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【秘】 黒眼鏡 → 月桂樹の下で ニコロ「─俺がカポになったのが、 何年前だと思ってる?」 ─アレッサンドロがカポ・レジームになったのは、 当時の上司が死んだ十年前だ。 (2/2) (-142) gt 2023/09/13(Wed) 13:08:55 |
【秘】 月桂樹の下で ニコロ → 黒眼鏡「…つまりはもうその時から、って事かい。 機を狙って、そしてその時が来たから動いた、と。」 話には聞いた事があった。 当時の自分はまだまだ新米だったから 深くは関わったことが無かったけれど。 「当時のカポが死んだから? もしくは、殺したのはアンタ自身か。」 推測など、並べ立てるのは容易い事だ。 貴方がカポになったのは先代が亡くなったからだけれど そこに含まれる意味合いは幾らでも考えられるから。 「何があったんだ、10年前に。」 今は聞くものは己しかない。 じい、と見つめる瞳は逃さない、と言わんばかり。 (-144) ぴんじぃ 2023/09/13(Wed) 13:17:08 |
【秘】 黒眼鏡 → 月桂樹の下で ニコロ「須らくどんな仕事にもプライベートは保ってしかるべき、というのは俺のモットーのようなものだが」 珈琲の湯気が揺れて、黒眼鏡の向こうの視線がけぶる。 見つめる瞳から目を逸らすことはない姿は、 恥じ入ることも臆するところもなにもないといわんばかりだ。 「今回の仕事は信頼が大事だ。 だったら話しておいた方がリスクが少ないか」 かちゃり。 この店は海に面した、ひらけた道路の傍にある。 だから潮の音や車の音がときたま響き、 古びた空調もこぽこぽと沸くサイフォンの音も、 どれも賑々しく響くのに。 カップが皿を叩く音が、妙に大きく高鳴った。 「──と、言っても、単純な話だ。 当時の上司…レオ・ルッカといったが。 そういうカポ・レジームがいて、今でいう"港"を取り仕切っていた」 港。 それはひとつの施設を示すのではなく──施設が海運・港湾関係に多いのは確かだが── ファミリーの物流関係、一連の業務の総称だ。 今ではアレッサンドロが取り仕切り、なんとも危なげない調子で運営している。 「あいつはあまり素行がよくなくてな。 俺はあいつから、損害を被った」 (2/2) (-146) gt 2023/09/13(Wed) 13:38:29 |
【秘】 黒眼鏡 → 月桂樹の下で ニコロ──アレッサンドロは当時のレオの右腕だった。 ソルジャーでありながら、メイドマンをさしおいてさまざまな業務に関わっていたらしい。 「だからやりかえした。 ついでに、そんなことになった理由──つまりはマフィアを恨んだ」 ぱちん、と。 胸の前で手を打って。 「以上だ。シンプルだろう。 疑問があるか?」 (2/2) (-147) gt 2023/09/13(Wed) 13:39:39 |
【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 月桂樹の下で ニコロ「……お前は平気だなあ? 食ったら早く巣に帰れ」 夜の道で一人の男の声がする、そこにいたのはルチアーノその男と薄汚れた一匹の猫だ。 体をしなやかに動かし跳躍した猫は口元に何やら屑をつけたままあなたの真横を通り過ぎて夜の街に消えていった。 「んあ、ニコロか。Buon giorno」 ひらりと手を振る彼はどうやら猫に餌をやっていたらしい。 普段の姿からすれば少しだけ違う人間に見えるかもしれない。 しかし此処だけ切り取ればまるで猫に優しい男そのものだ。 (-151) toumi_ 2023/09/13(Wed) 14:46:56 |
【秘】 月桂樹の下で ニコロ → 黒眼鏡「…なるほどなあ。 確かにシンプルだし疑う要素は無い。 つまりは被った損害への報復、ってことか。」 貴方の話を最後まで聞き終えて。 零れる感想は殆ど納得のもの。 「ならついでに聞こう。 今回の作戦が上手くいってマフィアが壊滅したら。 報復を終えたら、その後はどうするつもりだ。」 協力した分の恩赦はあるかもしれないが 貴方もマフィアである以上、ただでは済むまい。 「それと、アンタに根掘り葉掘り聞いてる分 こっちに疑問があれば答える。」 (-174) ぴんじぃ 2023/09/13(Wed) 20:44:14 |
【秘】 月桂樹の下で ニコロ → 口に金貨を ルチアーノ「…驚いた。 まさか今夜の恋人が子猫ちゃんだったとは。」 貴方のいつもの連れは麗しの乙女ばかりだったから。 そんな風に言いながら目を丸くする。 「Buon giorno,ルチアーノ。 今日も元気そうで何よりだな。」 (-175) ぴんじぃ 2023/09/13(Wed) 20:49:56 |
【秘】 黒眼鏡 → 月桂樹の下で ニコロ「育ちが悪いものでね。 贖いにはそれしか思いつかない。 別にする理由があるかといわれれば、わからないが、 そうしなければならないと俺の人生が言っている」 どこか淡々と。ひょうひょうとした笑みを浮かべながらも、 淡々と語る――当たり前すぎて言葉にもならないほど、 それは暴力で生きてきた彼の人生の延長上。 その顔はどこか、哲学者めいていた。 「壊滅は無理だろうな」 だから、賢しらに。…あるいはそれも当然のこととばかり、 こう返す。 「一人残らずマフィアを潰すことは不可能だ。 だから、後などない」 「最後までやる」 それだけだ、と答えて。 「取引は公正であるべきだろ? 俺が、家族であるマフィアだって潰す理由を言ったんだ。 誰であれ、それこそ警察だって捕まえてやろうという、 お前のほうの理由を聞きたいね」 そうだろ? と、首を傾げた。 (-178) gt 2023/09/13(Wed) 21:06:24 |
【秘】 月桂樹の下で ニコロ → 黒眼鏡「…そうかい。 だったらその手伝いくらいはしよう。 必要があれば、俺は喜んで手を貸そうじゃないか。」 マフィアの根絶そのものは 衝突が頻発する警察官にとっては願っても無い事。 だから、貴方を止める理由は男にはなかった。 むしろ、貸せるものなら手を貸そう、と。 そんな風に言える始末。 果たしてそれが貴方に必要かは分からないけれど。 「ああ、そうだな。 勿論、聞かせてやるさ。」 フェアである為に、男は頷く。 → (-195) ぴんじぃ 2023/09/13(Wed) 22:56:06 |
【秘】 月桂樹の下で ニコロ → 黒眼鏡「まず、俺はマフィアを潰したいと思っている訳でも 警察内部に不満がある訳でもない。 ただ、弟妹を守るために立候補した。」 恨みからの復讐で貴方が動くのであれば 此方は度を超えた親愛と庇護欲からのもの。 「まだ俺がガキの頃の話だよ。 俺の目の前で、弟妹たちがマフィアに攫われたんだ。 まあ、特に大事なく保護されたんだけどな。 その時から決めたんだ。」 「もう二度と、こいつらの事を傷つけさせないって。」 「そいつらは今や、警察官だ。 片や巡査、片や警部補、って肩書で。 今、警察内部は所長代理殿のせいでごった返してる。」 「強硬策を推してんだからな。 内部分裂、なんてことも起こりかねない。 それはアンタも分かるだろ。」 「だから現場の最前線に俺が立って それで上手く、あいつらの危険にならないように もし警察内部で不穏分子があれば検挙でもして取り除いて。 そうやるしかないって思った。」 淡々とそう話すだろう。 (-199) ぴんじぃ 2023/09/13(Wed) 23:06:21 |
【赤】 月桂樹の下で ニコロ/*な、何も考えてなかった〜〜 初手の初手ですから、大して匂わせずしょっ引きたいところ。 所長代理殿のお顔立ても兼ねて 『直々に選抜された部隊が突撃して抜き打ち検挙した』 って形はどうでしょうか… 他案あれば練り込んだりも考え…考えます… (*25) ぴんじぃ 2023/09/13(Wed) 23:12:41 |
【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 月桂樹の下で ニコロ「家に待たせてる白いのと黒いのがいるけどなあ。 なんだ不良警官、可愛い迷子の子猫ちゃん探しか?」 悪いことはしてないぞ、とあえて手のひらを見せてやりながら荷物を抱え直した。 猫が立ち去ってしまえばここに用もない。 「今日は誰にも会う予定はないが、目的がないなら勝手に置いてくからな」 そう言い男が歩き出す先は本当に適当な路地の裏。 店があるのか治安が悪いのかもわからないいくつかの灯りが揺れるそんな街中の一角の方角。何も決めている様子はなさそうだ。 (-202) toumi_ 2023/09/13(Wed) 23:32:47 |
【秘】 月桂樹の下で ニコロ → 口に金貨を ルチアーノ「へえ、好きなのか、猫。 まさか。今日の仕事は終いだよ。」 くすくすと笑って 此方も特に仕事でうろついていた訳じゃない、と 首を横に振るだろう。 「目的がある訳じゃないが、折角会ったんだ。 ちょっと散歩に付き合ってくれよ。 酒を引っ掛けに行っても構わねえけどな。」 何の抵抗もなく、貴方の背を追いかけていく。 見知った相手であるかもしれない。 (-205) ぴんじぃ 2023/09/13(Wed) 23:45:06 |
【秘】 黒眼鏡 → 月桂樹の下で ニコロ「チーム員の同意を得られて嬉しいよ。 当然だが、メインで動くのはお前たちになる。 "アリソン"は金と口をだすだけだ」 満足そうに頷き、珈琲を一口。 あとはその"理由"を、黙ったまま聞く。 黒眼鏡の奥の瞳は、じいとあなたを見つめたまま動かなかった。 ―― ― コーヒーカップが空になっても、それをゆらゆらと指先で揺らしている。 「……」 「児童売買か。話には聞いたな。 ……事実として話しておくが、俺の仕事じゃないな」 やったら覚えてる、と真顔で言って。 「理由があってそう選んだなら、いいだろう。 選ぶやつは、立場が分かりやすくて付き合いやすい」 ……そして、そういう理由があるなら考慮したい。 そいつらの、お前が守りたい名前は?」 言いたくなかったら構わんが、とは付け足して。 「間違って摘発でもしちまったらたまらんだろ」 と肩を竦めた。 (-208) gt 2023/09/14(Thu) 0:50:44 |
【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 月桂樹の下で ニコロ「猫は別に好きじゃなあない。 彼らは怪我をしていて里親に出すつもりだ、慈善活動のようなものだと思ってくれ。あと俺が入ってる団体からは金もでる。 猫を保護する三日月会」 サラリと告げるのは話しかけすらしていた彼らに対する冷静な言葉。そして金のため。 最後の方は適当だったように聞こえるが、好きでやっているよりは違う理由が声色には含まれていた。 「そうだなあ、付き合うのは構わないが……。 暇つぶしにお前はどうして散歩をする中でも語ってくれえ」 (-211) toumi_ 2023/09/14(Thu) 0:57:42 |
【秘】 月桂樹の下で ニコロ → 黒眼鏡「それは構わねえよ。 元より矢面に立つつもりで来てるからな。」 そうして貴方に言われた言葉に少し考えるようにする。 「…テオドロ・アストーリ、アリーチェ・チェステ。 この両名には手を出したら、俺が許さない。 アンタだろうがリヴィオだろうが…所長代理殿であろうが。 代償を支払わせるさ。」 例えそれで貴方が裏切ったとしても 自分は警察官で貴方はマフィア。 利は此方にある。 そう踏んだが故の牽制と 仲間すら売り飛ばすだけの覚悟がそこにあった。 「だが、もしそれが、あいつらを表から遠ざけて 守る事が出来る方法になるなら、検挙も厭わねえ。 俺自身が非難を受けてどうなったとしても、だ。」 自分は彼らの兄貴分で かつては守る事が出来なかったから、今度こそ。 (-250) ぴんじぃ 2023/09/14(Thu) 9:00:33 |
【秘】 月桂樹の下で ニコロ → 口に金貨を ルチアーノ「ふうん…ま、上手く見つかると良いな、里親。 きっとその子たちも幸せだろう。」 貴方にどういう意図があるにせよ 此処で深堀するのも野暮だろう、と。 ただ、成功を祈る言葉を掛けておいた。 「俺が散歩する理由? ん−…大体は考え事してる時か あとは街の様子を色々見て回るため、かな。」 「毎日歩いてても、全然違うんだよ。 商店街なら並ぶ品だとか、通う人だとか。 スラムなんかに行く時は人が減ったり増えたり。 おまわりさんじゃ聞けない事も聞ける。」 「その人の意外な一面を知る事だってある。 だから散歩を続けてるのがデカいかな。」 もう1つ、隠した理由があるけれど それは口にせずにそれらしい理由を並べ立てる。 (-251) ぴんじぃ 2023/09/14(Thu) 9:05:56 |
【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 月桂樹の下で ニコロ「そうかね、里親が見つかってもそこでどうなるかわからん。 見るからにおかしい奴とはやり取りはしないが、人間の中身なんてどんなものかわからんからな」 男二人景色なんて気にする必要もないだろうとマイペースに路地を縫って歩いていく。 「考え事ねえ……他はおおむね模範解答みたいだな。 まあ明るいおまわりさんらしいっちゃそうか」 (-252) toumi_ 2023/09/14(Thu) 9:54:46 |
【秘】 月桂樹の下で ニコロ → 口に金貨を ルチアーノ「ルチアーノだったら その辺りは見抜けると思うけどな?」 数多くの女性と付き合う貴方だから 人を観察するのは慣れたものだろう?とか。 「俺だって考えることくらいはあるからな。 書類仕事をどうサボろうかとか。 ガキどもに買っていくモンはどうしようかとか。」 「アリーがまたポカやらかしてねえかなとか。 テオが眉間の皺増やしてねえかなとか。 まあ、色々だな。」 特に最近は所長が所長代理に変わって 内部情勢もごたごたしているから、と続けつつ歩く。 (-253) ぴんじぃ 2023/09/14(Thu) 10:05:47 |
【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 月桂樹の下で ニコロ「見ないこともあるんだよ。 ……まあそっちは信頼してる奴が探してきたやつになるがな」 一人で探していないのか、人づてならまあ確かにと。 「だがなあニコロ、俺は見抜くのは苦手なんだよ」 故に、全てを疑っていると言外に言いながら。 「書類仕事はサボるんじゃねえ。 お前の代わりに誰かが時間を使うんだ、処理を早くする方に尽力するんだな。 そんなに世話を見ることが多いのなら休みを取ればいいのに」 「ふうん、仲がいい奴らが多いんだな。テオはテオドロか? お前みたいなやつは苦手だと思っていたが、あいつは相変わらず面倒見がいいな」 (-254) toumi_ 2023/09/14(Thu) 10:38:56 |
【秘】 月桂樹の下で ニコロ → 口に金貨を ルチアーノ「ふうん…まあそれなら仕方ねえのか。 うぇ。いや、どうやっても書類仕事だけはダメでさぁ。」 この警察官の最も苦手とする事が、デスクワーク。 書類を見るだけで頭が痛くなるとかなんとか。 「やらなきゃ駄目だからやるんだけどさ。 その為けにわざわざ休みなんてとってらんねえよ。 日々マフィアだなんだって忙しいんだからな。」 「テオとアリーは幼馴染で弟妹みたいなもんだ。 昔はかわいかったんだぞ。良く懐いてた。」 「今は何だか思い詰めてるような感じがして 雰囲気も変わっちまったが。 面倒見がいい、とは違う気もするんだよなあ。」 「苦手なら苦手で、上を目指して立派になってくれりゃあ 俺はそれで良いかな。」 (-256) ぴんじぃ 2023/09/14(Thu) 10:52:14 |
【秘】 黒眼鏡 → 月桂樹の下で ニコロ「名前は覚えた。 御同輩にもちゃんと言っておけよ。 まったく、そういうものは伝えて置けばトラブルを防げる」 あっさりと頷き、あなたの覚悟を肯定する。 「元々言っていたとおり、俺は極力マフィアしか狙うつもりはない。 特にやることはかわらないさ」 そして、その覚悟と決意に、 「お前ー、いいなあ」 ぽん、と。 …もしあなたが油断していたのなら、肩に大きな手が乗せられる。 「残念ながら"アリソン"としてはできないが。 うん、個人的に応援する。 お前は、」 きっとそれは、 「できるといいなあ」 本心だ。 (-260) gt 2023/09/14(Thu) 11:14:06 |
【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 月桂樹の下で ニコロ「愚痴も言えなくなる前に書類のない仕事にでも就くんだなあ」 他人事のように自称成金息子は嘯いた。 「ほお……? いいじゃないか。 幼馴染は一人いるがかわいいとは考えたことはなかったな」 「雰囲気が変わった、ね。 いい年なんだし将来や結婚を考えているとかじゃないのか? テオドロもそのアリー……とやらもやりたいことがあるんだろ。 案外お前みたいに今の仕事が楽しくないって思ってたりするのかもなあ」 (-261) toumi_ 2023/09/14(Thu) 11:16:46 |
【秘】 月桂樹の下で ニコロ → 黒眼鏡「…ああ、そうだな。 リヴィオにも伝えておいた方が良さそうだ。 アイツもアイツで、なんかありそうだったしな。」 いつもは前髪がミリズレるだけで動かなくなる男が あの場では静かで、常に聞く台詞の一つも言っていなかった。 貴方と同じくらい、いやそれ以上に 何かを抱えている可能性は感じられたから。 確かに伝えた方が良いな、と頷いただろう。 「あの場でも言ったが その方針に関しては異論はないさ。 基本的にはマフィアを。それともう1つの派閥も。」 油断というよりは貴方という人物に気を許していたからか 肩を叩くことは容易に出来て。 少しだけ驚いたように、男は目を丸くするのだろう。 「んっ…良いなって何がだ。兎も角、Grazie. 出来るといい、ってより、やるだけだよ。 そっちこそ上手く事が運ぶと良いな。」 (-262) ぴんじぃ 2023/09/14(Thu) 11:24:35 |
【秘】 月桂樹の下で ニコロ → 口に金貨を ルチアーノ「年が離れてるからな、俺らは。 弟妹って考えりゃあ可愛げもあるだろ。 ルチアーノはそうじゃないのか?」 同い年であればまた考え方も変わるんだろうか。 そんな風に思いながら足は止まらない。 「…テオもアリ―もそんな話は聞かねえなあ。 アリーの方はいつも面白い事やってるし テオも会議やら何やらで眉間に皺寄せてるが 仕事が嫌、って事は無い、と思う。」 「なんだろうな。 苦手で嫌ってる、って程でもないが 目の敵にされてるような気分になる時がある。」 何とも言えない感想を 貴方に零していく。 (-263) ぴんじぃ 2023/09/14(Thu) 11:28:07 |
【秘】 黒眼鏡 → 月桂樹の下で ニコロ「あいつのことはよくわからん。 同じチームだしお前のほうが近くにいる。 サポート頼むぞ」 勝手に仕事を押し付けられている。根回しと言うか、強引というか。 「言葉通り、応援してるってことさ。 ああ、お互いにな」 頷きとともにすぐに手を離すと、 カウンターの裏から袋を持ち上げた。 「ああそう、これ。 持って帰れよ」 ………新品の電気圧力鍋だ。安いものではないが、立ち寄った人間に押し付けるようなものでもない。 (-264) gt 2023/09/14(Thu) 11:39:34 |
【秘】 月桂樹の下で ニコロ → 黒眼鏡「ああ、任された。 って、 おいおいおいおい。 」ドン、と渡された電気圧力鍋。 近所の奥さんが持ってってと渡すお菓子やおかずほどの気楽さで。 流石に突っ込まざるをえない。 「なんでまたこんなもんを! ドルチェを渡すくらいの気軽さで渡すもんじゃねぇだろ!? つかアンタは使わないのかよ!」 (-267) ぴんじぃ 2023/09/14(Thu) 14:40:17 |
【秘】 黒眼鏡 → 月桂樹の下で ニコロ「なんでってお前、よっぽど料理に興味がないと こんなモン使わないだろ」 「俺はいらん」 ちゃんとレシートも入っている。 なんで買ったのだろうか。 「ホームベーカリーとホットサンドメーカーとジャパンの…タコヤキ?メーカーもあるが、それが一番高いんだぞ」 気を使ったみたいな言い方してくる。 (-268) gt 2023/09/14(Thu) 14:44:49 |
【秘】 月桂樹の下で ニコロ → 黒眼鏡「そういう問題じゃねえし何で買った????」 レシートが入っているので 完全に貴方が買ったと思い込んでいる。 「高いのは分かったし、貰うけどさ。 使わないのにそんなに買ってどうするんだよ…」 何なら全部貴方が買ったと思っている。 ついでに自分も料理をそんなにする方じゃないので 署に置くかな……とか思っている。 (-277) ぴんじぃ 2023/09/14(Thu) 20:24:19 |
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