人狼物語 三日月国


254 【R18G】星海のフチラータ【身内】

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ジャコモは、いたるところで船の点検をしている。
(a44) poru 2024/03/24(Sun) 16:56:55

【秘】 機関士 ジャコモ → 仕分人 ナル

「お前嘘つくのも隠すのもドヘタそうだもんな。
 ま、そっちの方が俺もありがてぇや。
 隣で苦しんでるダチがいるのに、
 何も気づけない程不甲斐ない事はありゃあしねェ」

そう言って微妙に苦虫を嚙み潰したような顔になるのは、
他にも平気な振りをして隠す人間にアテがあるからだろうか。
お前はそうじゃなくてよかったよ、とため息を吐く。

「真面目にお勧めするぜ。まあ奪われちまえばおしまいだ。
 持つなら先手必勝を絶対心掛けろよ。死ぬぜ」

感電している時なんて罠にはまった小動物と同じだ。
相手に利用されないように、と口酸っぱく答えた。

「あぁ。壊れてるって言ってたな。
 ……一番面倒なやつじゃねぇか、それ。
 "壊れた!"って言っても絶対相手信じないから、お前持って帰って死体を解剖して判断する、とかになりそうだしな……」

「クソっ、ほんとむしゃくしゃする……人の身体を何だと思ってやがんだ……俺が居る時に犯人捕らえられたら教えろよ。八つ裂きにぶっ殺してやるからよぉ」

荒れながら吐き捨てるようにそう伝えてきた。
昔、貴方の身体が人為的に改造されていると知った時もこの男は少々過激な程に激昂していた。今もそうだ。
腹が立って殴る事は日常茶飯事だが、明確に殺意を露にするのは案外少ない男なのに、だ。
(-128) poru 2024/03/24(Sun) 17:21:33

【秘】 機関士 ジャコモ → 捻くれもの ベルヴァ

「わかんねーーー。わかってたまるかよ、んな理屈。
 余程の人以外、他人にご奉仕なんてまっぴらごめんだぜ」

なお、こんな事を言っているが上司への態度を見るに、割と尽くしまくるタイプである。つまり自覚がない。

「ハァ!?誰が童貞だ!!!
 嬉しかねェがどっちも相手した事……んっ、……?」

童貞扱いに非常に遺憾だとばかりに憤慨して、
突然撫でられた際に感じた体の震える感覚が気持ち悪くて、
思わず咄嗟に立ち上がると突然の眩暈が襲う。

「……って、あれ……?
 なんか気分が……って言うか、これ……」

それどころか録に体に力が入らないから、どさりと膝をついて、思わず貴方の肩にしなだれかかるような体制になってしまう。

「……おま……飴、盛りやがったな……………」


さすがにここまでくれば、体を蝕むぞわぞわの正体も疼きである事に理解して、理解しつつも掴みかかる力ももう録に残っていない。
(-130) poru 2024/03/24(Sun) 17:34:55

【秘】 機関士 ジャコモ → 仕分人 ナル

「あー無理無理、俺そう言うの教えるって柄じゃねェし。
 真似してくれていいのなんて口調位だぜ。
 お偉方には怒られっかもしれねぇけどなァ」

折角の敬語を崩してしまっている事実がそこにはある。
あるけど仕方ない。だってぞわりとする感覚で気持ち悪いし。

「ロボ達なぁ……確かに一番安全なんだろうけど……
 もうちょい人の名前を挙げてくれた方がもっと安心したぜ。
 いや俺もユウィさんとお前以外はそこまで多くないが……」

別にこれはロボたちを蔑視しているわけではないのだが、人間と区別はしているので少し深い仲の人物の少なさが心配にはなっている。人の事は全く言えないけれど。

「他人の思い通りの身体になってやるってのが気に食わねぇ。
 現にお前もこうやってまた襲われそうになってるしよ、
 嫌でも変な運命に放り込まれんだ。反吐が出るね」

腕を組んでイライラ。指で腕を叩く動作も嫌悪の感情が滲んでいる。"話せる事か"と問われれば、一つ押し黙って。

「……俺も改造人間だからだよ」

小さく零した。
(-141) poru 2024/03/24(Sun) 19:39:11

【秘】 機関士 ジャコモ → ブチ抜く ユウィ

集荷場から点検場に運ぶ作業が終わったあと、
船内の全部位の点検も終えて、少し疲れ切った様子で貴方をゆるりと探す。それらが終わったとの報告がしたいだけだ。

別段、報告の義務はないのだが、この部下は律儀にも基本報告を行うのが常である。無論貴方がそれを面倒臭そうにしていれば、それも必要最低限に抑える。

「あ、ユウィさん。お疲れ様です。
 さっき話してた荷運びと点検、終わりましたよ。
 どこもオールグリーン。
 問題なかったので快適な宙の旅を送れるはずです。

「あ、もし今度エーラに荷運びに呼ばれたらちゃんと俺の事呼んでくださいよ。
アンタだけで作業させてると考えるだけでそれはもう落ち着かないし、あとではちゃめちゃに後悔しますから」

自室か、食堂か、或いは別の部屋か。
貴方を見つけると少々嬉しそうな笑みをこぼし駆け寄り、以上の言葉を伝えた。あなたは酒を嗜むタイプだろうか。
もしそうであればビール瓶を一本片手に持っている事だろう。

「なんにせよ、」
「今回もこれまで通り無事に航海できるといいっすね」
(-142) poru 2024/03/24(Sun) 19:51:06

【秘】 機関士 ジャコモ → 黄金十字 アウレア

集荷場から点検場に運ぶ作業が終わったあと、
船内の全部位の点検も終えて、暫し他に報告したり休憩したりの時間が経ち、

「……あとでアウレアと飲もうって話だったな」

食堂に赴き、酒の種類で悩んでから目についた赤ワイン一瓶を手に持ち、貴方の自室を尋ねる。もし不在ならば外で姿を探そうともするだろう。

いずれにせよ貴方の姿を見かければ、

「どーも、さっきの約束通り伺いましたよ。お暇で?」

と声をかけてくる。
(-145) poru 2024/03/24(Sun) 20:05:53

【秘】 機関士 ジャコモ → 黄金十字 アウレア

「点検の仕事終わってたのにモニター見てたのか?
 随分と仕事熱心な上司な事で、ファミリーも安泰だろう……でしょうね」

相変わらず取って付けたような敬語にしかならない男は、
失礼しまーす。とレディの部屋にも関わらず遠慮なしにどかどかと上がってくる。持ってきたワインは片付いた机の上に置かして貰った。

「……すげぇ量。いや、なに置いたらこんなになる?」

なんて、片付け中には疑問を溢したりしていたり。

「あ、食べる。……いります。
 酒、ワインでよかったっすか?ビールとかの方がよかったなら一度取りに戻っても全然いいんですけど」

上司の好みがわからないため、勘でワインにしたがビール派や地酒派かもしれない。その場合は厨房へのUターンも考えているようだ。
(-152) poru 2024/03/24(Sun) 21:23:08

【秘】 機関士 ジャコモ → 捻くれもの ベルヴァ

「……うっせ。いきなり媚薬って気づく奴も
 童貞とか以前におかしい野郎だろうが……うお!?」

仰向けに倒れ込んで貴方を見上げる視線になる。
少し顔に朱が差しているか、目も心なしか快楽に飲まれてか、少しとろんとしたものになっている。すべて薬の効果だ。

「なぁ、にが丁度いい、だよ……
 やり返してぇのは俺の方で……はぁ!?いらねぇよ!!」

なんて反骨精神で拒否するが、薬にやられたズボンの膨らみはこの体勢からでもよくわかるくらい、快楽を主張している。少なくともやせ我慢で相当苦しい状態なのも丸わかりだろう。
(-158) poru 2024/03/24(Sun) 21:47:22

【秘】 機関士 ジャコモ → ブチ抜く ユウィ

「え、本当ですか!すみません、お手間取らせて。
 でもその分ユウィさんのお墨付きになったから、これで完璧で万全って奴ですね!」

やや調子に乗ったようにはしゃいでいる。
勿論全ては貴方への信頼からなのだが、余りに楽観過ぎると取られるかもしれない。

「勿論、ユウィさんが現場につく前よりも先に駆けつけます」
「……ビールで良かったっすか?ワインや地酒の気分だったなら戻って取ってきますけど。食堂から」

取り出されたグラスに目をやり、さて今日のご気分はどうだろうと問いかける。

「……。そうですね、何があってもユウィさんだけはご無事で居て欲しい。ユウィさんが苦戦する状況なんて、想像するだけで恐ろしいですもん。相手の事も、うちらの事も両方」

貴方の意図とは少し違った物言いになったかもしれない。
守られる対象者たちの危機になるからではなく、貴方が傷付く姿の方を恐れる、そんな言い方だ。部下としてならともかく、ファミリーとして正しい在り方かどうかはわからない。

「ご尤もで。……あの、……いや」

少し会話がひと段落した際、少し落ち着かない様子で何かを貴方に問いかけて、でもそれはすぐに打ち消された。
明らかに何か気になる事があるようだが、ひとまずは隠そうとしているらしい。
(-161) poru 2024/03/24(Sun) 22:00:51

【秘】 機関士 ジャコモ → 黄金十字 アウレア

「野暮用しかないじゃないっすか。
 は〜働き者ですね、ほんと。癒しとか欲しくなりそう。
 まあでも実際の所どうなんですか、アウレア……様は……
 自分の趣味を仕事に繋げられた感じ?」

「はー。歴史と宝」なんて口を開けながら貴方の部屋をまじまじと見つめている。特に十字架に目をやって「あれは?」と指さした。

「俺はビール派ですけどなんでも行ける口なんで。
 少なくとも嫌いなやつじゃないようでよかった」

固くならなくていい、との言葉を聞けば、少しの間の後、遠慮もなしに木製の皿に入れられたナッツに手を伸ばして、

「つっても、固くない俺って要は素っていうかぁ……
 敬語、何も使えなくなるぜ?それでもいいのか?
 上司としてのシメシが付かない……みたいにならんかと」
(-165) poru 2024/03/24(Sun) 22:11:08

【秘】 機関士 ジャコモ → 仕分人 ナル

「……。そうだな。
 ユウィ様、ちょっと距離取るっつーか……悩む所あるよな」

沈んだ声のトーンからして、貴方と彼ではなく、彼と自分も何やら思う所があるらしい。少々寂しそうにも見える。

「……ま!いいじゃねぇか。俺が居るだろ。
 何かやば気な気配感じたら四六時中とまでは言えねえが、傍にはなるべくいてやるし、な!」

元気づけるつもりで貴方の背中を容赦なくべしばしと叩く。
豪快過ぎてちょっと痛いか咽そうになるかもしれない。

「お前みたいに前向きにはなれねぇなぁ……
 半端に屈辱を与えられて生きる、って俺なら捉える。
 ……まあ、ナルみたいな生き方の方が余程、幸せなんだと理解はしてるけどな、頭では。でも、心がついていきゃしねぇ」

流れる血のせいだって〜の発言にも、心の苛立ちが完全に消える事はなく、ただ全てに納得がいってない訳ではないから、少しだけそれに対しての蟠りは消える。

「……お、お揃い?……」

未だ嫌悪の感情が消えていないその現象に初めてプラスの感情を付与されて、明確に困惑の表情を見せる。

「……操られたのは昔の話だよ。"全部"持ってかれた。
 だから、もし引っこ抜いてももう戻れねェ」
(-168) poru 2024/03/24(Sun) 22:23:53

【秘】 機関士 ジャコモ → 捻くれもの ベルヴァ

「ばっ、乗るなって……お前、男同士で……」
「……」
「……………!?」


本来、この状態で素股をするなら当たるものがあるはずだ。
それが擦り合わさって快楽を生むはずなのに、それはぽっかり感じられず、起こる快楽は何もない体から擦られるもので。

つまり、それは、

「お、お前、」
「女だったのか……!?!?」


マジでびっくり10秒前、要するに本気で困惑し、
困惑のまま貴方の胸にぐいと手をやった。……無だった。

「……すっげぇ貧乳!」

思わず最低最悪の本気の本音が口をついてしまう。
なお、ジャコモは巨乳派だ。
(-171) poru 2024/03/24(Sun) 22:37:38

【秘】 機関士 ジャコモ → 黄金十字 アウレア

「俺のジジイの店にまでわざわざ来たくらいだもんな。
 筋金入りの機械好きって言うのはもう疑う余地もねェ。

 ……でもよ、それノッテに入る必要あったんすか?
 わざわざ犯罪者に足を踏み入れず、修理屋とか技術屋として
 売り出す道もあっただろうに、何でまたこんな道に?
 それこそ、そんな格好だ。シスターの道だって、さ」

「いや、そもそもその恰好何でしてるのか気になってたけど」

先程の貴方の解答は"一応シスター"だ。
一応でシスターは成り立つものなのだろうか。それがわからず、頭上にはたくさんの疑問符が浮かぶ。

「……まあ、そう言う事なら、」
「俺も素で喋ってる方が100倍は楽だからそうさせて貰うわ」

「それじゃはい、寛容な上司様にカンパーイ」

言いながら自分も手に持ったグラスを鳴らして、乾杯。
(-174) poru 2024/03/24(Sun) 22:46:50

【秘】 機関士 ジャコモ → 捻くれもの ベルヴァ

「固ッた!」とか好き勝手にべたべた触っていたのは勿論相手が貴方だからで、普段からこんなデリカシーのない男ではなかったのだが、何一ついい訳ができない。

「え、は?何……っ!ぁ、ちょっと、待、まって……っふ、」

まさか貴方が去勢されているなんて思考にはいかず、
男っぽ過ぎる女、との認識の中、突然動いた腰の動きに、
薬の回ったこの感じやすい身体は到底ついていけず反吐が出そうな程甘ったるい声が医務室内に漏れる。
貴方を押し返すように両肩に手を置いたりするが、当然力なんて入りやしないから、何もできないまま貴方に翻弄されて行く。
(-176) poru 2024/03/24(Sun) 22:54:30

【秘】 機関士 ジャコモ → 黄金十字 アウレア

「スリがアホみたいに多い地域だったからな。
 普通に客として来てくれる奴らは皆神様だったよ。
 だから、ノッテで再会した時はそりゃもう驚いたぜ。
 しかもかなり上の上司様だったしな。ま、うちの店にも箔がついていいのかもしれねぇなァ」

勿論、マフィアの偉い方ご用達!!なんて書いた日にはただでさえ少ない客が0になるだろうから、これはジョークだけど。

「……そっか、結構重そうな事情なんだな。
 環境が変わると心や体にガタが来る奴らも多いってのに、
 そうやって三拍子全部こなして、しかも今メイドマンだろ?
 そこまで上り詰めてんのって、すげぇななんか……素直に尊敬するわ……」

少しだけ見直した。なんて憎まれ口をたたくけれど、
元より貴方の事はエンジニアとしてもマフィアとしても有能だとは思いはしていた。シスターはちょっとわからないが。

「……日向が?
 シスターとエンジニアって別に歩きづらい事もないだろうに。なに、そんな危険な機械に手を出そうとしてたとか?」

言いながら、グラスを傾け赤い液体を味わう。

「……俺?俺は……命を預けてもいいってさ、
 思えるくらいの人に出会えたから」

それが誰かなんて、普段からのジャコモの様子を見ているとすぐに見当がつくことだろう。
(-183) poru 2024/03/24(Sun) 23:43:14

【秘】 機関士 ジャコモ → 荷物運び エーラ

「重ぇ。重ェよ馬鹿エーラよぉ……
 結局はテメェの仕事なんだから、
 本来全部お前がしてた業務だろうがよォ、なぁ?」

言いながら払い除ける……かと思いきや、案外そのまま背に放置している。
貴方の年齢が齢20に満たないのと、何だかんだでジャコモは女相手だと男相手の時よりどうにも甘めだ。ゆっくり下ろすならまだしも、振り落としはしないと貴方もきっとわかって飛び乗った事だろう。

「手伝うってもなぁ……
 手伝って貰う所、なんかあったかな……」

「だめだ。浮かびやしねぇ。そっちはいいからさ、
 ちょっと気になって他に聞いて回ってることあるからよ、そっち教えてくれねぇか?」
 
「お前、何でノッテに入ったんだ?」
(-185) poru 2024/03/24(Sun) 23:50:06

【秘】 機関士 ジャコモ → ブチ抜く ユウィ

「はは、それはその通りで。
 引っ込みつけるの、格好悪いっすからね……」

それじゃ、と言いながら貴方のグラスにビールを注いでから、自分のグラスにも同じだけ注ぐ。

「今もまだ驚いていますよ。この命、アンタの好きに使ってくれって言ったら、返ってきた言葉のこと。俺なんて元より残りカスで、大した命じゃなかったのに、さ。

 普通はアソシエーテだって"代用品"と言って差し支えないくらいなのに、まさか俺にさえも命を使わせてくれないなんて。
 てっきり盾にでもしてくれって程度だったのに、180度変えられちまった。本当に、……勝てないですね、いつまでも」

行き過ぎた敬愛だと、貴方は思うだろうか。

「代用品だった俺を、一人の人間にしてくれた事。
 アンタが目の前に現れた日の事。……絶対に忘れません。
 忘れない、けど………」

言い淀む。今なら誤魔化してかわしてしまう事だってできる。
だけど、そうして諭されると、駄目だ。言わない方がきっといいと思っていた不安が、見ない振りをしていた暗い影が、言わずにはいられず、口をついて出る。

「……アンタは俺の事、
 本当は後悔しているんじゃないですか?」
(-189) poru 2024/03/25(Mon) 0:10:11

【秘】 機関士 ジャコモ → 捻くれもの ベルヴァ

「うぁ、っ、ひ……っ、も、やめ……っ、べる……」

じわり、先走りがズボンに薄い染みを作る。
散々腰や手を使って急所を弄られれば情けない声をあげて、喘ぎ声を必死に腕で口元を抑えるくらいの事しかできない。

「っる、せぇ……さいあくの、気分……っ、」

強すぎる快楽に生理的な涙が零れる。
滲む視界で捉えた貴方が、この行為を楽しんでいる理由が全く理解できなくて、ただ、このままだともう出すものを出してしまうくらい、限界を迎えかけていた。
(-191) poru 2024/03/25(Mon) 0:16:37

【秘】 機関士 ジャコモ → 黄金十字 アウレア

「少なくとも人が住むには不向きすぎる土地だったなァ。
 そう、だから静かなお嬢サンが来るような場所だとは……
 ──んん?……思えば、随分変わったな?」

話をしていて不意にフラッシュバック。
浮かぶのは静かで大人びていた、
明らかに普段の客層とは異質な貴方。

最初、今俺様ちゃんを自称する貴方とは明らかにイコールで結びつかなくて、知らない人の幻覚でも見たかと焦ったほどだ。

「ありゃ……そいつはヤベェな。ノッテに来て正解だぜ。
 てかさっき別れる前も言ってたけど、そのお供の中に何入ってんの?
 今言ったお縄データが入ってたりするわけ?」

先程もゆるく忠告されていた気がするけれど、
それでも気になるのが人の業。

「ユウィさんは約束を守る男だからな。
 あの人が大丈夫っていやぁ、大丈夫だ。
 最も、命預けちまったらまさかの守られる側になっちまったけどよぉ……一度宣言した言葉を翻すのは男が廃るからな」

「まああと……バックアップサービス?で保険も掛けてるしな。余程の事がない限り、失わないって信じてるよ」
(-193) poru 2024/03/25(Mon) 0:28:58

【秘】 機関士 ジャコモ → 荷物運び エーラ

「おう。んじゃ遠慮なくいただくぜ。
 骨が折れたのは事実だからな……サービス代貰えんなら喜んで貰う貰う。つっても焦ってねぇからいつでもいい」

手をひらひら。素直にお礼を言われれば少しだけ照れて。
ちょっと満更でもないけれど、貰えるものは貰っちゃうタイプだ。

「きっかけ?
 ……エーラも、何かノッテに助けて貰うとかあったのか」

振りむこうとしたが、ちょっとしか首が曲がらなかった。
だけど相手の表情くらいは見れたから、成程。と続きを聞く。

「あー……なんか、モンスターが闊歩してるとかは聞いたことある。そんな酷い場所に住んでたのか、お前」

「……かわいさ関係なく多少は働くものだと思うが」
「そいつは嫌になるよな」

特にご飯がまずいのは致命的だと思う。
貴方に共感を示しつつ、ふと思った疑問をぽろりと零す。

「よくそれで人を嫌いにならなかったな」
(-197) poru 2024/03/25(Mon) 0:39:52

【秘】 機関士 ジャコモ → 捻くれもの ベルヴァ

「あっ、……女って、
 …だ、だからそう言うところが…!
 …んっ、お前、遠慮少、っ、し……は、ああぁ……っ!」

熱い女性器の中を掠るたびに声が漏れて、悔しそうな顔を、
何の凄みのない赤ら顔で目を逸らしながらする。

中は蕩けるような熱さに満ちていて、少し動いただけでもう達しそうになっているのを懸命に堪えているのがわかるだろう。
(-200) poru 2024/03/25(Mon) 0:53:48

【秘】 機関士 ジャコモ → 捻くれもの ベルヴァ

「……き、もちよく、なんか……っ、あ、……
 ん、んんん……っっ!!も、無理、で……っっ!!」

腰を揺らされる度に響く振動で心も身体もめちゃくちゃにされ、中を性器が突き上げる度に悲鳴に近い声が上がった。

薬の効果も合間って、最後にそう呟いた後、白濁を全部貴方の中へと注ぎ込むこととなる。

「……は、ぁ……ぁ……」

まだ薬の効果が抜けきってないせいで余韻に浸ることもできず、酸素を失った魚のように何度も口を開けては閉じる。
(-206) poru 2024/03/25(Mon) 1:17:12

【秘】 機関士 ジャコモ → 黄金十字 アウレア

「え、まさか義体となって……?
 って、違うのかよ!この宇宙ではあってもおかしくなさそうだから信じかけただろうが!」

遺憾だとばかりにぷんすかしたが、
こんなことに騙されるやつの方がおかしい。

「あー……女でマフィアはそこがつれぇんだな……
 いや、身長で舐められんのは男も同じだがよ。確かに静かで大人なお姉さんよりは、今の何するかわからねえお姉さんの方が「こえェ…」とは思いはするな」

グラスを傾ける。やい男だ女だはあまり言いたくないが、女で上に立つ方が苦労が偲ばれるなと思案した。

「へぇー……案外簡単に教えてくれんだな。
 大丈夫?俺も危険に晒されたりしない?」

「さすがにそれを聞いたら中身まで見せてほしいとはいえなくなっちまったなァ……
 でもよく考えるものだ。さすがはうちのエンジニア、味方だとこんなにも頼もしいとはな」

幸せモン、の言葉には少々困ったように眉尻を下げて、力なく笑う。

「……だと、いいんだけどな」
(-209) poru 2024/03/25(Mon) 1:29:53

【人】 機関士 ジャコモ

ここは#公園 。舟の点検機材はここにも存在するため、
弄りながら作業をしていると、ある切替ボタンを見つける。

「……あー、そういや季節、切り替えられたっけ」
「春ばっかも面白くねェし……折角だから替えてやろ」

何がいいかと鼻歌を口ずさみながら作業を終え、
最後に『冬』のボタンを押して、バタンと閉じた。

たちまち公園内は温度が急低下し雪がはらり降り始め出す。

「お、なかなか悪くない雰囲気じゃね?
 まあ水浴びを春でしてる人もいないし大丈夫だろ。
 俺も久々に体験する冬を味わいに行くとするかァ」

煙草に火をつけ、雪の公園内を暫し散策へと向かった。
(99) poru 2024/03/25(Mon) 1:39:58
ジャコモは、公園の季節が『冬』になった。
(a50) poru 2024/03/25(Mon) 1:40:25

ジャコモは、雪はすぐに積もり、今は公園内はふかふかだ。
(a51) poru 2024/03/25(Mon) 1:42:36

【秘】 機関士 ジャコモ → 捻くれもの ベルヴァ

「……っ、は、ぁ……くっそ、最悪の気分、だ……」

貴方も快楽を享受していたのは感じるも、
それを指摘する元気もなくただ仰向けに倒れ込んでいる。

勝ち負けで言うなら明確に負けた。貴方の勝ちだ。
それを頭では理解しているが、プライドがその思考の邪魔をしてきて、素直に認められないのだ。こんな姿の癖に。
(-215) poru 2024/03/25(Mon) 1:57:54

【秘】 機関士 ジャコモ → 捻くれもの ベルヴァ

「……るっせ…………」


これ以上噛みつくことも死力を振り絞れはできなくはないのだが、そう、今この男は貴方の事を
だと思っているため、
ここで形勢逆転だ!とばかりに襲い掛かるのも避けたのである。

「手慣れたもんで……一体何人とヤってきやがったんすかね」

タオルを受け取って体を……拭く気力がないから、
腹の上に乗せたままただ寝そべっている。羞恥心はないのか、と言う感じでもあるが、今まで散々弄ばれたのを考えると今更だろう。
(-236) poru 2024/03/25(Mon) 15:01:26

【秘】 機関士 ジャコモ → 荷物運び エーラ

「おー。いつでも来い来い。
 お前がもうちょっと上だったらなァ、酒の一つや二つ出してやったんだが」

等と言っているが、貴方の実年齢を勝手に低く勘違いしているためにこんな発言が出る。

「汚くなる事が少ない、か……まあドンパチする事もあるっちゃあるけど、後方支援要員ならそこまで銃弾がぶっ飛んでくるような時代じゃねぇもんな。
 とは言え、マフィアである事は変わりないからいつ死んでもおかしかねぇ。お前、若いのによくその辺の覚悟を決めてこれたな」

かわいくあれること、優しい人に囲まれてる事。
どちらも動機として否定する気は一切ないけれど、
それでもマフィアはマフィアだから危険も数多く存在して、よくそれを受け止めたなと感心している。

「そこは同感だ。俺も故郷のジャンクヤードより余程今の方が人間として話せる人達に出会えてる。……あんま考えた事ないけど、多分俺も好きなんだろうな、ここが」

どうなのさ、と話題を振られて、うん?と考え始める。

「……あー……そうだな。
 この人になら、命預けられるって人がいてよ。追っかけた」

それが誰かと言う事は、普段からのジャコモの様子を見ているときっとすぐに見当がつく話だろう。
(-238) poru 2024/03/25(Mon) 15:25:03

【秘】 機関士 ジャコモ → 仕分人 ナル

「焦るなよ。言うて俺も舟弄りしかできないし、お前みたいな頭とか人との交流を使いそうな仕事は一切できねェ。そんだけでも十分頼れっけどな。
 まあ敬語しか使えない状態は確かに融通が利かなくて未熟かもしれねェな。やっぱり色んな奴の口調真似してみればいいんじゃね。俺とか。怒られっかもしれねぇけどな」

貴方のその気持ちがわからないわけではない。
形は少し違うとしても、上司に抱く気持ちと少し近いから。
だからこんな事しか言えない自分にもどかしさも感じた。

「空っぽな分、何度だって、か……」
「……昔からそう思えてたら、今ここに俺はいなかっただろうな」
「おっと、後悔とかじゃないぜ。今の道の方が幸せだったろうから」
「お前と似た考えじゃなかったからこそ道が交差したわけだ」

面白れぇな、と笑う。貴方みたいにがむしゃらに走れず、やり直す気力もなく、暗澹と過ごしていた日々を思う。そこに流星のような輝きを見て、今の自分がいる。

「おう、掴みとれよ幸せ。マフィアなんていつ死ぬかわからない職だけどさ、だからこそ強く願う人間には掴み取って希望を見せて欲しい」

「……そー、なのかもな。
 全部持ってかれて、残りカスのような俺が生まれて。
 ジャコモを作るパーツと言えば、そうなのかもしれねぇ。
 あー。顔と声と存在だけだから、取られたの。寿命は多分関係ねぇな」
(-239) poru 2024/03/25(Mon) 15:53:56

【秘】 機関士 ジャコモ → 黄金十字 アウレア

「えっ」
「マジかァ。義体なんだァ……一回死んじまったのか?
 まあ、S社は義体になっても更なる義体、用意してくれるとは聞いたことあるから安心なんだろうけどさ。どう、違和感とかねぇの?」

びっくりした、と思わずグラスを取り落としかけた。

やっべ
……いや、言葉の綾って言うか、そんな、そんなには……」
「まあ恐怖って程じゃなくて、滅多に見ないタイプの、こう、豪胆に見える女性ってちょっと震えあがる時もあるって言うか……」

言い訳染みている。
口を滑らせたとばかりに目を逸らしてぽつぽつと述べて。

「勿論今はそこまでおもっちゃいねぇけどよ。
 頼れるお姉さん♡って思ってるぜ」

何て、調子のいい事を言って締めくくっている。

「はは、さすがにデータ丸ごとぶっこもうとはしねぇっすわ。
 俺も機関士である以上どんだけやばい事なのかはわかるし。
 宗教的な裁きが何が起こるのかは、ちょっと気になるけど」

マフィア的な裁きではなく、宗教的とは何が起こるのだろうか。磔刑にでもされて殺されるのだろうか。興味は尽きない。

「部下は部下なりに悩む事があるんですよだ。……ぶっちゃけさあ、アウレアは俺みたいな部下がいたらどう思う?」
(-240) poru 2024/03/25(Mon) 16:04:47

【秘】 機関士 ジャコモ → ブチ抜く ユウィ

思わず背筋を伸ばして、緊張でごくりと喉を鳴らす。

貴方が紡ぐ言葉の一つ一つが、余り頭の回らない男にとっては
少し難しくとも、決して零さないように必死に聞き入って。

「捨てられる、までの心配はした事なかったし、
 これからもきっとしません。アンタがアンタである限り。

 だけど、その分負担になってないかは、確かに感じます。
 要は後悔ごと飲み込んでくれてる状態じゃないですか。
 それは……俺にとっては、まだいい事には思えなくて」

申し訳なさそうに一度目を伏せて。

「あとは、」
「……ユウィさんは、俺がここには
 いるべきじゃないって思ってるみたいだけど」
「俺は、今こうして居れて幸せだから、何故?って思います」

「そしてそう思った上で受け止めてくれる理由がわかりません。同情ですか?義務感ですか?責任感?……
 ……やべ、すげぇ面倒臭い男みたいな聞き方しちまった……今のは、なし……いやなしにはされたくないんだけど……」
(-241) poru 2024/03/25(Mon) 16:23:42

【秘】 機関士 ジャコモ → 捻くれもの ベルヴァ

「……どうりで手慣れてやがるもんだ。
 にしたって、飴で盛ってくるほど飢えてたのかよ…………」

ようやく身体が動くようになったらしい。
片手をあげグーパー手を開いてからよっと、と上半身を起こし、貰ったタオルで色々な汚れを拭き取っていく。

「……なんつーか、危ねェから止めた方がよくね?
 お前女だから加減したけど、逆に女だからこそ
 好き勝手やられて激昂するやつもいるだろうし」

誤解が今も続いている。
(-246) poru 2024/03/25(Mon) 19:15:09
 


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