人狼物語 三日月国


224 【R18G】海辺のフチラータ2【身内】

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【人】 日差しにまどろむ ダニエラ

ピザのことなど知りもしない女が足を止めたのは、とあるサンドイッチ店。

「あい、どおも」

代金を支払い、包まれた商品を受け取る。
チャバタを縦に半分に切り、具材は野菜と生ハムにチーズ。
そんなオーソドックスなサブマリンサンドイッチ。

「また来まあす」

口髭の店主に手を振った。
店主の気前が良ければ味もいい。
そんな良店であるからこそ、足を運ぶのももう幾度目か。

レシートを財布に仕舞い、店先を離れる。
その足取りは、決して機敏とは言い難い。
それでも、確保したブランチのためと、また見回りへ返っていく。

#街中
(44) oO832mk 2023/09/08(Fri) 22:21:19

【秘】 日差しにまどろむ ダニエラ → 黒眼鏡

受け取ったレシートを一瞥。
大まかな内容を読み取ってから、財布に仕舞う動作までのどこにも、不自然な点は存在しなかった。
(-338) oO832mk 2023/09/08(Fri) 22:24:51

【独】 日差しにまどろむ ダニエラ

/*
さて黒眼鏡さんのお店にはいつ行こうかな。
白で行きたいけどこの様子だと難しいか〜?でも白で行くなら村開始時の今しかないんだよな〜〜〜
(-340) oO832mk 2023/09/08(Fri) 23:47:51

【独】 日差しにまどろむ ダニエラ

/*
明日の朝になってからお店には行こうかな。
今日はどうしよっかな〜〜〜〜ミネちゃんとも遊びたいしニーノくんとも遊びたいしニコロさんとも遊びたいしリヴィオさんとも遊びたい
(-341) oO832mk 2023/09/09(Sat) 0:04:06

【秘】 日差しにまどろむ ダニエラ → 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ

業務を終えた夕刻後。
こつこつと革靴の底が、モーテルの床を鳴らした。

「ミネ」
「やほ」

省エネの名を欲しいままにした短な挨拶。
約2週間ぶりの来訪は、もちろん手土産のチョコレートと共に。
島内で少しは名のあるチョコラテリアの紙袋を提げ、気怠げな口許が一瞬笑んだ。
(-343) oO832mk 2023/09/09(Sat) 0:09:53

【秘】 日差しにまどろむ ダニエラ → 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ

「おー……」

よく回る舌だなあと感心することこの間数回。
跳んだり転げたり目にも楽しい。
それ以上の感想を抱かない程度には毒されている慣れてしまっている

「んんー、ぼちぼち……?お仕事はあ、順調〜」
「ミネは元気い?……元気そお。」

有難く椅子に腰掛ける。
上等な座面がぽふとお臀を支えた。

「取り敢えず、はい。」

袋の中にはシックな箱のトリュフアソート。
無難なチョイスだ。こういうことで冒険をするタイプではない。
つまり、きっと幾度か前にも持ってきて、気に入って貰えた品だ。

差し出す女の小指の爪にはマリーゴールドのエナメル。
数ヶ月くらい前から、気に入っているのかよく付けている。
(-349) oO832mk 2023/09/09(Sat) 1:16:18

【独】 日差しにまどろむ ダニエラ

/*
リヴィオのピン留めで無限に噎せてる
あとで秘話送るからなリヴィオ………………(ギリィ)
(-350) oO832mk 2023/09/09(Sat) 1:19:16

【人】 日差しにまどろむ ダニエラ

>>39 黒眼鏡

勤務後。赤く染った空が同色に海を染めている。

「すみませえん」

店主の姿を探し覗き込む。
看板が出ているからには営業中のはずだ。
珈琲豆の香りと機械油の香りではどちらが優位か怪しいものだが、この店のそういうところを女は結構気に入っていた。

「コーヒーくださあい」

#Mazzetto
(65) oO832mk 2023/09/09(Sat) 6:06:14

【人】 日差しにまどろむ ダニエラ

>>66 黒眼鏡

ちぐはぐな店内。
そこに店主の姿がすぐになくとも居心地の悪さを感じない程度に女は豪胆だった。
寝惚けたような視線を漂わせ待つこと暫らく。
姿を見せた長身を見上げて、サングラス奥の笑顔に頷いた。

「どうもお。どっちもお願いしまあす。
 あ。砂糖は2つで〜。」

席に腰掛け、カウンターに両肘で体重を預ける。
ぷらぷらと脚を揺らして、漂い始めるコーヒーの香りに目を閉じた。
こればかりは、喫茶店の醍醐味だ。

「いい香りですねえ」

以前来た時も、同じことを言ったかもしれない。
もう何ヶ月も前のことだし、お互いそんなこと覚えちゃいないだろうが。

#Mazzetto
(70) oO832mk 2023/09/09(Sat) 9:16:57

【秘】 日差しにまどろむ ダニエラ → 無敵の リヴィオ

或日の署内。当直を終えた女は、上司の姿を探している。

「あ。見いつけたあ」
「リヴィオさあん。ちょっと、いいですかあ」

女の手にはクリアファイルが握られている。
午前中の見回りにてちょっとしたいざこざの仲裁に入った女は、その報告書を作らねばならなかった。
拳銃が取り出されることもなければ拳が振るわれることもない至って平和な口論だ。
(-368) oO832mk 2023/09/09(Sat) 9:24:07

【人】 日差しにまどろむ ダニエラ

>>74 黒眼鏡

「えー、いいんですかあ。」
「らっきー。いただきまあす。」

湯気くゆるカップに手を伸ばし、まずはひと口。
舌先で転がして、その風味を味わう。
そうしてことりとカップを置いた手は、まっすぐクラッカーへと伸ばされた。

「でも、正解ですよお。」
「前にも来ましたあ。マスター、記憶力いいですねえ」

弧を描いた口許が口ずさむ。

「今日は、お仕事帰りなんですよお。」
「ふふ、お仕事、何だと思いますう?」

控えめな雑談も、また。喫茶店の醍醐味だろう。
乾いた音とともに、口の中に薄い塩味が広がった。

#Mazzetto
(79) oO832mk 2023/09/09(Sat) 12:19:13

【秘】 日差しにまどろむ ダニエラ → 黒眼鏡

クラッカーの箱からSDカードを回収し、器用に袖の中に滑り落とす。
眼前の上司の機嫌を鑑みるに、あまり良い内容ではなさそうか。

病床の署長に、配属された署長代理。
不機嫌を呼び寄せる根源が浮かばないわけではなかった。
ノッテのボスが変わったばかりのこの時期に、世相は激しくうねっている。

何にせよ、雑談を終えれば早々と切り上げるのが得策だろう。
多少名残惜しくとも、だ。
(-383) oO832mk 2023/09/09(Sat) 12:25:28

【秘】 日差しにまどろむ ダニエラ → 陽光の元で ニーノ

「おー、ニーノくん。こんちゃー」

ゆるんと振り返り、手を振って。
食べかけの棒付きキャンディを口に突っ込むと、「ん」と短く握手を求めた。
よろしくねの代わりだ。小指の爪でエナメルが艷めく。

「んー、まだあ。」

気怠い声が続く。

「でもちゃんと、考えてっからあ。
 まー、期待しないで待っててよー」

ここ暫く、このように前向きに検討していそうな言葉が増えた。
口だけでなく本当に考えているのだろう女は、多少上の空気味に首を捻る。
(-391) oO832mk 2023/09/09(Sat) 12:56:16

【秘】 日差しにまどろむ ダニエラ → 無敵の リヴィオ

「よかったあ。あの、幾つかありましてえ」

傾ぐ小首を見上げ微かに笑む。
そうして手にしたクリアファイルを差し出した。

「書類に不備がないかとお。
 あと、率直な感想を頂きたくてえ」

クリアファイルは、2枚。

1つは、前述の小競り合いの報告書だ。
あわや乱闘騒ぎにまで陥ろうかと一触即発のさ中、ぎりぎりで間に合い矛を収めることに成功したらしい。
書類のやり直しを嫌うダニエラらしく、抜けもソツもない報告書だった。

そしてもう1つ。
こたつ導入希望書
』と表題を置かれた書類。
2枚目からはプレゼン資料となっており、ジャッポーネに存在するこたつという画期的なデスクについて書き連ねられている。
要約するに、布団とデスクの一体化したこれを導入すれば、リラックスに伴いこれからの業務効率は飛躍的に上昇するのではないか、と。
これから寒くなるしという本音が最後に小さく添えられている。

つまり、電話の鳴らない当直にて、暇を持て余した女が生み出した無用の長物である。
出来がいいのがまた憎い。
(-398) oO832mk 2023/09/09(Sat) 13:18:22

【人】 日差しにまどろむ ダニエラ

>>80 黒眼鏡

「ああー。」
「惜しいー。」

けらけらと控えめに笑う。
頬杖で向けられた指先をじっと見た。

「答えはあ、どーしよっかな」
「また次に来る時の楽しみにしちゃおっかなあ」
「そおしたら、次も覚えててくれるでしょお?」

乱視のレンズを通して目を細める。
その頃には視線は黒い眼鏡の顔に移っていた。

「コーヒーおいしいしぃ」
「お店の雰囲気もいいしぃ」
「どおです?」

#Mazzetto
(86) oO832mk 2023/09/09(Sat) 14:50:46

【秘】 日差しにまどろむ ダニエラ → 黒眼鏡

その意図をどこまで十全に読み取れていたかは、この際問題ではない。
問題なのは、同じことを女も考えていたということだ。

先んじた通りの情勢。
今後どう時勢が傾くかも定かでない中、顔を合わせて話すことが出来る機会が増えるのは悪いことではないだろう。

もちろん、リスクもある。
それは承知の上。

あなたの反応が悪しくならなかったことで、判断にミスはなかったことを理解する。
なら、あと少し。穏やかな雑談を楽しもう。
(-417) oO832mk 2023/09/09(Sat) 14:56:38

【秘】 日差しにまどろむ ダニエラ → 無敵の リヴィオ

「へへー、やったあ。」
「ありがとおございまあす」

へらと破顔しクリアファイルを回収する。
書類に目を通す間あなたは気付かなかったかもしれないが、その首が傾ぐ毎に女の笑顔は深まっていた。
暇潰しに作った書類の出来があまりによくて見せたくなっただけらしい。

傾いだ分きっとまたズレた前髪を整えたいだろうと手鏡を取り出す。
黒猫の形をしたヘアピンと共に差し出した。
多分これは楽しいものを見せてもらったお礼か何かで、その意図まではあなたに伝わらなくても構わないと女は考えている。

「リヴィオさん、犬も猫ではどっちのが好きですかあ?」

差し出すのは猫だが。参考までに。
(-420) oO832mk 2023/09/09(Sat) 15:16:47

【秘】 日差しにまどろむ ダニエラ → 陽光の元で ニーノ

「んー、おけおけ」

頷いて、離れた指先はすぐに口許の棒キャンディに添えられた。
手持ち無沙汰にその柄を1度2度、くる、くる。

「最近かあ」

同じように歩を進め、視線は外に向けつつ思案。
この質なものだから、雑談に興じてくれる同僚は有難い。
サボりにならない範囲で息を抜きながらであれば、過ぎる時間も早いものだ。

「面白いかは分かんないんだけどお」
最近家に冷凍の蟹が1杯届いたんだよねえ

「どおやって食べよっかなあって思っててえ」
「ニーノくん、なんかおいしい食べ方、知ってるう?」

ところでこれは『面白いなって思うこと』にあたるのだろうか。
(-429) oO832mk 2023/09/09(Sat) 17:00:26

【秘】 日差しにまどろむ ダニエラ → 無敵の リヴィオ

「そおですかあ、」
「なら、猫にしてよかったですう」

前髪で光る黒猫に、また満足げに微笑む。
渡しておいてこういうのもなんだが、本当に不思議と似合っている。
そうでなければきっと、日々の贈り物も続かない。

「あたしはあ、どおだろお」
「猫…ううん、犬も、可愛いですしい」

頭の中で横並びにして首を捻っている。
尖らせた口元に添えられた左手では、今日も小指にマリーゴールドのエナメルが艶やいだ。

「実は、あんまり実物を触ったことがないんですよねえ」
「見回りに出れば、猫も犬もよく見かけはしますけどお」

遠巻きに見れば、可愛いのはどちらも同じだと云う。
こんなときばかり妙に真面目ぶってそう答えて、それでも悩む様子で口を尖らせる。
(-431) oO832mk 2023/09/09(Sat) 17:45:49

【秘】 日差しにまどろむ ダニエラ → 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ

ピザ。そういえば、昼の署内はチーズの香りに満ちていた。
半日越しの謎が解けたところで、さほどだ。
警察としての顔に比べ、本来のダニエラはそこまで食べ物に執着もない。

「楽しそお。よかったねえ。
 あ、うん。缶コーヒーでいい、……むぐ」

唇に、硬いチョコとカカオの香り。
瞬きを何回か分の時間だけ、チョコとあなたとを見たあと、そうっと口を開いていく。
押し込められたチョコを頬張ると最後、あなたの指先に唇がちょんと触れた。

「……おいしいねえ、ここの」

蕩ける甘さを咀嚼して舌鼓。
そんなところであなたの視線に女も気付く。
一瞬己が手を見た後ゆるりと両手が拳を作った。
爪を隠そうとする魂胆が、残念ながら隠れていない。
(-435) oO832mk 2023/09/09(Sat) 19:10:21

【人】 日差しにまどろむ ダニエラ

>>93 黒眼鏡

「やったあ。」
「言いましたねえ?」

今日ですら、注文外のクラッカーを戴いているのだ。
次のサービスも楽しみになる。
そうでなくともこの穏やかな空間で飲んだコーヒーが美味しい、それだけで十分なのだというのに。

背を向けた長駆に小首を傾げ、またクラッカーをパリと鳴らす。
出てきた小箱に瞬きを重ねた。

「ええ?いいんですかあ?」
「ふふ、…マスターも、お上手ですねえ」

驚きはほんの僅かのことで、すぐにそう笑む。
こんなにサービスされてしまっては、次がもっと楽しみになってしまうじゃないか、と。

「それとも、みんなに同じことしてるとかあ?」

そう並べる女は只管に楽しそうだった。

#Mazzetto
(98) oO832mk 2023/09/09(Sat) 20:28:29

【秘】 日差しにまどろむ ダニエラ → 黒眼鏡

包装されて、溶けないようにと冷蔵庫から取り出されたチョコレート。
他人の手で届けられた宅配物との差異がより引き立って、それに勝手に温かさを感じている。
穏やかな空間とコーヒーと、両の手に収まるくらいの小さな箱。
この短い時間の価値はそれだけ。でも、それ以上。
(-445) oO832mk 2023/09/09(Sat) 20:28:59

【秘】 日差しにまどろむ ダニエラ → 無敵の リヴィオ

「ふふ。いえいえー」
「また次回を、お楽しみにい?」

肩を竦めて、おどけて笑う。
確か最初は、面白半分だったと思う。
それが今では日々の楽しみのひとつなのだから、物事は何がどう転ぶのか分からない。

あなたの笑顔を見上げながら、女の左手が徐々に口許を離れていく。
どうも真面目に聞いているらしい。ふやけたような職務態度とは大違いだ。

「そおですねえ。」
「そんなんでも、いいんですねえ…。」

そしてやがて、気が抜けたように頬を緩める。

「…ふふ。はい。わかりましたあ」
「じゃあーいつか、金平糖ちゃん、触らせてもらおうかなあ〜」

ウインクを受ければ、冗談めいてそんなことを宣った。
受け取った手鏡は、大切に両の手で片付けられた。
(-448) oO832mk 2023/09/09(Sat) 21:13:39

【秘】 日差しにまどろむ ダニエラ → 陽光の元で ニーノ

「ええ?ニーノくんもお?」
「そっかあ」

あなたに吊られて足を止め。
何が面白かったかけたけたと笑った。

「あーパスタ。いいなー。トマトクリーム」

他の案もふむふむ頷き聞いている。
いいなー家政婦さん。なんて最後にひとつ添えたあと、歩き出した1歩先。
あなたの小声に、ひとこと。

「Papà gambalunga」

振り返った後、歩き出す。

「お母さんのお友達だと思うんだけどお」
「あたしがひとりになってから、よく色んなもの送ってきてくれるんだあ」

「変な人、だよねえ」

気怠げな声音に変わりなく。
ただ微かな感慨だけ、表情に滲んでいる。
(-450) oO832mk 2023/09/09(Sat) 21:27:44

【秘】 日差しにまどろむ ダニエラ → 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ

3徹目の馴染みの姿にも慣れたもので、それそのものに大きな反応はなさそうで。
ただ何となく1度だけ、自分の親指と人差し指を擦り合わせた。

「あー、いや別に、隠し事とかじゃなくてえ」

ぺち、ぺち。
服越しだから全然冷たくないものの、触れるあなたの指先は冷たいだろう。
早々と宥めるようにそう言って、一先ず缶コーヒーを受け取りたい。

「手の甲にメモ書くようなもんっていうかあ」
「こうしてたら、目に入るからあ……」

歯切れ悪くそんなことを言っていたのも束の間。
このくらいにしてえ、と音を上げたバツマークが指先で形作られた。

「必要なくなった頃、話すからあ」

ある種珍しさすらある光景だ。
当社比、ちょこっと必死。それくらいだけれど。
(-451) oO832mk 2023/09/09(Sat) 21:54:02

【人】 日差しにまどろむ ダニエラ

>>93 黒眼鏡

あなたの立てる雑音に混じり、カップとソーサーがかちりと鳴る。
その隙間でけたけたと女はまた控えめに笑う。

「そっかあー。」
「かわい子ちゃんで得しちゃったなあ。ありがとおございまあす」

満更でもなさそうに言って、手を伸ばした先ではクラッカーが空になっていた。
届けられたおしぼりを見つめて、んーと首を傾ぐ。
結局、使うことなく席を立った。

「もう帰りますからあ、大丈夫ですよお」
「あ、コーヒーおいくらでしたあ?」

財布の中にはずぼらさを象徴するようにレシートが数枚。
告げられた金額を丁度払って、会計は恙無く終わるだろう。

#Mazzetto
(110) oO832mk 2023/09/09(Sat) 23:22:19

【秘】 日差しにまどろむ ダニエラ → 黒眼鏡

手の甲に、くすぐったく残る指先の感触。
おしぼりで拭いたら、だって、それもすぐになくなってしまう。
そんな小さな抵抗なんて、もしかしたら筒抜けかもしれないけれど。

それでも、財布の中で普通のレシートに混ぜて、たまの指令のレシートすらも未だ捨てられずにいることは、きっと、バレてはいないはず。
(-458) oO832mk 2023/09/09(Sat) 23:23:52

【秘】 日差しにまどろむ ダニエラ → 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ

あなたの言葉に、ほっと胸を撫で下ろす。
騙す意図はないし信頼に甘えたい訳でもない。
守るべき約束がひとつ、そうしてうまれた。

「そおなんだあ。」
「実はここに来る前寄ってきたんだけどお」
「ピザのことは、聞かなかったなあ。」

ダニエラとアレッサンドロ――通称 黒眼鏡の関係には幾つか不文律がある。
緊急時、または黒眼鏡側からの呼び出しでない限り例の店に足を運ばないことはそのひとつだった。
それが寄ってきたのだと言うのだから現在の島の情勢への警戒が窺えようというものだ。

「……結婚?ないない、ないってえ。」
「もー、そういうんじゃないからあ。」

今回の否定に必死さはなかった。通常運転ののんびりさ。
けたけたと笑いながら、あなたと同じように缶コーヒーを傾ける。
そうして幾許。あくびをひとつ、噛み殺して。

「ほんとお。でもいいよお、別にい。」
「泊まってってもいいしい。ふあぁ……」

2回目は、噛み殺しきれなかった。
眠くなり帰る気力を失ったダニエラがこのモーテルのお世話になったことは、過去もあったりしたのかもしれない。
(-462) oO832mk 2023/09/09(Sat) 23:53:59

【秘】 日差しにまどろむ ダニエラ → 陽光の元で ニーノ

「んー?そうだよお」

あなたの懸念を他所に、女は何でもないように答えた。

「5年くらい前?お母さんが、飲酒運転に撥ねられてえ」
「怖いよねえ、お酒。ニーノくんお酒って飲むう?」
「飲む時は車に乗らないように、気を付けてねえ」

へらりと笑う様子は普段と変わらなく見える。
実際普段通りだった。この話に胸を痛めることは今はない。

「元から母子家庭だったからさあ」
「そんだけで、ひとりになっちゃってえ」
「成人前でしょお?困ったよねえ」

ただしその視線だけはあなたへと向かず。
それが見回りの正しい姿ではあるのだが、街中の歩行者へと、散っている。
(-463) oO832mk 2023/09/10(Sun) 0:20:08

【秘】 日差しにまどろむ ダニエラ → 無敵の リヴィオ

あなただって、きっと知らない。
次はどんなものにしようかとか、どこのお店に行こうかとか。
見回りの視界の端に雑貨店が映る度、そんなことを考えてしまうこと。
だって、あなたと同じで、女も口にすることはないから。

「リヴィオさんが肯定してくれるなら、百人力ですねえ」
「ありがとおございまあす」

恭しくもないカジュアルな礼。
上司と部下であるはずが、居心地のいいその距離に収まっている。

「あー。猫カフェに、犬カフェ」
「なるほどお。それならお手を煩わせなくてよさそうですねえ」
「今度調べてみよおかなあ」

次の電話番の暇潰しはこれで決まりかもしれない。
こたつの時も見つからなかったわけだし、次も上手く紛れながらやろうと奮起した。
けれどそういうやる気を普通に仕事に向けることだけはどうもできないらしい。そんな女だった。
(-465) oO832mk 2023/09/10(Sun) 0:47:06
 


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生存者 (4)

フィオレ
9回 残 たくさん

うそつき

エルヴィーノ
3回 残 たくさん

何処にも行けない

ペネロペ
7回 残 たくさん

何度でも見付けて

ロメオ
8回 残 たくさん

ひとのかたちは

犠牲者 (12)

ガイオ(2d)
0回 残 たくさん

 

エリカ(3d)
0回 残 たくさん

コバルト色を手に

黒眼鏡(3d)
47回 残 たくさん

Kovacs.

ニーノ(3d)
18回 残 たくさん

大丈夫だ

イレネオ(3d)
6回 残 たくさん

薄藍を想った

ニコロ(4d)
0回 残 たくさん

これからも一緒に

カンターミネ(4d)
1回 残 たくさん

いつでも傍に居る

ヴィンセンツィオ(4d)
20回 残 たくさん

白鳥は唄えない

アリーチェ(5d)
0回 残 たくさん

そうだ、わたしは

ルチアーノ(5d)
11回 残 たくさん

もう楽にしてくれ

リヴィオ(6d)
0回 残 たくさん

もうすこしだけ

ダニエラ(6d)
4回 残 たくさん

ほんとは、まだ

処刑者 (4)

ヴィットーレ(3d)
1回 残 たくさん

 

テオドロ(4d)
3回 残 たくさん

枯れない心を

ネロ(5d)
0回 残 たくさん

 

ダヴィード(6d)
4回 残 たくさん

また会いましょう

突然死者 (0)

舞台 (0)

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