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【独】 図書館長 アザレア/* しんでいきかえってまたしんだアザレアさんです。 リアルタイムで眺めていてめちゃくちゃわらっていた。 それはさておき メモ全然気づいてなくて変な時間に発言してごめんなさい。 キネレりんとさんと、ペア並びを崩したくない 強い意思をかんじてすごいってついさっき話していた。 お気遣いありがとうございます。 お疲れ様です。 (-4) 海月 2021/01/06(Wed) 23:46:51 |
【独】 図書館長 アザレア>>3:98 [最初……本当に最初はいつだったか。 ノリで腕を広げたあの場ではなかった筈だ。 それより前から彼女を知っていた記憶はある。 なんとなく目で追っていた自覚も。 その頃の彼女はまだ『教育係』ではなかった気がする。 気がするが当時のわたしは彼女が何者であるか 理解していなかったし知ろうとすることもなかった。 ただなんとなく、『どこかで見た』から『よく見る』と 認識出来るところまで自然と移行していっただけで 当時のわたしに、目で追っていた自覚もない。 目と鼻の先にある教会も目には入っていても 意識には入っていなかったわたしにとっては 存在しないと同じ存在だった。 一番古い記憶を探るには積み重なった記憶が多すぎて 何が何やら、混濁しすぎて整理できる気がしない。 或いは過去に出会った誰かに重ねているのかもしれないし 自分の記憶の中の何かに響くものがあったのかもしれないし なにもなかったのかもしれない。 興味がなくはないが、そこに思考を割こうとする意識は薄い] (-12) 海月 2021/01/07(Thu) 6:42:05 |
【独】 図書館長 アザレア[自分の過去への記憶と興味が希薄で 積極的に話すことがないのと同じに 彼女の過去を濫りに掘り返そうとは思わなかった。 無論興味はあるが過去の彼女への興味というよりは 彼女が語るならば、語る言葉への興味はある、程度の話だ。 語らぬままなら知らぬままでも別にかまわないと思っている。 きみはそんなわたしを薄情だと思っているだろうか? きみに興味がないと思われているのなら心外だが 過ぎ去った歴史を語るよりも今はまだ 寄り添い共に歩む事になった奇跡みたいな今日より先を より良いものにしたい気持ちの方が 優先度が極めて高いので自然とそうなってしまう。 きみが、約束を好む気がすると気付いたのはいつだったか。 未来の約束をまっすぐ受け取るようになったのはいつか。 ……最初からではなかった気がする。 そんなわたしのもとで新しく変わってゆく あたらしいきみを知ることの方が 大切なことのように思えて、満たされてしまうので 昔話をする機会は今のところ、まだ、なさそうだ。*] (-13) 海月 2021/01/07(Thu) 6:43:31 |
【独】 図書館長 アザレア>>3:99 [経営が多分祖父か父あたりの私財で賄われている 趣味の図書館の代表として名前をおいているだけのわたしに 仕事らしい仕事なんてあるはずもない。 何かがあった時に一時的に責任を取るためにいるだけで 基本的には不在でも勝手に回るし 金持ちの道楽なので予算を何処かからかき集める苦労もない。 なんなら全部どこかに寄付して手放してもいいが 他にやりたいことがなく暇だから押し付けられていることを なにかをやりたいという気持ちもないので引き受けてそのまま 随分ぼんやり歳を重ねてしまったせいで 今更他にできることが見当たらないだけだとは言い出し難い。 親の金が有るだけの無能なボンクラである自覚くらいはある。 しかし今更新しい何かを始めることに 気力と時間と体力を削ることで得る何かよりも先に きみと過ごす時間の有意義さを知ってしまえば 甘えられる状況に甘えていることに悔いはない。 詳らかにきみに話せるかといえば話は別だが。 いずれ相続することになるかもしれない諸々や 今現在ろくに働いていないのにそこそこ贅沢に 暮らせているちょっと異常な私財の話は いずれしなければいけない気がするので ばれるのは時間の問題かもしれない。*] (-14) 海月 2021/01/07(Thu) 6:46:03 |
【人】 図書館長 アザレア[客観的な『色気』とかいうものを酷く気にしていることは 何となく認識しているが理解はし難い。 きみの魅力を唯一理解していればいいわたしが そのままのきみに問題なく興奮するのだから 何を憂う必要があるのかはわからないし ……きみがその不安を抱く最大の要因が 二重の意味での わたしの手の遅さにあるなんて知りもしない。] こたつでアイスが最高みたいな原理だろうか。 寒いところに暖かいものがあれば より素晴らしく感じたり…… 人に見せられない無防備な姿になる場所をあえて 外に存在させることで得る開放感だとか……? [人に見せられない無防備な姿を少し恥じらいながらも 隠すことなく見せてもらえる間柄なんだよなぁと 改めて噛み締めることを『魅力を感じる』と呼ぶなら 特に否定する要素はない。 多分彼女の求めている魅力とは違うなんて わたしが正しく理解するはずもないが 勿体ぶるように随分と遅くなった着替えの速度に 見せつけられているような心地を覚えるのは 完全に欲目であることくらいはわかったし それは正しくきみの求める『惹かれている』ということで 相違ないのではないかと思う。……たぶん。] (0) 海月 2021/01/07(Thu) 6:50:18 |
【人】 図書館長 アザレア[わりときみへ抱く興奮を隠しもしていないし 触れることにもこんなにも遠慮がないので 少し慎んだほうがいいだろうかと思っているくらいで わたしがきみに魅力を感じていないのではないかと 不安を覚えているきみとは全く噛み合っていない。 きみから求められているのか、或いは 未知の経験への恐怖をまだすこし抱かれているのか。 疑問に感じているわたしの感覚はそのまま 複雑なきみの心情なんだろうなぁと最近思う。 だから、或いはこのまま強引に求めても。 きみは恥じらい戸惑うだけで拒まないのだろうし なにもしなければ ほんの少しの不満を抱きつつも安堵するのだろう。 どちらが正しいのかわりといつも悩む。 自分がどちらを望んでいるのかも酷く複雑だった。 ぎりぎりのバランスを綱渡りしている感覚……… ……そこから、一歩。 踏み外しそうになっては、躊躇う。 安牌の『現状維持』はいつだって魅力的で 今度もまたその誘惑に負けた。 物足りなさを覚える現状に一番安堵しているのは きみよりもわたしの方であることは間違いない] (1) 海月 2021/01/07(Thu) 6:50:57 |
【人】 図書館長 アザレアひとにみせるものではない肌着、が靴下で その下の肌が、素足だとか……そんな感覚かな? わたしに染み付いているものも酷く半端な習慣だから あまり定かではないのだけれどね。 [幼い頃の習慣は抜けにくい。 けれどきみはわたしの傍で随分変わったよね。 わたし好みに変わる必要はないと告げた舌の根も乾かぬうちに そんな言葉が零れそうになって飲み込んだ。] (2) 海月 2021/01/07(Thu) 6:51:50 |
【人】 図書館長 アザレア[或いはそれこそが…… 相手の望む形に柔軟に変わってみせることこそが 彼女が幼い頃にその身に染み込ませた習慣なのかもしれない。 そうとなんとなく気付いている理性が寸でのところで 浮かれて滑りそうになる口を噤ませる。 わたしを喜ばせようと思ってくれるのは純粋にうれしい。 わたしもきみにそう思うからこそ、余計に。 同じ気持ちでいてくれる喜びが重なって、 幸せな気持ちにさせてくれる。 けれどべつに100%わたしの望むきみでなくたって きみに惹かれた事実は変わらないのだと 伝えることはわたしを喜ばせようとしてくれるきみの 努力を踏み躙ることになるのか…… 考えても答えを出すのは難しい。 わたしだって、きみをよろこばせようとしてしたことに対し 「そんなことはしなくていい」と言われるよりは 「うれしい」と喜ばれる方がいいに決まっているから難しい。 正解は今日もわからないままだった。] (3) 海月 2021/01/07(Thu) 6:52:55 |
【人】 図書館長 アザレア[柔らかな胸元をあひる共が押しつぶしている。 無機物の分際でうらやましい限りだ。 膨らみが足りないときみはしきりに気にしているが 誰にも許さぬ場所に触れることを許される事にこそ 興奮するのだから質量が如何なんて些細な問題だ。 『誰にも』に子供たちが含まれていないことに 強い憤りを覚えるが今はその話ではないね、ない。 お湯に手で触れただけで何故だか 信じられないものを見る目を向けられた。 なぜだ。衛生面の問題だろうか。] 貴重かどうかよりもきみが安らげる温度であるかが 一番重要なんじゃないか。 心地よく寛げる温度が一番だ。が。 ここのお湯を例えば雪を放り込むでもして 温度を下げるわけにもいかないしなぁ…… [無理はしないように。心配のまなざしを向けるが 慣れてしまえば気持ちよさそうなので杞憂だったようだ。 かけ湯くらいは家でもやるだろう?しないのかい? それこそ子供の頃からの習い性なのだと思う、多分。 眼鏡?あれはほぼ老眼鏡なので。割と見えているよ。] (4) 海月 2021/01/07(Thu) 6:54:47 |
【人】 図書館長 アザレア[割と見えているが鮮明ではない 雪化粧彩る絶景の庭よりも 目の前のきみの方が魅力的だったし なんなら鮮明に見えていたってきっと きみの方が変わらず魅力的なのだと思う。 きみがどんなに否定したってわたしにはそう思えることは 変え様のない真実である事はきみにはきっと理解されない。 けれどわたしだけが知っていれば これといって問題ないので別に構わない。 見るだけでも最高なのに触れるのだから まさに至高のひとときだ。 きみがなんの警戒もしないのがまた素晴らしい。 その無防備さが誰にでも振りまかれそうなことには 思わないことがないでもないが。 互いに築いた信頼が、信用が きみの身に染み込んでいる証なのだろう。 ……と、思いたい] (5) 海月 2021/01/07(Thu) 6:58:10 |
【秘】 図書館長 アザレア → きっと教育係 キネレト[その信頼を裏切る心地で仕掛けた悪戯は 甘ったるくも切なげに溢れる吐息の音で許される。 心に浮かんだのは、許される関係への充足ではなく 知っていた結果への安堵だった。 きみがゆるしてくれるだなんてこと、とっくに知っていて。 知った上でその許しが欲しいだけだ。 ああ、またやってしまった。 微笑む厚い面の皮の下で罪悪感と自己嫌悪を持て余す。 きみを一番に想っていれば きみの一番でなくとも構わないはずなのに やたらときみの一番や唯一に拘る癖はなかなか抜けず 度々こうした子供じみた試し行動を引き起こす。 きみは気付いているのだろうか? 或いは子供たちの相手で慣れてしまっているのかもしれない。 きみが許してしまうから。 そんなふうにきみのせいにして、自分に言い訳をして そうまでしないときみに触れることすら出来ないわたしなんて どうかきみは、知らぬままでいてくれたらいいのに そう願う気持ちの強さだけで平静を装っていれば 貫く嘘が誠になって自己嫌悪を覆い隠した。 何もなかった顔で、恥じらう彼女に目を細めて意地悪く笑う。 きみはどうか、しらないままでいて。] (-16) 海月 2021/01/07(Thu) 7:00:10 |
【秘】 図書館長 アザレア → きっと教育係 キネレト[苦い思いを見ないために興奮で塗り替えて じわじわと鼓動が速まっていくことに安堵する。 いとしいひとに触れることを純粋に求めただけの 欲に忠実な愚かな男になりきる。嘘ではない。 その顔も確かに自分の一面だから それだけであるかのように徹するのも簡単なことだった。 自分の指に感じて欲しいと思う愛おしさと ささやかな嗜虐心が綯交ぜになって きみの反応がより大きくなる場所を濁るお湯の中、指で探る。 何度も教え込んだ触れ方で執拗に 彼女も知らなかった官能を目覚めさせた指で触れる] 声、……がまんしなくて良いんだぞ……? なに、どんなに愛らしい声で誘われたとて いまはまだ、お預け中の身だ。心配しなくていい。 …… ああ、可愛いな。わたしのキネレト。 もっとその声を聴かせて欲しい…… [綺麗なものではないと、彼女が少し劣等感を抱く足の傷痕も 色気が足りないと嘆く肉付きの薄い脹脛も、太股も もうすっかりこの掌に馴染むくらいに触り慣れて 同じだけ触られることに慣れてしまったきみが その先を想像しているのかと思えば歪んだ充足を得る。] (-17) 海月 2021/01/07(Thu) 7:01:15 |
【秘】 図書館長 アザレア → きっと教育係 キネレト[求めることは、触れることを許すことと同義だ。 きみが許してくれないと、触れることすらできない。 互の同意を以て及ぶ行為であるから間違いはないのに わたしの歪んだ欲求のせいで何かが違っていることに 気付きながら、目を瞑る。 きみはどうかしらないままでいて。 そう乞い願う裏側で…… 気付いて。そして知った受けで受け入れて欲しいと ]*愛情を測っていないと不安で押し潰れされそうになる きみには見せられない子供のままのわたしが きみに甘えてぐずっているようだった。 (-18) 海月 2021/01/07(Thu) 7:03:21 |
【念】 図書館長 アザレア[きみがどこまでもついてきてくれることも きみがこの手を握り返してくれることも 諦めるも何も、わたしにとっては ご褒美であり、救いでしかないんだけどね? どうやら認識にずれがあるらしい?] しっているとも。 だが何度聴いてもいいな。 何度でも言ってくれ。 きみももうとっくに知っていると思うが。 何度でも聞いてくれるだろうか? 愛しているよ、キネレト。 [物理的にちょっとおピンクにしてみました。 恋窓がないからね、仕方ないね。 おピンク色の声色がどんな音色だったかは ご想像にお任せ致しますね。 きみにひつようだからでなくて わたしがしたいので自分勝手なキスをする。 頬に、ちゅ。] (!5) 海月 2021/01/07(Thu) 23:18:44 |
【念】 図書館長 アザレア[別の窓ではわたしこそがパパだった気がするので わたし以外をきみがパパと呼ぶことへの違和感すごい] お……、っと、珍しく積極的だな。 ふふ、さてはきみ、寝惚けていて 自分が何をしているか理解していないだろう? [怖々と触れてくる舌先を掬い取るよう迎え 表面を擦り合わせて唾液の味を混ぜ合わせる。 柔らかく、優しく、……言ってしまえば生温く 微睡みの延長みたいな口付けの最後に 混じった唾液で軟らかく湿った唇同士を重ね合わせて ちゅ、と随分と可愛らしいと音を立てて啄んだ。 これで満足かい?わたしの眠り姫。 無理に目覚めさせたりなんてしないから 眠いなら寝てしまいなさいね。ねんね、ねんね。] (!10) 海月 2021/01/08(Fri) 0:55:39 |
【独】 図書館長 アザレア/* 絡むより前に我々は露天風呂を満喫して かつ上がらないといけませんね。 お食事終わってお布団敷いて貰った後まで あーる15なんですって。 キネりんとさんおつかれさま? すれ違いですまぬ。 (-91) 海月 2021/01/08(Fri) 22:09:52 |
【人】 図書館長 アザレア[愛し方は多分知っている。 惜しみない愛情を与える方法も。 多分、そうして育てて貰った。 けれど受け取り方は終ぞわからないままなんだ。 そう伝えればきみは驚くだろうか?] (30) 海月 2021/01/09(Sat) 8:46:36 |
【人】 図書館長 アザレア[抱きしめられても縋ることを知らない子供だった。 そう在る事を強要された覚えはないから もとよりそういう性分だったのだと思う。 安らぎや喜びを得るよりも どうするのが正解なのかばかり考えていたと思う。 正解かわからないまま身体だけ育って わからないままそうされることもなくなった。 『良い大人となった今は撫でられるだけで気恥ずかしい』 確かそんな風に言って触れられることを辞退しようとした きみに何を思ってそれを押し付けたんだったか。 『気恥ずかしさを覚えるのが正解だったのか』 そんなことを頭の片隅で考えたこともあったのかもしれない。 抱きしめられる腕の中で、気恥ずかしさを抱けば 抱きしめてくれた父や母はそこにわたしの成長を感じ 喜んでくれたのだろうか? なにか見返りを求められていたわけではない。 上手く受け取れず、何も返せないわたしを それでも変わらず愛し育ててくれた。 ただ、何も返せなかった自分を悔いているだけだ。 与えてくれた分だけ何かを返したかったのだと思う。 何を返すのが正解かもわからないまま。] (31) 海月 2021/01/09(Sat) 8:46:57 |
【人】 図書館長 アザレア[相変わらず受け取るのが下手くそなわたしは きみが与えてくれるものも与えてくれようとしていることも ちょっと驚くくらい派手に取りこぼす。 ただ押し付けて、受け取って満たされるきみの姿に 安堵して、そこでおわりだ。 愛した分と同じだけ愛されているのだろうという 理解は頭の中にあっても それをどう受け取るのが正解なのかはわからないままだ。 どうしたら受け取れるのか、わからないままだ。 そもそもそんな状態でどうして愛されているのかわからない。 愛されていていいのか考えるのは漸くやめた。 よくなくたって、きみはわたしを愛してくれるのだと思う。 与えた分だけ、律儀に返してくれるのだろうと思っているから 押し付けてでも与えておけばひとまずは安心できる。 受け取るのが下手くそなわたしは ちょっと驚くくらい派手に取りこぼしてしまうから わたしが押し付けるから、同じだけ返してくれるのではなくて たとえ最初はそうだったのだとしても、今はきっと 何も差し出さずとも与える以上に 惜しみなく与えてくれるだろうきみの想いも、なにもかも これっぽっちも上手く見えていないのだろう。] (32) 海月 2021/01/09(Sat) 8:48:38 |
【人】 図書館長 アザレア[だって理由がわからない。 愛されるに足るなにかを、わたしはきっと持っていない。 きみがもし同じことを言えば 例えきみが何も持っていなくとも わたしが勝手に愛したいだけなのだと きっと淀みなく答えるのだろう。 同じことだと頭ではわかるのに、何故だか 不器用な感情はついていってはくれないままだった。] (33) 海月 2021/01/09(Sat) 8:48:58 |
【人】 図書館長 アザレア暖かさを享受できる幸せに抑圧された日常からの脱却か。 時々難しい表現をするよな、きみは。 ……だからきみのところには文学少年少女が多いのかな。 言葉に興味を持たせるのが上手いのかもしれないな。 教育係の鑑だね。 [単純に他の娯楽が少ないからと、近くに図書館があるからが 本に触れる最初の理由なのかかもしれないがそれだけなら、 触れてみて合わなければそこで終わる筈だ。 小さな利用者たちが足繁く通ってくるに至る経緯の謎に きみを据えてみると案外しっくりきて 実際のところなんて知らないけれど、 ひとり、勝手に納得してしまった。 子供たちに言葉に親しむ切っ掛けを与えるきみは わたしにひとを愛する切っ掛けを与えてくれたひとでもある。 そういえば話の切っ掛けを作るのも上手かったなぁなんて いつもわたしの周りを賑やかにしてくれるのは きみだったことを思い出す。] (34) 海月 2021/01/09(Sat) 8:50:07 |
【人】 図書館長 アザレア[ただ愛するだけでなく 愛されることを上手く受け取る切っ掛けも いつかきみが与えてくれるのだろうと 根拠もなく、確証もないのに何故だか納得できてしまった。 不安があるとすればその切っ掛けを活かせるかどうかだが、 きみは根気強いから一度で駄目でもまぁ大丈夫だろう、なんて いつまでも付き合って貰うつもりでいる無意識の自分には 今はまだ気づいていない。 方向性に少々問題はあれどそれだって 与えられる愛情を受け取った上で それが尽きることはないんだと疑わず 甘えている事に相違はないんだと 今はまだ、理解することもないけれど、 いずれ、気付ける日も来るだろう。 遠くない未来に、恐らくは。] (35) 海月 2021/01/09(Sat) 8:51:27 |
【人】 図書館長 アザレア[確かめないと躊躇ってしまうきみと 確かめることで安心を得るわたしと 確かに似ているが、随分違うのに、 やっていることは同じなのだから不思議なものだ。 求めれば受け止めてくれることを 理解したらそこで満足してしまうわたしと どこまで求めていいのかわからず 確かめている途中のきみとの間で 夫婦らしい行為はじつに半端なままになっている。 別段どこかを最後と定めてゴールを目指すものでもないが 何の障害もなくお互い合意の上なのにいつも 互が「途中」と感じている程度で終わる行為に いい加減不安を抱かせているんじゃないかとは思う。 思いはするが、思うだけで。 なんとなく今まで来てしまったので。 今日こそは、と。思わなくもない。 きみもそう思っているのかと思うと割とそれだけで 興奮できてしまうので、別に難しいことではない。 変な見栄を張っているだけだ。 例えばそう、今こうして裸を晒す行為と同じに。] (36) 海月 2021/01/09(Sat) 8:52:00 |
【人】 図書館長 アザレアきみが恥じらう様は可愛らしくて、 なんというか、とても、目の保養になるから これは理解しないままでいてくれて構わないが。 ………しっているかい? こういうのは恥ずかしがった方が余計恥ずかしいんだ。 嘘でも堂々としていたほうが案外気にされないものだと 頭で理解しているからこその振る舞いというか…… [まぁ、つまりは。当然恥らいくらいはあるわけで。 けれど女性の抱くそれよりは随分緩いものだとは思う。 なんせ性的な目で見られる要素も機会も極端に少ない。 今現在肌を晒しただけで如何わしい目を向けられているきみと わたしとの顕著な差がいい例だと思う。 恥じらう割にはその辺りへの危機感が 彼女の中で大分希薄なのが不思議でならない。 そういう視線に脅かされることなく ここまで育ってこられたからなのか 無防備が過ぎて気付いていないだけなのかは 彼女の場合、なかなかに怪しいところだ。] (37) 海月 2021/01/09(Sat) 8:54:33 |
【人】 図書館長 アザレアきみは、きみ自身の魅力を もう少しくらいは理解したほうがいいと思うぞ? [これからその魅力を遺憾無く発揮しようと企んでいるなんて 知る由もないから年頃に成長した娘を 心配する父親みたいな目線になった。 そういう目線こそが彼女の不安を更に煽るかもしれない なんて、唐変木が気付くことはない。] (38) 海月 2021/01/09(Sat) 8:55:35 |
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