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【人】 夜の一族 チャンドラ>>136 テラ 「ああ、テラ。そうなの。何も書いていなくて。 キエがそのうち掲示板に貼り紙をすると言っていたから、それなのかと思ったんだけど」 どうやら違いそうね、と肩を竦める。 やっぱりいたずらかしら。 「紙飛行機なら、わたし、得意よ。 こどもの頃、よく作ったもの」 そう言いながら、貼り紙に触れる。 剥がさないと、紙飛行機も作れないもの。 けど、勝手に剥がしていいものかしら。掲示物って。 (137) oO832mk 2021/10/16(Sat) 22:47:35 |
【人】 夜の一族 チャンドラ>>140 テラ 「キュートなんてものじゃないわ。今よりもっとお転婆だったもの。 木登りとかもしたわね。それで、よく怒られていて。 反省文を書きなさいと言われて、その用紙を紙飛行機にして飛ばしたものよ」 今でこそああ言ってもらえたけれど、こどもの頃は本当に酷かったもの。 思い出すとおかしくなって、笑ってしまう。 見えないものには気付かない。 「だから、反省文は懲り懲りなのだけど。 ……怒られないかしら、これ」 心配していた矢先にあなたが剥がしてしまうものだから、少し不安になった。 (143) oO832mk 2021/10/17(Sun) 0:30:23 |
【秘】 夜の一族 チャンドラ → パイ焼き ゲイザー「ねえ、あなた」 パーティ会場のどこか。 南瓜を持ったあなたの姿に話しかける。 「従業員の人かしら。 少しお腹を空かせていて。食べるものが欲しいのだけど」 (-194) oO832mk 2021/10/17(Sun) 0:48:21 |
【秘】 夜の一族 チャンドラ → パイ焼き ゲイザー「ええ、チャンドラよ。 ありがとう。助かるわ、ゲイザー」 本当はクロノを探していたのだけど、見つからなかったところ声をかけたのがあなただった。 快い返事を聞くと安心をして、笑顔が落ちる。 すると、きゅうとお腹が鳴って、少し恥ずかしい思いをした。 「この通りだから、出来合いのもので大丈夫よ。 カボチャパイ、もらってもいいかしら」 滞在期間がどうであれ、わたしが会場でよく何かを食べていることは知られているかもしれない。 従業員というなら、なおさらの話ね。そう思うとまた恥ずかしくなって、誤魔化すように笑みをこぼした。 (-213) oO832mk 2021/10/17(Sun) 1:28:07 |
【秘】 夜の一族 チャンドラ → 技術指揮 シトゥラ「……?」 不思議な間に小首を傾げ。 何かおかしなことを言ったかしら。 「わがまま……トラヴィスかしら。 彼、目立つからちょっとした有名人よ。知っている?」 お陰であなたの名前も知っていたんだけど、なんて言わなくてもいいことまでは言わずにいた。 「本当? お招き頂けるなんて嬉しいわ。 粗相のないようにしないとね。 すぐに行っても大丈夫なものかしら?」 わたしの部屋は少し散らかっているものだから、つい尋ねてしまう。 (-214) oO832mk 2021/10/17(Sun) 1:38:55 |
【秘】 夜の一族 チャンドラ → パイ焼き ゲイザーゲイザーがその場を離れると、わたしは適当な椅子に腰掛けた。 座ってお腹に力を入れたらもうお腹が鳴って恥をかくようなことはないような気がして。 運ばれてきたカボチャパイを見て、またお腹が鳴りそうなのを堪えられたのは、そのお陰だったのかもしれない。 備えあれば憂いなしというのはこのことね。 「ヒケツ、そうね。……夜が来ないことかしら。 わたしは本当は、夜でないと活動ができないの。 でもここには、夜がないでしょう? それでか分からないけど、無性にお腹がすいてしまうの」 秘密よ、と笑ってみせる。 館の従業員の人には、伝えておいた方がのちのち都合が良さそうだものね。 (-253) oO832mk 2021/10/17(Sun) 8:00:10 |
【秘】 夜の一族 チャンドラ → パイ焼き ゲイザー「そうかもしれないわ。ここに来る前は少しくらい体重を気にしてたけど、さすがに気にならないし」 微笑みながら、いただきますと感謝を告げて。 カボチャパイを咀嚼する。 これなら少しは腹持ちがするかしら。 「でもいいことばかりでもないの。 本当にずっと何かを食べていないといけないくらいにすぐお腹はすくし。 せっかくだから館の中も見て回りたいものなんだけど」 目下の悩みというやつね。 実際、ほとんどこの部屋から出ることができていないのだし。 (-274) oO832mk 2021/10/17(Sun) 14:21:45 |
【人】 夜の一族 チャンドラ>>176 テラ 「そうね。確かにテラの言う通り、かも」 剥がしちゃいけないのならそう書けばいい。 そう納得するのも、悪いことをした自分を正当化するように思えて躊躇うけれど。 でも、おかしなことは何一つ言っていないものね。 「やらないなんて言ってないわよ。 でも、そうね。何枚かあった方がきっと楽しいわ。 どっちの方が遠くまで飛ばせるか、勝負をしましょうよ」 わたしはそう言うと強気に笑う。 こういうの、好きなの。わたし。 (188) oO832mk 2021/10/17(Sun) 18:44:10 |
【人】 夜の一族 チャンドラ>>L0 ハロウィンパーティのお知らせ 「……まあ! 今度こそ、キエね」 貼り紙に気付き、見知らぬ言葉に首を傾げる。 「お菓子がもらえるのね。素敵な催し。 それなら是非参加しなくちゃ。 でも……ハロウィンって何かしら」 外界と隔絶されていたわたしは、もしかしたら人よりものを知らないのかもしれない。 お父様たちなら知っていたのかしら。 それでも、楽しみには変わりないんだけど。 (189) oO832mk 2021/10/17(Sun) 18:55:35 |
【秘】 夜の一族 チャンドラ → 技術指揮 シトゥラ「……?」 忠告をされてもわたしはその意味がよく分からなくて、首を傾げた。 それでも部屋にはお招きされるし、普通に足を踏み入れるのだけど。 部屋に入ってまず強く香った花の香り。 この香りは、何の花のものだったかしら。 そんなことを考えていて、ラベンダーだと思い出した頃、シトゥラの質問にわたしはまた首を傾げることになる。 「危ないこと、って? このまま誘拐されて、神隠しに遭ってしまうとか?」 これはまだあなたの知らないことだけど、夜の一族は夜の間は誰にも負けることはない。 同じ一族内では姫のように可愛がられていたから、同族同士でその心配をすることもわたしにはなかった。 だから箱入り娘のわたしは、そのことについて強く言い含められたことはなかった。 全く危機感も疑問も抱かずに、この部屋をひとりで訪れたのはそういうことだ。 「どうする……どうしましょう。 神隠しがどのようなものなのかまで、わたしは知らないのよね。やっぱりあれ、危ないのかしら」 (-308) oO832mk 2021/10/17(Sun) 19:06:28 |
【秘】 夜の一族 チャンドラ → 浮遊想 テラ/* ハローハロー! アンタ、ベル記ね?アタイの目は誤魔化せないわ! 秘話移行推奨されている事だし、秘話で続行にするわよ。 アタイはこの青colorい扉を選ぶわ。 細やかな連絡助かるわ。さすがベル記ね…… 愛してるわよ。kiss…… (-318) oO832mk 2021/10/17(Sun) 20:59:41 |
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