人狼物語 三日月国


43 【完全RP】音の鳴る瞬間の相手は【R15】

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視点:


【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ その方のお返事はどうであったか、
  もし頷いてくださっていたなら有難く
  ご一緒させて頂いたでしょう。

  宮廷内の舞台は、それはそれは広くて>>0
  もしも子どもたちが走り回って
  はぐれてしまえばもう二度と会えないのでは
  と思うくらい。

  見たこともない程大きなシャンデリアが
  いくつも天井を彩って>>0、その天井には
  国にちなんだ伝説が描かれた絵が、
  あぁ、素晴らしくって。
  息を飲んでそのまま呼吸を忘れてしまいそう。

  身体の痛みもその時は一瞬忘れて、
  うっとりと見上げていた視線を下ろして、

  何気なく、見渡した、人混みの中、


  
   
!!!     
    ]
 
(217) 2020/09/26(Sat) 16:34:18

【人】 教会住みの娘 エヴィ

 


   
ヨシュア様!!!>>181




 
(218) 2020/09/26(Sat) 16:38:13

【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ 案じ続けていたその方のお顔を目にして。

  近くだったか、離れていたか、どちらにしても
  もう、矢も盾も堪らず、駆け寄ったことでしょう。]



    
   
ご無事で、いらしたのですね
    ……本当に、良かった
   



[ 安堵でぼやける視界の先。
  私の言葉を遮るように差し出されたのは、
  
いつかと同じ、傷薬
   
  ]
 
(219) 2020/09/26(Sat) 16:39:04

【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ あの日と異なるのは、
  
手向けられる、
  言葉
   



  胸の奥から、激流のように湧き上がり、
  押し寄せる感情を堪えたつもりでした。
  けれどやっぱり双眸から滴となって流れ出て
  結局なにも言えずに嗚咽が漏れるだけ。

  なにも聞けず、なにも知らず、
  問う勇気もないままに。
  ヨシュア様の瞳を見上げればそれは、
  
私の知っているものとは少し、
  色を変えていて
   


  その奥にあるこの方の、胸の内を
  推し量れたらとどれほど願ったでしょうか。

  おずおずと、薬を受け取る際、
  微かに指が触れました。

  その手を、ぎゅっと握りしめて、
  
行かないでください
と、
  言えればどんなに
   
 ]
 
(220) 2020/09/26(Sat) 16:42:49

【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ 
さようなら


  と

  告げるヨシュア様は

  確かに
笑んでいて、

 
  それは、今まで見た中で

  
一番美しい笑みだ、
と思いました
   
 ]*
 
 
(221) 2020/09/26(Sat) 16:45:54

【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ いつの前にか、音楽祭は終わりが
  近づいていました。

  人混みの中消え行くヨシュア様の背中を
  思い出しては、やはり今からでも
  あとを追わねばと心は騒ぐのに、
  反して身体は鉛のような重さを増し、
  ぐらりと眩む頭に時折吐き気すら
  覚える為体。

  
  すっかり音楽祭に夢中の子どもたちを見れば
  心には少し、穏やかな気持ちが蘇ります。
  ヨシュア様を追うため、場を離れることを
  この子たちになんと説明するべきかと
  思案しつつ目線を彷徨わせた先に、   ]

 
(222) 2020/09/26(Sat) 17:14:24

【人】 教会住みの娘 エヴィ



    
  
   
あぁ、神様、
>>@40
 


 
(223) 2020/09/26(Sat) 17:14:54

【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ 陶器よりも白くなったお顔、
  強く噛みしめ過ぎたせいで血が滲む唇。>>@40

  今にも手折れそうな花のようでいて、
  けれど凛と立つ意思をを纏う、その姿は
  
  私を、好きだと言ってくださった、
 
  ただ一人の
   
     ]
 
(224) 2020/09/26(Sat) 17:18:38

【人】 教会住みの娘 エヴィ




    
   
アメリア様!!




 
(225) 2020/09/26(Sat) 17:19:19

【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ 声は、手は、届くでしょうか。

  近くに寄ることが叶うならば、
  その身体を抱きとめて。

  私がアメリア様のお身体の具合を伺うより
  ずっと早く、

  今にも倒れてしまいそうなご様子なのに
  
それでも案じる方
の行先を
  知らぬかと問われれば、ぐ、と息を詰めて。

  今、伝えるべきは、お身体の心配ではなく。 ]



    …先程、こちらでお会いしました。
    まだ、遠くには、行かれていないと思います。



[ そう、伝えたでしょう。  ]*
 
(226) 2020/09/26(Sat) 17:22:25
教会住みの娘 エヴィは、メモを貼った。
(a55) 2020/09/26(Sat) 17:24:36

【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ 手を取り合い、抱き合っていて尚、
  迷い子のような途方に暮れた声がぽつり、
  と聞こえました>>@43


  
  
この、国から、出る…



  嗚呼やはり、ヨシュア様のご覚悟は、
  そうだったのでしょう…

  不思議と、驚きはありませんでした。
  
  先程の、別れの挨拶とともに
  送られた言葉、

  込められた、思い、

  美しい、笑み
   




       いいえ。
       このままではいけない。
       絶対に。

 
(272) 2020/09/26(Sat) 23:56:17

【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ やはりどうしてもヨシュア様を追わなければ、
  と顔を上げた私に、力のこもった声。>>@44
  は、と振り返れば、ここまで共に来て
  くださったあの方>>241に、アメリア様が
  芯のある瞳で尋ねていらっしゃいました。 ]


     アメリア様…


[ 先程から緩みっぱなしの涙腺がまた
  視界を滲ませます。
  それでも、エヴィは、とこちらを
  ちらり見るアメリア様の視線は>>@47
  僅かに不安に揺れていて。

  告げられる言葉は、その揺れとは正反対の、
  私の身を案じて下さるもの。
  けれど。  ]
 
(273) 2020/09/26(Sat) 23:57:53

【人】 教会住みの娘 エヴィ



    …アメリア様の、お顔の色と比べれば
    私のほうがまだマシです。


[ そう言って、にやりと笑えば、
  アメリア様はどんなお顔をされたでしょう。

  ぐい、と身体を寄せて、
  私はアメリア様に続こうとするのでした。 ]*
 
(274) 2020/09/26(Sat) 23:58:32