人狼物語 三日月国


180 【R15RP村】月影のさやけさ、 秘めたる願い

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【人】 天ヶ瀬 青葉

 ─── 絵音と ─── 
 
 
  「 肝試しじゃないんだからさぁ
    みんなでワイワイやった方が楽しいじゃん!
 
    ほら、トシセンパイ……
    ミス研の会長、だってテンション高いし。 」
 
 
  ピクニック気分で来ちゃダメだなんて言われてないし。
  絵音にとっては場違いらしいノリを指摘されて
  僕はおもわず口を尖らせた。>>193
  ミス研の会長がテンション高いのは
  年中だと言われそうだけど────
  それは会長をよく知る人で無いと出て来ない言葉だろう

 
 
 
(263) よし☆ 2022/10/13(Thu) 16:09:16

【人】 天ヶ瀬 青葉

 
 
  「 ふふ、ちゃーんと
    食べかけじゃない新しいのあるよ!
 
    えっ…… 今はいらない……… ?
    そっか、……  
そうなんだ ………
 」
 
 
  すぐさま新しいのを用意しようとしたけど。
  今はミルフィーユを食べない旨を聞けば
  悲しげな表情のまま、僕は無理矢理力なく笑って。
  時間にして5秒ほど、足元に視線をうつす。
 
  ここまでが、断られた時のテンプレだ。
  そのあと、あっけらかんと別の会話するのもお約束。
 
  あ、でも入学当時は
  彼も本気で慌ててた事があったような ───?

  だからかな?かわいい一面も持ってるなんて情報が
  僕の頭の中になぜかインプットされているのは。

 
 
(264) よし☆ 2022/10/13(Thu) 16:09:19

【人】 天ヶ瀬 青葉

 
 
  「 えー こうみえても
    口が固い事には定評があるんだけどな 」
 
 
  泣き真似から一転、" 願い "があるのかと
  小悪魔顔で聞いてみれば、
  『 言ったら皆にバラしそうだ 』と彼は溜息をついた。
 
  " ただの暇つぶし "的な答えを想像していたから
  興味を覚えるには充分だったけど ──── >>194
 
              ・・・・
  「 かなうといいね、……絵音のも。 」
 
 
  " 願い "があるのか聞いたのは僕だけどさ ──
  一方的に知っちゃったのも、なんだか申し訳ないから
  目を逸らしたままの彼へ、小さく呟いておこう。*
 
 
(265) よし☆ 2022/10/13(Thu) 16:09:22

【人】 天ヶ瀬 青葉

 ─── 千葉くん&絵音と ───  
 
 
 それから、残りのミルフィーユをひとくちで頬張れば
 僕は「 ウッ 」と小さく声をあげて。
 
 彼らに軽く手を振れば、
 財布片手にそそくさと自販機へと走っていっただろう。
 
 飲み物もちゃんと用意してから食べればよかった。**
 
 
(266) よし☆ 2022/10/13(Thu) 16:09:25

【人】 天ヶ瀬 青葉

 ─── 大木センパイと ───
 
 
  自販機前では誰かに会う事はあっただろうか。
  もしいたのなら、受付横のバスケットに
  ミルフィーユがあるから「 良かったらどうぞ 」と
  勧めておいた筈で。
 
  ペットボトルのレモンティーを片手に戻ってくれば
  バスケットの中身をちらりしている人を発見。>>199
  この時はまだ誰とも話していない時だったんでしょう。
 
 
  「 わあ、良かったら好きな時にどうぞ! 」
 
 
  『イベントっぽくなってきた』と
  差し入れを喜んでくれている様子に
  僕もテンションがぐぐっとアップする。
 
  ここにもピクニック気分の人いるじゃないか、と
  先程話していた誰かに言ってやりたい。とても。

 
 
(273) よし☆ 2022/10/13(Thu) 16:49:41

【人】 天ヶ瀬 青葉

 
 
  「 はじめまして、ですかね ?
    2年の天ヶ瀬っていいます。
    バスケ部と料理部に所属してます ! 」
 
 
  初対面っぽいのに何故敬語かって?
  だって、先輩オーラが出てるもの。
  間違っても後輩ではないでしょ、100%。
 
  だけど ──────
  初めて会ったような、そうでないような。
  なんだか良くわからないモヤモヤ感。
 
  もし彼から、生徒会副会長の経歴を聞く事があれば
  「あーーーーはいはいはいはい!!」って
  そのモヤモヤも一瞬で消え去るんだろうけど。**
 
 
(274) よし☆ 2022/10/13(Thu) 16:49:44

【人】 天ヶ瀬 青葉

 ─── 回想:秋緒ちゃんと ───
 
 
 桃色のゲートで新入生たちを迎い入れた

 はらり、はらりと散り始めをみせる新学年。
 僕は料理部へ仮入部してきた1年生達を指導していた。

 指導って言っても ───
 「美味しいねー」というセリフが8割だった気がする。
 残りの2割は「包丁気をつけてー」とか
 「いいお嫁さんになれるよー」とか。
 だって部員増えた方が予算も増えるっていうんだもん。
 もっと色々作りたいじゃん。
 
 
  「 あー 籍だけ置いててもだいじょうぶ !
    掛け持ちも大歓迎。僕もそんな感じだし。

    ってか、お腹空いた!って
    他の部員が出入りするほどウチは緩いからね。 」
 
 
 食堂じゃなくてコッチに来るのがウケるよね、って
 入部を迷っている彼女に >>269
 そう笑いながら背を押したのを覚えてる。
 
 
(308) よし☆ 2022/10/13(Thu) 19:43:55

【人】 天ヶ瀬 青葉

 
 
  「 秋緒ちゃんは、お菓子好き ? 」
 
 
  最初に投げた質問は、きっとこんなので。
 
 
  「 ひとりで食べるのと
    みんなで食べるのと、どっちが好き ? 」
 
 
  そんな質問を投げた日もあったかな。
  僕はどんな答えでも、
  笑いながら「そっかぁ」って答えただろうね。

  僕が楽しんでいるように
  彼女も楽しんで部活が出来ていれば、それでいいから。
 
 
(309) よし☆ 2022/10/13(Thu) 19:43:57

【人】 天ヶ瀬 青葉

 
 
  「 これだけ美味しくできたんだから
    ここにお姉ちゃん呼んで食べてもらったら ? 」
 
 
  でも、或る日。料理部の先輩から、
  彼女に3年生の姉がいる事を聞いた僕は
  何気なく話題を振ってみたけど
  彼女の反応はどうだったんだろうね ? *
 
 
(310) よし☆ 2022/10/13(Thu) 19:44:00

【独】 天ヶ瀬 青葉

/*
>>312
ひどいwww
副会長って名乗ってよおおおおおwww
(モヤモヤモヤモヤ)
(-106) よし☆ 2022/10/13(Thu) 19:49:24

【人】 天ヶ瀬 青葉

 ─── 回想:未國センパイと ───
 
 
  「 えっとね、今日はマロングラッセ ! 」
 
  
 『 今日何つくるのー? 』なんて
 料理部でもないクラスメイトに聞かれるのも
 最早、日常茶飯事で。
 確かにそれを見越して少し多めに作るから
 部費が圧迫するのを嫌がる部員もいるけど。
 
 " 料理なんて食べてもらってナンボだよねぇ ? "
 そんな意見が今は料理部の主流になってる。
 若干洗脳?そうだね、したかもしれない

 
 
(354) よし☆ 2022/10/13(Thu) 21:03:16

【人】 天ヶ瀬 青葉

 
 
 お察しの通り、料理部は女の世界だ。
 いやもう、ぶっちゃけて言うと男は僕だけ。

 興味はあるけどなんだか恥ずかしい ────
 それが入部を踏みとどませる理由らしい。
 分かるよ、痛いぐらいに

 
 まあでも楽しめないのなら、強く勧める事は出来ないし
 僕自身は別に居心地悪いなんて思った事ないしね。
 
 
          そんな事情は置いといて ───
 
 
(355) よし☆ 2022/10/13(Thu) 21:03:19

【人】 天ヶ瀬 青葉

 
 
 今日のお菓子が完成した頃には
 調理室から焦がした砂糖と栗の匂いで充満していた。
 まずは部員たちの分を確保してから
 他の見物人たちへ順番に配っていく。

 嬉しそうな顔されたら、こっちだって嬉しくなるでしょ?
 だからこの配る役は好んでやってる。
 
 
  「 はい、もちろんどーぞ !
       ひとつで足りる ? 」
 
 
 先輩かな?たぶん初めて来た女生徒。 >>284
 わざわざ" ひとつ "って言ってくるから >>285
 思わず『 足りる? 』って聞いちゃったけど
 別に食いしん坊に見えた訳じゃないんだよ。
 
 でも言葉にしちゃったからには、
 希望があればもう1個サービスしたかな。
 一応、他の生徒たちに見えないようコソコソっとね。
 
 
(356) よし☆ 2022/10/13(Thu) 21:03:22

【人】 天ヶ瀬 青葉

 
 
  それから何度か来るようになれば
  顔も覚えるようになり、
  校内やテニスコートで見かけては手を振るようになり。
 
  その頻度で呼び名も
  未國センパイから聖奈センパイになったり
  聖奈ちゃんまで変わるかもだけど。
  そりゃあ、本人の意思が第一で。

  さて、文化祭で応対した時には
  どこまでの呼び名になっていたんだろうね? *
 
 
(357) よし☆ 2022/10/13(Thu) 21:03:26

【独】 天ヶ瀬 青葉

/*
>>368
ネタ系に脊髄反射で返してくるおさかなさんw
(-122) よし☆ 2022/10/13(Thu) 21:56:09

【人】 天ヶ瀬 青葉

 ─── 回想:叶冬ちゃんと ───
 
 
 ユメリンは僕の" 推し "だ。
 推しの為なら全てを捧げてもいいとまでは思わないけれど
 僕に元気と笑顔をくれる、大切な存在。
 ああ、" 憧れ "っていう言葉が一番しっくりくるかも。
 
 今でも鞄で揺れる自作のユメリンぬい。
 こんな僕なんかでも ───
 誰かに元気と笑顔を与えられたらいいな
 中学の時、そんな願いを込めながら作ったから
 ミス研の会長が欲しそうな顔しても譲れなかった。

 
 
 ところで、彼女に突撃する勇気はなくても
 他の生徒がユメリングッズをつけているのを見つければ
 その日が僕の突撃日 ───の予定だった。
 
 放課後になっても教室に置きっぱなしにされた鞄。>>289
 持ち主の帰りを待つように時折揺れるストラップ。
 
 さすがに保健室に突撃するのは迷惑だろうから
 その日は大人しく帰る事にした。
 
 
(388) よし☆ 2022/10/13(Thu) 22:29:12

【人】 天ヶ瀬 青葉

 
 
  それから一週間後の放課後。
  この前と同じように、
  教室に取り残された彼女の鞄を見つけると
  僕は自分の鞄から取り出した新しいヌイグルミを
  ストラップと並ぶように結び付けた。
 
  キャラが喋ってるように
  手芸で" ふきだし "を作るのはなかなか難しかった。
  顔の出来は僕がつけてるヌイグルミと大差ないから
  久々にしては上手くできたんじゃないだろうか。
 
  むしろ、手がかかったのはふきだしの中のセリフ。
  文字を読めるように刺繍するところかな。
 
 
(389) よし☆ 2022/10/13(Thu) 22:29:15

【人】 天ヶ瀬 青葉

 
 
  『 いつか、夢の向こうに! 』
  うん、ユメリンの決め台詞。ちゃんと読める。
 
  保健室の常連っていうだけで
  彼女の身体の事まで詳しい事情は知らないけど。
  作りながら込めた思いは
 
 
     ──── 少しでも元気になりますように *
 
 
(390) よし☆ 2022/10/13(Thu) 22:29:17

【人】 天ヶ瀬 青葉

 ─── 大木センパイと ───
 
 
  「 いえ、好きでやってる事なので!
    大木…、大木せんぱい、ですか
 
    こちらこそよろしくお願いします!! 」
 
 
 掛け持ちに関しては、サラッと嘘を吐いた。
 何が嘘なのかは まだ深く、心の奥底に

 大木、大木──── >>312
 絶対どこかで聞いてる名前なんだよなとは思いつつ
 頭の中がモヤモヤモヤモヤと、霧が晴れない。
 
 とりあえず、声の大きさには対抗しておいた
 それが今の僕にできる事だろう、きっと。
 
 
(410) よし☆ 2022/10/13(Thu) 23:14:31

【人】 天ヶ瀬 青葉

 
 
  「 大木センパイは
    部活とかされてなかったんですか ?
 
    いや、絶対バスケ部やバレー部が
    ほっとかないだろうな、って思ったんですけど 」
 
 
  もしかしたら部活や委員も引退したから名前だけで
  元の所属まで言わなかったのかもしれない。
  いい線まで行っているのだが残念、
  部活の方を聞いてしまった。
 
  だって、180 ───いやもう少しあるかな
  なんせ、僕が見上げてしまう程なんだから。*
 
 
(411) よし☆ 2022/10/13(Thu) 23:14:34

【人】 天ヶ瀬 青葉

 ─── 大木センパイと(補足) ─── 
 
 
  ちなみに ───
  バスケットの提供主だと秋緒ちゃんへ紹介されたら
  >>311
 
  此処に来ている事に多少驚きはするものの
  でしょうね、って顔をされるのに一票いれときます *
 
 
(422) よし☆ 2022/10/13(Thu) 23:21:55

【人】 天ヶ瀬 青葉

 ─── 聖奈センパイと ───
 
 
 コミュ強だからね。
 お菓子より僕に興味がありそうだなって人の雰囲気は
 なんとなく感じる事がある。たまに。
 ま、勢いで揉みくちゃにしちゃうんだけどね。
 
 
  「 いや、みえませんけど ……
    料理部は食いしん坊も大歓迎ですよ 」
 
 
 その点、お菓子以外眼中になさそうな彼女だから
 初対面ながら安心感が凄かった。褒めてる。>>364
 
 
(433) よし☆ 2022/10/14(Fri) 0:05:11

【人】 天ヶ瀬 青葉

 
 
  「 でしょ、でしょ ?
    砂糖でコーティングする配分がなかなか難しくて
    挫折と絶望の末に生まれた結晶なんです! 」
 
 
  本当に美味しそうに食べてくれる人だな >>366
  彼女の第一印象を述べるなら、きっとコレ。
  僕も嬉しくて早々に敬語が逃げ始めている。
 
  また来てねーと手をフリフリした後だったかな
  やっぱりもう1個なんて強請られたら
  思わず2個渡しちゃう。
  もともと妹分にあげる予定だなんて知らないけど
 
 
  「 どうせなら誰かと一緒に食べてね 」
 
 
  彼女と誰かの分で2個。
  甘いものは一緒に食べた方が楽しいでしょ?
 
 
(434) よし☆ 2022/10/14(Fri) 0:05:14

【人】 天ヶ瀬 青葉

 
 
  そんなこんなで ────
  僕は結局" 聖奈センパイ "って呼ぶようになった。
  敬語が完全撤退してしまったから、
  センパイだけは残しておいた方がいいかな、って。
 
  彼女は" あまっち "って呼んでくれる。>>368
  神様がそう言うのなら そうだね、仕方ないね。
 
  文化祭当日は味見程度で抑えていたミルフィーユを
  彼女が来たタイミングで一緒に席で食べたかな。
  だって絶対の自信作だし、
  誰よりも幸せそうな顔してくれると思ったから。**
 
 
(435) よし☆ 2022/10/14(Fri) 0:05:16
天ヶ瀬 青葉は、メモを貼った。
(a74) よし☆ 2022/10/14(Fri) 0:18:34

【人】 天ヶ瀬 青葉

 
 
  作ったお菓子を食べてくれるのは うれしい。
  幸せそうな顔が見られたら、尚更。
 
  みんなで食べたのなら もっと、うれしい。

  誰だってそうだよね、うん。
 
 
  でも僕が、そんな当たり前の事に拘ってしまうのは
  その" 逆 "を知っているから、なんだよ
 
 
     それは ────
     そっと目を閉じただけでよみがえる
     けっして消えてはくれない 痛みを伴う記憶 *

 
 
(602) よし☆ 2022/10/14(Fri) 23:12:22

【人】 天ヶ瀬 青葉

 ─── 回想:秋緒ちゃんと ───
 
 
 お菓子は別に嫌いじゃないらしい。 >>468
 ひとりで食べるのとみんなで食べるのでは
 よく分かんねー、らしい。 >>469
 
 謎めいた質問ばかりかもしれないけれど
 一応これでも地雷が無いか探ってるんだよ?
 
 " 料理部 "だけど、作っているのは ほとんどお菓子。
 ちゃんとした料理を作るのは月に1、2度ぐらいだし。
 もしかしたら、
 ひとりで食べるのが好きな子かもしれない。
 まあ、これはお目にかかった事ないけど。
 
 彼女も掛け持ちとはいえ、
 せっかくできた後輩なんだから
 合わない部分があれば改善してあげたいでしょう ?
 
 
(603) よし☆ 2022/10/14(Fri) 23:12:25

【人】 天ヶ瀬 青葉

 
 
 バスケ部の後輩 ?
 アッチは僕が教えられる様な事はほとんど無いし。
 そもそもバスケを始めたのは高校からだから
 基礎に関しては他の部員の方がしっかりしてる。
 
 自分で言うのもアレだけど、
 僕は感覚でやってるトコあるから。
 
 ドリブルで切り込んでレイアップと見せかけて
 ディフェンスを引きつけてからのキラーパスとか。
 いきなりパスが飛んできた味方のさ、
 驚いた顔を見るのがたまらなく好きで ───
 ああ、何言ってるか分からないよね。閑話休題。

 
 
(604) よし☆ 2022/10/14(Fri) 23:12:27

【人】 天ヶ瀬 青葉

 
 
 まあ、このままでも
 彼女が料理部に馴染んでいけそうかな ────
 そう思っていた矢先、思わぬところに地雷があった。

 
 
  「 え、 ………冗談 ? 」
 
 
 冷たい声に、睨み付ける目。 >>470
 僕はただキョトン、としていた。
 そして、彼女が続けた言葉で理解した。
 " 姉 "という地雷を踏みぬいたんだと。
 
 
(605) よし☆ 2022/10/14(Fri) 23:12:29

【人】 天ヶ瀬 青葉

 
 
 彼女が調理室から出て行ったあと
 僕は、「 秋緒ちゃんってお姉さんと仲悪いの? 」と
 近くにいた部員に聞いてみても、みんな首傾げ。
 
 すぐに追いかける事も考えたけど、
 
 
 ( 一晩ぐらい" 冷やした "方がいいかな ? )
 
 
 残されたお菓子を見つめ ────保冷庫に入れた。
 
 
(606) よし☆ 2022/10/14(Fri) 23:12:32

【人】 天ヶ瀬 青葉

 
 
  「 秋緒ちゃーん! あ、いたいた!! 」
 
 
 次の日の休み時間。僕は1−Cの教室へ向かい、
 彼女を見つけると手を振って駆け寄った。
 はい、これと手渡したラッピング袋の中には
 昨日一緒に作ったマカロン。ふたつ。
 
 
  「 地雷ふんじゃったけど、
    もう覚えたから 次はふまない!
    それにほら、お菓子は無事だから。
    ねー 小腹が空いたし いっこずつしない ? 」
 
 
 教室の空いた椅子におじゃましまーすと座り込めば
 おすそ分けしてくれたかな。
 いずれにせよ、
 放課後はティラミス作るから待ってるよ!、と
 目的をすませば じゃあね、と立ち去ろう。
 

    なんていうかね───
    " ごめんね "の応酬は好きじゃないいんだ。
*
 
 
(607) よし☆ 2022/10/14(Fri) 23:12:34