【秘】 神経質 フィウクス → ライアー イシュカ「俺に教職がやれると思っているのか?」 否である。残るとしても実習生とはまた別の形だ。 となると事務仕事でもやる事になるのだろうか。 あまり考えたくはない、が、考えなければならない…… とはいえ今優先して考えるべきはそこではなく。 「実習生でなくともいい、ここで職を得られるようにさえなれば。 その選択肢がこの場所の中で予め提示されるようになるべきだ。 …今のここにはとにかく治して卒業って指針しかないだろ。 下手に一度外に出すんじゃなく、この場所の中で完結させた方が あいつらにとっても多分都合が…… うわ…… 」上擦った声と緩んだ雰囲気につい声が出た。 何もその様子を今初めて見たわけでもないのだろうけど。 つまりはこの反応も今に始まった事ではないということ。 「……さあ、何でだったか。 随分子供の頃から思ってた事だ。 もうきっかけなんて覚えてない、そういうものだろ。」 強いて言うなら、何となく身近だった、とか。 きっとそんな理由になるんだろう。 (-157) unforg00 2022/05/08(Sun) 16:31:34 |
【秘】 神経質 フィウクス → ライアー イシュカ「何も今すぐに飼い始めるってわけじゃない。 あんたがこれからもこの場所に居続ける事を選ぶなら。 戻って来たその時に、雛から飼い始めればいいだろう。 だからもしあんたが乗り気なら、」 「それまでに名前を考えておいてくれ。 どうにも俺は名前を考えるのは苦手らしい」 (-158) unforg00 2022/05/08(Sun) 16:32:09 |
【置】 神経質 フィウクスこの施設にも体裁というものがある。 きっと自分だけを特別扱いする事はできない。 つまりは、この要望さえ通ってしまえば、或いは。 この場所で生きていく為の選択肢を、 この場所の中に居るままに選ぶ事ができるようになる。 大人達がそれを棄却する理由が少ない事を知っている。 それがいつの事になるかはわからないけれど。 誰もがとはいかないかもしれないけれど。 それでもきっと、今よりはずっと望みがある。 (L2) unforg00 2022/05/08(Sun) 16:43:27 公開: 2022/05/08(Sun) 17:00:00 |
【置】 神経質 フィウクス病気が治らずとも、病気を治さずとも。 自分達にはあまりにも生きづらい外の世界へと 強引に放り出される事なく、『普通』になれない事で 目に見えない圧力にじわりじわりと絞め殺される事も無く。 生きていく事だけなら、ほんの少しだけ楽になる。 現状維持ができる。 その後にどうするかはそれぞれの決める事。 ここでさえ生きづらいのであれば、変えていくしかない。 紛れもない自分達の手で。 内部から、音も無く、少しずつ。 広すぎる外の世界よりは、ここはきっと変えやすい。 (L3) unforg00 2022/05/08(Sun) 16:44:05 公開: 2022/05/08(Sun) 17:00:00 |
神経質 フィウクス(匿名)は、メモを貼った。 unforg00 2022/05/08(Sun) 16:44:29 |
【秘】 神経質 フィウクス → 王 リアン「………どうだかな」 溜息混じりの言葉。 あなたを信用していない、というわけではないけれど。 必要に迫られれば、その限りでもない人種だと認識してもいる。 そういう所は嫌いだ。 病によって歪められた感情ではなく、ただ純粋に嫌いだ。 「言われずとも勝手にするつもりだ。 本来の予定とは随分違う形にはなるが、……」 この場所の真実と改めて向き合う事も。 心にもない態度を取って、都合の良い人間で居る事も。 きっと負荷にはなるけれど、必要な事だからまだ我慢が利く。 全てを怒りに任せるにはまだ早い。 「もう行くのか」 フィウクスは、誰にだって、一度も遠慮をした覚えはない。 あなたにだって、今もそうだ。 だからいつも通り無愛想に、そっけなく片手を差し出した。 (-175) unforg00 2022/05/08(Sun) 18:44:53 |
【秘】 神経質 フィウクス → ライアー イシュカ「建前だけの真似事が長続きすると思うか?」 これもまた、否。 その場しのぎの真似事だけをしても、 結局のところは自分にとっては悪影響しか無いのであれば。 もう少し建設的な事に時間を割きたいのは当然の事。 「この場所に必要な人材が教師ばかりとも限らない。 それに気付けない奴が多いのは、 知らないから、教えられていないから── 誰からも選択肢が提示されていないからだ。」 このギムナジウムは当然ただの教育施設という事もなく、 病の治療、及び研究施設としての側面もある。 その全ての要件を満たせる人材はそう居るものではなく、 つまり実際は大人達の主とする分野もそれぞれなのだろう。 (-185) unforg00 2022/05/08(Sun) 19:32:11 |
【秘】 神経質 フィウクス → ライアー イシュカ「……提示されたところで、選べるかは別の話だろうが。 まあいい、 戻れないなら 連絡の一つでも寄越せと言いたい所だがその様子じゃあんたには酷な話だろう」 「 だから期待せず待っててやる 」ラットの姉妹をケージへと帰して、扉を閉めた。 そうして、ケージを持ち上げる為にもう一度手を掛ける。 これもそろそろお開きのようだから。 実際は、生まれてこの方一度も期待なんてした事はない。 この病は人へのそれさえも歪めてしまうから。 つまり期待していないという事は、いつも通りという事だ。 いつも通り、ただそれを覚えておくだけだ。 (-187) unforg00 2022/05/08(Sun) 19:34:28 |
【秘】 無理解 フィウクス → 年相応の リアン「………俺はお前のそれには応えられない どうしたってお前のそれと同じものを返せはしない。」 全ては患った病によるものだとしても。 心では友人としての親しみも抱けもしないのに、 口でだけあなたを友人と呼ぶ事はできなかった。 けれどこの病を捨ててしまう事もできなかった。 「俺にはわからないんだよ」 「誰かを好きになるって感覚も、 誰かと居て嬉しいだとか楽しいだとか落ち着くだとか、 誰かと一緒に居たいだとか、何も」 「生まれてこの方、 一度も思えたためしが無い 。」決して幸せを感じられない事も。 決して誰を愛せもしない事も。 そんな自分のままで居る事を、誰かに許してほしかった。 (-189) unforg00 2022/05/08(Sun) 19:49:54 |
【秘】 対等 フィウクス → 年相応の リアン「それでもお前がただそうしたいってなら。」 「 勝手にすればいいさ 。俺は勝手にする。お前のそれを否定はしない。 要りもしない意地を張られて、 上からものを言われるよりはずっと良いからな」 「それだけだ」 (-190) unforg00 2022/05/08(Sun) 19:50:16 |
フィウクスは、あなたがそう思うなら、きっとあなたの友人だ。 (a42) unforg00 2022/05/08(Sun) 19:50:36 |
【置】 形容矛盾 フィウクスおかしくたって、それでいい。 これが自分の在り方だ。 そんな自分の、自分達の居場所を作ると。 あの時確かにそう約束したのだ。 (L6) unforg00 2022/05/08(Sun) 19:54:04 公開: 2022/05/08(Sun) 20:30:00 |
【置】 形容矛盾 フィウクスきっと途方も無い時間が掛かる事だろう。 望む全てが手に入るとも限らないだろう。 けれど行動を起こさなければ何も始まらない。 その場に留まり続けるには歩き続けなければならない。 この場所の在り方が気に食わないから望む形に作り変える。 患う病を自己の一部と受け入れるような人間を否定しない。 一人でも多くの誰かが暗い顔をせずに済むような。 いつかそんな場所になるように。 (L7) unforg00 2022/05/08(Sun) 19:54:38 公開: 2022/05/08(Sun) 20:30:00 |
【置】 悲憤慷慨 フィウクスこの病がある限り、心折れる事は無いけれど。 どうせ一人でも為すのなら、誰の手を取ったっていいだろう。 さあ、これから新しく始めよう。 誰かが生きていく為のこの場所を。 (L8) unforg00 2022/05/08(Sun) 19:55:15 公開: 2022/05/08(Sun) 20:30:00 |
【置】 悲憤慷慨 フィウクス宵の明星が上る頃。 それを見上げる者の姿は何処にも無く。 今はただ崩れ行くこの星と共に行こう。 「──この病に治療は必要ありません。」 「病を自らの一部と受け入れ生きて行く事も一つの道でしょう。」 「その代わりに、 約束通り 」「これから先もこの場所に留め置いてくださるなら、それで──」 (L10) unforg00 2022/05/08(Sun) 19:56:17 公開: 2022/05/08(Sun) 20:30:00 |
悲憤慷慨 フィウクスは、メモを貼った。 (a43) unforg00 2022/05/08(Sun) 20:03:45 |
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