人狼物語 三日月国


203 三月うさぎの不思議なテーブル

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厨房担当 マシロが参加しました。

【人】 厨房担当 マシロ

 

 
[ 美味しい食べ物ってさ、良いよね。
  それが誰かの心のこもった手料理ならもっと最高じゃん?
  手間暇掛けて作ったご飯を、ささやかでも微笑みながら
  食べてくれるだけで幸せな気持ちになれるもん。

  あ、せっかく食べて貰うなら、そりゃ出来立てだよね?
  ……お皿に乗ったまま一口分も減ってない料理は
  "もう"見たくない光景だし。

  人と会話しながら食べるご飯は味がするのに
  ひとりで食べるご飯は、静寂の空虚な味がする。
  だから私、今このお仕事、すっごく気に入ってるんだ ]
 



 
(5) 2023/03/01(Wed) 8:15:29

【人】 厨房担当 マシロ

 ― 『Madam March Hare』 店内 ―


[ 白いパフスリーブのブラウスに、黒のタイ。
  店名にもある"うさぎ"らしく髪を白リボンで結って
  膝下丈の黒スカートをぱん、と気合を入れるため一叩き。
  最後は貸与されている黒エプロンを身に付ければ
  出勤準備は完了、ランチタイムへの準備は万端だ。 ]


  おっはようございまーす!
  さ、今日も頑張っていきましょ〜っ


[ 既に出勤している同僚がいるなら、挨拶をひとつ>>4
  後、いてもいなくても店長に。
  上司への挨拶って大事だよね〜! ]
 
(6) 2023/03/01(Wed) 8:16:03

【人】 厨房担当 マシロ


 
[ そのままオープンキッチン兼カウンターへ赴き、
  昼間用の食器や調理器具の確認を進めながら。
  昼も夜も通しもお任せあれの自分は、今日は通しの日だ。
  働き始めて三年ともなれば手慣れたもので
  合間にちゃんと料理の仕込みや準備も忘れずに。

  パスタランチが昼営業は良く注文されるから
  ミートボール付きのじっくり煮込んだボロネーゼ
  濃厚クリームソースのカルボナーラに
  海老やジャガイモ、トマトで彩ったジェノベーゼ。
  デザートの準備は──

  既に出勤済みの同僚がいるなら連携を取りながら。>>4
  ご来店のお客様が来たならば、にっこり笑顔で ]
 
 
(7) 2023/03/01(Wed) 8:18:32

【人】 厨房担当 マシロ

 
[ ホール担当のスタッフは既にいただろうか。
  まだいなければホール兼任としてキッチンから出て
  既に出勤済みなら、オープンキッチンも兼ねた
  カウンター越しにお声がけ。 ]


  いらっしゃいませ!
  お好きなお席へどうぞ。


[ 大咲真白の一日は、こうして始まる。** ]
 
(8) 2023/03/01(Wed) 8:23:13
厨房担当 マシロは、メモを貼った。
(a3) 2023/03/01(Wed) 8:32:18

厨房担当 マシロは、メモを貼った。
(a5) 2023/03/01(Wed) 9:16:47

【人】 厨房担当 マシロ

 

  うん、おはようゲイザー!
  今日も通し? お揃いじゃん、頑張ろうね!


[ 一番乗り出勤は残念ながら先手を譲る形になった。>>13
  彼女のスターゲイジーパイ伝説はいつだったか
  確か彼女自身から語ってもらった記憶がある。
  あれはランチ営業終わりの休憩時間だったかな。
  それ以来、遠慮なくゲイザーとあだ名で呼んでいるけれど
  内心で「大咲と速崎でサキサキコンビか……」なんて
  おっとっと、閑話休題。

  来店客の常連様お二人に接客するゲイザーは>>29>>30
  働き者かつ愛想もばっちりである。
  うーむ、勤務歴三年の大咲も速崎には本日敗北だ。
  名前に速ってあるもんな……などと考えながら。
  絶対関係ないけどね、これ! ]
 
(66) 2023/03/01(Wed) 19:25:24

【人】 厨房担当 マシロ

 

  高野さん、こんにちは。
  オススメに外れなし、お店の売り文句に加えられそうですね
  今日も色々とご用意してますよ!


[ カウンター席はオープンキッチンと面しているから、
  好んで座る人の大抵はお喋りに応じてくれる。
  ゲイザーの接客の邪魔にならぬ程度に話しかけながら
  気安い口調の神田にもにっこりと笑顔で>>31 ]


  ボロネーゼにミートボール、良いでしょう?
  この前店長にどうですかって掛け合ってみたんです。


[ 何だか少し豪華な気分になれるんじゃないかな、とか。
  食べる前から楽しくなって欲しいなと思うから
  その「いいね」には心からの笑顔を向けて。>>30 ]
 
(67) 2023/03/01(Wed) 19:25:47

【人】 厨房担当 マシロ

 

  あ、デザートは……


[ 今日は昼出勤組に黒原がいるし>>56
  それ以外にもデザートが得意な面子はいたかどうか。
  デザート類以外なら何でも熟せる大咲が
  唯一振る舞えないのがデザート類だった。

  幸い、ベイクドチーズタルトがあるらしい。>>54
  注文を請け負っていくゲイザーの手伝いをしながら、
  次に来店したのはこちらも常連の男性。>>43
  低く零された声は、軽やかなベルの音が掻き消した。 ]

 
(69) 2023/03/01(Wed) 19:25:54

【人】 厨房担当 マシロ

 
[ なんだか元気が無い……ような気がするけれど
  気のせいだろうか? と小首を傾げて。
  既に注文済みの常連二人から離れた席を選んだ彼の所へ
  お冷とおしぼりを持ってお伺いしよう。 ]


  葉月さん、いらっしゃいませ。
  ……少しお元気、ないですか?
  良かったらゆっくり美味しいご飯で休んでいってくださいね。


[ 多分、ランチ営業で非番のスタッフ──シャミが
  葉月に話し掛けるよりも前のご挨拶だっただろう。>>52
  シャミがしれっとカウンター席へいるのに気付けば
  驚きつつも同じく挨拶をしたに違いない。 ]
 
(70) 2023/03/01(Wed) 19:26:13

【人】 厨房担当 マシロ

 
  ― 少し前のこと ―



[ 常連さん一見さん問わず、
  向こうが名前を教えてくれさえすれば 大咲は
  顔と名前を一致させるのは大得意中の大得意だ。
  葉月からの"可愛い"という評価も女好きも知らないが
  確か、初めて挨拶以外の会話を交わしたのは
  そう遠くはない程度には前のこと。…である筈。

  その日もランチタイム営業で。
  大咲がたった一度、本当に一度っきり、
  ランチ営業中に来店したお客様全員へおまけでお付けした
  ウサギの形のバニラクッキー。

  試作品なので、という名目だった。
  甘すぎないサクッとした生地に、ほろりと崩れる食感。
  デコレート用のチョコも自分で用意し、顔を描いた
  "三月うさぎ"にぴったりのオマケのクッキー。 ]
 
(72) 2023/03/01(Wed) 19:27:08

【人】 厨房担当 マシロ

 
[ 他のお客様もきっと、その日来てくれていたのなら
  大咲が一度だけ出したお菓子を食べたことがあるだろう。
  甘いものやお菓子類が嫌いでなければ。

  なんだかその時も彼は元気が無かったように見えて、
  つい、可愛い顔にプラスして
  ウサギのクッキーへ変な顔のデコレートを施し
  葉月へお出しした記憶がある。 ]


  どうぞ。良かったら、今日だけのオマケとして
  皆さんに食後、お配りしてるんです。
  甘いものが苦手な方にも食べやすい……と思うんですが
  お嫌いでなければ。


[ そんな一言も添えての試作品の提供により、
  大咲は葉月の名前を知ることになる。* ]
 
(73) 2023/03/01(Wed) 19:27:20
厨房担当 マシロは、メモを貼った。
(a20) 2023/03/01(Wed) 19:30:42

【人】 厨房担当 マシロ

 

[ 母親は仕事で忙しい、いわゆる母子家庭だった。
  机の上にはいつもお金とメモが置いてあって
  小学校高学年の頃、試しに料理をしてみたら楽しかった…
  なんてありふれたキッカケの話である。

  最初は卵焼きも上手く焼けなかった。
  殻が入るわ黒く焦げるわ上手く巻けないわの三重苦。
  試行錯誤の結果、徐々に大咲は料理の腕を上げていき
  やがて夜遅くに帰宅する両親の分も作り置くようになった。

  翌朝机を見ると、いつも冷えたご飯が残っていて。
  温め直してひとりで食べる、その繰り返し
  ドラマで良く見る"誰かとのご飯の時間"は
  訪れることなく、高校一年生の春。 ]

 
(82) 2023/03/01(Wed) 20:05:22

【人】 厨房担当 マシロ

 

[ 母の日に「これなら」と焼いた手作りケーキ。
  わざわざカレンダーに花丸までつけて
  冷蔵庫に入れておいたケーキは、次の日の朝、
  ゴミ箱の中に捨てられていた。
  それ以来大咲は、お菓子類を作らなくなった。

  そこから二年、大咲は荒れた。
  といってもタバコや酒なんてものに手を出すことはなく
  卒業出来る程度に授業に出て、サボっての繰り返し。
  それでも料理だけは辞められなかった。

  友達が推していたアイドルが引退したのも丁度その頃。>>10
  日曜の戦隊ヒーローへ出演していた俳優が
  不幸な事故で人前から姿を消したのも同じ頃か。>>26 ]

 
(84) 2023/03/01(Wed) 20:06:01

【人】 厨房担当 マシロ

 

[ 大咲にとって彼らは遠い世界の人だった。
  静かな家でご飯を食べる中、音をくれるのがテレビだったから
  自然と彼や彼女の顔だけは覚えていた。
  荒れていた高校在学中でなければきっと
  もっと記憶に残っていたのかもしれないが。

  高校を卒業して二年間、ぼんやり生きていた大咲が
  20の誕生日にここの店長へ深く頭を下げ
  「料理で、楽しい時間を作らせて欲しい」と願い出たのも
  その結果雇用され、今ここで楽しく天職を得ているのも
  ──嘗て遠い世界の住民だった彼らが
  うさぎの穴で距離が物理的に縮まっているのも。

  これはまあ、俗に言うなら、運命ってやつなんだろう ]

 
(85) 2023/03/01(Wed) 20:06:21

【人】 厨房担当 マシロ

  ― 現在・店内 ―



  先週のおすすめ……もちもちしたあまいもの……

  ……ああ、えっと、米粉を使ったもちもちクレープ!
  普通のクレープと違って、生地が厚めでもちもちで、
  チョコバナナが入ってたやつですよね?


[ 
そんな連想ゲームみたいなことあります?
>>79
  いや、あるのだ。この高野という常連男性は。
  一度で名前を覚えないというか、
  名前よりも「美味しい」という情報を覚えている?
  大咲が記憶しているから別に何の問題もないどころか
  毎度このやり取りがちょっと楽しみ、なんて。 ]

 
(86) 2023/03/01(Wed) 20:06:28

【人】 厨房担当 マシロ

 

  良いんですよ、美味しいって感情を憶えていてくれれば。
  クレープを作ってくれてた人にも伝えておきます。
  高野さんが褒めてましたよって。


[ ふふ、と微笑を返して。
  料理の名前は記憶に無くても
  店員の名前はしっかり呼んでくれるあたり、良い人だ。 ]


  ええ、もちろん。
  温めがいいですか? 熱いのにしておきます?
  高野さんって猫舌でしたっけ?


[ お茶の要望には勿論お応え致しますとも。>>79
  お客様に満足していただくのが私たちのお努めですから!* ]

 
(87) 2023/03/01(Wed) 20:07:15
厨房担当 マシロは、メモを貼った。
(a25) 2023/03/01(Wed) 20:08:15

【人】 厨房担当 マシロ

 
[ 浮かべられた笑みは、ふんにゃりと柔いもの。>>103
  頼りなさげ…とも喩えられるであろう微笑みを見るに
  また料理の名称を忘れたりしそうだけれども
  それでも、美味しいと思ってくれるなら構わないことだ ]


  ベ 、ベイクド……!?


[ まるで歴史が変わる瞬間を見守るような態度だが>>104
  内容は高野がベイクドチーズタルトと言えるか否か。

  なお、「合ってる?」と本人はやや自信ありげだが
  残念ながら微妙に違います高野さん。
  答案用紙にはサンカクが書かれて返されることだろう。 ]

 
(113) 2023/03/01(Wed) 21:12:24

【人】 厨房担当 マシロ

 

  ふふっ、惜しいですね。
  ベイクド"チーズ"タルトです。
  また次の挑戦をお待ちしております!


[ なーんて軽口も混ぜながら。
  ころころと鈴を転がすように笑う顔には
  からかいじゃなく、本心からやり取りを楽しむ色だけが
  明確に彩りとして映っている。 ]


  はい、熱い方でお持ちしますね。
  ……私のおすすめですか?


[ ふむ …と小首を傾ぎ、少しだけ悩んで。 ]
 
(114) 2023/03/01(Wed) 21:12:29

【人】 厨房担当 マシロ

 

  パスタとケーキ以外でまだお腹に入りそうなら、
  オニオングラタンスープなんてどうでしょう?
  バゲット入りで食べ応えもありますし、
  とろとろのチーズとコンソメの風味も抜群です!

  ケーキのご予定があるなら、小さめでお持ちしますよ。


[ しっかり炒めたあめ色玉ねぎにバターを加え、
  コンソメで味を調えながら作ったオニオンスープへ
  さくさくのバゲットとチーズを乗せて焼き上げる。
  下拵えは終わっているから、時間を貰わず提供出来るし
  パスタの後に選ぶご飯として最適ではなかろうか。

  彼の答えがどうであれ、まずは熱いお茶をお持ちするために
  一旦は高野のところを離れ
  すぐさまお茶を運んでくることになる。* ]
 
(115) 2023/03/01(Wed) 21:12:39

【人】 厨房担当 マシロ

 
[ 高野へお茶を運ぶためにカウンターへ戻る途中。
  妙にキラキラしたオーラを放つ常連の女性客の>>95
  注文も請け負おう。 ]


  いらっしゃいませ!
  ジェノベーゼパスタおひとつですね、かしこまりました。
  良いトマトが入ったんです、期待しててください!


[ なんてゲイザーも言っていたことと同じことを言いながら
  視線は"今は"お客さんの遠藤の方へ。
  常連客である彼女が何やら遠藤と会話しているのを見て
  わざとらしく、ぷく、とやや頬を膨らませ
  悪戯っぽく微笑んだ。 ]

 
(122) 2023/03/01(Wed) 21:23:28

【人】 厨房担当 マシロ

 

  シャミ先輩、可愛いお客さんをナンパですか〜?
  私のことは口説いてくれないのにっ。

  えへ、なんちゃって。
  先輩も今はお客様ですからね、ごゆっくり!


[ 入社当初はてっきり男性かと思っていたけれど
  思い込みが解けても、大咲にとってはまず
  オープニングスタッフの大先輩というのは不変の事実だ。

  穏やかな物腰も相まって、先輩先輩! と
  犬のように尻尾を振って懐いているのである。* ]

 
(123) 2023/03/01(Wed) 21:23:33

【人】 厨房担当 マシロ

 

  わ、わ〜〜っ、シャミせんぱぁいっ
  それはちょっとズルいですよ!


[ 正直少女漫画かと思った。>>128
  いつもの先輩大好き!の軽口へ返された破壊力の一撃に
  ついうっかり頬を林檎みたいに赤く染めてしまった。
 
寧ろ靡いて良いですか?

  さすがにそこまでのウザ絡みはしないけれども。

  何せ注文を複数抱えているもので
  先輩とはまた夜のシフト終わりにでも喋れるだろうし
  今は"客"として楽しめる会話に徹して欲しくて。* ]

 
(147) 2023/03/01(Wed) 22:06:01

【人】 厨房担当 マシロ

 
[ 熱いお茶ひとつの提供もお仕事だ。
  茶葉を用意し、苦味や渋みが必要以上に出ないように
  適温かつお客様の希望通りの熱さでお茶を淹れて。
  このお店の世界観に合うよう用意された
  シンプルなスートマークだけが刻印されたティーカップへ
  注ぐのは紅茶ではなく番茶である。 ]


  高野さん、お茶、お待たせしました!
  今からオニオングラタンスープ作り始めますね。
  飲み終える頃に丁度お持ちできると思います!


[ たくさん食べたい、と言ってくれたのが嬉しくて>>144
  私の頬は依然緩んだまま。

  ごゆっくり と再度告げ、オープンキッチンへ戻ろう。* ]

 
(148) 2023/03/01(Wed) 22:06:06

【人】 厨房担当 マシロ

  ― 少しだけ前 ―



[ 神田がミートボール付きボロネーゼを注文したことへ
  挨拶代わりのお声掛けをした後のこと。>>136
  「天才」と言われれば、ふふん、と得意げに微笑んで
  なんなら遠慮なく胸まで張った。 ]


  そうでしょう、そうでしょう〜!
  ただでさえ美味しいボロネーゼにミートボールって
  もう最高じゃないですか?

  ご飯を通して、そんな時間を味わって欲しいんです。
  少しでも楽しいって思って貰えたら、いいな、って。


[ なんていざ口にするとやや恥ずかしい気持ちになるが
  これは店長へ頭を下げた時の志望動機で、本心だ。 ]

 
(154) 2023/03/01(Wed) 22:20:06

【人】 厨房担当 マシロ

 
[ 「幸せプラス」の話題でクッキーの話が持ち出されれば
  大咲の顔は少しばかり固まった。
  しかしこの店に就職して早三年目ユーザー、大咲真白。
  不信がられないようにパッと再度笑みの花を咲かせ ]


  え、あれ写真に撮ってくれてたんですか?
  嬉しい、ありがとうございます!


[ カメラを常時身に付けているのは知っているけれど
  自分のお菓子が誰かのフォルダに残して貰えているなんて
  正直思いもしていなかった。

  ふにゃ、と自然と頬は緩み、次いで ]

 
(155) 2023/03/01(Wed) 22:20:11

【人】 厨房担当 マシロ

 

  ……えへ、ありがとうございます、神田さん。
  また作る時はちゃんと事前に教えますから
  その為にも定期的にご飯、食べに来てくださいね?

  「幸せプラス」は常に用意してお待ちしてます!


[ あのクッキーを作ってみようと思えたのは
  ここで働くうちに、大咲の孤独が癒えて来たからだ。
  誰にも食べられず冷えるばかりだった料理が
  この店、お客様なら、笑顔で美味しいと言ってくれる。

  ならお菓子も作れるんじゃないかと思ったのだ。
  ──二度目は未だ、作れずにいるけれど。

  でもいつか、作ってみたいとは、思うから。
  曖昧に濁しながら、神田にぺこりと頭を下げたのだった* ]

 
(156) 2023/03/01(Wed) 22:20:15

【人】 厨房担当 マシロ

  ―― オープンキッチン ―


[ さて注文はジェノベーゼパスタにオニオングラタンスープ、
  両方を同時に作るのはなんてことないタスクである。
  後者はお茶を飲み終わったら、というご指定なので
  じっくりめに時間を取っても良いだろう。

  そうしてカウンター兼キッチンに戻った大咲は、
  客同士や店員と客の会話を聞きながら
  提供する料理の調理を進めていたのだが ]


  わっ!?


[ カウンター席から大声が上がった。>>146
  まるでいつかの肉青年を想起させる声量だと思ったら
  向けた視線の先には、やはり彼がいる。 ]

 
(157) 2023/03/01(Wed) 22:42:25

【人】 厨房担当 マシロ

 

  ミートボール付きボロネーゼ、大咲のオススメです!
  しっかり煮込んで柔らかいボロネーゼと、
  同じ食感にならないようにしっかりめに作った
  美味しいミートボールが入ってますよ。

  お肉大好き栗栖くん、どう? 作りましょうか?


[ この様子なら十中八九ボロネーゼを選びそうな青年に
  ジェノベーゼを頼んだ女性が話し掛けるのを見て。
  わんわん物語に関しては彼女に託そう。
  それ、大咲も気になります!

  そうこうしている間に海老、ジャガイモ、トマトで彩られ
  オリジナルで作られたジェノベーゼソースを
  塩胡椒で調整しながら絡めたパスタが出来上がる。 ]

 
(158) 2023/03/01(Wed) 22:42:31

【人】 厨房担当 マシロ

 

  お待たせしました、ジェノベーゼパスタです!
  バジルが引き立つように、オリーブオイルじゃなくて
  風味が控えめのグレープシードオイルを使ってるんです。

  ヘルシーな具材もたくさんなので
  ごゆっくりお楽しみください!


[ 使用されている食器は、
  白磁に黒いウサギのシルエット、トランプ兵のスート、
  それからアリスが読んでいる絵本の刻印。

  シンプルながらに世界観に良く合った食器も含め
  料理って完成するものだと、大咲は思っている。* ]

 
(159) 2023/03/01(Wed) 22:42:35
厨房担当 マシロは、メモを貼った。
(a37) 2023/03/01(Wed) 22:46:05

【人】 厨房担当 マシロ

 

  はいはーい、お任せあれ!
  正直返事聞く前にボロネーゼの確認したからね!


[ お肉大好き(共通認識)栗栖が大好物を前に
  ジェノベーゼやカルボナーラを頼む訳がないのである。
  彼のお肉好きは真性だ、と大咲は思っているし
  実際本当にそうなのだろう。すさまじい熱量だ。

  ちなみに自分の名前を連想されているとまでは
  流石の大咲も全くこれっぽっちも考えてはいなかった。
  確かに真白と書いてマシロと読むし
  ミートソースは跳ねたら確かに白に滲みますけども! ]

 
(192) 2023/03/01(Wed) 23:39:04