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【秘】 日差しにまどろむ ダニエラ → 渡りに船 ロメオ分けて欲しかったなあ、と同意して笑う。 実際のところ平均並みの身長は、気にする程は低くないはずなのだけれど。 「はあい。また来ますよお。」 レシートを避けてちょうどのお会計。 焼きたてのフォカッチャふたつ、ほくほく顔で受け取った。 「ぜひぜひ、お願いしますねえ。」 「それで増えたら儲けもんですからあ。」 ひらりと手を振る。 もし増えたところで、女がここに来る頻度はきっと変わらないだろうけど。 言わなくていいことは言わないまま、軽い足取りで立ち去っていった。 (-0) oO832mk 2023/09/11(Mon) 21:01:21 |
【人】 渡りに船 ロメオ木製の両開きの扉に提げられた『開店中』のプレート。 晴れたって曇ったって、雨が降ったってこのベーカリーは開いている。 『poco a poco』の看板を掲げた店の中。 店番の男が、今日も欠伸をしながらカウンターの向こう側で足を組んで座っていた。 来る人はまばらながらも客が来るのは事実。 なのでこの態度はよろしくないのだが、ここの店長は寛大なのであった。 男はいつもこんな感じであるし、クビにはなっていない。 「…………」 「今日はちょっとあちーな……」 よっこらしょ、と立ち上がりクーラーのリモコンを探す。 棚のパンは今日もつやつやと誇らしげに並んでいる。 庶民的な店内に、ピッと電子音。 少しだけ涼しい風が、そよそよと吹き始めた。 #パン屋 (7) susuya 2023/09/11(Mon) 21:36:51 |
【秘】 陽光の元で ニーノ → 渡りに船 ロメオ/* こんばんは!おやすみ硫酸ナトリウムです。 お話してくださってありがとうございました、良い感じに0日目が終わったのであそこで秘話を一旦切りたいと思います。 ロメオさんとの空気感が掴めて嬉しかったです… 平和時空が続いている間に共鳴窓をのんびり動かそうかと考えたのですが、プロローグがお酒の話で終わったのでお酒を飲みに行くor温泉がピョンと湧き出たのでそちらの話にするのも楽しそう……でうろうろしてしまいました。 上記二つに限らずもし何かご希望あればお伺いしたく…! お手隙の際にお聞かせいただければ幸いです、宜しくお願いします! (-10) mspn 2023/09/11(Mon) 21:40:33 |
【秘】 渡りに船 ロメオ → 陽光の元で ニーノ/* こんばんは!万人の夢です。 0日目秘話、ありがとうございました……! きっとロミオはこんな感じだと思います。対面でも多分そう。 そして共鳴窓、このまま飲みに行っちゃおっかな!?と思っていたので飲み約束を平和なうちに果たすのはありかな〜と思っていました! 良ければ飲み時空でいかがでしょうか!? (-17) susuya 2023/09/11(Mon) 23:15:29 |
【秘】 路地の花 フィオレ → 渡りに船 ロメオ「あ、じゃあ一口もらっちゃおうかしら」 「かぼちゃのピザなら、ちょっと甘めかもしれないし。お口直しってことで♪」 チーズクリームのピザを頬張りながら、開かれた紙袋を覗く。 秋色のピザが詰められたそれは、季節が閉じ込められているよう。 見ているだけで心が豊かになりそうだ。 女の顔も輝いた。 「気軽に誘ってくれていいのに」 「仕事が入ってなかったら、いつでも。意外とファミリーの皆もノリよかったりするし…… ってちょっと待って、自分でも作ってるの?」 自炊が出来るなんて聞いてない!とばかりに。 「せっかくなら今度皆に声かけてお昼食べたいわね。 今はちょっと穏やかだし、またどっかと揉めて余裕がなくなる前に」 (-28) otomizu 2023/09/12(Tue) 1:14:06 |
【秘】 陽光の元で ニーノ → 渡りに船 ロメオ/* お返事ありがとうございます! じゃあぜひ飲み時空で…嬉しいです! そんな感じで窓を動かしますね、またまったりとお付き合いいただければ幸いです。よろしくお願いいたします! (-34) mspn 2023/09/12(Tue) 7:29:26 |
【秘】 渡りに船 ロメオ → 路地の花 フィオレ「はぁい、どーぞどーぞ。好きなタイミングで好きに食べて」 紙袋を覗くその表情だけでも言ってみるものだと思う。 折角なので、なんて気持ちで買ったので食い意地なんてものはここに無い。 全部くれてやってもよいのだが、まあ。食べたい事には食べたいので。 「時間貰うの申し訳ねーんで」 「え?全然作るっすよ、めんどくさいだけで。 流石にパンは焼けねーけど」 ハハ、と軽い笑いを添えた。 「あー……堅苦しくないタイプの食事会みたいな。 いいんじゃないすか?周りにビビられなきゃいいすけどぉ」 (-69) susuya 2023/09/12(Tue) 22:23:12 |
【人】 渡りに船 ロメオ>>31 ヴィンセンツィオ 軽やかなドアベルの音、扉の開く音。 クーラーのリモコンを置いてカウンターへと戻る途中、 振り返りざまに「いらっしゃいませ〜」と緩く店員らしい挨拶を。 ──癖のように自分より下げられた視線は、 少しの驚きを以て開かれると同時に自分の上の方へと修正された。 なんせ自分より背の大きい人は珍しいもので。 「……今日のおすすめ。 あー、今日のパーネ・ディ・リーゾは米粉で焼いてるからいつもより食感がいい。チーズとハムのピッツァ・ビアンカもあるし、なんか旦那が朝からさくらんぼのパネットーネも焼いてる」 「場所はそこ、そこ、あとそこ。値段は札見てください」 その驚きも一瞬に、尋ねられればすらすらと答える。 表情も声の抑揚も愛想のいいものではないが、瓶底眼鏡の奥の視線だけはきちんと貴方に合わせられていた。 一つに束ねられた薄いレモン色の髪を揺らしながら定位置の席へと付けば、背は貴方よりも大分低くなる。 #パン屋 (78) susuya 2023/09/12(Tue) 22:47:29 |
【鳴】 渡りに船 ロメオ「あれ。早いじゃん」 あの後紹介したバーの前に向かえば、 既に待ち合わせの相手の姿は店前にあった。 思わずぽろっとそう口に出してから、すぐに貴方の傍に寄って行く。 「すまーん。待たせた?ちゃんと迷わないで来れた?」 「胃薬とか持ってきたから欲しくなったら言えよな。 金はあんま気にしないでいいから……」 瓶底眼鏡に一つに括った長い髪。 バー自体はおしゃれなので服装こそいつもよりまともだが、 それ以外は普段通りの恰好だ。 (=1) susuya 2023/09/12(Tue) 22:55:51 |
【人】 渡りに船 ロメオ>>96 ヴィンセンツィオ 笑みを向けられれば、ロメオは一回、二回。 ぱち、ぱち、と間を開けて大きい瞬きをして、きょとんとした顔になり。 熱心の言葉に「どーもぉ」と今度はこちらが薄く笑って返した。 ……本当に熱心かどうかはさておき、出勤の度に当然の如く今日はどのパンがおすすめなのかを選んで覚えているのは事実。 店長に言われたわけでもないが、その方が客とのコミュニケーションが円滑に運べるだろうという考えだった。 それに味見をして決めているので、ハズレはないと自負している。 トレーに乗せられたパンがカウンターに置かれ、会計の途中。 「お客さん、あんま来ない人っすよね。それともオレが非番の時に来てたり?」 「誰かの紹介とかー……」 ふとそんな事を尋ねてみる。 店員としての話題作りもあるが、ここにはあんまり新しい客が来ることは少ないから、興味があった。 #パン屋 (99) susuya 2023/09/13(Wed) 9:35:23 |
【秘】 渡りに船 ロメオ → 門を潜り ダヴィード「ダヴィ〜ド」「いる?」 アジト内。 片手に中身の入ったビニール袋をぶら下げて、 貴方のいそうなところを見て周っていた。 特に、というか全く急ぎの用事ではないので、見つかったらラッキーくらいの気持ちだった。 今日はあまり頼まれ事もしていないので、割合暇なのである。 (-124) susuya 2023/09/13(Wed) 10:00:18 |
【鳴】 渡りに船 ロメオ「カクテルって度数強いからさぁ、油断してると来るし……」 「いーだろ。払いたいってんなら割り勘でも」 小突かれたら小突き返す。いつものやりとりだ。 ドアを開けて店内に入れば、薄暗い空間に雰囲気の良いBGMが流れていた。 それに混じって聞こえるのは先客の談笑、シェーカーのフラれる音、グラスが置かれる固い音。 「場違いなもんかよ。あんたちゃんとしたカッコしてんだから」 「どうせならカウンター座るべ〜」 こちらはそんな空気に気圧される様子はない。 むしろ慣れた様子で裾を握られたままカウンター席を指さし歩き出した。 「マスターどーもぉ。チーズ貰える?」 先につまみの注文も。カクテルは二人で選ぼうと思って。 (=3) susuya 2023/09/13(Wed) 10:31:57 |
【秘】 門を潜り ダヴィード → 渡りに船 ロメオ「ロメオさん。 どうしました?また何か、用事でも?」 男はアジトの片隅、机に向かって地図を広げていた。 ペンで何事かを書き込んでいるのを見るに、近辺の「見回り」の成果の整理でもしていたのだろう。 貴方の顔を見ると、それらはくるくると丸められてアジトの片隅、のさらに片隅に追いやられた。 (-145) NineN 2023/09/13(Wed) 13:23:46 |
【秘】 コピーキャット ペネロペ → 渡りに船 ロメオ「ローメオ〜。酒切れた。なんか適当に買ってこい!」 急。 夜か深夜、それくらいの時間。 不意に絡んでくる酒飲みはあなたにとっても時折ある事だ。 外見次第では酒の匂いをさせながら夜中出歩くのはまずい、 という一般良識くらいはあるらしいため。 とはいえあなたはこれを断ってもいいし、 或いは今夜は忙しかったかもしれない。 そうでなければ酒とお小遣いがもらえる。その程度のことだ。 (-165) unforg00 2023/09/13(Wed) 19:30:54 |
【秘】 路地の花 フィオレ → 渡りに船 ロメオ「ありがと、今度ちゃんとお礼させてもらうからね」 ゆっくり食べ進めたチーズクリームを食べ終えてから、袋の中のかぼちゃのピザを一口文千切って頂く。残った分は、あなたに渡してしまおう。 なめらかなペーストが生地に乗っていて、優しい甘さが広がっていく…… おいし〜…っ、甘いものが好きなのかニコニコと笑いながら頬張っている。 「ちゃんと忙しい時は言うし、他の人はともかく私はいつでも歓迎だから覚えといて。 たまにはこうやって誰かと食べるのもいいでしょ?」 「食べてみたいわね、……今度作ってきてくれない?」 一番楽なのでいいから、なんて言って。甘えるように見上げている。 それでも手料理なんてものは面倒くさいものであるものだから、断ったってかまわないだろう。 「じゃ、連絡だけ送っとこうかしら」 「皆来てくれるといいわよね〜、せっかくだからもっと信頼深めておきたいもの」 携帯を取り出して、ファミリーの面々に"簡易的な食事会をしないか"という旨の一斉連絡を送った。 隣にいるあなたにも、届いただろう。 (-166) otomizu 2023/09/13(Wed) 19:53:19 |
【鳴】 渡りに船 ロメオ並んでカウンター席に座れば、マスターの向こうのボトルや道具なんかが良く見える。 探せばキープボトルに付けられたタグに見知った名前があるかもしれないが、まあ、それはそれとして。 貴方が開いたメニューを覗き見る。 何にしようかね、と並ぶ名前に指を滑らせ──、 「……フ」 「アハハ!や、そーだよな。わかるよ、オレも初めて来た時そうなったから……えーと?」 その反応に声を弾ませて笑った。 それもそうだ。ここはファミリーレストランじゃないのだから、ご親切に全てのメニューに写真が付いている訳じゃない。 ましてやどんな酒で何が入っているかなんて説明が書かれていることの方が少ないし。 「何が気になる?わかる範囲なら教えるよ。 オレもわかんなかったら……一緒に飲むべ」 「ラムコークとかホワイトルシアンとかもいいぞ。あれ殆どコーラと生クリームコーヒーだから」 (=5) susuya 2023/09/13(Wed) 20:05:35 |
【秘】 渡りに船 ロメオ → 門を潜り ダヴィード「あ。いた」 「や、別に仕事の話じゃなかったんだけど。 なんか邪魔した?悪いね」 追いやられた地図を目で追うのもそこそこに、 ロメオは手に持っていた袋をどさ、と置いた。 「もらいもんのパンが余っててさー……食う?」 「結構あんだよ、食わねえとダメになるっつって。 今日限定の奴とかも混ざってっから一人で食うのもったいねえかなって」 息抜きにどうよ、と貴方の顔を見た。 パンと言うのは日中ロメオが働いているベーカリーの物だ。 もちろん断ってもいいのだが。 (-173) susuya 2023/09/13(Wed) 20:34:12 |
【秘】 渡りに船 ロメオ → コピーキャット ペネロペ「出た。お身体に障りますよ〜……」 夜限定、突如のおつかい。 この人の好みの酒はなんだったか、と思考を巡らせつつ、 特に断ろうという意思はなし。 心配するような言葉はあるものの、強く止めようとする事も無い。 「それじゃあ適当に買ってきますよ。暇だし。 つまみの類はいります?」 「ちゃんと飲んだ酒と同じ量水飲むんすよ。明日に残るんだから」 (-176) susuya 2023/09/13(Wed) 20:51:49 |
【秘】 渡りに船 ロメオ → 路地の花 フィオレ「礼なんてそんな。いーのに」 ちぎられたかぼちゃのピザを受け取って、同じようにぱくり。 胡椒やバジルが効いたピザよりも優しい味わいに、「へえ」と感心の声が漏れた。これならもっかい買ってもいいかもなと思いつつ、横に座る貴女の顔を覗き見て、その時は二枚買って来よう、とも思ったり。 「まあ、それは。たまになら、うん」 「え? ……いいけど。凝ったものは作れないすよ」 この間べんとーばこなるものをパン屋の奥さんに貰ったことを思い出し、その時はそいつに入れて持ってこようかと。 あんまり人に食べさせたことはなかったので、やや緊張するかもしれない。 「あざ〜す。……あ、返信早」 「なんだかんだ皆何かしらで来てくれんのかね。あったけ〜」 着信音の後、すぐに確認して自分も返信を。 既に返ってきた返事を見て、茶化すように笑った。 (-177) susuya 2023/09/13(Wed) 21:04:15 |
【秘】 門を潜り ダヴィード → 渡りに船 ロメオ「いいえ、自分の頭の整理用ですから。 ……ははあ、それはまた大変そうな」 どさりと机に置かれた袋を見やる。 そこそこの重量がありそうなそれは、なんともありがたい言葉とともに届けられた福音のように感じられた。 「なるほど。食べます! 中身、見てもいいですか?」 そわそわ。即答と共に待ての姿勢を取っている。 年ごろがゆえに、いつだってはらぺこなのだ。 (-180) NineN 2023/09/13(Wed) 21:17:14 |
【秘】 コピーキャット ペネロペ → 渡りに船 ロメオ「裏社会の人間が健康に生きてどうすんだよ」 暴論だ。 裏社会の人間であっても健康に気を遣う者は居るだろう。 この酒飲みが特別肝臓に悪い生き方をしているのもまた然り。 「はいはい、お前は俺の母親かよ。水飲んで待ってますよ。 つまみも……あー、そろそろ切れそうだな。 好きなの買ってきていいぞ、お前ナッツ嫌いだしそれ以外で」 はいよ、と酒とつまみ代がどんぶり勘定で渡される。 そこそこ良いものを買ってお釣りが来るくらい。 酒の好みは特に無いが、ある程度以上度数が高いものを好む傾向。 (-181) unforg00 2023/09/13(Wed) 21:18:57 |
【鳴】 渡りに船 ロメオ「そうする? んじゃそれにするか。 カルーアミルクっつーほぼミルクコーヒーみたいなやつもあるんだけどさ。それよりも少し甘いのが、アイリッシュコーヒー……これは生クリームがホイップされて上に乗ってるしザラメも入ってる。しかも温かいカクテル」 コーヒーが好きと聞けば、 すらすらと他のコーヒーカクテルの名前を挙げる。 どれも一回は試し飲みしたものだ。酒は嫌いじゃない。 だからここにも、ここじゃないバーにも通っていたり。 「オレはフルーツ系が好きかなー……カンパリ・オレンジとか、 スカーレットオハラ……クランベリーとライムのやつね。 あとチョコっぽいのもおもしれーからたまに飲む。 グラスホッパーとかほぼチョコミントだし」 メニューを点々と指差してすらすら答えている途中、 自分でも慣れてきたな……と思っていたり。 (=7) susuya 2023/09/13(Wed) 22:34:22 |
【秘】 渡りに船 ロメオ → コピーキャット ペネロペ「いいじゃないですか健康でも。 簡単にくたばられたら困るんでえ」 しぶとくてなんぼじゃないですか、と言葉を返す。 適当な反論は得意だった。 「だぁって知りませんよ地べたで寝られても。 んじゃつまみ……多くないすか?ども……」 んじゃ適当に買いまーす、とありがたく受け取り、 一旦はその場を後に。 ✢ それから。 「ただいま戻りましたー」 ほどなくして戻ってくる。 両手にはレジ袋、その中からちらりと見えるのは酒の瓶やら缶やら。銘柄を見ればきっと貴女が過去に一度でも「うまい」と言ったものだ。もう片方にはきっとつまみが入っているのだろう。 「水も追加で持って来たんで……」 (-194) susuya 2023/09/13(Wed) 22:51:44 |
【秘】 渡りに船 ロメオ → 門を潜り ダヴィード「なら良かった。好きなだけ持ってきな」 食べると聞けばすぐに表情を緩め、 それから躊躇いも無く机の上で袋をひっくり返す。 そこからごろごろと溢れてきたのは、チーズのフォカッチャやら、カスタードたっぷりのスフォリアテッラやら、ドライフルーツを混ぜ込んだグバーナやら。 食事パンから菓子パンまでよく揃っている。 確かにこれは一人で食べるには多いかも、と言う印象を抱かせるかもしれない。 「あ。ブリオッシュあんじゃん、ジェラート挟んで食べるとうまいんだよな」 「なんか持ってくるか?バターとか……」 (-198) susuya 2023/09/13(Wed) 23:00:09 |
【鳴】 渡りに船 ロメオ「すごいよな。しかもちゃんと酒なんだぜ」 「…………」 「飲み方によるかなー……。全部15度以上あるだろうし」 全部か。腕を組んで少し考えた後、 ペース配分によるだろうとの結論を出した。 「一気にいっぱい飲んだら潰れるよ、多分。 ……オレでも潰れるし。少し分けてやろうか。 それかマスターなら小さめのグラスにでも 出してくれんじゃねーかなあ」 なー、とマスターに促せば、マスターは微笑みを返すだろうか。 「とりあえずオレはー……ブルームーンで」 それから、少しの思考の間。 今までの例には挙げなかったカクテルを一つ頼む。 (=9) susuya 2023/09/13(Wed) 23:09:32 |
【秘】 コピーキャット ペネロペ → 渡りに船 ロメオ上の席が一つ空くんだからいいだろ喜べよ、だとか しぶといから酒程度じゃくたばりやしねえんだとか。 酒飲みはつべこべ屁理屈を返していただろう。 それでもあなたが買いに出る様子を見れば、 その背にいって来いの一言は投げ掛けて。 「おう。釣りは要らねえ、持っとけ。 暇なら適当に飲んでってもいいぞ」 言いつつ早速レジ袋からウイスキーの瓶を取り出し、 テーブルにあったショットグラスを引き寄せて。 つまみが入った袋からはオイルサーディンの缶詰を引っ掴んだ。 テーブルの上に自分の陣地を形成している。 水はその片隅で寂しそうにしていた。 「そういやロメオよお、 お前最近気になる奴とか居ねえの?」 急。 人の恋路を酒の肴にしようとしている。カス。 (-201) unforg00 2023/09/13(Wed) 23:27:51 |
【秘】 門を潜り ダヴィード → 渡りに船 ロメオ「ウワーッ 量、量!! これは一人では大変だったでしょうね」 転がり出たパンをひとつ手に取り、しげしげと眺める。 おそらくは食事用のチーズが入ったもの。 「バターも欲しいですけど、こいつら。 温めて食べたいところですね……」 流石にアジトにレンジやらトースターは……あるのだろうか? あったとしても、下っ端が使っていいのだろうか? そんな葛藤がありありと現れている。 (-238) NineN 2023/09/14(Thu) 7:32:11 |
【秘】 渡りに船 ロメオ → コピーキャット ペネロペ上の席……に関しては、至極興味がなさそうな顔をした。 そこにいてくださいよとでも言いたげだった。 「え、いいんすか。いつもすみませんね」 「じゃあオレこれ」 と、自分も嬉し気になんの悪びれもせずちゃっかり買ってきた自分の分のビールを取り出す。 それからチーズも。 言われるより前にもう元より一緒に呑む気だったらしい。 水には後で役に立ってもらおう。きっと。 栓を抜き酒をグラスに注いで口を付けそうとしたところで、 「ンブ」 「な……何。急に。いませんよ、オレなんかに」 唐突なコイバナに面食らいかける。 危うく吹き零す所だった酒を改めて一口飲み、グラスを置く。 「そういうあんたはどうなんですか。浮いた話とか」 (-275) susuya 2023/09/14(Thu) 20:02:10 |
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