【秘】 4274 素崎 真斗 → 9949 普川 尚久「 医務室 ……行ってみようか」どうせなら普通の部屋と違う方が気分も変わるかもしれないし、と提案。 誰か来るかもしれないという考えはどこかに消えているのだろう。 ……思い出すかもしれないけど。 (-118) eve_1224 2021/09/21(Tue) 22:04:59 |
【秘】 4274 素崎 真斗 → 9949 普川 尚久普段のやる気のなさはどこへやら。 歩いてる姿は育ちのいい男のように見えるから不思議だ。 自分の場合はいかにも優等生かといったような雰囲気を常に出しているので特に変化はない。 「………うわ」 医務室に入ると変な声が思わずついて出た。 仕方ないだろう。 普段ならないような道具が沢山置かれているのが直ぐにわかってしまった。 当然ながらここにもカメラは仕掛けられているだろう。おそらく、3・4台くらい。 「確かに……部屋に合わせて趣が変わってそうだね。 下手したらコスプレ衣装だとかSMセットとかありそう……」 医務室で良かった気がする、本当に。 (-143) eve_1224 2021/09/22(Wed) 0:01:41 |
【秘】 4274 素崎 真斗 → 市川 夢助「……まぁ、それはそう」 愛がもらえなくなったペットの気持ちはわかる気がする。 自分がそうのようなものだ。 それはそれとして、恋人が要らないとは。 愛を語るのであれば、恋人を必要としそうなものなのに。 「…………」 つまりは、やはり夢助の言うペットは恋人と同等、もしくはそれ以上に位置する存在なのではないだろうか。 ただ夢助が与える愛情の形が一般的なものとは形が違うのだ、多分。 そして、この男は俺はペットにはしないと言った。 要するにそういう意味においては俺は対象外なんだろう。 「なるほど。……夢助という人間が少しだけ、理解った気がする」 ここに考察を終えることとしよう。 俺は、この男とは親友のままでいい。 (-145) eve_1224 2021/09/22(Wed) 0:09:12 |
【秘】 4274 素崎 真斗 → 9949 普川 尚久「あるわけないでしょ……」 ふるふると首を振った。 何故俺が女装。しかもミニスカナース服を着なければならないのかちょっとわからない。 「普川が医者をするなら、俺は患者かな。 診察してくれる?……センセ」 ベッドに腰を掛けながらそう問う。 ぶかぶかの白衣を着ている普川はちょっと可愛らしいと思うのだけど。 逆が良ければそれでもいいよと付け加えた。 (-170) eve_1224 2021/09/22(Wed) 10:45:48 |
【秘】 4274 素崎 真斗 → 市川 夢助「……そうは思ってない。 特殊な嗜好を持つ人間だと理解しただけだ」 そういう意味においては、今の自分はそれなりに一般的な嗜好を持ち合わせているらしい。 とはいえ、自分には愛も恋も、形がそれぞれ違う物など理解の範疇を超えてるのだけど。 それでも家族が大事だという点においては、隣に寝転がっている男との共通点もあると言えよう。 「奇遇だな。 ……俺も他に友といえる人は居ない。何より、隣りにいて面倒だと思わない人は少ないんだ」 (-171) eve_1224 2021/09/22(Wed) 10:53:18 |
【秘】 4274 素崎 真斗 → 市川 夢助「嫌ってるなら、こうして隣に居ることを俺は許さない」 ふん、と息を鳴らし。 手をのばすとあなたの髪に触れ、そのまま髪をとくように撫でた。 どういう境遇で育ってこうなったのかは、自分には知る由もない。 だけどお互い様なのだ、自分の性格がこうなのも。 ある事をされると酷く***しまうことも。犯罪に手を染めたことも。 辿った境遇がこうだったから必然だったのかもしれないのだ、お互い。 きっと自分は、彼以外の友達を作ることはないだろう。 (-215) eve_1224 2021/09/22(Wed) 21:02:07 |
【秘】 4274 素崎 真斗 → 9949 普川 尚久しゅるり。 と音を立てネクタイを外す。 ボタンをいくつか外せば、白い肌に鎖骨が見えるだろう。 「どうぞ? 先生、今日はなんだか、変に息苦しいんです」 笑みを浮かべられれば完璧なはずだけれど、表情はほとんど動くことはない。 それでも、今から始まる事への気恥ずかしさに……ドキドキと鼓動がうるさいのは確かなことだ。 (-216) eve_1224 2021/09/22(Wed) 21:07:43 |
【秘】 4274 素崎 真斗 → 市川 夢助「少なくともここに来てからは初めて、だろう」 俺もそうだよ。とそう短く告げて、一緒に寝転がる。 背中に手が伸びてきて、抵抗することなくその身を寄せてだきまくらになった。 そう……、同室になってから、初めてのことだ。 自分にとっても。母親の玩具になってたとき以来の話だ。 「こんな自由は、この企画の間だけだとはわかっているけど……」 それでも今は。 「今はゆっくり、休もう。俺は、ここから離れないから」 少しでも心地よく眠ってくれればいいと、そう思った。 (-242) eve_1224 2021/09/23(Thu) 3:17:29 |
【秘】 4274 素崎 真斗 → 9949 普川 尚久あの普川が医者になりきってる様子は面白い。 普段の彼を知ってる人がビデオを見たならば、ギャップに笑ってるかもしれない。 自分にも表情筋が備わっていれば笑っていたかも。 「……っ」 それでも指先を滑らせられれば、軽く反応を見せた。 触られる事に敏感になった肌は素直に跳ねる。 「……っそう、昨日くらいからかな……ぁっ」 自身の体を支えるように後手にベッドに手をつくと、熱くなってきた吐息を深く吐いた。 (-243) eve_1224 2021/09/23(Thu) 3:22:08 |
【秘】 4274 素崎 真斗 → 9949 普川 尚久「せんせ……なんか、っ、へんな、かんじ」 ぞわぞわと込み上がってくる物を感じながら小さく震える。 声をかけられるままに薬に目を向ければ、それが何であるかに気づいて少し顔を赤くした。 「それで熱、さがるの? 先生の判断に……従うよ」 乱れる俺が見たい? と、挑発的な目を向けて、誘うように肩に手をかける。 飲ませようとするなら、抵抗せずに飲んでしまうだろう。 /* 飲むのに抵抗はない模様です! 逃げるな……戦え……(?) (-252) eve_1224 2021/09/23(Thu) 10:25:05 |
【秘】 4274 素崎 真斗 → 9949 普川 尚久「ん……」 流れてきた錠剤をこくりと飲み下した。 そのまま深い口づけを受け入れれば、口の端から溢れた水が一筋、首筋を伝っていく。 薬がすぐに効くわけではないが、奪われた酸素に目元がとろりと蕩けた。 「熱……高くなってる……気がする」 首に抱きついたまま、そこに手の感触を感じるとわかりやすく身体が跳ねる。 もうすでに通常より硬くなり、頭をもたげたそうにしているのが伝わってしまうだろう。 (-264) eve_1224 2021/09/23(Thu) 15:03:29 |
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