の事を結構好きとか」

逆に言えば、同じくらい自分の事が嫌いだからこそ、という可能性もあるが。理解した上でそんな軽口を叩く。

「俺が攻めでいいの?まあカメラ置いておいてその前でする、って方法もダメではないけど受けは悪いかな。創くん、ご褒美狙ってるならカメラ貸して。服、脱いでるの撮ったげる」

平然とそんなことを言いながら手を差し出す。無論、脱ぐの範囲は下着も含まれている。全部脱がずとも膝まで下ろせばそれでいいよとは伝えるだろう。
(-59) poru 2021/09/24(Fri) 17:58:44

【秘】 3839 南波 靖史 → 9949 普川 尚久


「んー……」

「アレルギー?聞いた事あるけど、ううん」

捲し立てられる言葉に必死に噛み砕こうと唸っている。意識がそぞろだ。

「ひとつ思ったけど」

「それ、そもそも尚久くんって、エッチで気持ちいいことが最初から嫌いだったんじゃなくて、」

「『最初に嫌なことがあった』から、素直に気持ちいいことが嫌いになったんじゃないの?」

もしこの状況でなかったなら、おそらく蹴り飛ばされでも何でもして逃げ出されていただろう。最も、物理的な拘束じゃなく異能による別の意味での高速もある以上は難しいだろうが。

「人間が快楽を拒むのは、快楽アレルギーは、原初には存在しない。多くの場合は宗教など後から植え付けられた思想の影響か──トラウマになった場合だ」

「その例えだと、『好きじゃない理由』を俺は気にしてしまうよ。どうしても。『心で好きになれない理由』を、俺は聞きたいよ、尚久くん」

「俺にとってそれは、本来幸せな事を、享受できなくさせられたみたいに聞こえるから」
(-64) poru 2021/09/24(Fri) 18:13:39

【秘】 3839 南波 靖史 → 1117 闇谷 暁


「……その話?」

腰を痛そうにするのを見て苦笑した。
引き上げて、談話室のそばの適当な部屋を見繕って入る。位置的に叫びでもすれば誰かは気付いてはくれるだろう場所だ。

扉や鍵の施錠の有無は相手に任せ、自分はさっさと2つのベットの片方に座る。ここも元は誰かの相部屋だろう。健全に使われるのを感謝してほしいとばかりに腰掛けた。

「それで、なにか話でもあったかい」
(-71) poru 2021/09/24(Fri) 20:53:38

【秘】 3839 南波 靖史 → 8435 黒塚 彰人

 
「彰人くんは快楽を拒むのは臆病って感じるんだねぇ。
俺は臆病とまではいかないけど、素直じゃないと思ってたけど、どうにも違うのかなって思ってた。

久しぶりに近い意見の人を見かけた気がするや。仲間だねぇ」

聞き慣れた音を聞いて、シートに視線を移す。
知らないとは言わない。そもそもこの男の罪状は実際はこの男が仕組んだ事では無いとは言え──薬物取締法だ。さすがに知識がゼロではない。

「そう。俺、『人間』じゃないんだ。
“君達を幸せにしに来た”──って言うと、信じてくれる?」

別段何の抵抗も見せていなかったし、何の感慨もなかったのに。指輪が取られて放り投げた時、意識しない「あ」と言う僅かな声が漏れた。その声自身に、本人も動揺したように目を瞬かせた。

     
──今、何で俺、凄く嫌だって思ったんだろう。

 
 ▼
(-81) poru 2021/09/25(Sat) 0:36:14

【秘】 3839 南波 靖史 → 8435 黒塚 彰人

 
「──彰人くんは?」

「彰人くんは、相手が快楽を感じてるのを見る方が好き?
 それなら俺も好きっていう。ないよりある方がいいし。でも、」

「彰人くんが、相手が快楽を感じてない姿を見るのが。
 それが好きって言うなら、快楽はいらないや」

「それが俺の嘘偽りない答えだよ」

だって俺、攻めしかやったことないもん。
快楽、得る事できるもん。薬より強いものが。
自分にも、相手にも。
自由意志で、薬剤なんかよりも遥かに高精度の物を。

でも、目の前の錠剤が見えてるからそれはまだ伏せておいた。ちょっとだけ彼がどんな出方をするのかが気になったから。

俺“が”相手にアプローチすることは数えきれないほど行ったけど、俺“に”アプローチしてこられるのは初めてだから、少しだけ興味がわいてしまった。
(-82) poru 2021/09/25(Sat) 0:37:12

【秘】 3839 南波 靖史 → 8435 黒塚 彰人


「はは、模範回答だね。
別に合意の上なら、相手が痛がってるのに興奮する性癖でも俺は構わないと思うんだけどねえ。それは流石に犯罪でも何でもない個性でしょ」

薬指に触れる感覚がこそばゆい。落ち着きはしないけれど、まだ右手薬指にも同じものはある。だからなのか、この朧気な不安も相手の熱で中和される。何より、貴方の表情で意識が逸れる。飛ぶ、に近いかもしれない。

「──ふふ。彰人くんが笑ってるの、初めて見た」

人間でないと自称するのに、確かに血は巡り胎動している。少なくとも身体は人間と同じ物にしか見えないだろう。構成要素も何もかも。その何ら人間と変わらない、『証』がまだある方の手で笑うあなたの頬に手を添える。指で唇をなぞって、開かないのかとばかりにトン、と叩いた。

「……ねえ、感じてる方がいいんだよね。ならはやく」

「お薬もあるんでしょ?俺が快楽嫌いなら、全部自分でそれ飲んだの?或いは無理やり俺に飲ませたのかな。ねえ彰人くん」

「好きにしてみせて。今まで他の子にしてきたように」

あなたが飲むのか、飲まされるのか。
どちらでも構わないとばかりに、貴方が薬を含もうとするのを待って確認してから、頭を引き寄せて口付けを交わそうとするだろう。口内は、別に閉ざしていない。侵入を拒む要素は何一つない。
(-92) poru 2021/09/25(Sat) 2:37:19

【秘】 3839 南波 靖史 → 0251 鏡沼 創

「そうだね。トモダチは好きだし、トモダチ『だからこそ』してあげたくなる事、この世には沢山あるもんね」

会話が噛み合っているようで、噛み合っていない事に気付けるのは、果たしているのだろうか。もしいるとすれば、ただ一人、終演の日を待ちわびている誰かさんくらいか。

「でも貰えないよりは貰えたほうが良くない?あるある。勢い良く脱ぐよりはね、恥じらいに興奮するらしいよ、人って。俺も最近知ったばかりの事だけど」

つまりは需要はちゃんとあるよとのフォローだ。カメラを手渡された以上は、片手に嵌めてストリップショーの光景をしっかり映している。

「半脱ぎの方が興奮する人もいるんだって。足開き辛くなるから、俺としては脱いでくれたほうがらくだけどね。特に今回、これ撮りながらやるんでしょ?……まあ、見所ありそうなとこは見える位置に設置すればいいか」

そう言ってから一度鏡沼の姿が映る位置にそれを置いて、自分も上のボタンを外しはだけ出す。ベルトを脱ぎながら、それは何の予兆もなく起こる。

何も服用していない筈なのに、あの日に近い──けれど、それだけではない、高揚と感度が、ゆっくりとダイアルでも回すように徐々に上げられていっている事に、身体の異様な変化に気付くだろうか。

最も、勘が良すぎて逃げ出そうとするなら、すぐに両足を掴んで馬乗りになるだろうが。
(-96) poru 2021/09/25(Sat) 3:00:35

【秘】 3839 南波 靖史 → 8435 黒塚 彰人


「……ん、ッ、……、……」

──成程。わざわざ薬を飲むだけある。
ここに来て、特殊性癖を見るのはそう珍しくなかった。何の性癖かは知らないが、キスを拒んで指を突っ込んで飲まそうとしてくるとは。

(その方が下手な性癖より残酷だろうにねぇ)

傷付きはしない。ただ不満ではあった。
誘い方はうまいのに、その辺りで現実に戻される。無論この素っ気なさを好む人間もいるだろうが、少なくとも自分はそれを受け入れるよりは──いや、すぐに来るだろう。

それよりも、だ。
「飲めるな?」と問われればそれを拒んだ場合どうするのか。もう模範囚ですと言った態度を取ろうとしているのは明白で。ならば、ここで抵抗すれば何をするのか。面白い実験じゃないか。

「……ふ、……」

息を吐いて舌でその指を止めてみる。
さて、無理やり指を押しこむのが一番早いだろうが、指だけでそれを無理やり抵抗する相手にさせると咽させてやり直しになる可能性も高い。じゃあ飲ませないまま行うか?

こんな状況なのに生意気にも、どこか好機と期待と挑発に満ちた目で、貴方の動きをつぶさに観察している。
(-102) poru 2021/09/25(Sat) 3:51:09

【秘】 3839 南波 靖史 → 9949 普川 尚久


「靖 史」

そこだけは断固譲れないらしい。軽口なのか好感度の低下か、何にしてもこの状況ですらそれだけは譲らないらしい確固たる意志を感じる。

「固くない、はずだけど。
 ──壱か零しかない場所でずっと生きて来た。
いきなりその間が存在すると言われて『はいそうなんですね』と即受け入れられない奴は全員頭が固い扱いは手厳しいな。

世界が象に支えられてたと思ってた時代の人に丸いのを解く時も同じ事言う?……まあ、狭い世界だったのは確かだよ。“一般的には”極端になりやすい思考らしい事は、認める」

貴方の先程よりは落ち着いた言葉と、解説に、耳を傾ける。
目隠しをされているあなたには見えない事を良い事に、時には怪訝な顔をして、時には信じられない顔をして、時には理解できない顔を隠しもしなかった。

律儀に此方の問いを返してくれた事に対して、思わない所がない訳ではない。このような思考があるのを聞いたのも、実は院では初めてではない。けれど、

「……理解しようとは、考えてる。でも、正直俺がずっと外で聞いていた事と違いすぎて、すぐに頷けない。そう言う風に常に教わって来ていたから、尚久くんみたいなタイプに会ったのは、院が本当に初めてなんだよ。別に嘘付きとはもう思ってないけれど──」

何より、何よりだ。

「……素直に言ってくれたから、俺も正直に言うね。まだ始めたばかりだ。今なんて快楽のほんの僅か、最初の扉を見せただけで、与えれば少し意識が変わるのではって思う思考が俺の中に無いとは言い切れない。それくらい根深いし、それくらい、行為の痕に意見を変えた人を見て来た。…………」

「ただ、尚久くんの主張は踏まえた上で、続けたい。その上でやっぱり嫌だったら嫌だし幸せでもなかったって言ってくれた方が、俺もまだ、納得できるから。……駄目かな」
(-104) poru 2021/09/25(Sat) 4:13:08

【秘】 3839 南波 靖史 → 1117 闇谷 暁


「っ、と、」

投げられたカメラを反射的に受け止めた。苦笑しながら座るベッドの上にそれを置く。

「ああ、うん。元々向いてると思ってたし、実際そうだったと思うからさ。人間だと良心の呵責とか、逆に適当すぎてみんな揃って怒られるとかしそうかなーって」

褒められた、と言うよりは労りか。その言葉に謙遜ではない本音を零しながら、片手をひらひら振る。

「で、なるほど本題ね。正直言うと今もギリギリだよ。ダメすぎる、とまではいかないが面子の気質かな、これは。個人間は多いけど、もっと拗れるなり複数人なり、みたいな刺激のあるものも特にないからね。ないなら必然的に数が求められる」

「ただ、……暁くんにこれを言うのは皮肉かもだけど、リョウちゃんとのアレは受けがよかった。だから、別に暁くんが無理に俺としなくても他の面子が好き勝手やってる程度で、後は終わると思う」

最も、あくまで俺の得た情報の上での推論だ。100%はない。気まぐれだからね。と付け加えた。

「……望みの答えを返せたかな?俺は」
(-105) poru 2021/09/25(Sat) 4:59:52

【人】 3839 南波 靖史

>>8 榊のあれ

「なになに潤ちゃんの新作?たべるたべる!」

この男に発情成分が効くのかと言うと、まあ自己異能で上書きしないならそのまま効いたままだ。

なんだか82%ビビッと発情したらしい。
(11) poru 2021/09/25(Sat) 5:19:56

【秘】 3839 南波 靖史 → 0043 榊 潤

 
「……また親だ」

「結局みんな何だかんだ理由をつけつつも、好きになって欲しかったのかな。両親がいないから何もわからない。でも殆どの子がそれを理由にするから浮くのかな。……親が居たらもう少し、俺も変わったのかな」

少年犯罪に両親の存在が関わっていない方が類まれな筈だ。にもかかわらず、それをいまいち納得、もとい理解していなさそうな顔をしている。

只管その単語が出て来る度に、その彼らの親に対する重さがそのまま自分の不理解の重さになるようで複雑だった。

さて、この複雑の感情が『親が居ない』からに由来するかは実は別なのだが、いずれにせよ今の南波は認識していない。

「不幸の根源」

「俺、他人の事は幾らでもそう思うけど、自分の事は不幸って思った事が『一度も』ないからそれは楽しませてあげられなさそうだ。ごめんね」

そんな異常な言葉を、貴方が会話を切り上げる間際、伝えた。

 ▼
(-159) poru 2021/09/25(Sat) 21:32:03

【秘】 3839 南波 靖史 → 0043 榊 潤

 
「────……」

最中、比較的喋りながら行為を行える方だが。
この時、殆ど南波から何か返答が返ってくる事はなかった。

単純だ。“返さなかった”のではなく
“返せなかった”。


だから貴方が淡々と、薄々そう来ると感じていた返答を投げて来た後に、その答えが緩やかに返されていく。『幸せか』を聞くために行為を行ったのだ。他の事に気を取られる訳にもいかなかった。

「……わからない。その子に相手がいて幸せなら、別、かも。
 
対象指定の詳細な定義が行われていない為、不明です。定義付ける場合は、本来の──。

 ただ義理の有無は問題じゃない。俺はその相手が『みんな』とされているから、それを叶えられないなら、……」

例えば『好きな人間相手以外は』なんて問い、小学生ですら本来『みんなを幸せにしたい』なんて言い出した時点でそれらに気付くものだ。

なのにこの男はその可能性を“考えた事が無い”。

正確にはそんな存在を見た事が、これまた“一度も”なかった。その時点で環境が異常、あるいは本人の性質が人間離れしているのか。両方か。察するのは容易いだろう。

 ▼
(-160) poru 2021/09/25(Sat) 21:35:11

【秘】 3839 南波 靖史 → 0043 榊 潤

 
 「俺は、……
俺は、靖史、自身?」


そして、おかしな所で引っ掛かりを覚える。貴方の言葉の重要な箇所はそこではない。しかしながら“この前提”がそもそも異なっているのなら、

「なあ潤くん」

「──俺、“『南波靖史』自体”じゃないよ」


価値を下げたつもりが無い。嘘偽りのない真実だ。

貴方の言う事は『南波靖史』自身であれば励ましになったのだろうが、逆に言えば、この男が『南波靖史自身ではない』場合は、どうなるか。

 ▼
(-161) poru 2021/09/25(Sat) 21:36:43

【秘】 3839 南波 靖史 → 0043 榊 潤

 
「誰かの代わりに“も”、どころか。
 “俺は俺しか存在しない” “役目の為に生まれた”」


「なのに役目を果たせられないから最も嫌う代替え品なのかと思って、それすら成れないと言う事で、結局そして俺は『みんなをしあわせをする』を遂行できない。何かの代用品、に……?」

先程から思考がループしている。
否定しても否定しかできない。『せいぎのみかたになれる』と諭された、なれると言われ続けていた少年が夢破れた、みたいなものに一見見えるかもしれないが、それはあくまで人間だった場合の話で。

  
「 個“人”ですらないんだよ 」



 ──声が震える。

数刻前の時と違う震え。
貴方の言葉を“もう一人”は本当は聞いているけれど。聞いて、目を閉じているし貴方の言葉はそちらに届いているけれど。

今、この瞬間に貴方の目の前で貴方に言葉を返す『南波靖史』には届いていない。

貴方の言葉は、
“前提として人間に宛てられている”言葉だ。

それを
“人間じゃない物”が受け取れるはずがない。


「潤くん、『この布を切るためにだけに作られたハサミが、切れない』って知った時、どう思う?舌打ちするだけだろ?不良品を掴んだって思うだけだろ?

わざわざ『切れなく作られたハサミが可哀そうに。大事にしてあげよう』なんて、一体どこの誰が思うんだ?そんなのさ、」

「──“捨てて終わり”、だろ」

「ハサミは幸福を望むように作られていない。あるとすれば、役目を果たせた時だ。少なくとも俺は、そう感じる」
(-162) poru 2021/09/25(Sat) 21:44:31
南波 靖史は、ニュースを見ている輪には混じらずとも聞いていた。
(a19) poru 2021/09/25(Sat) 22:57:46

南波 靖史は、『同じだ』
(a20) poru 2021/09/25(Sat) 22:58:19

南波 靖史は、同じなのに違う。
(a21) poru 2021/09/25(Sat) 22:59:43

南波 靖史は、『それって何処が違う?』と『気付いた』
(a22) poru 2021/09/25(Sat) 23:01:14

南波 靖史は、ただ、左手薬指の指輪を握り締めている。
(a23) poru 2021/09/25(Sat) 23:01:53

南波 靖史は、『これ、誰との指輪だっけ』と、思い出しかけた。
(a24) poru 2021/09/25(Sat) 23:03:27

【赤】 3839 南波 靖史


「────。」

思い出しかけたのを、止めようかと一瞬迷い。
でも、干渉を止めた。

時間の問題なのも薄々気付いていたし、
何より、終演を迎えるには停滞をさせてはいけない。

見届けなければいけない。
その使命感か、情か、或いは──か。理由がなんだとしても。

最期まで思い出さないで新しい物を見つけてくれれば。
思い出すならせめて、

くだらないと言わなくて、
愉快だと笑い飛ばせるくらい、
楽しいものであったと──

そんな評価してくれる人がいれば。
或いは、共感してくれる人がいれば。

「もしもこの場所で思い出すなら、
そんな人が相手の時だといいんですけどね。

──そうでしょう、▓▓▓▓」

(*1) poru 2021/09/25(Sat) 23:20:30

【秘】 3839 南波 靖史 → 1117 闇谷 暁


「よくわかったな。
 その通り。別に俺は人間じゃない」

余りにその発言はシレっと。冗談と取るのが普通だと言うほどの羽根のような軽さで発せられる。元々の雰囲気も相まって、だろうが。

「ん〜。俺も勿論善意だけじゃないよ。需要と供給の一致で手を組んだ。裏切者って言われても別段間違ってないかもしれないのに、律儀だね」

傍に寄ってくるのを見て、そちらに首を傾ける。
別段カメラに視線を向ける事はない。あえて見せて安心させる事で、実に巧妙に隠しているカメラもどこかにあるだろうから、声はまだしも映像はどう足掻いても見られるだろうと開き直っている。

「ギリギリとは言ったが、もうテコ入れは来ないと思うよ。
 安定自体はしている訳だしね」

顎に手を当てながら、顔を上げる。
こうして考える動作だけしていれば大人びているのに、実際に口を開くと変に常識が無い上に、基本的に話下手だ。正確には感情の共感能力の低さ故に、無意識にな言い方をすることが多い。

「損切するなら長く続きすぎている。テコ入れレベルなら、無策状態だともうとっくに打ち切られているから、何も来ていないと言う事は安全だろう。褒美がなしと言えば、俺たちが何を仕出かすかもわからないから、そこも保証されていいんじゃないか。ただ、」

「暁くんの望みの報酬が得られるかは、内容次第だろうね」

そう返すしかない。その先が聞きたいのなら、そこを答えてもらうしかない。それを貴方は察せるだろうし、此方もそう思ってるから特に続きを尋ねたり催促したりもしない。
(-176) poru 2021/09/26(Sun) 2:43:49

【秘】 3839 南波 靖史 → 1117 闇谷 暁

 
「体や内臓は人間だねぇ。ご飯も美味しいよ。
 むしろと取らないと普通に死ぬね」

「リョウちゃんのニュース見た?或いは話して聞いた事ある?
 俺は大して話した事ないから知らないけど、多分一番近いのはあんな感じ。“本来の中の人と違う”ってやつ」

別段、必死に隠している訳でもないので、貴方の性格に絆されたと言うよりは、そのまま聞かれた事に応えている感覚に近い。

何よりどう見ても、どこも人間だ。視線を受けてへらりと手や足を軽く動かしたけれど、最初に言った通り、体は人間なので何一つ変わりはしない。

「ただ俺は別に“新しく用意”はしてないけど」

ニュースの内容を思い出しながらそう言った。
無意識に、左手の薬指の指輪を抑えてはいるが、あのニュースを時と違って少なくとも表向きの動揺は見えない。

「てっきり、
“念のため抱かれておきたい”

 ──って言われると思ったけど」

「いいよ。別に相談だけでもいつでも。
 暁くんがそう決めたならそれで。俺は尽くす側なので」
(-183) poru 2021/09/26(Sun) 3:59:10

【神】 3839 南波 靖史


「そもそも泣き顔見れるわけじゃなくてカメラ渡されるだけだから、潤ちゃんが受け取っても相手をガン攻めしてる撮影してきそう〜」

シレッと会話に交じる。

「前回俺モテモテだったのに高志くん今いないし、もしかして誰もいれない?むー」
(G6) poru 2021/09/26(Sun) 17:52:51
 




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