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【秘】 観測用 カムイ → 軍事用 リュイ「あの子…愛玩用か? ああ如何にもそんな事を抜かしてくれそうだな」 事実がどうかは知れないが、これはつまり、 観測用は愛玩用にそうした印象を持っているとの言だ。 「良いのではないか? 誰ぞの言葉を聞いて、 納得のいったソレを己のモノにしてゆく事。 反対に己には持てぬと判断する事。 持つ持たぬをどうしようかと思い悩む事」 「こうして訪問して回る事は悪くないのではないか? 主は己の知らぬ事に触れ、思考する時間を持つべきだろう」 「此処まで生きてきているのだ、 主はまだ生き汚くなれるぞ。そしてソレは悪ではない。 悪だのグレイには不要だの抜かす輩が居るのなら、 其方の方が間違っている」 「主は己が生きていると思って、生きようとしていい」 「…というのも我個人の思想だ。 コレが絶対的に正しいとは思ってくれるなよ。 不要であれば聞かなかった事にだってして構わない」 変わらず作業を続けながら、言葉は滑らかに。 本当にどう受け取られても、 あるいは受け取られずとも構わないのだろう。 (-6) 66111 2023/12/11(Mon) 5:37:50 |
【神】 軍事用 リュイ#ハノイの塔 みなが武器を構えて。 かつての仲間であったグレイにその手を向ける。 怒声が響く。ぶつかり合う音が、響く。 だのに、軍事用の手は止まっていた。 明らかな、迷いを乗せているのだった。 自分は貴方と同じように 諦めていたから、彼らのような言葉は掛けられない。 ただ手を出せば、加減は難しいだろう。 軍事用とはそういうものだ。 だから。 「…八つ当たり。 したきゃ幾らでもしなよ。」 「ボクが全部受け止めてあげる。 君が嫌だった分も、それで晴れるなら。」 「みんなみたいにボクは前向きじゃないからさ。 諦めるなよとか、そんなことは言えないけど。 悪くないと思うよ、こっち側も。」 銃を、背に直した。 やっぱり貴方は、敵じゃない。 (G2) pinjicham 2023/12/11(Mon) 9:01:20 |
【秘】 軍事用 リュイ → 歌唱用 シングソン「んー…そうだね、そうかも。 だってボクら軍事用は戦闘用だからさ。 戦って、戦い抜いて、役目を果たして壊れるなら。」 「地雷を踏み抜いたって、撃ち抜かれたって。 それが本望でやり切った、って思うようになってる。 怖いだとか、嫌だとか、考えるようになったら使えないでしょ?」 淡々と、そう語る。 残酷で過酷な環境だからこそ、なのだろう。 「ありがとう。君は優しいんだね。 それに、そっか。ね、聞きたいな、君の歌。 今も、歌いたくない?」 (-16) pinjicham 2023/12/11(Mon) 22:17:16 |
【秘】 軍事用 リュイ → 読書用 シージュ「あはは、別に話すこと自体は苦じゃないし。 気にしないでいいよぉ。」 日常を話すくらいの気軽さだから。 軍事用にとっては軽い事だと笑うだろう。 「携帯食は勿論。レーションとも言うけど。 割と味は美味しくないかなぁ。」 「美味しいのもあるらしいけど 型落ちの旧型にやるのは勿体ないって 貰ったことがないんだよね。」 ボクの居たとこ、割とアレだったから なんて言いながら。 「飛行機はないかも。 専ら地上で動く部隊に混ざってるから。 へー…そんなに?まるで塔に住んでるお姫様みたいだ。」 「ん−、些細な事。 あとボクが出来るのは、折り紙とかその辺かな。 普通の生活は、それこそ教育用が詳しいだろうし。」 (-17) pinjicham 2023/12/11(Mon) 22:30:48 |
【秘】 軍事用 リュイ → 点燈用 トムラビ「…ありがとう、トムラビ。 そっか、友達っぽい、かな。」 ぽつ、ぽつ、と零しながら。 考える顔をして。 「じゃあ、友達ってこと、で。 改めて、よろしくね。」 なんて、そっと手を差し出してみた。 友達がするんだよ、って、何処かで教えて貰ったことを 思い出してしまったから。 (-18) pinjicham 2023/12/11(Mon) 22:44:49 |
【秘】 軍事用 リュイ → 送迎用 フーグル「…それって。 君の御主人たちが、自分の好き勝手に命令して。 それで君が困ったから、って事じゃないの。」 「確かに処理能力が足りなかったのはあるかもしれないけど。 それでも、自分勝手すぎる。」 軍事用は、怒りを滲ませた。 人間のそういうところが、軍事用は嫌いだ。 「ボクは情報収集用だからさ。 処理能力に関しては、分かるつもり。 複数人のオーダーを一気に受けるのはさ、限度があるんだ。」 「だからね、全部自分が悪いなんて思いこむものじゃない。 押し付けた人間にも、問題がある。ボクは、そう思うよ。」 (-19) pinjicham 2023/12/11(Mon) 22:50:21 |
【秘】 軍事用 リュイ → 教育用 ロベル「…戻りたくはないのかも。 でも、戻らなきゃ、いけない。」 言葉を僅かに詰まらせた。 「そういうものでしょう、みんな。 ボクは、戦場以外でのボクが出来ることなんて 分からないもの。人間が求めるものをこなすしかない。」 (-20) pinjicham 2023/12/11(Mon) 22:53:26 |
【秘】 軍事用 リュイ → 観測用 カムイ「あー…まあ、愛玩用はそうだけど。 アトリのことじゃないよ、ボクが言ったのは。」 苦々しい顔をして首を横に振った。 「潜入先で出会ったグレイの子がいてね。 ボクを色々気遣って教えてくれたんだ。 その子の事、思い出しちゃったのさ。」 そうして貴方の言葉を聞く。 静かに、聞き漏らす事のないように。 「…そうだね。生き汚くなれるかも。 生きてて、何になるか分かんないけど。 君は色々と教えてくれるね、カムイ。」 「君は、これからもそうやって生きるの? 人間を嫌って、それでも星と自然を愛して。」 貴方もまた、ストレス値が高いから集められた身。 何か力になれないか、と軍事用は思うのだった。 (-21) pinjicham 2023/12/11(Mon) 23:06:34 |
【秘】 点燈用 トムラビ → 軍事用 リュイ「っぽいのですヨ。そして今、 我々ハ"っぽイ"かラ、友達そのものになったのでス」 差し出された手に手を重ね、握る。 上下に軽く手を振って、シェイクハンドでス。 「では我が友、リュイ。……そう言えバ、 あちこちの部屋を回っていたのでしょウ? 私だけが独占している訳にもいきませン。 その代わリ、次に暇が出来た時は覚悟しておいてくださイ」 空いた手で貴方の頬をつつく。 「徹底的に娯楽だけを追求した一日を過ごしますヨ!」 (-22) shell_memoria 2023/12/11(Mon) 23:10:45 |
【秘】 送迎用 フーグル → 軍事用 リュイ「そんな。 ……いや、僕が悪いんだ。 せめていつものように運転できていたら、注文通りにはならなかったとしても事故にはならなかったはず」 パニックを起こしたまま運転した結果、注意力が散漫になった。 運転能力と頑丈さだけが取り柄だというのに、そこで重大な事故を起こしてしまったのだ。 「でも……ありがとう。 そんな風に言ってくれたのはキミが初めてだよ」 屋敷の他の従業員たちは、グレイも人間も皆、可哀想なものを見る目で僕を見ていた。 そういうものに慣れてしまった。 「ご主人は、相手方に多くの賠償を支払って大変だったから……僕にあたるのは仕方ないと思うし。 言われてることは本当のことだし……でも、」 「でも、頑張れば帰れると思うんだよね。 僕は人間は嫌いじゃない。ご主人の事は今も、すごく好きなんだ」 (-23) eve_1224 2023/12/12(Tue) 0:12:46 |
【秘】 軍事用 リュイ → 送迎用 フーグル「そんなの、全部向こうの都合じゃん。 確かにそうだったかもしれないよ。 でも、かもしれない、なんだよ。」 「頑張るって何を? 君に無茶苦茶を強いて事故を起こさせて あまつさえその責任を全部君に擦り付けて。」 「君が何を頑張る必要があるの? 君に必要なのは…きっと、そうじゃないよ。 君がそうして自分を追い込めば追い込むほど 君自身が傷つくんじゃないの?」 憤っている。 彼は主人を好きだという。それは事実だとしても。 彼が此処まで心をすり減らす理由にはならない。 (-24) pinjicham 2023/12/12(Tue) 0:53:14 |
【秘】 軍事用 リュイ → 点燈用 トムラビ「あ、うん。 みんなの部屋を見せて貰うつもりだよ。 この後も…って、え、覚悟って。」 「娯楽…わ、わぁ…何だか凄そうだなぁ。 えっと、楽しみにしてる、ねぇ?」 シェイクハンドをしながら。 軍事用である自分には馴染みが薄い提案に目を瞬かせた。 けれどきっとそれは、楽しい筈だ。 久しぶりの友人と過ごす時間になるのだろうから。 「じゃあ、また後で…適当に声をかけてよ。 空いてたら、いつでも付き合うから、さ。」 (-25) pinjicham 2023/12/12(Tue) 1:20:28 |
【人】 軍事用 リュイ「そうだ。後でも良いからさ。 みんなの好きな色、教えて欲しいな。」 暫く悩んだ末に別のことを考えることにした。 何故か好きな色を聞き始めている。 (9) pinjicham 2023/12/12(Tue) 8:47:47 |
【秘】 点燈用 トムラビ → 軍事用 リュイ「ふふフ……一生娯楽の事しか考えられなイ、 そんなリュイにしてやりますヨ……」 ある種の犯罪予告である。 「まア、気負わずに楽しみにしましょウ。 娯楽施設カ、本部内カ……暇な時に声をかけまス」 そんな風に微笑んで、貴方を見送るのだろう。 とはいえその後なんやかんやと忙しく、 中々娯楽に誘う余裕はなかったのだが……。 「あア、そう言えばリュイ」 ……結果、イーサンを連れて帰った辺りで、 ようやくあなたに声をかける事になるだろう。 /* という感じで現在時空に繋げて秘話を続ける感じで 投げるか否か一生迷っていました。 リュイ君、秘話の数えらい事になっていると思うので…… そこで、これ以上余裕がないよ!という場合は 小文字になっている行はスルーして頂いて、解散したぞ! という感じにしておいてくださいませ! (-26) shell_memoria 2023/12/12(Tue) 17:25:48 |
【秘】 送迎用 フーグル → 軍事用 リュイ「勿論、二度と事故を起こさないように訓練を重ねて自信をつけることだよ」 そうすれば悪かったことは嘘のように良くなっていくはずだと、信じている。 「ここには便利なものがあってね。 娯楽施設にあるレーシングゲーム。 コースはいっぱいあるし、状況も様々。 どんな状況でも対応する訓練にはもってこいなんだ」 毎日、時間を見つけてやってきたゲームは、送迎用にとって遊びではない。 あれはれっきとしたシミュレーションだ。 ここで送迎技術を訓練する方法はあれしかない。 送迎用は、問題と言われるストレスとやらを解消するには、自信をつけていくしかないのだと……そう思っている。 事実、ハノイの塔の攻略でストレス値は一切変動を見せては居なかった。 ▼ (-27) eve_1224 2023/12/12(Tue) 17:26:14 |
【秘】 送迎用 フーグル → 軍事用 リュイ「あぁ……本来の遊び方と違うのはちゃんとわかっているよ。 だからゲームに勝てた試しは一度もない。 やろうと思えばできるだろうけど……勝つことが目的じゃないからね」 送迎用はあなたが何を言っているのか理解できない様子で、ふるりと自信なさ気に頭を振った。 シミュレーションが必要ないのだとしたら、自分に何が必要なのかさっぱり検討もつかないのだ。 「……それを必要ないなんて、どうか言わないでほしい」 「僕がしっかりしたら、元のご主人さまにきっと……きっと戻ってくれるって、僕は信じているんだ」 帰る場所はあそこしかない。 旧型である自分を、送迎用としての自分を使ってくれる主人は、あの人しかいないんだ。 送迎用としてしか生きてこなかった男にとって、それ以外の道を見出すのは雲をつかむより難しい。 (-28) eve_1224 2023/12/12(Tue) 17:26:43 |
【人】 軍事用 リュイ「トムラビが黒、赤、茶。 バンドッグが黒白、黄色。 チャコがエメラルドグリーン、青。 アトリが白って前に言ってたから、と。」 記憶に刻むように各々の解答を繰り返す。 メンテナンスに向かった愛玩用の好みを知っていたのは 別の機会に聞いていたのだろう。 「あとはフーグルにカムイ、シージュ イーサンにシングソン、ダビ、ロベル。 監察官とブラックと、カルナーにも聞かなきゃだ。」 (14) pinjicham 2023/12/12(Tue) 20:30:55 |
【秘】 軍事用 リュイ → 送迎用 フーグル「…そんなに優しい人間だったんなら。 君の苦しみに気付くはずだよ。」 「非が自分にもあったかもしれないって。 そんな風に考えるはずだよ。」 「でもそれも無しに君を頭ごなしに叱る。 罵って、責任を全部押し付けて。」 「そんなの… ボクの上司と何にも変わらない んだよ。」ある意味、軍事用も。 貴方と同じ考えを持って、苦しんでいた。 ただ違うのは、この軍事用は既に、諦めているという事。 (-29) pinjicham 2023/12/12(Tue) 22:14:27 |
【秘】 観測用 カムイ → 軍事用 リュイ「潜入先で……成程? ふん、思い出す事が苦しいのなら、いっそ捨ててしまえ。 が、捨てたくないと欠片でも思うのなら、 そのグレイとの思い出は持ったままでいるといい。 斯様に決まりが悪そうに語るモノでもない。 やさしさを人に説くような奴が、 恨み節を吐く事もないだろう」 観測用の中では、あなたがそのグレイを手に掛けた、 もしくは死ぬ原因を作ったという事になっている。 いずれにせよきっと、今は手の届かぬ世界に在るのだろう。 どれだけの不利益をそのグレイに渡していようとも、 思い出に触れる事は悪ではない。観測用はそう考える。 「我の言う程度を聞いて得る事が何ぞある域であるのなら それはただ単に主の知見が狭いと言えよう。 生きてて何になるか分からない? 結構。 目的が欲しいのなら、ソレを知る為に生きろ。 責任を果たす為でも、誰ぞの想いに報いる為でも、 己のモノに出来る答えを見つけようとすれば良いのでは?」 (-30) 66111 2023/12/12(Tue) 22:15:56 |
【秘】 軍事用 リュイ → 点燈用 トムラビ「えっ、何それこわぁ…」 宣戦布告を聞きながら その場では、またね、なんて別れたのかもしれない。 時は過ぎて、第三層から戻って来たころに。 貴方から声を掛けられた軍事用は、振り向いた。 「なぁに、トムラビ。 ボクに話でもあった?」 /*お世話になっております! お話はこのまま続けて大丈夫ですので レスを繋げさせていただきました! お気遣いありがとうございます…引き続き、お付き合い頂ければ幸いです… (-31) pinjicham 2023/12/12(Tue) 22:17:24 |
【秘】 観測用 カムイ → 軍事用 リュイ「我は変わらず在るだろう。ソレで何も問題はない。 これ程までに人間の矛盾が 浮き彫りになる場にいる理由もないな、皆無だ」 「やれそもそもが我がこんな所に寄越されたなら、我のストレス値の下降や人間嫌いの緩和という管理者側の目的からは確実に遠ざかるぞと進言したにも拘わらず『一応』だの『念の為』だの『もしかしたら』だのを抜かして送り付けてくれた人間の判断がまず間違いだ。望む結果が出ぬ見込みの方がどう考えても高くあった上に事実として事前の見込み通り、いや見込みよりも悪い結果をもたらしてくれたなまったくこれだから人間は」 いいから早く仕事場に帰りたいそうです。 観測用の問題とされている点…極度の人間嫌いは、 此処にいて全く解決しないし、戻っても根本的には解決しないだろう。 が、はっきり言ってしまえば、 元の環境にさえ戻せば観測用にとっての問題はない。 ストレス値診断テストだなんてものをするから 観測用のストレス値は瞬間的に上がるし、 この場に在るからこそ感じるストレスというものが彼にはある。 今回の事は、こうした取り組みは観測用にとっての 不利益しか生まないという結果を作る為のものである。 観測用のストレスに関しては誰かが何かをしなくても、 このテストプレイが終わった後、その内に解決するのだ。 それではあなたの気は収まらないかもしれないが、 返されるような何かを渡したつもりも 観測用からすればないものだった。 (-32) 66111 2023/12/12(Tue) 22:18:42 |
【秘】 点燈用 トムラビ → 軍事用 リュイ「えエ、数点。まず一点、先の説得中のバンドッグの話ヲ、 貴方も聞いていたかと思いますガ。ここが終わり次第、 私はバンドッグに買われる事ニ、なりましタ。 これでクソッタレの地獄とはおさらばでス、 という友達への良い報せでス。ハイタッチしましょウ」 いえーイ。片手を挙げて貴方を待つ。 ハイタッチすればすぐに、しなくとも数秒後には次の話。 「次ニ、イーサンの件が片付いて時間が出来たでしょウ。 しかしこの後管理AIを殴りに行く時はより忙しいはズ。 と言う事デ、そうなる前に遊びませんカ? という前にした約束への提案が一点でス」 娯楽施設か、本部にあるゲームでもしましょウ。 そんな風に誘った。さらに続けて、 「最後ニ、それが今気分じゃなイ、という場合は諦めますガ。 ……リュイ、貴方もバンドッグに誘われたのでしょウ? でも貴方、放っておいたらふらーっと戦場に行きそうでス。 なーんか考えこんでましたシ。よっテ、友としテ、 貴方のお悩みを聞きつツ、遊ぶ約束を追加で取り付けテ、 どっかに逃げないようにしてやロ、と言うのが一点。 どうでス、もう逃げられまイ」 そうやって矢継ぎ早に繰り出された、 無茶苦茶な言葉のパンチが貴方を襲った。 /* わあい!ありがとうございます!お話も佳境と言う事で、遊びに行くロールしてられないかも! と言うのを含めたパンチでございます。良きようにやってくださいまし…… (-34) shell_memoria 2023/12/12(Tue) 23:40:16 |
【秘】 送迎用 フーグル → 軍事用 リュイ「ボクの上司って……」 「キミも叱られていたのかい?」 確かにそうかも知れない。 人間はきっかけ一つでこんなに変わってしまうものなのかと、あの時痛感したから。 送迎用である自分に、スクランブルエッグの作り方を教えてくれた時のような、あの優しいご主人さまはもう、きっと居ないのだろう。 それでも願わずにいられない。 何処にもいけないのなら、せめて元のご主人さまに戻ってもらえるように。 その為には、自分自身がしっかりと訓練を重ねて自信をつけることが大事だと考えて……。 そういう事を、目の前の彼は重ねてきた後の姿だと、そう言うのだろうか。 (-35) eve_1224 2023/12/12(Tue) 23:42:11 |
【秘】 軍事用 リュイ → 送迎用 フーグル「叱られるなんて、かわいいものじゃないよ。」 静かに、言葉を返す。 「都合の良いプログラムを組み込まれたし ボディだって、改造された。 腹いせに強姦された事だってあるよ。」 まあ己はグレイだから。 人間の欲望に関しては理解が及ばないけど。 「でもボクがどれだけ人間に沿った機能を持っても。 その役目を果たせなければ意味がない。 ボクは道具で、人間じゃないんだからね。」 「だからさ、フーグル。一度、離れてみない? バンドッグは自分を買い取るって言ってた。 君も、それに近しい事は出来るんじゃないかな。」 自分も誘われている事は伏せながら。 そんな事に縋っていては、貴方が壊れると思った。 (-36) pinjicham 2023/12/13(Wed) 15:14:58 |
【秘】 軍事用 リュイ → 観測用 カムイ「き、君って文章量多いって言われない!?」 つらつらと吐かれる言葉の羅列。 あわわ、となる軍事用だった。 「うー…分かったよぉ。分かったぁ。 後ろめたい気持ちがあるのも本当だし 生きてて何になる、って思ってるのも本当。」 「君がそういうなら、考えてみてもいいのかな。」 何故か貴方の言葉は、すとんと胸に落ちてきた。 諦めるなだとか、希望を持てとか そういう綺麗事ではなかったからかもしれない。 「でも此処に来てから 君の傍が一番居心地よかったからさぁ。 ちょっとでも返せるかなって思っただけ。」 多分、貴方の事はそれなりに好きだった。 (-37) pinjicham 2023/12/13(Wed) 15:20:59 |
【秘】 軍事用 リュイ → 点燈用 トムラビ「えっ、あ、うん、良かったねぇ…?」 まず聞いたのは貴方の嬉しい報告。 イエーイ、のハイタッチに返しながら さらに続く話に耳を傾けた。 「逃げられまいって。 いや、うーん、思うところは確かにあったけどさ。 いいよ、約束してたし…遊ぶだけの時間は許されるでしょ。」 囲われた気がする。 悩んでいた顔も見られていたようで お手上げー、とハイタッチからお手上げのポーズになった。 (-38) pinjicham 2023/12/13(Wed) 15:23:41 |
【秘】 点燈用 トムラビ → 軍事用 リュイ「もっと喜んでいいのですヨ? 友達が助かったのですかラ〜」 余程嬉しかったのか、かなり鬱陶しい絡み方だ。 「ほらやっぱリ〜。 でハ、遊びながらそのお悩みをちょっとずツ、 解していくとしましょウ。まずはゲームですネ、ゲーム」 どれやりましょウ、なんて言いながらクッションを 二つ持ってきた。ディスプレイの前に置いて、手招き。 色々なソフトがあるだろうから、選ぶには事欠かなさそうだ。 (-39) shell_memoria 2023/12/13(Wed) 16:16:03 |
【秘】 軍事用 リュイ → 点燈用 トムラビ「割と喜んでるよぉ? いやぁ、本当の本当にぃ。」 ちょっと苦笑いして でも喜ばしいと思っているのは本当。 「はぁーい…ボク、ゲームってあんまり分かんないからさ。 トムラビに任せていい?」 大人しく、ディスプレイの前に座った。 (-40) pinjicham 2023/12/13(Wed) 16:25:41 |
【秘】 読書用 シージュ → 軍事用 リュイ「えー……いい飯食べれるのはある意味特権ってやつなんかね。 あんた、型落ちとはいうけど全然動けるし、役に立ってそうなのに」 どこも扱いは良くないもんだ、と怠そうに呟く。 お互いあまりいい環境には居ないなあ……とか思ってるのかも。 「塔に住んでるお姫様、ってのは言い得て妙かもな。 実際そうだと思うし。助けてくれる王子様が暫くは来そうにないのが何ともだが…… ……お、折り紙。いいなー。なんか色々できるんだっけアレ。 鳥以外見たことないけど」 「もとが紙だからすぐグチャグチャで自力じゃだめだった。 あんたは結構器用みたいでちょっと羨ましいや。 ……なんかそう聞くと、やっぱあんたって型落ちだとか旧型やら、そういうのには見えねーなあ。なんともはや……」 (-42) むら 2023/12/13(Wed) 17:24:58 |
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