人狼物語 三日月国


188 【身内P村】箱庭世界とリバースデイ【R18RP村】

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【人】 XII『吊された男』 ユグ


[僕たちは個であって。
 いつかの過去の知らない誰かではない。]
 
(49) 2022/12/16(Fri) 4:46:00

【人】 XII『吊された男』 ユグ

[ユグの持論だった。

 たとえ僕らの証の中に、その記憶が刻まれているとしても。
 時折脳裏によぎるそれらは、僕らが真に神様に愛されていたというしるしでしかなく、本来の僕らには存在しないはずのもの。
 それに本能のまま従ってしまえば、また滅びは訪れて、すべては台無し。
 僕らの幸せを僕ら自身の手で壊すなんて、そんな馬鹿らしいことはない。

 だから、魂に抗ってでも皆ひとつになるほうがいい。
 僕たちはいつかの誰かたちではなく、僕らだから、それが叶うと思っていた。

 その考えがあるから、ユグは証持ちを皆名前で呼ぶ。
 人間関係を把握するために誰がどの証かは意識しても。
 皆個別の、それぞれ違う名前があるからだ。
]
(50) 2022/12/16(Fri) 4:46:34

【人】 XII『吊された男』 ユグ

[だから、ヒナギクに聞いた。
 『滅ぼさない方がひとつになれるのか』。

 神様の願いであるから、ユグの中では崩壊は仕方のないことだと受け止められる。
 この世界では証持ちが揃うと世界が滅ぶことが、因果関係はどうあれ現実になってしまうけれど。
 僕らを傷つけた世界を捨てて、新たな世界で穏やかに暮らせるのであれば、"次"の世界では証持ちは滅びのしるしではなくなるかもしれない。
 そう考えれば、ユグは崩壊を受け入れられた。]
(51) 2022/12/16(Fri) 4:47:04

【人】 XII『吊された男』 ユグ

[ただ、それは今の証持ちが心ひとつにし。
 次の世界で本当に皆心安らかに平穏な暮らしをすることが前提で。
 そこがひとつになれないのなら、きっと滅びの繰り返し。

 故に、自分自身が不穏分子になるくらいなら、滅びに抗うことも飲める。
 どうすれば僕らはひとつになれるのか。そうあるべきなのに。
 ユグの考えは常にこうだ。
 最終的に僕らが幸せに暮らすことこそ神様の幸福なのだから
**]
(52) 2022/12/16(Fri) 4:47:30
XII『吊された男』 ユグは、メモを貼った。
(a13) 2022/12/16(Fri) 4:52:41

XII『吊された男』 ユグは、メモを貼った。
(a14) 2022/12/16(Fri) 4:54:20

【人】 XII『吊された男』 ユグ

[多数決にしてしまえば、少数派の意見は無視される。それではよくない。どちらかが意見が通らなかったことを抱え続ける。
 では、どちらのほうがみな納得して答えを揃えられるのか。
 世界は滅ぼしてしまえば戻らない。ならば、滅ぼさないほうが不満は少ないのだろうか。

 こういうときは、誰かの意見が欲しくなる。
 チェレスタの答えは得られたろうか。彼女が言わない>>1:337なら、難しかったろう。話術は持ち合わせていない。
 先生に話を聞きたかったけれど、いつも誰かを宥めるようにあたたかな手を伸ばすその人が、フォルスに逆に撫ぜられているのを見てしまって>>1:356
 なんだか話に行くのは躊躇われ、ホールを離れようとする*]
(57) 2022/12/16(Fri) 11:10:18
XII『吊された男』 ユグは、メモを貼った。
(a18) 2022/12/16(Fri) 11:16:24

【人】 XII『吊された男』 ユグ

……そんなつもりはないのですけど。

[誰のもとへ行こうか、と歩むうち、元気がなさそう>>80、とかかった声が、あまりに想定外のものだったから、反応が少し遅れた。
 顔を合わせば鬱陶しいという感情を隠しもしない相手から、自主的に、あまつさえ気遣うような言葉をかけられるとは思いもしなかったので。
 ユグ、と前置かれたにもかかわらず、まさか自分宛だと思わなかったのだ。]

あなたこそ、意気消沈しているかと思いましたけど。
クリスタベルはいいのですか?

[つい先程もクロから似たような話をされているとは知らずに、彼の手を離した恋人の話題を出す。]
(88) 2022/12/16(Fri) 15:09:25

【人】 XII『吊された男』 ユグ

あなたは、世界は滅びればいい、と言いそうですけど。
……実際、どちらが多くなると思いますか。

[奇しくも。
 大変奇しくも、世界が滅びることに関してさほど抵抗感のないユグは、この点においてはゼロと反駁することはなさそうだった。
 だから、問う*]
(89) 2022/12/16(Fri) 15:14:50

【人】 XII『吊された男』 ユグ

[無言の間と、続いた反発>>96
 思わずこちらも眉が寄る。]

関係ないことはありませんよ。
クリスタベルもこの洋館に暮らす仲間ですから。

仲間が抱えている問題があるなら、無関係なんて言えません。

[とは言うものの。
 ゼロが『必要』というのなら、そうですか、と不承不承に頷いて、それ以上は踏み込まなかった。]
(107) 2022/12/16(Fri) 15:54:00

【人】 XII『吊された男』 ユグ

[思えば、クリスタベルとはあまり深い交流をしてこなかった気がする。
 それはクリスタベルがゼロの想い人だから、ゼロと共にいる場合なかなか話す機会に恵まれない、というのももちろんあるが。
 そうして交流の機会が薄まった結果、どう触れていいのかわからなくなってしまった、というのが大きい。

 クリスタベルの中にはふたつの魂があって、それが合わさってクリスタベルなのだというのは聞いたことがある。
 多重人格のようなものかと理解していたら、そうでもなく。ふたつの魂がひとつになって、彼/彼女という存在になっているのだと聞いた。
 そういうものか、と曖昧な納得はしているものの、やはり当事者ではないがゆえに理解が足りているとは思えず。
 クリスタベルを不意に傷つけたりしないように、と思うと、当たり障りない会話の機会しか作れなかった。

 だから、必要なのだと言われれば、それを否定する材料は持たず。
 ゼロの言葉に頷くしかない。]
(108) 2022/12/16(Fri) 15:54:19

【人】 XII『吊された男』 ユグ

僕は、滅ぼす必要はないと感じていましたが。
あの方
がもういらないと仰るのであれば、特に未練はありません。
次の世界が穏やかであれと思います。

ですが、意見がふたつに割れて、不平不満が残る結果になるよりは、ひとつにまとまる方につこうと思って、意見を伺っている次第です。

[ユグからは、滅ぼしたいという意見はほとんど見えていなかった。が故に、こうして聞きまわっているのだ。自身の考えが異分子のように思えている。それを不和の種にはしたくはない。
 だというのに。
 見える世界が違うのだなと、改めて感じる*]
(109) 2022/12/16(Fri) 15:55:40

[ ──これは
 わたしたちを愛してくださる神様なりの『救済』
 かつて『節制』わたしが貰い受け損なった『罰』だ。

 『運命の輪』あのひとから全てを奪い取った罪
 みんなで幸せに神様の願いを裏切った罪
 結果的に箱庭の崩壊を加速させる引き金を引いた罪
 神様から与えられた命をこの手で終わらせた罪

 それらすべての咎を償う為の罰。
 
 悠久の時を経て与えられる贈り物
 であればこの身は、
 謹んで享受し拝領する以外の選択肢を持ってはいけない

 それ以外の身勝手な意志など
 指先ひとつ分も抱いてはならない ]
 



[ けれど、けれど神様。

 罰せられるのは
 わたしひとりで十分ではありませんか? ]

 


[ わたしさえ居なければきっと神様の希望は叶った
 わたしさえ居なければ、彼は死ななかった

 あのひとの未来を奪っておいて
 わたしだけ幸せに生き延びるなど
 そんな都合の良い話 許される筈がなかった。

 この世界に生きる数多のひとの未来を奪って
 わたしだけ幸せに生きようなど、
 たとえ神様がお許しになろうと
 わたし自身がそれを許せない 

 だから、
 もし世界が崩壊する日が来るならば

 わたしは、


         
  命運を共にしよう この世界と
]
 

 

 [  ──また、わたしは同じ過ちを
      繰り返リバースしてしまうのだろうか  ]


  

XII『吊された男』 ユグは、メモを貼った。
(a33) 2022/12/16(Fri) 19:34:49

【人】 XII『吊された男』 ユグ

――ゼロと>>151――

そうやって切り離していたら、いつまでも何も変わりません。
クリスタベルに思い悩むところがあるのなら、それを解消したいと思うのはそれほどおかしなことですか。

[かといって、クリスタベルの心理的問題に伸ばせる手を持たないのだが。
 そこはユグにとってもどかしく、力不足を感じる点でもあったから、今この場で話を大きくしようという気はなかった。]
(161) 2022/12/16(Fri) 21:43:34

【人】 XII『吊された男』 ユグ

[もっと悪魔ゼロとは冷静に、理性的に話をしなくてはと思うのに、どうしてもどこか棘のあるような響きになってしまう。
 これではいけない、とわかっているのに。
 魂など関係ない。単なる売り言葉に買い言葉。]

人は、学べる生き物です。
過去の過ちから、何をしてはいけないのか、どうすべきなのか。

あなたがそれも理解できないほど、理性的になれないのであれば話は別ですが。
そうしないために僕は動きますし、アリスも、他の誰も傷つけさせはしません。

[>>154箱庭の吊された男は、遅きに失した。
 もう事が起きてしまってから、断絶した。
 今からなら。
 今からならまだ変えられる。]
(162) 2022/12/16(Fri) 21:44:32

【人】 XII『吊された男』 ユグ

全員がもしもどちらでもいいのなら、世界は滅び、僕らは新しい箱庭に行くのでしょう。
はじめからそういう話です。
僕らに世界を壊さないという明確な意思があるのなら壊さずにいると。

僕はそれに反対するつもりはありません。
あの人が壊すべきだと、もういらないとおっしゃるのですから、それに従いますよ。

[それは、先程選びなさいと言われる前に、即答したのと同じ意見。
 いらないのなら、なくしても構わない。]
(163) 2022/12/16(Fri) 21:44:55

【人】 XII『吊された男』 ユグ

もしも完全に真二つに割れるなら……なるべく、不満が少ないかたちで収まるよう、僕らは話し合うべきだと思いますが。

次の世界を望む側が『滅びてもいい』という受動的な姿勢で、望まない側が『滅ぼさないでほしい』という能動的な意見になるのならば、互いの望みはぶつかり合わないので、『滅ぼさない』ほうが優勢になるのではないでしょうか。

それならそれで、僕は構いません。
一度滅ぼしてしまえば不可逆ですから、不満が残りそうですし。

[『滅ぼすべきだ』という意見のものが出てくると話は変わるが、そういった意見がないかどうか、話を聞いてまわろうとしたところだ。
 だからこそ、意外と滅びるかもというゼロの言葉は、気になった。]
(164) 2022/12/16(Fri) 21:46:08

【人】 XII『吊された男』 ユグ

……ですが。

僕が一番困惑しているのは、意見の割れている現状です。
僕らは証持ちで、箱庭の子で。
あの方と幸福に暮らすことは、皆喜ばしいものだと思っていたので。

どうして僕らは、ひとつになれないのでしょうか。
これほど寵愛を受けて尚、それを受け入れないのでしょうか。

[ぽつ、と、零すように呟く。
 思えば、ゼロの前でこんな風に心情や弱音を零したことはなかったかもしれない。
 なにせ、こんな風に怒りや苛立ちを交えずに話す事自体、珍しい。
 通りがかりの誰かが見たら、天変地異を思うかもしれなかった*]
(165) 2022/12/16(Fri) 21:46:25

【人】 XII『吊された男』 ユグ

――振り返って、チェレスタと――

……期待を、してなかった。ですか。
『審判』が、怒っている……

[>>157どうしてだろう、と感じる。
 チェレスタが怒るのなら、まだわかる。彼女には、外の世界に大事な人がいる。
 『審判』は、なぜ? 今の世界が滅ぶことに、何の反発を示すのだろう。
 身勝手な言い分に、だとは考えもせず。]

納得してから、というよりは、皆の話を聞きたいと思っています。
曖昧で、どちらでもいいというのなら、それでもいいのですが。
強くどちらかがいいという意見があるのなら、理由や、折り合える点はないのか探したい。
瑕疵が残る結果になるのは望ましくないでしょう、誰にとっても。

[>>159チェレスタは諦めてしまっていると。
 それは少し寂しいが、彼女の立場ならむしろ、冷静な意見と思うべきか。]
(179) 2022/12/16(Fri) 22:23:34

【人】 XII『吊された男』 ユグ

[チェレスタが、証持ち以外を新たな箱庭に連れたいと言えば>>160。]

……いえ、それは提案の価値はあると思いますよ。
それこそ、折り合いの話でしょうし。

チェレスタが幸福に生きるためには、どうしても傍にいたいひとがいる。
"こんな世界"でも、チェレスタに良くしてくれた人がいる。
恩のある人がいるからその他すべてを壊さないでほしい、と、その人を箱庭に連れていけるならもう充分、なら、一考の余地ありと言えるのではないでしょうか。

[ユグは神のすべてを理解しているつもりはないが、それでもあの人の優しさと、箱庭の子を愛する心はわかっている。
 ならば。ならば望みは叶えたくなるのではないかと、可能性を示唆する*]
(181) 2022/12/16(Fri) 22:23:58
XII『吊された男』 ユグは、メモを貼った。
(a40) 2022/12/16(Fri) 22:27:08

【人】 XII『吊された男』 ユグ

――小さな天変地異――

それは、多かれ少なかれそうだと思いますが。
自己の中だけで留めておけないなら、ケアは必要です。

[>>188表面上の調和。その言葉は、ユグにちりりと痛みを残した。
 自分の行ってきた不和の解消が功を奏さず、ただ表面をなぞるばかりであることは、それこそユグの悩みのひとつでもあるからだ。
 攻撃的な意思なく発された言葉でも、痛みはある。]
(206) 2022/12/16(Fri) 23:34:41

【人】 XII『吊された男』 ユグ

……前提?

[>>189呟かれた言葉に、話の方向性が変わった気がして、はたと瞬く。
 >>190曰く、壊すべきだと思ったら壊すと。]

…………

ゼロの言うことは、理解はできます。
僕も、過去をなぞらないようにして維持をする義務がある、とは言いません。
ただ、誰もが何にも脅かされることなく、苦労もなく、穏やかに暮らせる場所が欲しいだけです。諍いがなく、痛みもなく、苦しまない場所が。

それなら、敢えて壊す必要は薄れるのではないですか。
ゼロだけでなく、他の誰も。
そのためには、諍いの種を、魂の不和を、なだらかにしたい。
(207) 2022/12/16(Fri) 23:35:40

【人】 XII『吊された男』 ユグ

壊そうとするのを止めるわけじゃない。
壊したくならないような環境にしたい。
それを過去から学ぶなら、再演ではないと僕は思います。

[理想論でしかない、出来るわけない、と思われるかもしれない。
 それでも行動しなければ何も変わらないと、ユグは思っている。]
(208) 2022/12/16(Fri) 23:36:01

【人】 XII『吊された男』 ユグ

……話し合いには時間が足りないというのは、同意します。
それでも、時間が足りないと言って答えないのも、問題の先送りです。
結論を出さざるを得ないのなら、いっそ短いほうが迷わないのかもしれません。

[>>191なんとなく、ではあるが。
 神様は僕らを愛するが故に猶予をくれただけであって、本来は有無を言わさずすべてを壊して、僕らを新たな世界へ連れて行くつもりだったのではないかと思う。
 僕のように受け入れるのが当たり前、ではなく。
 反対の意見を聞くつもりがなかったのではないかと。

 ――浮かぶ小さな疑念は、頭の中で振り払う。]
(209) 2022/12/16(Fri) 23:36:53

【人】 XII『吊された男』 ユグ

……そう、ですね。
もしもそうなら、よかったと思います。

迎えがもっと、早かったなら。

[>>194ユグは、来たる迎えを信じて生きていけたけれど。
 もしも生まれてすぐに神様の迎えがあったなら、きっと両親は苦しむこともなかった。
 自分は、ひとりになることはなかった。
 この世界で生きざるを得なかったことで、苦しんだ仲間は他にも多くいるだろう。
 彼も、彼女も、救われたのでは]

――今更、ですけど。

[ほつりと、零す。
 ああやはりこんな世界はなくなってしまえば、という癇癪じみた思いが、ふつりと肚のうちにある*]
(210) 2022/12/16(Fri) 23:40:40

【人】 XII『吊された男』 ユグ

――噛み合わないやり取り>>214――

[クリスタベルの件については、表に出たからって騒がれたくないとまで言われれば、あとは飲み込むだけ。
 触れるだけ踏み込むだけの材料を持っていないのも、表面ばかりを繕おうとしているのも、また確かなのだ。]
(224) 2022/12/17(Sat) 0:57:57

【人】 XII『吊された男』 ユグ

[>>215ゼロが、箱庭の穏やかな暮らしの条件をなぞるように並べるうちは、自分の中に思い浮かべる風景と重ねながら、内心納得していたのだけれど。
 あってたまるか、と一蹴されれば>>216、目を見開いた。]

……どうして、


[掠れた音でそう問えば、何一つ面白みがない>>217、と言われる。]

面白さは、平和に勝るのですか。
穏やかな中で可能な主張では、足りないのですか。
あなたは、世界が疎ましかったのではないのですか。
自分の置かれた環境が嫌だったのでは?
(225) 2022/12/17(Sat) 0:58:21

【人】 XII『吊された男』 ユグ

そこから抜け出せることより、自由と面白さを求めるのですか。

[それは、ついにユグには理解の出来ない範囲に入ってきた。
 主張したいだけの自我が、ユグにはなかった。
 迎えが来るまでの間も、ただ迎えが来るのを待っているだけの時間で。
 神への忠誠と憧れだけで、生きてきたから。]
(226) 2022/12/17(Sat) 0:59:03

【人】 XII『吊された男』 ユグ



[これが個の違いによる、避けられない亀裂だと言うなら――

 神様はどうして僕らをこんなふうに作ったのだろう]

 
(227) 2022/12/17(Sat) 1:01:30