人狼物語 三日月国


62 【ペアRP】ラブリーナイト【R18】

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視点:


【人】



[ 最後には一つ、握手を求めるだろう。
  互いに、裏の顔を晒した者同士
  はじめの約束は反故になっていない。

  忘れる、といった。

  だけど忘れられる、とはいってない。

  たぶん、これ以上を知ることは
  これから先、なくて、
  たぶん、これから先もずっと、
  この夜のことを思い出しては時折、
  その熱を恋しく思ってしまうのだろう。

  だけど、これ以上踏み込むのは怖くて。
  どこにも、いけなくなるのが怖くて。]

 
(118) 2021/03/29(Mon) 23:51:44

【人】




    それじゃ、ありがとうございました



[ だけど、ほんとはいつか、誰かを
  もう一度愛したいと思っている自分もきっといて
  後悔する日が来るのかもしれない。

  それはまだ、わからないけれど。
  もし、そのとき彼がまだ、誰かを
  愛したいと思っていて、
  まだ、手遅れじゃないなら。

  そんな奇跡が起こることがあるなら、なんて。

  考えながら。

  出た部屋の扉。
  エレベーターのボタンは率先して押そう。

  どうぞ、と促すのはきっと、もう、
  半分は部下の顔。
  閉まる扉に挟まれそうになって笑うのだ。]

 
(119) 2021/03/29(Mon) 23:51:58

【人】




    電子機器、だめなんですよね、

    昨日も───


[ と思い出したオフィスのこと。

  まだ自分では気づいていない。

  忘れると言ったはずの裏の顔を
  表の顔と混ぜて、それでもなお、
  彼自身のことを、思い始めてるってこと。]**

 
(120) 2021/03/29(Mon) 23:52:12

【人】 会社員 紫川 朔月

[一夜の夢から覚めてどれ程経ったか。
最初は通勤や帰宅時間をずらしてなるべく距離を取ることにした。
と言っても、普段よりちょっと距離が開いただけ。
予定をドンドン入れて約束の期間を開けたりもした。
結論、逃げられない。

えっちの相性もいい、性格も悪くない、お顔も整ってる。
何より私を甘やかしてくれる。
好きにならない筈がなかった。
しかも逃げ道を少しづつ塞がれていた、策士ですね?
何度目かのデートの後、恋人にしてくださいとお願いした時。
彼はどんな顔をしていたっけ。
笑ってたような気がする]
(121) 2021/03/29(Mon) 23:56:16