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【雲】 ウユニ責めないで、と言われても その言葉が私を守ることは出来なくて。 守りたいと願ってくれるのなら こんなこと、しないでほしかった。 そんな恨み言は辛うじて声に出さなかったけれど 貴方への恨み言を抑えれば、 抑えた分、後悔も何もかも、自分へと向く。 私のせいでなくて、誰のせいだというの? きっと誰だって、そう言うに決まってる。 (D40) alice0327 2022/08/26(Fri) 13:48:28 |
【雲】 ウユニ瞳を覗かれて、視線が交わる。 吸い込まれるように、見つめていると 貴方に一つの提案をされて。 「贈り物……? でも、それなら……、 二人で帰ればいいのに、どうして……?」 どのみち、行きたい場所は此処が最後のはずで。 取りに戻るくらいなら、 貴方を一人にするくらいなら、 一緒に居たかったから、当然渋った。 (D44) alice0327 2022/08/26(Fri) 13:53:56 |
【雲】 ウユニ渋っていたけれど、 貴方に理由を言われてしまえば 私はそれに納得してしまうの。 まだ、発症していない。 そう信じていたかったから。 貴方を悩ませるくらいなら、 そう遠くもない家まで取りに戻るくらい なんでもないはずだ、と。 自分自身に言い聞かせて、 貴方の願いを聞くことにしたの。 でも、離れがたくて、時間を稼ぐように (D45) alice0327 2022/08/26(Fri) 13:55:08 |
【秘】 ウユニ → サルコシパラ「私は、いつまでも貴方を愛しているわ。」 貴方を見つめて、愛を囁くと。 柔らかな口付けを、貴方に贈った。 (-13) alice0327 2022/08/26(Fri) 13:56:17 |
【雲】 ウユニ丘から家まで、数十分。 急ぎ足で戻って、貴方の部屋まで向かう。 机の上にあったのは、一通の手紙。 手に取った瞬間、嫌な予感がした。 わざわざ私一人に取ってきて欲しいと 頼むようなものではないような、気がして。 そもそも、理由がどうあれ、 取りに戻らせるのは不自然だったのに、私は……。 (D48) alice0327 2022/08/26(Fri) 13:57:46 |
【雲】 ウユニさぁっと血の気が引いていく。 手紙を読みもせず、手に持ったまま 私は丘の上へ戻ろうと走り出した。 急いでいた拍子に花瓶を落としてしまって ガシャン、と大きな音が響いたけれど、 今の私には気に留める余裕もなく。 (D49) alice0327 2022/08/26(Fri) 13:58:30 |
【雲】 ウユニ 縋るように駆け寄って何度見ても 貴方の姿は、ない。 足に力が入らなくなって がくり、とその場に座り込んでしまった。 なんでなんでなんで、 どうして、さっきはなにもさいてなかったのに どうして―――――。 (D61) alice0327 2022/08/27(Sat) 17:15:57 |
【雲】 ウユニ脳裏によみがえるのはさっきまでの貴方の姿。 泣きじゃくる私を優しく撫でてくれて。 私から初めて言葉で伝えた愛情を返すように 誓うように、口づけを交わして―――――。 そっか、わたし、が……。 (D62) alice0327 2022/08/27(Sat) 17:16:39 |
【独】 ウユニ私の想いが、貴方の命を散らしたんだ。 それが私をどんな気持ちにしたかなんて、 きっと貴方は永遠に、知らないままでしょう。 (-19) alice0327 2022/08/27(Sat) 17:21:40 |
【雲】 ウユニ 自身の病が悪化したことを悟った時だって 貴方に病が感染ったことを知った時だって 確かに絶望を味わったはずなのに。 絶望には底なんてない、と。 私は、思い知ってしまう。 知りたくもなかった、そんなこと。 (D65) alice0327 2022/08/27(Sat) 17:22:14 |
【秘】 ウユニ → サルコシパラ いかないで、独りにしないで。 そばにいるって、死なないって言ったのに。 うそつき、わたしもつれていって。 (-20) alice0327 2022/08/27(Sat) 17:23:09 |
【雲】 ウユニ 貴方に向かって何を言ったのか、 もう、わからなくなるくらいに 何度もなんども言葉にならない音をこぼして 涙を流し続けて。 手に持ったままだった手紙のことを ようやく思い出したときには もうずいぶん長い時間が流れていて。 震える手で、中身を取り出した。 (D66) alice0327 2022/08/27(Sat) 17:24:14 |
【雲】 ウユニ 貴方を失った私は 今、死にたくて死にたくて仕方ないのに。 好きなだけ生き抜けと言われたって 隣にあなたがいない日々を過ごすと考えただけで 辛くて、辛くて、幸せなんて見いだせないのに。 貴方の命を奪った罪悪感が この身を蝕んでいるのに、それでも 耐えて生きろ、と貴方は言うの……? ぽたっ、と手紙が涙にぬれていく。 濡れる度に文字が滲んで、 それでもあふれる涙は止まらない。 (D68) alice0327 2022/08/27(Sat) 17:29:11 |
【雲】 ウユニ風に吹かれて、何かが転がるような音が 微かに聞こえてそちらに目をやれば 貴方がいつも付けていた仮面を見つけた。 「……どうして、って聞けなかった。」 仮面を拾い上げて、 泣き腫らして酷い顔を貴方から隠すように それを身に着けると、貴方の方を見て。 (D69) alice0327 2022/08/27(Sat) 17:31:45 |
【雲】 ウユニ そのあとの記憶はおぼろげで どう家に帰ったのかすら、曖昧だった。 思い出そうとしても、思い出せない。 貴方がいない家に戻って 私が割ってしまった花瓶の破片を見て。 貴方が薔薇を可愛がっていた姿を思い出せば また、涙があふれていく。 この先ずっと、こんな思いを抱えていくなんて 到底耐えられない。 貴方の言葉に背いて、死んでしまおう、と。 破片を手に取り、腕を切ろうとして―――――。 (D72) alice0327 2022/08/27(Sat) 17:37:34 |
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