人狼物語 三日月国


119 【身内RP】夜空を駆ける年越し汽車【R15】

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視点:


到着:宝石ディーラー ユーリ・タカノ

【人】 宝石ディーラー ユーリ・タカノ

 
──これ、閉じ込めようか。


[ 手袋の上で解けそうで解けない六花を見つめながら
 聞きようによってはクレイジーな独り言をポツリ。
 もし万一誰かに聞き咎められたら
 『あんまり綺麗だから』と応えるつもり。
 作り込まれた営業スマイルをほんのり浮かべて。]
(27) 2021/12/25(Sat) 22:37:50

【人】 宝石ディーラー ユーリ・タカノ

[三年ぶりの街並みは、まるで異邦人のような顔をしている。
母が逝って三年…母の実家での法要からの帰り道。

もっとも、葬儀の時だってとんぼ返りした。
少年の日に母の家を出てから、かれこれ十年以上の時が経つ。
異国の地のような気がしても当たり前かと自嘲する。

つと顔を上げ、駅に向かって歩みを進める]**
(28) 2021/12/25(Sat) 22:42:02
(a4) 2021/12/25(Sat) 23:25:39

【人】 宝石ディーラー ユーリ・タカノ

[駅に到着すれば、
ナイフで開封済みの封筒をポケットから取り出す。
赤い封蝋にはベルジュラック商会の紋章が圧されている。]

 え、と、引き換えはここでいいです?

[駅構内の切符引換所とおぼしき窓口に、引換券を提示する。
出発時間までにはまだ余裕があるせいか
担当者の応答はゆったりしたもの。
それでも程なく切符が手渡されると、少し含み笑いをする。]

 ……法要だけならあまり気乗りがしなかったんだけど。


[
──そう、あの
の法要だから…だけどこれがあったからさ。


という声の続きは小さくて、寒風に攫われたはずだ]

 駅弁ってあるのかなぁ

[しかし続いて漏れた呟きは平和なもので。
法要で出た食べ物はあまり口にしなかった。
…今頃になって腹がすくとは。
駅弁がなければ、駅周辺部で何か食べ物を調達するつもりだ]**
(39) 2021/12/26(Sun) 1:00:11

【人】 宝石ディーラー ユーリ・タカノ

─現在・駅/ミスター・ニコと─

 ミスター・ニコ?

[何とも中途半端な敬称の付け方だが、
要は初対面の時に名前で舌を噛みそうになったから…
というのがその由来だったと思う。
ファーストネームの短縮形に敬称をつける、
いつからか親しみと目上の者への尊敬を混ぜ合わせたような
そんな呼び方をしていた。
相手はかつて笑って許してくれたと思うのだが
記憶違いだったら申し訳ない。]

 や、初めてなんですよ。楽しみにしていたものの、
 下調べをする時間もなくどうにも勝手がわからなくって。

 …これは助かった。窓口でももらえたんですかね?
 うっかり受け取り損ねたのかな。

[ニコが差し出したチラシを受け取り>>79
ざっくりと目を通しながら、彼の言葉に耳を傾ける。]
(87) 2021/12/26(Sun) 12:11:41

【人】 宝石ディーラー ユーリ・タカノ

 なるほど、箱の中から宝石を…ですか。
 逆に箱の中の僕たちを見つめているのは、星々というわけか。
 素敵な体験になりそうです。

[我知らず苦笑いのような表情になった。
壮大な空間で、閉じ込められた箱の中で過ごす自分を想起する。
皮肉を込めたわけではないのだ、決して。
ただ、ほんの少しだけ少年の頃を思い出しただけ。
薄暗い部屋の中から青空を見つめていたあの頃を。

──鞄の奥にはパンドラの箱がある。


今日も今日とて肌身離さず持ってきた商売鞄の中に
それは潜んでいる。
依頼人が死ぬことで開錠する>>54
そんな設定の遺言状だとは周囲の誰にも聞かされていなかった。
母からの手紙は開かずの封筒、今もそう思い込んでいる。

さらにいえば父から支給された商売鞄にも金色の鍵がついていて
母の遺言状の封印と、鞄の鍵の制作が
奇しくも同一人物の手になるもの…らしいということは
想像だにしていなかった]
(88) 2021/12/26(Sun) 12:19:51

【人】 宝石ディーラー ユーリ・タカノ

 …そうなんです?出発前でも中に入れるんですか?

[軽い突風が吹き抜けた>>81]

 今の季節、このジャケットじゃ寒かったな。失敗した。
 …お話伺って駅周辺にも興味がわいたけど…
 この寒さにはかなわない。
 速攻で暖を取りたくなってきました。
 それでは、さっそく車内に入りましょうか?

[肯定が返ってくれば、二人で汽車の方へと向かうだろう]**
(89) 2021/12/26(Sun) 12:22:18

【人】 宝石ディーラー ユーリ・タカノ

─回想2〜3年前/『ジュエリー・タカマガハラでの査定』

 アリア…アリアリニコ…

[目の前の人物は少々年上か。
丁寧な物言いや優雅な物腰を見ていると、
要職についているであろうことも察せられた。
これは上客だ…と思った途端に、
予約票で覚えていたはずの名前を噛んだ]

 はっ!……失礼しました、ベルジュラック様。

[その瞬間、相手はどんな表情をしただろう。
恥ずかしくて反射的に下を向いてしまったから見えなかった。

仕事ぶりで汚名を返上するべく、すぐさま作業に取り掛かる。

実はその時点での己の経験値は大したものではない。
それでも精緻な鑑別ができるのは『タカマガハラ』の魔道具のおかげだ。
父の眼の能力の複製…にはまだまだ叶わない。]

 “ナミウチアライグマ”のへそくりですか。
  失礼、手に取っても?

[是と言われれば、特別製の片眼鏡をかけ。
それから皮膚一枚より薄いかと思われる手袋を嵌めて。
硬質な宝石であればピンセットを使うのだが、真珠珊瑚であれば念のために。]
(105) 2021/12/26(Sun) 14:38:32

【人】 宝石ディーラー ユーリ・タカノ

[宝石を手に取る直前、宝石箱にもそっと触れて。
宝石箱は上質、絵画を囲む額縁のように宝石達を引き立てる。

羽のように撫でてすませたい所だが
裏側に傷があるかどうかも確かめねばならない]

 これはこれは良い物をお持ちいただきました。
 特に、これ。
 父はちょっと風変わりなものを好みます…喜びそうだ。

[指し示したのは、自分であれば個性的すきると思う形のもの>>77
父の手で容れ物を作れば生まれ変わるかもしれない、そう思って。
まさか後にそれを、自分の手で加工することになるとは思わなかったけれど。

…そんなこんなが、ミスター・ニコとの出逢いだったと思う]**
(106) 2021/12/26(Sun) 14:43:21
(a22) 2021/12/26(Sun) 14:56:25

【人】 宝石ディーラー ユーリ・タカノ

─現在・『Penguin Express』車両前→車両中へ─


 ユーリ・タカノといいます。
 あ、切符はベルジュラック商会からの頂きもので。
 ええ、この列車に乗るのは初めてです。

 …おや、かわいい。

[最後の台詞は、車掌の傍らのペンギンに向けて。

譲渡分の切符の部屋割り等はどうなっているのか…
もしかしたら、同行していたニコが応えてくれただろうか。
荷物はショルダーの皮紐と手提げ取っ手が両方ついた商売鞄の他には
着替え等が少々入った小型のキャリーが一つ。
とにかくまず暖を取りたいと言えば、
切符を切ってくれたであろう車掌に誘導されたのは、歓談用車両だ>>2]

 …うわ、暖かい。

[でも暑すぎない。ほどよい暖かさにほっとしながら]

 こんにちは。

[ソファで寛ぐ先客らしい女性に目を留めて>>112
軽く頭を下げた。
勿論営業スマイルは忘れない]**
(128) 2021/12/26(Sun) 18:40:37
(a30) 2021/12/26(Sun) 18:55:55

【人】 宝石ディーラー ユーリ・タカノ

─少し前・『Penguin Express』に乗り込むまでの道すがら─


“いつでも入れるように”?>>143

[なるべく感情を乗せぬよう、オウム返しに語尾だけ少し上げ]

 鍵、ナシですか?不用心ですよ?
 もし、ミスター・ニコが女性同伴の時におじゃましちゃったら
 僕はどうすれば……いえ、冗談ですよ。

[ははは、と珍しく声を立てて笑ってから、真顔に戻る]

 いえいえ、3年前の御恩だなんてとんでもない。
 むしろこちらが感謝しなければ。

 …そういえば、掛け違ってお伝えしていませんでしたね。
 あの時のバロックパールの加工
 父の命で僕が手掛けることになりまして。

 透明な樹脂のようなものに閉じ込めて
 ペンダントトップにしました。
 そのうちの幾つかはどこぞの王族に納品できたらしいです。
 お相手は褐色の肌の方だったとか
 はたまた亜人の方だったとか。
 その時の販売には僕は直接携わっていないので
 詳細はわからないのですが。

[そんなよもやま話をしていたのは、列車に乗り込む前のこと]*
(178) 2021/12/26(Sun) 22:36:16

【人】 宝石ディーラー ユーリ・タカノ

─歓談車両にて─


[ニコにジブリールを紹介される。>>147]

 えっ!弊社が依頼を。
 …これはこれは、不明にして失礼いたしました。
 もしかして、この鞄の鍵もそうだったりしますか?

[金色の鍵部分が見えるように、鞄を少し持ち上げて見せる。
そういえば父が特別製だと言っていた鍵だ。

しかし、次に続いた提案には]

 ……初対面の若い女性を愛称で呼ぶのは…その、どうも…。

[なぜジブリールというファーストネームをすっとばして、
リルと呼ぶ選択枝があるのか、わからないまま>>171
名刺を取り出す。]

 ユーリ・タカノです。
 …まずは、キュリア様と呼ばせて頂きますね。

 旅の途中でもっとよくお話することができましたら
 そのうち、リル様と呼ばせて頂く機会もあるやもしれません。

[しかし、さりげなくセールストークも滑り込ませるのだ。
特に若い女性は将来の良い顧客になりうる。
いや、若い男性だって良い顧客になるかもしれない。
それをいうならロマンスグレーの紳士だってマダムだって
…結局のところ、お客様は神様です。
]
(195) 2021/12/26(Sun) 23:41:44

【人】 宝石ディーラー ユーリ・タカノ

[パエリアという単語を聞いた途端に>>172
ぐぅ、と小さくお腹が鳴った。]

 これは失礼。では、まずは部屋に荷物を置いてきますね。

[自室に行くには…「行きたい場所を思いながら扉を開けば」と
ニコに教えてもらったことを思い出す。

しかしそうしようした刹那、
何気なく目をやった視線の先に…夜色のヴェールが見えた>>187
…目が合った、と思う。慌てて会釈を返す。

しかし次の瞬間には、自身の身体は自室に運ばれていた]**
(196) 2021/12/26(Sun) 23:43:07

【人】 宝石ディーラー ユーリ・タカノ

─個室にて─


 エレガントな部屋だな。

[そう独り言ちる。
各部屋によって違いはあるのだろうが、自分は一目でこの部屋が気に入った。
商売鞄は、ジャガード織のベッドカバーの上に置いて。
キャリーバックも適当な所に置いて。

それから、ジャケットの内ポケットをさぐる。
皮膚1枚より薄い手袋を嵌めた指が、小さく硬い球体を探り当てる。

そこには、閉じ込められた六花があった。>>27

母の
のろい
は、凝りに凝って
こんな形で自分に遺伝したのだろう。

樹脂のようなもの…と表現したが、正確には樹脂ではない>>178
無色透明、人体には無害。

──掌に載るサイズの物質を瞬時に閉じ込める…そんな魔法だ。

球体に閉じ込めた六花は、ひとまず内ポケットに
そのまま忍ばせておくことにした。

腹がもう一度、ぐぅと鳴る。
…次は食堂に行くのがベストのようだ]**
(207) 2021/12/27(Mon) 1:18:47

【人】 宝石ディーラー ユーリ・タカノ

─個室─


[透明な手袋の手首側を、少し持ち上げる。

そこには消えかかった痣がある。
そう、母は一生残るような傷はつけなかった。
その代わり……


館という名の箱の扉を開けて
逃げて

逃げて

逃げて……そして……


立てなくなった時拾ってくれたのは、
父が雇ったとかいう探偵だったらしいが、記憶が曖昧だ。


──女性にはまだ、素手で触れられない。



今日はこれから(ジブリール以外にも)
未来の女性のお客様に出会う場面が想定される。
食堂車には、手袋を嵌めたままで行こう。

着脱の場面を見る経験のあった者でなければ>>105
素肌と見紛うだろう手袋それを。]**
(261) 2021/12/27(Mon) 19:06:06

【人】 宝石ディーラー ユーリ・タカノ

─食堂車─


[ドアに手を当てて食堂車を思い浮かべる。
──瞬時に移動。

食堂車では、ちょうどジブリールが魔法を使った所だっただろうか>>279]

 これは美しい!僕は良い所に来合わせた。

[小さく拍手をしてから、ジブリールに会釈を。
他にも乗客はいたかもしれないが、
まずは先ほど見知った未来のお客様に近づいて]

 噂のパエリアですか?


[…美味そうだなぁ、なんて呟きながら、
女性二人の話が途切れるのを待った>>280

それから帽子を目深に被った女性に
『ジュエリー・タカマガハラ』の名刺を差し出す。

 お食事中失礼します。
 僕はユーリ・タカノと言います。
 以後、お見知りおきを。

[名刺を受け取ってもらえても、もらえなくても、
自分はカウンターではなく、テーブル席の方に座るつもりだ。]*
(281) 2021/12/27(Mon) 21:20:28

【人】 宝石ディーラー ユーリ・タカノ

─食堂車─


 …あっ!!

[帽子の下から覗く花のかんばせには見覚えがあった>>293]

 ……父がファンです。
 後でサイン下さい。
 ……あ、いや、これはいきなり失礼しました。
 ご無理ならいいです。

[おしのび旅行というやつかもしれないではないか。
オフに仕事絡みなことをしたがらないプロもいると聞く]

 では、アンジェ様と……リル様。
 
[早くも「キュリア様」から「リル様」と呼ばせてもらう機会がきたようだ。>>195
──いや、流れ的に。
]
(301) 2021/12/27(Mon) 22:11:56

【人】 宝石ディーラー ユーリ・タカノ

[テーブル席に腰掛けると、注文したのは
パエリアでなく、カルボナーラでもなく。]

 BLTサンドと卵サンドを。
 ウェルカムドリンクは…そうだな、ホットワイン(白)を。

[晩餐用にお腹を残しておかないと。

─お酒も強い方ではないから…お子様というわけでもないけど。
楽しみは夜にとっておかないとね。
]
(302) 2021/12/27(Mon) 22:12:37
(a62) 2021/12/27(Mon) 22:18:33

(a63) 2021/12/27(Mon) 23:43:46

【人】 宝石ディーラー ユーリ・タカノ

─食堂車─


[父の書斎で見つけた音盤の一つに
粒子の粗いモノクローム印刷のジャケットに入っていた物があった。
(音盤が世界的に普及しているかはわからないが、父の部屋にはあった)

フォーカスがかかって天上のように美しいとも
輪郭が夢のようにぼんやりしているともとれる女性の姿が見える。
 “聞いてみるかい?”
と、ふいに後ろから父に声を掛けられた。
 “特に『歓喜の歌』がいいよ。
 “それからこれをかけて、もう一度ジャケットを見るといい”

父から片眼鏡を渡された>>105
若く美しい女性の姿が見えた。


──あの時のジャケットにサインしてもらえたらどんなに父が喜ぶか。
当然ながら、あいにくと今は未所持だ。
歓談車の土産屋コーナーにサイン帳は売っているだろうか。
後で探してみよう。

アンジェの快諾を聞いて、そんなことを思った>>348]
(355) 2021/12/28(Tue) 11:43:16

【人】 宝石ディーラー ユーリ・タカノ

[テーブル席で食事と飲み物を注文した際、
左手首内側の麻縄で縛った痕のような形の痣が
そのままだったことに気づく]

 ……おっと。

[うっかりしていた。

透明な手袋の上から薄い紫色をなぞると
ほどなく瑕のない他の皮膚と同じ色になる。

何を注文しているか
ジブリールに見られているとは気づかなかった。>>315
そもガン見されたからといって
薄い痣までは見えなかったのでは?

それに、誰かに消えかかった痣を見られたからといって。
……もう時効なのだ。
時効のはずだ。


──そも、薄いとはいえどうしてこれまで痣が残っているのか。
呪のせいか。それとも……

そして、ニコの言葉を思い出すのだった>>143]
(356) 2021/12/28(Tue) 11:51:56

【人】 宝石ディーラー ユーリ・タカノ

─食堂車─


 美味い。ベーコンのカリカリ感が何とも…風味が増すよね。
 卵の方は、もしかして半熟卵に牛乳混じってる?違うかな?

[食レポを期待されているとは知らなかったが>>367
あまりに美味かったので、まんまと期待に沿うような発言をしてしまった]

 もう一度同じものを頼んでも?

[お腹を残しておこうと思っていたのだが、それくらいならまだ大丈夫]


 …あ!そうだ!ねえ、君、お土産コーナーに、サイン帳はある?

[お代わりを運んでこようとするペンギンスタッフに話しかける]

 え?ない?

[困ったように首を傾げるペンギンに]

 代わりになる物はない?
 あ、もしかしてそれはレアなの?……そこを何とか頼むよ。

[ジブリールとアンジェの会話は届いていた]

 だって、ほら、ランチショーが始まりそうだ>>375>>382
(384) 2021/12/28(Tue) 21:54:38
(a81) 2021/12/28(Tue) 22:19:58

【人】 宝石ディーラー ユーリ・タカノ

─食堂車─


That saved a wretch like me


[しばらく、ぼーっとしていた。
……“私のような者までも救ってくださる”>>388

歌詞を小さく繰り返しても、何と自分とは違うことか]


 ……サ、サインを…。

[ペンギンと汽車の絵柄の手帳をアンジェに差し出す。
魅了された。
──美しい歌声には。
]**
(392) 2021/12/28(Tue) 22:46:06

【人】 宝石ディーラー ユーリ・タカノ

─幕間・展望車両─


[コツコツコツ。
誰もいない(と思っていた)展望車両に、靴音が妙に響く。  

……と、うっかり足で踏みそうになった物がある>>335]

 これは?

[指紋のつかぬ指で拾い上げると、内容は見ずに
スタッフに届けようかと思ったが…
その時、傍で微睡んでいる様子の男性に気づいた>>334]


 落とし物ですよ、月の砂漠の王子様。

[その人が本物の王子だとは知らなかったが
褐色の肌の精悍な顔立ちから、そんな印象を持ったので。

ソファで微睡んでいるだろうその人の傍に
落とし物を載せようとする。
──後で挨拶する機会もあるだろうか。


眠り王子がそのまま動かなければ
王子の午睡を妨げないように
今度は靴音を忍ばせて、その場を去るだろう]**
(400) 2021/12/29(Wed) 0:09:14

【人】 宝石ディーラー ユーリ・タカノ

─個室─


 家宝にします。

[自室に戻ってから、アンジェのサインを恭しく一度押し戴く。

ペンギンと汽車の絵柄の手帳だと今一つサマにならない気がする
…というのは、さておいて。
キャリーバッグの中だと、やはり傷んでしまうのが心配なので]

 やっぱりこの中に入れておくしかないか。

[ベッドの上に置いていた商売鞄の鍵を開錠し
中から半透明で丈夫なソフトケースを取り出して
そこに手帳を入れる。
それからまた施錠をして、クローゼットの中へ。


次に部屋の片隅に置いていたキャリーバッグを開け、
中からベルジュラック商会のシアバター石鹸を取り出した>>44

実は旅先に持ち歩く程には愛用している

ひとまず腹も落ち着いたし、一度風呂につかるつもりだ。


──手袋を脱ぐ]**
(422) 2021/12/29(Wed) 1:30:10
ユーリ・タカノは、ニコの会社の石鹸を泡立てる
(a86) 2021/12/29(Wed) 1:31:43

(a87) 2021/12/29(Wed) 1:36:53

【人】 宝石ディーラー ユーリ・タカノ

─展望車両─


 
……あっ!


[野生の猛獣のような反射神経に、なすすべもなく絡めとられて>>428]

 
えっ?!本物の王子?????


[手首を掴まれて捲れ上がった手袋の様子にも気づかず]

 ちょっ、待って下さい!

[ソファに組み敷かれるような体制になってしまったか]
 
 見てません、僕は何も見てません!
  ……落とし物を拾っただけです。

美しい野獣は迫力がある
──顔、近いです。
]**
(435) 2021/12/29(Wed) 2:04:29
(a92) 2021/12/29(Wed) 2:10:37

(a93) 2021/12/29(Wed) 2:15:47