人狼物語 三日月国


224 【R18G】海辺のフチラータ2【身内】

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視点:


フィオレは、覚悟を決めていたから、泣いたりしなかった。でも。
(a0) otomizu 2023/09/23(Sat) 21:22:57

【妖】 路地の花 フィオレ

「置いていかないって言ったじゃない」

「うそつき」

そう言うだけに留めるのだ。
本気で詰ったりするつもりはないのだから。
($0) otomizu 2023/09/23(Sat) 21:24:41

【秘】 路地の花 フィオレ → 口に金貨を ルチアーノ

朝にはあまり強くないから、夜明けを起きたまま待って。
あなたの指定した店に、メッセージを頼りに向かう。

こんな季節だっていうのに。雨が近付いてるからか少し肌寒い気がした。
(-11) otomizu 2023/09/23(Sat) 21:46:27

【人】 路地の花 フィオレ

留置所内を女が1人。
面会の手続きを踏んで、今日は茶髪のウィッグに丸メガネ。
まるでお堅い記者のような見た目。片手には少し大きなトートバッグ。

着いた先の牢には、皮肉屋の警部補の姿が見えただろうか。
Ciao、と笑みを浮かべて手を振った。

「テオ、生きてる?」
(0) otomizu 2023/09/23(Sat) 22:06:01

【人】 路地の花 フィオレ

>>+0 テオ
「それはよかった。
 万が一にでも、死刑なんて罷り通るようだったら」
「ここら一帯を爆破させてたところだわ」

暴行の痕には目を細めて。
けれど、あなたの口調が変わらないのなら。
大丈夫なのだろうと信じている。

「あら、根回しの早いこと」
「今日はあなたの好きな食べ物について聞きに来たのよ」

よいしょ、と牢の前にしゃがみこんだ。
収容人数も増えてきただろうから、ある程度雑に振る舞ってもばれやしないだろうし。
(1) otomizu 2023/09/23(Sat) 22:22:19

【秘】 路地の花 フィオレ → 口に金貨を ルチアーノ

「あら、お久しぶりね」

覚えている。記憶力は悪い方ではなかったから、新しいところに勤められたのねと笑って。
あの店の子達は気に入っていたから、元気そうでよかった。

手を煩わせるわけにもいかない。
言われた通り彼女の後ろをついていくだろう。

「いなくなったと思ったら急に呼び出すなんて、何なのかしらね」
(-16) otomizu 2023/09/23(Sat) 22:28:56

【人】 路地の花 フィオレ

>>+2 テオ
「やっぱり爆破しておくべきだったかしら」

これもまた、冗談。
本当だったら、警察は子供の遊び場にでもされたのかと思っていたところだ。

「まあ、運がいい」
「そんなあなたにぴったりのものを用意してきたのよ」

もっとこっちに寄って、と手招きしつつ。
トートバッグから一つのサンドイッチを取り出した。
とはいえ、食パンではなくなぜかホットドッグ用のパンに具材が挟まれているのだが。

「じゃん、ローストビーフサンド〜」
「……具材は出来合いのものだから、安心して」
(2) otomizu 2023/09/23(Sat) 23:05:24

【秘】 路地の花 フィオレ → 口に金貨を ルチアーノ

「モテ男っていうか、その痕じゃ」
「クズ男にしか見えないんだけど?」

上司に対する態度ではないのだが、どうみたってそういう痕にしか見えなかったものだから仕方がない。
とりあえず椅子がもう一つあるのなら、腰掛けて足を組んでいる。

「……迎えっていうのは、ホントなの?」
「冗談とかじゃなくって」
(-24) otomizu 2023/09/23(Sat) 23:11:48

【人】 路地の花 フィオレ

>>+3 テオ
「違うわよ、ホントは手作りしたかったんだけど」
「全部焦がしちゃったから」


まずくはないという事が伝えたかっただけらしい。
そんなことを言いながら、もう一つサンドを取り出した。
分厚い鶏モモ肉の挟まったもの。

「ローストチキンサンドもあります」
「いくつか持ってきたから、好きそうなの差し入れしようと思って」

そういえば家に行った時も、食べ物買いこんでいったなあ……と思っている。
食いしん坊だと思ったことはないし、グルメな印象もないのだけど。なんとなくそういう風向きなのかも。
美味しいものをたくさん食べられるのは良いことだ。

「バカなこと言わないでよ。あげなーい、って自分で食べるような女に見える?」
「ほら、口開けて」

今日も手が不自由そうなら、食べさせるつもりで来ている。
というか。そうじゃなくても自分の手で食べさせるつもりのように見える。
(3) otomizu 2023/09/23(Sat) 23:48:31
路地の花 フィオレは、メモを貼った。
(a6) otomizu 2023/09/24(Sun) 0:08:30

【人】 路地の花 フィオレ

>>+4 テオ

「何よ」

そう上手くはいかないか。
分かっていて仕掛けてはいるのだけど。

「嫌よ、痕跡残したくないもの」
「直に食べ物置くのも嫌だし、欲しいなら手出して」

あなたが一向に手を出そうとしていないことを知っていて、そう言ってのける。
見られたくないものがあるのか、動かしたくない事情があるのかは知らないけれど。

「それが嫌なら、口開けて。どっちかよ」
(4) otomizu 2023/09/24(Sun) 0:30:07
フィオレは、ていうか今バカって言った?
(a7) otomizu 2023/09/24(Sun) 0:33:48

【人】 路地の花 フィオレ

>>+5 テオ

「そう。……分かったわ。
 テオが気を遣ってくれるなら、それ以上突かないでおいてあげる」

あっさりと引く。どうしても共有してほしいわけではない。
耐えられるものであるなら、自分だけで背負っている方が楽なのだろうし。

女も、その一線を踏み越えたりはしない。
気遣っているんだとしても、拒絶していたんだとしても。
あなたが線を引き直すまでは。

「何度も言わなくたって分かってるわよ」
「世話を焼くのが性分で、お節介を焼くのも性分だって言ったでしょ?
 物好きが勝手にやってる事なんだから、感謝しろなんて言わないわ」

牢の隙間からサンドを差し込んでいる。
そうしながら、普段は聞かないであろう内容のそれに。
ぱち、と眼鏡の奥で瞬きを一つ。そして、にまと唇が弧を描く。

「そういうのは、女に言わせるものじゃないのよ」
「でも、テオがこういうこと聞いてくれることなんてもうないだろうから…答えてあげる」

ふ、と微笑んで。

「花を愛してくれる人を、好きにならないわけないでしょ?」

首元のネックレスを取り出して、揺らしてみせた。
(6) otomizu 2023/09/24(Sun) 1:41:21
フィオレは、これじゃ足りないかしら、なんて言って。首を小さく傾けたりして。
(a9) otomizu 2023/09/24(Sun) 1:41:50

【秘】 路地の花 フィオレ → オネエ ヴィットーレ

「解放されたら、今度は一緒に一から選びに行きましょうね」
「ヴィーのお店、楽しみにしてる人達のために…もっといいお店を作らなきゃ」

失ったものはまた取り返せる。
きっとあなたが解放される日はそう遠くない。信じている。
だから前向きでいようと思うのだ。

「そんなヴィーにみんな甘えてきたんだもの」
「こんな時くらい、気を抜いたっていいのよ。一番辛いのはあなたなんだから」

抱き締めてあげられたらいいのに。今までしてもらった分を返してあげられる位。
あなたと自分を隔てるものは、見た目以上に分厚い。

「……ありがとうね」
「皆の事、私もちゃんと大事な家族だと思ってるわ」

こんな私でも認めてくれる。
出来る仕事を仕込んでくれて、甘えさせてくれて。
だからこそ、もっと役に立てればと思う。…そのためにもやっぱり、ここで止まるわけにはいかないから。

「うん、気を付けるわ。それで、ちゃんと迎えに来るから」

待っていてね。ガラスにこつんと額をくっつけた。
(-76) otomizu 2023/09/24(Sun) 3:28:12

【秘】 路地の花 フィオレ → 口に金貨を ルチアーノ

「言われなくても祈ってるわよ、馬鹿」

ぴん、と指先でメッセージを弾いて。

『うん』『じゃあ、しばらくは会えないものと思って過ごしてたらいいのね』

そう命令でも受けているように。自然に、あなたのことを意識しないように。
もし何かがあっても、自分たちは何も知らないといえるように。

別に、あなたの部下なんだから一蓮托生だって言ってくれたっていいのに。
なんて思ったりもして。

『覚えててくれたの?うれしい』

チーズが好きになったきっかけのお店だった気がする。
そんな昔の事、よく覚えていたなあ。なんて、少しだけ感傷。

『分かった』『何もないことを祈るけどね』

『楽しみにしてるわ』


「……ほんとに、置いていかないでよね」


ぽつりとつぶやいた言葉は、誰に聞かれることなく消えていく。
結局のところは、祈りが通じたのかもわからない。
あなたの思惑通りなら、いいタイミングだったとも言えるのだろうけれど。
今は、知る由もない。
(-85) otomizu 2023/09/24(Sun) 4:03:12

【秘】 路地の花 フィオレ → 口に金貨を ルチアーノ

「当たり前よ、そんなの」
「止めてもらえてよかったわね、私は今から好感度を下げるか迷ってるところ」

こんな時に何してるのよ、とあきれ顔。
とはいえまあ、自分も人の事はあんまり言えないのだが。
それはそれ、これはこれ。

「それで……じゃあ」
「ルチアーノは、全てを終わらせるために捕まりに行くってこと?」
(-89) otomizu 2023/09/24(Sun) 4:27:51

【人】 路地の花 フィオレ

>>+12 テオ

「それもまた、今更でしょ」

言い続けてきたことだ。
花を丁寧に育てるあなたに惹かれたと。
変わらない。ずっと変わらないことだ。

「そうね」
「でも、あなたのその言い分はちょっと変だわ。
 だって静かに咲いていようとしていた花に近付いてきたのもあなたじゃない」

ちょっとだけの言いがかり。
けれど、あなたの方から歩み寄ってきたこともあったでしょう?

柔らかなパンとしっとりした肉が噛み千切られるのを見て、嬉しそうにくすくすと笑って。
この女はやっぱり、あなたがそうやって拗ねていたって楽しそうにしているのだ。

「あら、それって」
「私のこと、特別に見てくれるってこと?」

嬉しい、と都合よく受け取るのもいつも通り。
甘い甘い毒を押し付けて、絡めとってしまって。
いつか、その毒が回り切ってしまえばいいと思う。

面倒を見ることを放り投げないのは優しさなのか、使命感なのか。
どちらにせよ、こちらには得しかないことだ。
だからこちらは笑って。

「本当に、難儀な人!」
(10) otomizu 2023/09/24(Sun) 4:51:05

【秘】 路地の花 フィオレ → 口に金貨を ルチアーノ

「何でそんなあっけらかんとしてられるのかしら………」

目の前の上司はもう捕まってたらしい。
もうちょっとかっこよく逮捕されてほしかった。出来る事なら。

「それだけ早く片がついてくれるなら嬉しいわ。
 保護されたって聞いてたのに、弟は大怪我してたのよ」

目途がつきそうならとりあえずは安心だ。
そして、あなたの口からその名前が出た途端。

女の顔は甘さも呆れも消える。
平静を装っているのだろうが、滲みだすのは不快感と、怒りの感情。

「……捕まったらしいわね。その人がどうかしたの」
(-97) otomizu 2023/09/24(Sun) 4:55:18

【秘】 路地の花 フィオレ → 幕の中で イレネオ

/* 終わりも近付いておりますが、熱中症のエビです。
せっかくマフィアだったので、過去時空で暴力を受けに行こうかと思っています(!?

お忙しいと思うのでお手隙の際に、ゆっくりできれば……

ご検討いただけますと幸いです〜!
(-107) otomizu 2023/09/24(Sun) 6:09:20

【秘】 路地の花 フィオレ → 暗雲の陰に ニーノ

どうして謝らせてしまうんだろう。
何も悪くないのに。悪いことなんかあるわけないのに。
私たちと家族だったことが悪いというなら、何故私から捕まえてくれなかったのだろう。

悔しくて、悲しくて涙が止まらない。

「……フレッド…」

あなたの為を思うなら、マフィアである自分は長居をするべきではない。
置いていくのは忍びないけれど、今の自分にはどうすることも出来ないから。

「すぐ、出してあげるから」
「もう……痛い思いを、しないで……」


「お願い、フレッド……」


そんなこと、彼が決められることじゃないと分かっているのに。
(-115) otomizu 2023/09/24(Sun) 7:41:58

【秘】 路地の花 フィオレ → 口に金貨を ルチアーノ

「私だってわかんないわよ」
「……幸い、右手だけだったから…良かったとは言わないけど、まだマシだとは思うわ」

それでも、怪我をしていたこと自体が悲しいことだったから。
苦虫を噛み潰したような顔をしていたけれど。

「………何で?」
「分からないわ。あの人が何をして、私がどうしてそうしようとしてるのか分かるでしょ」

その声は、冷たさを帯びて。
あなたを見据えている。 
(-117) otomizu 2023/09/24(Sun) 7:50:38

【秘】 路地の花 フィオレ → 黒眼鏡

「はーっ、はー……」


身体全体が敏感になっているから、撫でられるだけでも小さく体が跳ねてしまう。
快楽の波が落ち着くまで、あなたの腕の中で熱い息を吐き出して。

目の前で興奮した証を見せつけられると、生唾を飲むような音とともに。
嬉しそうに口元が緩む。

「……私で、こんなに……してくれたの?」


いつだって、自分とすることで興奮を覚えてくれることが嬉しい。
倦怠感の残る腕を動かして、それを両手で包む。
顔を近付けて、先端に愛おしそうに口付けて。

少しだけ唾液を垂らし、滑りを良くしてから両の手で擦り上げる。
ぐちゅ、水音を立てて弄ってやる。興奮を掻き立てるように、空間に音を響かせていく。
(-154) otomizu 2023/09/24(Sun) 14:05:57

【秘】 路地の花 フィオレ → 幕の中で イレネオ

/* やった〜〜〜〜!ありがとうございます!

法施工前の方が都合がいいかもしれません!
あまり表で派手なことをするような構成員ではないので、電話で事後報告していたところを聞かれていたとかはいかがでしょう?
入村時のシチュエーションをそのまま使っていただいても大丈夫です。死体もありますしね。
また別の角度からでしたら、家族同然の黒眼鏡さん繋がりをつついてもいいかもしれません。

されたい暴力はシェフのおまかせとしたいのですが、顔面への強い暴力(殴るなどはOKですが、形が変わったり骨や歯が折れたりなど)はどうしても苦手なので避けて頂ければと思います……!

また何かほしいものがあれば聞いていただければと思います〜!
(-163) otomizu 2023/09/24(Sun) 15:15:45

【秘】 路地の花 フィオレ → 黒眼鏡

「どういう人なの?昔の知り合い……恋人とか?」

あなたの浮いた話とかはほとんど聞いたことがないのだけど。
珍しく少し答えてくれたから、もう一歩踏み込んでみる。

「……しなくちゃならない喧嘩ねえ」
「男の世界はやっぱり難しいわ、全然理解できないっ」

言葉そのものよりも、あなたの表情のほうがずっと気になった。
もっとも難しいことが分からないのは今に始まったことじゃあないが。
その目を見て。
無意識に、手を伸ばしていた。
その手も、牢に阻まれてしまうのだけれど。

どこかに行ってしまうんじゃないかと思って。


「私はあの子の姉さんだもの。
 解放された時には抱き締めて、頭を思いっきり撫でてあげるんだから!」



「泥棒は私じゃなくって。
 ホットドッグ用のパン?はいはい……具材も持っていっていいのよね?」

珈琲ってそんなに簡単なものだったかしら。なんて言いながら、とりあえず指示を覚えるように復唱していく。
聞いていれば、具材はなさそうな口ぶり。何でこんなにパンだけ買いこんでるの…?
後ほど、アジトでサンドパーティーに使われたようだ。有効活用。
(-177) otomizu 2023/09/24(Sun) 16:12:31

【秘】 路地の花 フィオレ → corposant ロメオ

首に腕を回したまま、うーんと少し考えるような素振り。
普段は注射器やら小さなナイフやらで、懐に入って目立たないように殺すばかりだったから。
それじゃあ、つまらないだろう。
あの子達を殺したことと釣り合わない。

「……拳銃、とか」
「ちゃんと自分の手で殺したって、思いたいから」

基礎の基礎くらいは教わったけれど、結局活かせずにいる拳銃の技術。
どこを狙うべきなのか、そういったところから教わることになるのだろう。
ただでさえ対格差のある相手だから、知識はあって損はないのだ。

「正義とか悪とか、結局」
「その人の中だけの価値観だものね」

押し付けるものでもなし、だからそれを大義名分にしているような人は苦手だ。
自分の為と割り切っている人間の方がよっぽど信頼できる。
自分がそうしたいから、自分がそうありたいから。そういった考え。

「それに、誰にも見えないところで死んでもらっても困るもの」
「ちゃんと死んだことが分からないと、子供たちを安心させてあげられないわ」

「早く、解放されるといいわね」
(-184) otomizu 2023/09/24(Sun) 16:55:16

【秘】 路地の花 フィオレ → 幕の中で イレネオ

夜。三日月島の道路脇。
車を降りた女は、少し離れた場所で電話を始めた。

「もしもし?」
「引っかけた子が、うちのファミリーに手を出したおばかさんだってみたいで」

「うん、そう。話は聞けたから、迎えついでに後始末お願いしてもいい?」
「そんなこと言わないでよ、ちゃんとお礼も用意しとくから……」


身だしなみを整えながら、歩いている。
周りの警戒はしていない。かおる、花のにおい。

「黒眼鏡の命令?」
「それなら大丈夫よ、私から話通しておくわ。あの人私には甘いんだから」

だから、声を大きくはしていないとしても。
内容を隠したりはしていない。


/* 問題ありません、性的な暴力はしない旨も了解いたしました!
改めてよろしくお願いします〜!
(-211) otomizu 2023/09/24(Sun) 19:25:37

【秘】 路地の花 フィオレ → 口に金貨を ルチアーノ

「………」

黙ってあなたの言い分を聞いている。
基本的には、従順な可愛い部下であろうとしていたことを知っているだろう。

「……ボスがやめろっていったら、殺すなって、こと?」
「家族同然の子達を守るために動くのが、ファミリーなんじゃないの……」

マフィアとしてのファミリーの掟を、拡大解釈している。
自分のために、都合のいい解釈をしているだけだ。
言う事を聞きたくないわけではない、ただ、今は冷静ではない。

「もしダメだったとしても、他の人に殺してもらえばいいって、そう言うの」
(-262) otomizu 2023/09/25(Mon) 0:13:47

【秘】 路地の花 フィオレ → 暗雲の陰に ニーノ

「……フレ、ッド」

涙を拭おうと上げた手に、あなたの指が触れる。
触れられる。歪む視界。
抱き締める代わりに、怪我をしてないことを確認して。
ぎゅ、とその左手を握った。高い体温が伝わってくる。あなたには、濡れた手が冷たく感じてしまったかな。

ごめんね。守ってあげられなくて。
気に病ませたくなくて、口には出さなかったけれど。

「……、っ、うん…」

「すぐ、また会えるように……するから、待ってて……」

名残惜しいけど、ずっとここにいればそれこそ捕まってしまうかもしれない。
あなたの手をもう一度握ってから、そっと離して。
笑顔を見せる。見せる、努力をした。

そうしたのなら。後ろ髪を引かれる思いで、この場を後にするのだろう。
またすぐに明るい場所で会える、そう信じて。
(-278) otomizu 2023/09/25(Mon) 2:15:23

【秘】 路地の花 フィオレ → オネエ ヴィットーレ

「だから、ここにいる間……お店のイメージ、考えておいてよねっ」
「こんな家具置きたいとか、こういう食器揃えたいとか」

そういう事を考えていれば、何かあったとしても。
希望になる。決して折れることのない支えになると信じている。

「お互い様。私も、ヴィーの友達でほんとに幸せよ」
「あなたがいるから、私は女の子でいられるんだもの」

にこりと微笑んで。

「……もう、行くわね。
 そう簡単には、私は捕まってあげないんだから」

ガラス越しに当てた額に、体温を感じたような気すらして。
穏やかに笑って。
あなたの言う通り、まだ収容者の少ない時期に長居をしていれば不審者だと思われてしまいかねない。
名残惜しそうにはしつつも、ガラスからは一歩距離を取って。

「もう少しだけ……待っててね」
(-280) otomizu 2023/09/25(Mon) 2:29:10

【秘】 路地の花 フィオレ → 黒眼鏡

擽るような指に、掌に。身を小さく捩って。
甘い声を漏らす。まだまだ、敏感な身体はそれだけで疼いてしまうから。

「……ふふ、うれしい」


同時に、なんとなく照れくさくて。ふにゃりと頬が緩んだ。
竿の部分に浮いた血管をなぞるように指で触れて。
脈打つようなそれに、一層ぞくぞくとした感覚。

漏れる声だけでも、気持ち良くなってくれているのが分かって。
時折上目遣いで表情を見て、目を細めるように笑っている。

「ん……はぁい」


ねだるようにそれが押し当てられて。
ちろりと唇から、赤い舌が覗き見えたかと思うと。
先端から根本までを舐めながら降りて、また昇るようにして。
全部を味わうように、そうしてから。

小さな口で、先端を咥えてみせるのだ。
大きく膨らんでいるそれを全て咥えきるには難しくて、余った部分を手で擦ってやりながら。
吸い上げて、先の特に太い部分に舌を這わせている。
知り尽くしたそこへ。的確に、快楽を与えていく。
(-285) otomizu 2023/09/25(Mon) 2:44:48

【秘】 路地の花 フィオレ → 黒眼鏡

「名前を呼ぶくらいだから、余程の付き合いでもあったのかと思ったけど?」

観光客。本当にそれだけ?そういう視線。

「プライドだとか、意地だとかってやつ?」
「……ねえ」
「アレ、ちゃんと戻ってきてよね。やりたいこと、いっぱいあるんだから」

なんとなく、少しだけ不安になって。
解放されても、傍に居てくれるのだろうと漠然と思っていたものだから。
手が届かないのも相まって。
あなたが未来の話をしないのが、ちょっとだけ不安になったのだ。
それだけの、話。


「お年頃なんでしょ、反抗期ってやつじゃない?」
「そういえば、フレッドから『にいさん、姉さんのこと大好きだよね』って聞いたんだけど。
 そうなの?いつもフィオによろしくって言ってるって」

フレッドも嫌がったりするのねえ、なんて。
毎度のごとく抱き締めても受け入れてもらっている姉は、しみじみと思うのだ。


「ほんとかしら。ヴィンテージものって高く売れるらしいわよ?」

ヴィンテージとボロは違う。

「ないじゃないの。パンそのまま食べるつもりだったの!?」

ジャムくらい買っといてよ〜、なんて言いつつも。お願いされれば受け入れるのだろう。
(-286) otomizu 2023/09/25(Mon) 2:59:01

【秘】 路地の花 フィオレ → 口に金貨を ルチアーノ

女は自由であるように振舞ってはいるものの、ファミリーの足枷になるようなことはしてこなかった。
そのつもりだった。
仕事の報告は欠かさなかったし、少し出も引っかかる場所があれば指示を仰いだ。
分からないところは聞くようにしたし、思ったよりは従順だったように思う。

性に奔放で、立場に関係なく馴れ馴れしく接するところはもしかしたら直すべきだったかもしれないが。

「……当たり前よ」
「取られたくない。あの子達の仇を討ってあげたいの」

一旦は。ボスの指示を待てという命令を聞く姿勢ではあるようだ。
アソシエーテの立場が弱いことだって、重々承知の上だった。

「泣いたわよ、当たり前でしょ?」
「ずっと見ていたのに、私は気付いてあげられなかった。
 笑顔で送り出して、引き取られた先での幸せを祈ってたの」

「それが踏みにじられていたと知って、泣かずにいられると思う?」
(-291) otomizu 2023/09/25(Mon) 3:23:09

【秘】 路地の花 フィオレ → 幕の中で イレネオ

女は少しうわついた様子だった。
事後のような頬の紅潮。そして、電話をしていることによる注意力散漫。
何かを成し遂げた後の、達成感によるものだったのだろうか。

だから、あなたの姿に気が付くことはなかった。
話を、続けている。

―――嗅覚が敏感であるならば、その花の中に。微かな薬品の匂いに気付けるだろうか。
違法薬物の匂いではないようだった。



「遊ぶにしろ、注意力を身に着けろって言いたいんでしょ?
 もう耳にタコができるほど聞いたわよ」
「しょうがないじゃない、あの人とするの気持ちよくって―――もう、何よ慌てちゃって。
 童貞じゃないんだから」


「とにかく!
ノッテ
の役に立ったんだから感謝してよね」
「じゃあ、お迎え待ってるから―――」

自慢気な声が、横を通り過ぎようとする。
誰かに聞かれているとも知らずに。
(-292) otomizu 2023/09/25(Mon) 3:36:27

【秘】 路地の花 フィオレ → 口に金貨を ルチアーノ

「悲しかったし、苦しかった。だけど。
 それ以上に、許せないって思った。ずっと近くで子供たちを見ていたはずなのにどうしてって」
「その気持ちを、肯定してもらったから……っていうのも、大きいんでしょうけど」


「違うわ」
「力がなくても、そうしたいって思うの。
 敵討ちと同じくらい、今ここにいる子供たちが同じ目に遭わないようにするために」

力なんてあるわけない。
ファミリーの役に立てるほどの力はないと思っている。


「今まで騙されて死んでいった子たちと、今ここで生きている子たちのためになるわ」
「私だって、それで救われる」

そうでしょ?とでも、言いたげに。
そうであってほしい、と思っているのだ。
(-311) otomizu 2023/09/25(Mon) 9:25:53

【人】 路地の花 フィオレ

>>+55 テオ

「花にも蔦があるばっかりに、見誤ったわね?」

可憐な花も、絡めとる蔦も、侵さんとする毒も。迂闊にふれれば傷付ける棘も持っている。
そんな花を相手にした時にはもう手遅れだったのかも。
あなたが突き放そうとするたびに、強固になるものだから。
やはり、どうしたってろくでもない。

「危険な花こそ美しく見えるというものね」

食べさしのサンドを揺らしながら。
満足気に笑ってみせている。内容がどうあれ、特別視されるのは嬉しいものなのだ。
枯葉剤をまかれたって枯れてなんかやらないつもりだ。

「逮捕されてるのによくそんなこと言えるわねえ」
「でも、そうね。
 テオに捕まえられるのなら、それはそれで」

良いかもしれないわね。なんて。
嫌な気がしないどころか、楽しげに笑ってみせるのだ。
(31) otomizu 2023/09/25(Mon) 9:38:00

【秘】 路地の花 フィオレ → Scorri, fiume eterno! ヴィンセンツィオ

/* お疲れ様でございます、熱中症のエビです。

エピローグにて、養育院やスラムの子どもたちを食い物にしていた件で復讐、敵討ちに行かせていただく予定です。
しかし交流の方積み立ての余裕がなかったため、同様の方がいらっしゃればそちらを優先していただければと思います!

当日の混乱を避けるための事前連絡でした。

よろしくお願いします!
(-316) otomizu 2023/09/25(Mon) 10:59:11

【秘】 路地の花 フィオレ → 幕の中で イレネオ

「あら?」

声をかけられて初めて、気付いたような素振り。
また後でね、と通話を切って。

聞かれていた?でも、殺しまでしたことは口にしていないはず。
こんな時間だから、気にかけて声を掛けてくれたのかもしれないし。
けれど、あまり長居をしては車に気付かれてしまうかも。


法執行前であるから、過剰な心配もなく。
普段通りに笑顔を見せる。

「こんばんは、私に何かご用かしら」

何もないようなら、早く立ち去ってしまおうと。
ようやく少しだけ冷めた頭で。周りを見て、不審なものがいないか確認している。
(-345) otomizu 2023/09/25(Mon) 13:52:38

【秘】 路地の花 フィオレ → 法の下に イレネオ

「やだ、聞こえてたのかしら」
「うるさくてごめんなさいね」

何を探っている?
女は賢くこそなかったが、人の機微に疎い方でもなかった。

「迎えを頼んでたのよ」
「火遊びの相手と喧嘩別れしちゃってね」

警鐘が鳴っている気がする。
表立ってマフィアらしいことはしていない、にしても。
流石にこのままこの場に留まるのがまずいことくらいは、わかる。

一歩、足を後ろに引いた。
(-353) otomizu 2023/09/25(Mon) 14:13:07

【秘】 路地の花 フィオレ → 幕の中で イレネオ

通話画面に映る名前は、あなたの知るものではない。はずだ。
同じアソシエーテのラウルという青年のもの。
メイドマン・ルチアーノの部下を探っていなければ、聞いたこともない名前だったかもしれない。

「そう、おかしいわね」
「私、喧嘩別れはしたけど。手を出しても出されてもいないわ」

ターゲットは、毒物で死に至らしめた。
だから彼女でもかまをかけられている。と分かった。
同時に、あなたへの警戒を高める。目的のわからない探りほど不気味なものはないからだ。

また一歩、足を下げる。
(-392) otomizu 2023/09/25(Mon) 17:16:10

【秘】 路地の花 フィオレ → 幕の中で イレネオ

思惑があってこちらを囲い込もうとしているのだろう。
とまでは分かるが、位置を調整されていることまで気が付けただろうか。
自分の見つけた逃げ道は、誘導されたものではないのか。
そこまでは、思考が追いついていない。こちらに、地の利があると信じ込んでいる。

「お生憎様」
「私、リードされるよりする方が好きなのよ」

頼んでもいないことを聞いてやる義理はない。

ショートブーツが地を蹴って、低い姿勢であなたの横を走り抜ける。
大人から逃げることには慣れっこで。
路地裏は、自分達スラム育ちの庭だ。だから、あなたを撒くことは容易だなどと
思い上がっている


逃げ込んだ路地で、携帯からメッセージを送ろうと画面をタップしている。ただでさえ文を考えるのは苦手なのに、焦ってうまく打てない。
(-426) otomizu 2023/09/25(Mon) 21:22:10

【秘】 路地の花 フィオレ → 幕の中で イレネオ

「……はあ」
「何だったのかしら、あれ……」

画面を叩きつつ、足音から離れるように路地裏を歩き回っている。
街へ向かうルートだって分かっているから、そちらの方へと足を運んでいた。

探るような瞳。通話内容に言及する様子。
昨今の情勢を考えれば、敵対している組織の人間か……あるいは、ノッテとやりあっている警察連中の人間か。


いずれにせよ、捕まってファミリーに泥を塗るわけにはいかない。
上手くやってこられたのだから。

「……?」

足音が消えたように思えて、足を止める。
足を止めてしまった
(-454) otomizu 2023/09/25(Mon) 23:28:21

【秘】 路地の花 フィオレ → 門を潜り ダヴィード

あなたから届いたメッセージに、少し取り乱しかけたのは内緒だ。
ちょっと昨今の状況で敏感になっていたものだから。

落ち着いてから、メッセージと向き合って。

『あの時はありがとう、ダヴィード。
 すごくかっこ悪いところを見せちゃったわね』
『ジャケットに入ってたチョコレートのお陰で、かなり元気になったのよ』
『騒動が落ち着いたら、またゆっくり話しましょうね。
 今度は、新しくなったヴィーのお店にでも行きましょ』

メッセージを送って、息を一つ吐く。
それから、小さく微笑んで。

「本当に、優しい子。
 私の周りには、そんな人ばっかりね」

本当に、恵まれているなあ。とつぶやいた声は、部屋の中に消えていった。
(-459) otomizu 2023/09/25(Mon) 23:41:34

【秘】 路地の花 フィオレ → 幕の中で イレネオ

最善を選んだつもりだった。自分でも。
街にさえ出られれば、この時間でも多少の人通りがある。
人目につくようなことは避けるだろうと思ったから。

だから、街に向かってると分かった時点で"深追いはしない"と、そう思い込んだ。
思い込まされていた。


だから、想定通りであったことを確認するために。
足を止めて、振り向いたのだ。

「―――っ、あ……!?」

意識の外であれば、油断していたのとそう変わりはなく。
強く引かれた身体は、そちらへと引き寄せられる。
勢い任せにぶつかってしまっただろうか。あるいは、バランスを崩して。寄せられた先でたたらを踏んでしまっているのだろう。
(-477) otomizu 2023/09/26(Tue) 0:30:24

【秘】 路地の花 フィオレ → corposant ロメオ

/* お仕事疲れの熱中症のエビです!
取り急ぎ、エピについてのお話だけ共有させていただこうと思います!

・他の人との打診の兼ね合いにより、殺しまでは行かないことになりそうです。
拳銃で一発入れていくのは大丈夫とのことなので、そのようにするつもりです。

・エピローグはある程度介入可能な状態で行いたいとのことなので、目撃はされるかもしれません。
そうなった時は、目撃されたことで追撃を諦めて逃走する形にしようかと思っています。(目撃されたことでの確定逮捕などは行われないように配慮していただけるとのことです。

・エピ直後に行動を起こしてもらえるとスムーズに進行できそうとのことなので、日付更新して間もなくロールに移れるようにしたいと思っています。
もしお仕事等で顔出しが難しそうであれば、用意していただいた文章をこちらでお出しするなど考えるつもりです。

以上を踏まえて、エピローグでの動きを決めていこうかと思っています。

共犯のような形になってしまったので、エピローグまでお手数おかけしますがよろしくお願いいたします〜!
(-481) otomizu 2023/09/26(Tue) 0:41:28

【秘】 路地の花 フィオレ → 黒眼鏡

自分を抱いている時のあなたの顔が好きだ。
否、きっともっと前から。寂しい時に一緒にベッドでくっついて眠った時から。
いつもと違う顔を見せてくれたから、好きだった。
その理由を幼い自分は聞いたりしなかったのだけど、聞かなくても。
寒いのが苦手で、人にくっついてばかりだった自分と同じなんだろうって思っていた。

あなたの鼓動と、熱い息の漏れる音がやけに響く。
感じてくれているんだって分かる。
口の中で、咥えたそれを味わうように。顎がつかれてきたって構わずに舐め取って。
上顎に擦れる感覚、唾液と先走りが混ざり合ったような液体で満たされて。
口腔はあなたのものでいっぱいになっている。
頭を撫でられると目を細め、恍惚の表情で奉仕を続けて。

「ん……、んっ」


限界が近付いていると、咥えたそれが訴えてくる。
あなたの指が、伝えてくれる。
離してなんてやらなくて。
このまま出していい、と言うように。
先端を吸い上げたかと思えば。もう少しだけ深く、口の中にそれを迎え入れた。
(-495) otomizu 2023/09/26(Tue) 2:54:23

【秘】 路地の花 フィオレ → corposant ロメオ

「反撃されたら、ひとたまりもないもの。
 あの人とは、体格差もあることだし……」
「うん、入った頃に最低限は教えてもらったわ。
 狙いを定めるって言っても、状況によって狙う場所も変わるでしょうし。
 覚えることが本当に多そうね」

首に絡めていた腕を外し、ぽふんと肩に頭だけを預ける形になる。
手に持ったボンボローニをようやく、一口齧った。
甘くて、ちょっぴりしょっぱい味がした。

「サイレンサーはあった方がいいでしょうね。
 威力は……上げる事で重たくなるようなら、軽くても打ちどころ次第で仕留められるようなものの方がいいかもね」

重くて上手く扱えない、よりはマシだろう。
時間もないことだし。ある程度は自分の努力でどうにかするしかないのだから。

「死体は残しつつ、自分たちの犯行だってばれないようにして……
 って、考えることが多いわね。
 皆本当によくやってると思うわ……」
「罪のない人たちを貶めるような人達をどうにかして、減らしていけたらいいんだけど」

実際はそう上手く行かないものだ。頭の痛い話。
うーん、なんて言いながら預けた頭を傾けて。

「とりあえずは、そういう計画を考えましょってことで……今は休もうかしら」
「久しぶりにいっぱい泣いて、疲れちゃった」

へにゃりと緊張感のない笑みを浮かべてみせた。
(-499) otomizu 2023/09/26(Tue) 3:59:04
フィオレは、結局ローストチキンの方は、そのまま差し入れしてあげた。
(a27) otomizu 2023/09/26(Tue) 12:49:57

【秘】 路地の花 フィオレ → 幕の中で イレネオ

倒れ込んだ先。
自分の手を掴んで引き込んだのは、助けに来た"家族"なんかではなくて。
先程、自分に探りを入れた男。
やっぱり全部聞いてたんじゃない。と舌打ちでも出てしまいそうだ。

「逃げて当然でしょう。電話の内容を不躾に尋ねた上で、かまをかけてくるような男。信用ならないもの」

口では余裕ぶってそう言うものの。
ぐ、と掴まれた腕を振りほどこうと力を込める。

「離して」
「あなたに話したことが全てよ」

冷や汗。
冷静を装ってこそいるが、あなたの前にいることは自分に得がないと分かっている。
知らない振りでまだ、やり過ごせやしないだろうかと。

広い路地の、逃げ道を探る。
暗がりに目を凝らすその時間は、明確な隙になるだろう。
(-550) otomizu 2023/09/26(Tue) 13:29:30

【秘】 路地の花 フィオレ → corposant ロメオ

/* 卓!大変
了解しました。
簡単に流れだけ決めておいて、なるべく決まったようにスムーズに進められたらなと思います!

右胸を撃ってもいいそうなので……仕留めたと踏んで、目撃されそうになって逃亡というかたちにしようかと思います。
結果的に殺せはしませんが、あれなら間違いなく死ぬだろうという判断を下せるであろうとおもうので。

これはどうだろうなどあればまた提案していただければと思います〜!
(-576) otomizu 2023/09/26(Tue) 17:09:12

【秘】 路地の花 フィオレ → 幕の中で イレネオ

ああ、全く融通が利かない人!
高揚していない様子がさらに焦りを加速させる。
楽しんでいるなら、やりようはいくらでもある。気を逸らすことが出来る。
だけど、これは―――

「っ、え」

抜け道を探していた、足が浮いて 視界が回る。
気が付けば、視界には石畳。
左肩を強く打ちつける形で、横向きに地へとたたきつけられた。漏れるうめき声。眉は強く寄せられた。

手から携帯がすっぽ抜け、少し先の地面に転がっている。
流石に画面は消されているようだが。
(-578) otomizu 2023/09/26(Tue) 17:15:44

【秘】 路地の花 フィオレ → 黒眼鏡

「へえ」

じゃあしばらく会ってないの、だとか。
どんな見た目の人だったのだとか。
年頃の女子だから、気になって色々聞いてしまうのだ。

「お金なんかなくても叶えられるでしょ」
「ここから出てきたら、またアレに抱き締めてほしいの。
 それでコーヒー淹れてもらって……夜、一緒に過ごしてもらったりする日がたまにあるの。
 そんな日常を過ごしたいの。いつも通りの」

今だってここから触れられないのが寂しいのだ。
家族がみんな捕まってしまって、どれだけ心細くなっている事か。
だから些細な願いに見えて、結構切実なものなのだ。

「フレッドはいい子だもの。
 野蛮な人間と一緒にしないであげてよ」
「まあ、それこそ男の子のプライドってやつがあるのかもしれないしね」

そう考えれば、やっぱり反抗期なのだろう。

「……ふふ」
「そんなことしなくたって、あの子はいつだって私に会いに来てるわよ。
 ねーえ、私のこと好きなの?にいさん…♡」

にまにま。わるいかおだ。

栄養は取りなさいよだの、それでもパンだけって何よだのぎゃあぎゃあ言っている。
豊かな大人になったからこその言い合いだ。
だらだらと雑談をしていれば、いい時間になってくるのだろう。まだ収容者も少ない。長居は怪しまれるかもしれない。
(-579) otomizu 2023/09/26(Tue) 17:31:19

【秘】 路地の花 フィオレ → 口に金貨を ルチアーノ

「……ルチアーノ」

止められているんだと思っていた。
そんなバカなことはするなと言われるんだと思っていた。
だから、少しだけ呆気に取られて目を瞬かせた。

あなたの気遣いが心を温かくしてくれる。
ずっと大事にしてもらっていたから、思い出すのだ
いつだってあなたは自分の事を考えてくれていること。

「今は……これしか、思いつかないけど」
「何か上書きできそうなものが浮かんだら、ルチアーノにおねだりするわ」

遅れて、手招きに応えあなたの方へ寄っていく。
くっつけるような位置。いつもの、あなたの傍。

「あの子達が喜んでくれるなら、それが一番……もう、悲しい思いをしたくないし…させたくない」
「ふふ、顔は私の一番のチャームポイントだものね。
 大好きなひとたちを悲しませたくないから、守ってみせるわ。絶対にね」

そう言って、頬を緩めるのだ。
(-581) otomizu 2023/09/26(Tue) 17:44:38

【秘】 路地の花 フィオレ → 黒眼鏡

吸い上げながら、脈動を続けるそれを手で強く擦り上げて。
より快楽を感じられるように刺激してやる。
そうしたなら、ひと際大きく膨れ上がったそれの先端を咥えたまま。
口の中で白濁を受け止めて。ちょっとずつ、嚥下して離そうと。

「――――っ、!?」


思っていたのに。
そんな余裕すら与えないと、粘ついたそれを出しながら。
あなたの大きなそれが口の中を侵略するように、奥まで入り込んでいく。
目を見開いたのち、強く眉を寄せる。
んぐ、だの呻きのようなそれを漏らして。
口の開く限界まで咥え込まされた女は、ふーっ、と余裕なさげに息を漏らして。
飲み込むことすらままならない、口いっぱいの液体とあなたのそれで窒息してしまいそうだ。

「う、く……っ、!」


脈動が止まって、やっとその怒張が少しだけ落ち着いたから。
やっと、どうにかできると思って。
安堵したのもつかの間。今度はそれが突き入れられて、かとおもえば少しだけ引き抜くような動き。それの繰り返し。
空いた隙間から、透明と白の混ざったそれが零れてからだとシーツを汚す。
口内が犯しつくされるような感覚に、頭がバカになりそうだった。

あなたの手が顔に触れると。ぼんやりとしたような目が、あなたの方を見上げている。
こく、こく、と。喉が鳴る音。
隙を見て、出されたものは喉の奥に。体内に取り込まれているようだった。
(-583) otomizu 2023/09/26(Tue) 17:58:25
フィオレは、インフルエンサーの発表で聞いた名前に、ええ!?と声が出た。色々な意味で。
(a32) otomizu 2023/09/26(Tue) 18:02:18

【秘】 路地の花 フィオレ → corposant ロメオ

/* やったー!いい感じに回していきましょっ

目深に被ったキャップにインカムで物々しくないようにはしつつ、サイレンサー付きの拳銃で決行としましょう……
フィオレは多分目の前の相手で手一杯なので、気付いてもらってインカムで伝えてもらうのが一番自然かな〜と思ってます!

運転、お願いしようかな……人を撃った後の人間では事故りかねないため…(あぶない!

概ね大丈夫かと思います、改めてよろしくお願いします〜!
(-607) otomizu 2023/09/26(Tue) 20:02:25

【秘】 路地の花 フィオレ → 黒眼鏡

「っ……ん、…」

口からそれが引き抜かれて、零れる液体を指で拭いながら。
喉を鳴らして、今度こそ口の中のものを取り込みきろうとするのだろう。
興奮してくれた証だっていうのなら、それを少しでも捨ててしまいたくはなかった。

触れる指に顔を擦り寄せて、ある程度飲み終わったのなら。
ティッシュを受け取って、口元を拭っている。

「……ふふ、興奮してくれたの…嬉しかった」

口元を緩めつつ。てらてらと濡れそぼっているあなたのそれを見て、「タオル持ってくる?」なんて言いつつ。
寄りかかったまま、全然離れようとはしないのだが。
(-618) otomizu 2023/09/26(Tue) 20:40:18
 




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