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【秘】 ユスティ → エウロパ全て筒抜けだったなんて きっとユスティは知らない方が幸せだろう。 あまりにも格好がつかない失態は 彼を部屋出引きこもらせるには十分だ。 (-0) 西 2023/10/08(Sun) 21:13:09 |
【秘】 ユスティ → エウロパ自分の功績だと並べ立てられるのは 劣等感は煽られずとも羞恥心は駆られる。 けれど最も触れられたくないところは もしかしたらエウロパも気づいていないかもしれない。 あの時彼女は魔力が枯渇して気絶寸前だったはず。 (-2) 西 2023/10/08(Sun) 21:15:12 |
【秘】 ユスティ → エウロパ「みんな助けようとしてただろ たまたまボクが実行に移したってだけで…」 恩を着せるつもりなどない。 ただ自分の知らないところで 人知れず守られていればいいのに。 それでもエウロパは納得しないというのだろうか。 しなさそうだと内心思ってはいるけれども。 (-4) 西 2023/10/08(Sun) 21:17:00 |
【秘】 ユスティ → エウロパだからってそれを聞いてくるのは違う。 一番忘れておいて欲しかったところなのに。 ユスティは堪らずエウロパから離れて 思わず顔を片手で隠すと目元を伏せた。 (-5) 西 2023/10/08(Sun) 21:20:57 |
【秘】 ユスティ → エウロパ「不可抗力とはいえキスしたわけだし。 エウロパがどう思っているかはともかく その辺は覚悟決めないといけないだろ。 一応これでも男なんだから…………。」 (-6) 西 2023/10/08(Sun) 21:22:26 |
【秘】 ユスティ → エウロパ今も消えずに燃える決意と告白の思い出 エウロパにとっては忘れたくない ユスティにとっては忘れられない どれほど想いが交差しようと 姿を変えようとも その形は決して変わることはない。 (-24) 西 2023/10/10(Tue) 15:11:12 |
【秘】 ユスティ → エウロパそれでも彼女の方が 綺麗な咲かせてみせるのだろう。 気取らず、迷わず、 その一歩を躊躇わない彼女こそが。 触れ合った手はエウロパの勇気の対価 その対価という名の恩にどう返せばいいのか 答えを待たせる時間はない。 (-26) 西 2023/10/10(Tue) 15:12:51 |
【秘】 ユスティ → エウロパ「ボクは……、 キミの傍にいる資格なんてないと思っていた。 キミの努力を知っておきながら ボクを軽々と飛び越えるキミが羨ましくて 天才という言葉でキミという存在に蓋をした。」 (-27) 西 2023/10/10(Tue) 15:13:25 |
【秘】 ユスティ → エウロパ「ボクが一番の魔法使いになって キミを守れるようになるって誓ったのに キミには絶対に追いつけないと分かって、 ボクはキミの事を守ることなんて出来ないって。 その事実を受け止めることができなかったんだ。」 (-28) 西 2023/10/10(Tue) 15:14:14 |
【秘】 ユスティ → エウロパあの日味わったのは絶望だ。 次第に彼女の背が遠くなり 一歩一歩絶壁を登る後ろから まるで月へ還るカグヤ姫のように 空を舞い軽々と飛び越していく。 無理についていこうとすればするほど 身体が悲鳴をあげ、手足の感覚さえなくなる。 圧倒的な差を、思い知らされる。 (-29) 西 2023/10/10(Tue) 15:15:52 |
【秘】 ユスティ → エウロパ赦せるとでもいうのか。 問いよりもエウロパからの要求が先手を取った。 次に彼女がする事が 星屑に埋もれた自分の問いに対する答えだろう。 頬をつねりでもするか、叩くか、あるいは。 なんにせよその答えがもらえるのなら ユスティに断る理由などなく、 ユスティは静かに目を閉じた。 それは彼女の示す条件への肯定だ。 (-31) 西 2023/10/10(Tue) 15:17:57 |
【秘】 ユスティ → エウロパ示された答えは赦しでも糾弾でもない。 ただ己が持つ想いを言葉から行動に変えただけ 単純明快な感情の表出、たったそれだけの事に どれだけ救われたことだろう。 (-33) 西 2023/10/10(Tue) 15:19:46 |
【秘】 ユスティ → エウロパ唇が離れれば雨音が止む。 女の子の前で泣くなんて情けないと 今はそんなことを考える余裕すらない。 余裕が無いのはお互い様。 感極まってしまっただけで いつもなら自分も顔を赤くするだろうから。 しかしその涙は エウロパの困惑を生んでしまった。 (-47) 西 2023/10/11(Wed) 3:27:14 |
【秘】 ユスティ → エウロパその一言で伝わるエウロパの感情 好意の裏に隠れた拒絶されることへの怯えが 想いを言葉にしてもなお尾を引いていた。 それを取り除くことが叶うのなら きっとその役割は自分でありたい。 彼女に怯えを覚えさせてしまって それでもなお彼女を愛する人として。 (-48) 西 2023/10/11(Wed) 3:27:39 |
【人】 ユスティ心身も回復した後日、 エウロパ共々モモイ呼び出されたユスティは 職員室で入学以来初めての説教を食らっていた。 他の先生も呆れたような顔でユスティを眺めるが 当の本人は至って真剣な顔でモモイに向き合っている。 結局エウロパの件を誤魔化せなくなった 学園の理事がエウロパを退学させるかどうか 議論するほどに事態は荒れに荒れていた。 そこに重要人として呼ばれたのが モモイ、そしてユスティだったのだが…… (1) 西 2023/10/11(Wed) 3:35:08 |
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