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![]() | 【人】 大木慎之介─ 日が沈む頃 ─ [初めは大木にも旧校舎に向かうつもりがあった。 どこかに隠れて、旧校舎に入った人が 出てくるかどうかだけを確かめたい気持ちが あったのだが。>>473 敷地を眺めるうちに、それが見守りの範疇か、 やはり疑問と罪悪感が湧き始めた。>>467 いつごろ誰が向かったか、 複数で向かう人がいるなら誰と誰が一緒か、 そういうことを見知ってしまうから。 それでどうしても行く気になれなくなった。 行く気にはなれないけれど、 友達のことだけはどうしても気になって、>>468 仕方なしにスマホを取り出す]* (564) Siro_neri 2022/10/20(Thu) 23:46:17 |
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![]() | 【人】 大木慎之介[送ったメッセージは簡素なものだが、 それでも何を言いたいのか、 秋月ならだいたいわかるんじゃないかと思った。 通じないなら仕方ない。 もしもう旧校舎に入った後なら? それはもう、諦める以外にないだろう。 後からでも意味のあるメッセージだったなら喜ばしいが。 向こうから手を伸ばす気にならないのなら、 こちらから手を差し伸べても 取ってもらえない気もしたのだ] (567) Siro_neri 2022/10/20(Thu) 23:48:16 |
![]() | 【人】 大木慎之介[残りの時間は校舎内や学校の敷地内で 過ごすことにした。 夜の学校は薄気味悪いものだが、 遅くまで残る用事は結構あって、 耐性が無いわけでもなく。 スマホの着信にはすぐ気付けるよう、 音が鳴るように確かにセットした。 鳴らないならば、それが一番いいのだろう] (568) Siro_neri 2022/10/20(Thu) 23:48:32 |
![]() | 【人】 大木慎之介[一時は願い事を検討してはみたものの、 大木は何も願う気になれなかった。 無いのだ。幽霊に願って叶えたいような願い事が。 叶えたいことは自力で。>>0:203 いろいろ考えた結果、どうしてもそこに辿り着く。 なら人のために……と考えてみて、 一度は考えついたものも、 結局、願おうとは思えなくなった。>>131 けれど思い悩んだおかげで友人たちの 今まで知れなかった一面を知れたこと。 自分の一面にも納得ができたこと。 旧校舎探検にでも参加しなければ 知らないままだった人たちと知り合えたこと。 それらを考えたら、探検の日を含めて 有意義な4日間だったと断言できる。 非日常が終わり日常が戻ってくる、 その1st dayはすぐそこだ]** (569) Siro_neri 2022/10/20(Thu) 23:48:55 |
![]() | 【独】 大木慎之介/* サンドしちゃった あと10分ってまじ? 眠くて限界だったよ 大急ぎで書いた……めっちゃ特急仕上げ やっぱねえ 行けなかった 旧校舎 (-223) Siro_neri 2022/10/20(Thu) 23:50:22 |
大木慎之介は、メモを貼った。 ![]() (a64) Siro_neri 2022/10/20(Thu) 23:52:23 |
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