人狼物語 三日月国


125 【身内】実波シークレットパラダイス【R18】

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視点:


「えっ、というか鷗助くん鷗助くん。
 全員のが公開されるってことは君も公開されるってことじゃん?
 ……鷗助くんはいいの?秘密大公開されるの、嫌じゃないの?」

「あら、おれのほうが意識したみたいになっちゃったよ。忘れてね」
ひょっとしたらちゃぶ台囲んでミカンでも剥いているのかも。

「そういうってことはきみはそれらじゃないんだろうなあ。

……あ、おれ? なんか他の秘密見てたらおれの秘密って大したことない気がしてきてねぇ。バレてもどうとでもなる気がしてきたしねぇ。
あんま嫌じゃないかなぁ」

お蜜柑を積み上げておくね。
もう、こたつがありそうだからこたつがあるということでいいんじゃないかな。

「いやあ分からないぞ。実はこのうちのどれかかも。
 義兄氏は気楽だな〜、……でもまあ、バレても、うん。
 確かにどうにかなるような気はしてきてるんだよね。実際。
 でも仲良くなった子からの視線が少し変わったりするのは、
 少しこわいものだとも思うからむずかしいね。みかんおいし」

みかんを剝いて口に運んでた。次第にどうでもよくなる。

じゃあこたつとなりました。寒いからね最近。暖かくしましょう。ぷちぷちとスジをとりましょう。

「……おれは義妹が極悪非道の大悪魔じゃない限り対応変えるつもりはないけど。ま、気にするんなら内緒が良いのかもね。
おれ以外に仲良しさんができてるかもしれないし。友達と楽しく暮らしてるみたいで義理の兄も嬉しいです」