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【秘】 バンカー ストレルカ → palla ヴィーニャ「それでも、手段を選ばないなら、抜け道はいくらでも」 「アルフォンソ・サントーロの両親のように それを運命と、摂理と受け入れるのも、自由なのですが」 天井へ伸ばされた手の向こう側。 天窓を通した星を見る。 「あなたが欠けてしまったら、私は悲しい」 この感情は、そう思う事は、作り物ではないはずで。 「次の瞬間には息が止まっているかもしれない 眠ったら最後、もう起きることはないかもしれない」 「それでも、明日が来る可能性はゼロではない」 いつも通りが欠けてしまっても、ゼロになるわけじゃない。 どんなにゼロに近くなったって、0.01%でも残っているなら。 (-115) unforg00 2024/03/27(Wed) 23:28:20 |
【秘】 バンカー ストレルカ → 商人 レオン『ありがとうございます』 『私達AIも、できる限りを尽くしましょう』 バックアップは細かく取り、記録媒体は複数に。 そうすればするだけ、万が一のリスクは減る。 AIは人間の為に作られたものだ。人間に害を成す事も無い。 データの中身を流布する、などという趣味の悪い真似はしない。 無論ハッキング等のおそれはあるが、それはそれ。 システムθの前例ができた以上、 軽はずみな真似はしないだろう。 貨物格納庫のセキュリティと直結しているバンカーを システム面から突破するのは、きっと容易い事ではない。 『できる事ならば、ファミリー全員の無事の帰還を。 幸運を祈ります。メイドマン レオン様』 メッセージの最後は、そう締め括って。 バンカーからの要件は以上のようだった。 (-129) unforg00 2024/03/28(Thu) 0:25:28 |
【秘】 バンカー ストレルカ → 黄金十字 アウレアあなたが山と積まれた警備用の黒服を捌ききった後。 バンカーが機械管理室を訪れる頃、あなたはまだ居るだろうか。 居るのであれば、要件は簡潔に。 「メイドマン アウレア様」「お忙しい中失礼いたします」 「メンテナンスの要請に参りました」 相手はおそらくこの船の中で現在最も忙しい業種トップ3に入る。 それほど多忙とわかっていて訪れたのは、 案の定というべきか、それが理由だった。 「現状通常の貨物管理業務に差し支えはないのですが」 「校正をかけない場合、言語データに軽微な異常が見られます… ので、重要なデータにアクセスするにはやや不安が」 「残りますみょんねえ」 「この通りです」 この通りではないが。この通りなのだが。 (-136) unforg00 2024/03/28(Thu) 1:05:58 |
【見】 バンカー ストレルカ剣呑な空気が過ぎ去り、 静かに見守っていたバンカーは小さく息を吐いた。 A+級に分類されるシステムθのセキュリティを破れるのは おおよそ『内側』からである事に違いはない。 が、疑心暗鬼に陥っては身を滅ぼしかねない。 ここはスペース・サルガッソー。 船は漂流の最中。何が命取りになるかわからない状況だ。 だからこそ──いつも通りが尊ばれる。 「一度、散歩に行くだけでもいくらか気分は晴れるかと」 #メインルーム (@11) unforg00 2024/03/28(Thu) 1:26:34 |
【秘】 バンカー ストレルカ → 黄金十字 アウレア「メイドマン アウレア様も、お疲れ様です」 「もーほんとにたいへんじゃんね」 問題点がわかりやすいように敢えて校正を外している。 敢えて。 流石に人様の前でうっかりこれをまろび出すわけにはいかない。 「当機体の記録媒体とコアパーツを除く全ての部位は 全て流体金属で構成されていますので 外装の開放には特段器具を必要としません」 「セルフチェックの結果、 エラーが発見されたのは記録媒体のみでした」 「さほど時間はかからないかと」 校正を掛け直し説明すべき点を口頭で述べつつ、 指示には頷いて近くへ座る。 忽ちにメモリのある頭部の側面を構成する流体金属が どろりと溶けるように引いていき、記録媒体が露出した。 記録媒体。言語を始めとしたデータが蓄積される場所。 メモリにさえ手を入れてしまえばメンテナンスは終わりだ。 曲がりなりにも、 バンカーであるだけのセキュリティはあるらしい。 (-142) unforg00 2024/03/28(Thu) 1:45:39 |
【秘】 バンカー ストレルカ → 黄金十字 アウレアメモリ内部を検めたならば、バンカー・ストレルカというアンドロイドは 徹底して合法のルート、パーツやデータで構成されている事がわかる。 それと、バンカー自身とオーナーにしか閲覧権限の無いデータが幾つか。 同じノッテのアソシエーテであるナル、ボス、 とあるカポにしか閲覧権限の無いデータがひとつ。 その他に、 人格データ_アルフォンソ・サントーロ というディレクトリがある。 これはあなたも閲覧することができる。 問題らしき問題は軽微なエラーが幾つか。その程度。 (-143) unforg00 2024/03/28(Thu) 1:46:27 |
【秘】 バンカー ストレルカ → palla ヴィーニャ遠く遠くに瞬く星を見て、こちらもあなたに視線を戻す。 ふにゃりと笑うあなたを見る。 音にされる言葉のひとつひとつを、メモリに刻んで。 「生き方がわからなくなったなら、 迷う暇もないほどに仕事をさしあげましょう 明日が怖くなってしまったなら、 明日より怖い金庫番を紹介しましょう」 「私がソルジャー ヴィーニャ様に義体を都合するとなると」 「ソルジャー ヴィーニャ様は、 怖いノッテの金庫番──カルロ・サントーロに 貸しを作ることになりますから」 ふ、と。表情を緩めて、やわらかな声で言う。 ジョークとして受け取ってくれたっていい。 ストレルカは普段あまり言わないだけで、言えはするのだから。 あなたの精一杯、振り絞ってくれたちいさな勇気の欠片が ただ0.02%になるだけで二倍になってしまうようなそれが、 いつかもっと、欲張りに育ってくれるとしたら。 誰かの優しい手が躊躇うその背を押してくれたなら。 その時にあなたが、選びたいと思った道を選べるように。 (-158) unforg00 2024/03/28(Thu) 6:13:56 |
【秘】 バンカー ストレルカ → palla ヴィーニャ「ともあれ。そうですね、 人格データは、私のメモリ内に一時預かりということで」 たとえそれがデータだけで、演算されたものであっても。 メモリの中にあなたのデータが生きているだけでも、十分だ。 より良い未来の可能性を、見て見ぬふりをしたくはないだけで。 「ソルジャー ヴィーニャ様の年齢ですと 全データの取得には平均約44時間ほど必要になりますので… 流石に時間が掛かりますね。 睡眠中の時間で取得できる分のデータ、 というのが現実的な落とし所でしょうか」 「数度に分ければ全データの取得も不可能ではありませんが」 ざっくりと言うなら、一先ずはハイティーン程度から 現在に至るまでのあなたのデータを預かる事になるだろう。 複数回に分けるならそこから遡っていけばいい。 三日ほどあればローティーン程度まではいけるだろう。 「今夜、寝る前にスキャンを開始していただけますか」 すい、とバックアップ用の機器があなたに寄り付く。 紛れもなくS社のものだ。操作もわかりやすいに違いない。 (-159) unforg00 2024/03/28(Thu) 6:15:48 |
ストレルカは、栄養ドリンクをじっと見ている。 (t2) unforg00 2024/03/28(Thu) 10:21:52 |
ストレルカは、擬似的な経口摂取は可能だが、必要かはまた別である。 (t3) unforg00 2024/03/28(Thu) 10:22:11 |
【独】 バンカー ストレルカ/* 狼メンツが明日から忙しくなるだろうから 一人は今日の内に話しかけておきたいな PCの優先順位的に仕方ないんだけど上の役職多いからアソシエーテ二人のどっちか… まだ話した事ないしエーラちゃんさんかな (-162) unforg00 2024/03/28(Thu) 10:32:31 |
【秘】 バンカー ストレルカ → 荷物運び エーラお茶会の予定が軽く取り付けられて、それからのこと。 あなたはまだメインルームに居るだろうか。 或いは一足先に準備の手伝いに向かっただろうか。 「アソシエーテ エーラ様」 「今後のご予定はいかがでしょうか」 「皆さまをお呼びするための船内放送など お茶会に際して、 私にお手伝いできることがあればお申し付けください」 そこで、ふと。少々思案するような間。 「せっかくですから、ご自身の好きなものを 持ち込むのもよいかと思われます」 食堂で注文すれば大体のものは提供されるだろう。 各々好きなものを持ち寄るお茶会は、 きっとカテリーナであれば喜ぶのではないだろうか。 そんな推測。記憶からの演算の結果。 (-163) unforg00 2024/03/28(Thu) 10:49:07 |
【見】 バンカー ストレルカ「AIへの差し入れとなると、やはりバッテリーなのでしょうか」 差し入れの栄養ドリンク群を見ながら詮無い事を言う。 元気の前借り的な意味で。 変な事を真面目に考えている。 あながち冗談でもないが、そこまで本気でもない。 タスクが多ければ多いほど、思考回路への負荷は増える。 考える為の器官を休ませる為にスリープモードが必要なのは 機械も人とそう変わらない。 #メインルーム (@12) unforg00 2024/03/28(Thu) 11:22:25 |
【見】 バンカー ストレルカ>>63 ナル 「人格バックアップサービス時に使用される、 一時的に体型を変化させる薬品はありますよ」 「非合法ですが」 「始末書の必要はありませんが、然るべき申請と 一般的に成長痛を10倍ほどにした痛みがあるとされています」 まあそりゃそう。さまざまが。 #メインルーム (@13) unforg00 2024/03/28(Thu) 17:26:00 |
【見】 バンカー ストレルカ「おかえりなさいませ アソシエーテ ジャコモ様」 「スリーマンセルとはまた違いますが、 小休止も兼ねて、揃って同じ時間を過ごすならば その間は互いに不審に思うこともないだろうと。 アソシエーテ ジャコモ様が戻られましたら、 みなでお茶会の準備をする予定だそうですよ」 帽子の鍔を軽く上げて、挨拶。 戸惑ったような様子には掻い摘んだ説明をしておこう。 #メインルーム (@14) unforg00 2024/03/28(Thu) 21:25:44 |
【見】 バンカー ストレルカ>>67 ナル 「はい。応援しています」 「身体が非合法漬けであるのは マフィアである以上誤差の範疇と思われますが」 よよよと背景に見えそうな仕草もAIの前では効果はいまひとつ。 これでも寄り添うつもりはあるのだが。 「服用の際は医学知識のある方……この船内では、 アソシエーテ ベルヴァ様に。 適切な使用量を指示していただくことをお忘れなく」 「過去には用量を誤った結果 体長が2mをゆうに超えてしまう事案もあったと聞きます」 わー大惨事。 叶わなくてよかったのかもしれない。 #メインルーム (@15) unforg00 2024/03/28(Thu) 23:53:11 |
【見】 バンカー ストレルカヴェスペッラ下層の廊下。 貨物格納庫のある区画。 AI達の暴走、それによる混乱。 また、自身のシステムに軽微なエラーがみられたため それらの対処後に持ち越しとしていた貨物格納庫、 そして一時的に認証権限を得た武器庫の点検作業をしていく。 メンテナンスも受け、調子は頗る良好だ。 この日は完全にフリーの状態である事も手伝って、 平時よりもゆっくりと、丁寧に点検作業は行われていく。 一日の終わりよりは先に、 点検結果は異常なしと送信されるだろう。 #廊下 (@16) unforg00 2024/03/29(Fri) 1:20:56 |
【秘】 バンカー ストレルカ → 仕分人 ナル「はい。アソシエーテ ナル様」 「確かにメモリに記録いたしました」 きぃ、──ん。記録媒体に書き込まれていく音。 一部の人間にしか閲覧およびロード権限の無いデータが、 些細なものから大切なものまで、人一人の人生の記録が また数日分、増えていく。 「バックアップですか」 「アルバトロスは復元が可能だと言っていましたね」 「私は貨物格納庫のセキュリティと繋がっていますから」 「この機体のメモリが破損しても、そちらが生きていれば これまで通り応答は可能ですし、新たな機体に移行すれば ほぼ連続性が途切れないまま復帰が可能です」 とん、と。自分の胸の中心を指で叩く。 「それから」 「外部デバイスに記録もしっかりと」 指先はそのまま、首から掛けた首飾りを指す。 二重のセーフティ。 これすら突破されてしまえばそれはもうお手上げだ。 「解答は差し支えなければ、でいいのですが。 アソシエーテ ナル様はなぜそのような質問を?」 (-188) unforg00 2024/03/29(Fri) 6:30:09 |
【秘】 バンカー ストレルカ → 黄金十字 アウレア「校正にCPU領域が割かれてしまうので修正していただけると」 負荷の方が問題らしい。 能動的に使える機能として実装されたらされたで 何だかんだと使うかもしれなかった。されないけど。 「聖なるもの、ですか」 「確かに希少性から神聖視されることも ところによれば自然なことかもしれません」 「私に使用されている流体金属は… このヴェスペッラが開拓船だった時代に 発見した資源惑星から採掘されたものだそうです」 だから、ヴェスペリウム。 発見した事で得た命名権から、この船の名前が付けられた。 そんな他愛のない返答を返しつつ。 (-193) unforg00 2024/03/29(Fri) 12:42:06 |
【秘】 バンカー ストレルカ → 黄金十字 アウレアあらゆる観点でも、ハッキングのリスクは高い。 今無理に見ようとするよりも、持ち主に直接掛け合う方が きっと事はスムーズに進むことだろう。 ともかく、人格データの収められたディレクトリを開いたなら まずわかる事はそれが8年と少し前から更新されていない事だ。 それが人格データの持ち主の死亡によるものである事は── 患った病のデータがあることから、容易に推察できる。 アルフォンソ・サントーロ。享年17歳。 ノッテファミリーの金庫番、 カルロ・サントーロ夫妻の実の息子。 周囲に愛され、周囲を愛した暖かなひと。 身体が弱く、宇宙とそこを往く船、 そのクルーの両親に憧れた、ごく普通の子どもだ。 その人格データがバンカーのメモリ内にある理由は、 (-194) unforg00 2024/03/29(Fri) 12:43:06 |
【秘】 バンカー ストレルカ → 黄金十字 アウレア「…………」 「それ、気になりますか」 そして、ふと。 暫しの沈黙が降りれば、口を開く。 技術屋が自分の中身を検めて気になるものといえば、 バンカーの役目には無用、場違いな人格データと想像── 推測する事はそう難しくない。 見られて困るものでもない。手を加えられるのは困るが。 見られる事すら憚られるものであるなら、 幾つかのデータと同様にロックを掛けている。 (-195) unforg00 2024/03/29(Fri) 12:43:50 |
【秘】 バンカー ストレルカ → 黄金十字 アウレア「いえ。お気になさらず」 掛け違えていたラッチがかちりと嵌ったような感覚。 しっかりと修復の終わった喋りは実にスムーズだ。 それを確かめつつ。 「意外に思われるのも無理はありません」 「あまりないことでしょうから。 故人の人格バックアップデータを、 AIの学習データとして取り込むということは」 覗かれて困るものでも、隠し立てするものでもない。 興味があるというならば、 メンテナンスの礼としてでも受け取ってくれればいい。 「私のオーナー……カルロ・サントーロは」 「自身の子どもをいつか宇宙へ連れていくのだと アルフォンソ・サントーロの生前、 そう聞いたデータがあります」 「それを、こういった形で叶えようとしたのでしょうね」 自分事ではないようで、けれどまったく他人事でもない。 そんな語り口だった。 (-200) unforg00 2024/03/29(Fri) 13:41:01 |
【秘】 バンカー ストレルカ → 黄金十字 アウレア「…メイドマン アウレア様は」 「興味があったと仰りましたが」 「故人の人格バックアップデータを このように扱うことを、どのようにお考えですか?」 特別深い意味は無い、 ただ気になっただけの──AIらしからぬ問いだ。 人によっては、あまり良い顔はしないかもしれない。 そういうものだ。人格データの取り扱いというのは。 (-201) unforg00 2024/03/29(Fri) 13:41:48 |
【秘】 バンカー ストレルカ → 黄金十字 アウレアぽすんと背に触れた後、メンテナンスの終わりが告げられれば 露出していた記録媒体を覆うように、 流体金属はまた元の形へと戻る。 酸素が無くとも活動できる金属の身体に、格納庫のバンカー。 システムθからも独立した、この船で最も安全な場所のひとつ。 そういうふうに作ったのは、 我が子に再び不幸を味わわせまいという 親心というものなのだろう。 「…魂の解放」 「そうですか」 あなたの語った言葉を確かめるように繰り返す。 淀み無く語られる言葉に嘘は無い。ならばそうなのだろう。 外見こそ変わってしまったけれど、病に苦しむ事も無く。 宇宙の何処までだって行ける身体で、 再現されたアルフォンソは確かにここに居る。 メインシステムはバンカーのものだとしても、確かに。 (-213) unforg00 2024/03/29(Fri) 15:41:03 |
【秘】 バンカー ストレルカ → 黄金十字 アウレア「…でしたら」 「メイドマン アウレア様。 仰る通り、現在星間航行船ヴェスペッラは緊急事態 漂流と言って差し支えない状況にあります」 「緊急運転モードによって 環境制御・生命維持システムは維持され 最低限の機能こそ生きていますが、 ここはスペース・サルガッソー。いつ難破するとも知れません」 「それでも、私なら、何が起きても。 船外活動ができる。あなたたちの記憶と心を、 どんなに小さな事でも忘れずにいられる。だから」 「現在のあなたの人格バックアップデータを、 私のメモリに保存したい、というお願いも」 「…許していただけますか?」 バックアップの保存先は、幾つあっても困りはしない。 この状況を脱したなら、削除するようにと言えば ストレルカは迷わず頷くだろう。 ただ、叶う事ならあなた達を守りたい。 そしてあなた達が『今』生きている事を、 忘却の彼方へ置き去りにしたくはないのだ。 (-214) unforg00 2024/03/29(Fri) 15:41:36 |
【秘】 バンカー ストレルカ → 黄金十字 アウレア「記憶容量に余裕はあります。 私は膨大な貨物の入搬出を記録できるのですから」 申し出る以上は、それをできるだけの自負がある。 セキュリティ上も、そう易易とは破られないとも。 とはいえ、もしかすれば。あなたのそれは、 想定よりは大きなデータになるのかもしれないけれど。 「──どんな人物か、ですか」 そうして、問い。 機械は嘘を吐かない。 人ならばおべっかを使い得る所でも、そうはしない。 ストレルカは嘘を吐く事ができる。そうしようと思う事が無いだけで。 「そうですね」 「とても複雑な方です。私には予測がつかないほどに 明るく、けれど時に冷静に。感情豊かで、 そして聡明で、私たちを丁寧に扱ってくださる」 (-220) unforg00 2024/03/29(Fri) 17:54:53 |
【秘】 バンカー ストレルカ → 黄金十字 アウレアあなたのおかげで安心してアクセスできるようになった、 人格データを参照し、バンカー自体の思考プロセスも使い。 そうして自分なりの答えを導き出す。 「優しい方ですよ」 「とても」 いずれにしても、共通する答えはそれだった。 (-221) unforg00 2024/03/29(Fri) 17:55:31 |
【秘】 バンカー ストレルカ → 黄金十字 アウレア「なるほど」 様々な理由によって、 S社とは異なるルートでバックアップを取る者も居るだろう。 裏社会の人間であれば、尚の事。 「そのままこちらへ通信を行えるなら、それで。 バンカー・ストレルカ、ポートを開放……いつでもどうぞ。 生のデータを渡していただければこちらで処理いたします。 通信時間を短く済ませるならば、有線接続でも構いません」 オトモ君、と呼ばれたドローンを見遣る。 あなたにとって大切なものである事は窺い知れたが、 まさか人格データまで収められているとは。 有線接続を行うならば再び記録媒体を露出して、 そのまま直に接続する事になるだろう。 無線であれば比較的に時間は掛かるが、 接続の為の線を出す必要は無くなる。 「褒めたつもりですので」 AI嘘吐かない。 (-225) unforg00 2024/03/29(Fri) 18:56:49 |
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