人狼物語 三日月国


68 【身内】空想模倣機体は駒鳥達の夢を見るか?【R18G】

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【人】 赤い靴 キファ

>>3:227 メレフ

「くふ。おまえの云う通りなのだろう。
 吾々が最もそれを、知っている」

 キファは愛らしい少女を演じるように、
 こてりと首を傾げて見せる。

 おっと、彼の神経を逆なでしてしまったか。
 反省、と心の中で舌を出しながら、彼を見送るのだ。

「……随分容易に、変わってしまうものだな。
 吾々の人生という奴は」
(43) 2021/04/23(Fri) 1:44:58
 会議が終わり、ひと段落した頃。
 狂った相棒の通信が入る。

「メレフ。今晩は空いていない。
 大切な、……とても大切な用事ができた。

 ブラキウムのところへ行く。
 彼女の悩みを解決してあげるんだ」

 鼻歌しそうな弾んだ声はまるで恋する少年めいていて。
 とても、ラサルハグらしくない。

 まるで別の人に乗り移られて、
 その人の望むようにシナリオが書き換えられていくのを
 楽しんでいるかのようだ


「あなたも都合の良いものは好きなはずだ。
 よかったろう?
/*よかったと、思うんだ。*/


 心配はいらない。すぐに彼女も『我々』に加わるよ」

 
一度殺されると、変なモノに取り込まれちまう。
 『犯人』達の思想に寄り添うのもあり得るだろう。
 俺達にとってはその方が都合が良いってのは、皮肉だな。


 あなたはラサルハグに『神祓衆』を教えた。
 それよりずっとずっとむかし、
 魔術師の道を歩む幼子を知恵を与え、時に導いた。
 そうして育んだ情がいま、
 皮肉なことに蛇のように絡みついてあなたを阻害する。

 [ハマルはシトゥラを信じる]
 [ハマルはそう信じられていた]
 [ハマルは今もシトゥラの味方だ]

 [ハマルはそうして、彼に【委任】した]

 [足りなかったのはきっと、ハマルの覚悟だ]
 [どこか苦しいのはきっと、ハマルの責任だ]

 [だってシトゥラが裏切る事はないのだから]
 [ハマルはそんな事を思わないと信じられていたのだから]

 [ハマルは、]

「             」

 [もうなにも伝えられない]
 [もつ、なにも聞こえない]
 

【人】 赤い靴 キファ

>>41 ヌンキ

「お。ちょうど良かった。
 ヌンキよ、これを渡したかったのだ!」

 そう言って、あなたの胸元にこれを押し付ける。
 白いカーネーションの造花だ。
 
 造花。造られた花。
 でもその代わり、枯れることはない。

「おまえは『がんばり団』として良く働いている。
 それに念話による吾のわがままを、
 いつも聞いてくれるからな。

 あっ勘違いするなよ。吾が恋しているのは、サダル故な」
(44) 2021/04/23(Fri) 2:27:31

【人】 壊れた時報 キュー

/*
【ソロール】


 走って、走って。
 『壊れた時報』は、何も見つけられませんでした。

 走って、走って。
 その内に星見亭の近くへ。

 何やら騒がしいですね。

 人々が口にしています。
 誰がここで死んでいたかを。


「…… ……」

「…… ……」

「…… ……」

 ……おや、何も言いませんね。
 『壊れた時報』は何を考えているのでしょう?
 そんなに落ち込んで
  
おっと。
 地の文での描写は、正しくなければいけませんね。
 、、、、、、、
 落ち込んだフリだけして、どうしましたか?
 
(45) 2021/04/23(Fri) 2:30:59

【人】 壊れた時報 キュー

/*
【ソロール】


 白々しいとは思いませんか?
 いつもいつも、最初だけそれらしくいて。

 “
お前のせいだ


 『壊れた時報』はよく、人々に心やさしいと言われますが、
 心やさしい人間は、あんな人を傷つけるようなことを言いませんよ?

 『壊れた時報』は、自身が“
正直者
”であることを、
 よく知っているでしょうに。

 口を噤んだ方が、救われる人間が多いことを、
 よく知っているでしょうに。

 “問われるすべてに答えろ”だなんて
 当方は『壊れた時報』に指示を出してはいませんよ?
 口に出すという選択は、貴方の自由意志によるものです。

 当方は言います。
 『壊れた時報』が自身の感情と認識している物は
 誤認以上も以下もありません!

/*
 “キュー”は、何を考えているのでしょう?
 きっと誰も知りません。
(46) 2021/04/23(Fri) 2:34:00

【人】 パイ焼き ゲイザー

「ニアさんの部屋で、シトゥラさんとニアさんが。……」

女は二人の関係について殆ど知らない。それぞれほんの少し、仕事のために会話をしたくらいだ。
それでも、遺体がどこにあったかでなんとなくの予想くらいはできる。

「……二人は二人の想いを、貫いたんでしょうか。
………いいですね、素敵ですね」

誰にも聞こえない声量でぽつりと零し続ける。

「………………私も、実を結ぶために……頑張らないと。死ぬわけにはいきません」
(47) 2021/04/23(Fri) 5:24:37

【人】 操り人形 ラサルハグ

>>42>>47 ゲイザー

 どこか物憂げな気配を纏うあなたの背後に、
 ラサルハグが立っている。


「ゲイザー」

 会話したのは確かパイの聞き取りをされたときくらいか。

「大丈夫か。
 彼らとは親しい間柄だったか?」
(48) 2021/04/23(Fri) 7:40:58

【人】 流星の騎士 ヌンキ

>>44 キファ

「え? 俺に?
 ええっと……ありがとう」

胸元に押し付けられたものを受け取り覗き込んだ。
白いカーネーション……の、造花だ。
親に贈る風習があるのは赤いほう。いや、親ではないが。

「勘違いもなにも……キミがサダルに恋をしてるのは俺が一番よく知ってることだよ。
 それで? これは感謝の証かなにかなのかな」
(49) 2021/04/23(Fri) 7:56:50

【人】 傾く天秤 ブラキウム

>>38 >>40 ラサルハグ、ルヴァ

ブラキウムは、囁かれた言葉にゆっくりと顔を上げました。

「……そうなのだ?」

もう『おはよう』が言えないから悲しいのでしょうか。
もう頭を撫でてもらえないから悲しいのでしょうか。
ブラキウムには、わかりません。
ブラキウムは、わかりたいと考えます。

「…………ルヴァ。」

ブラキウムは、涙で霞む視界にルヴァを捉えました。
見上げる瞳は、承諾と受け取れるでしょう。
(50) 2021/04/23(Fri) 8:09:52
反抗期 カウスは、メモを貼った。
(a22) 2021/04/23(Fri) 9:31:06

赤い靴 キファは、メモを貼った。
(a23) 2021/04/23(Fri) 9:36:55

赤い靴 キファは、メモを貼った。
(a24) 2021/04/23(Fri) 9:37:26

【人】 気分屋 ルヴァ

>>50, >>40 ブラキウム、ラサルハグ

「うん。僕が買うのは気分だけだからね。
 ブラキちゃんはきっと、残った記憶や思考を確かめることができる」

 ラサルハグの言う通りだ。気分屋は頷く。
 気分屋はブラキから承諾の意思を読み取って、彼女の手を取った。

「Starting with.」


 気分屋は、ブラキの悲しい≠奪い取った。
 気分屋が気分以外を買い取ることはない。この行為は、相手を落ち着かせる以外の意味を持たない。
(51) 2021/04/23(Fri) 9:51:09

【人】 操り人形 ラサルハグ

>>50>>51 ブラキウム、ルヴァ

 ラサルハグは二人を眺めている。
(52) 2021/04/23(Fri) 9:58:14

【人】 パイ焼き ゲイザー

>>48 ラサルハグ

「……ああ、ラサルハグさん」

ふわりとスカートを翻して貴方へ向き直る。

「大丈夫ですよ〜。心配かけてしまったでしょうか。
……親しい間柄と言われると、特に。シトゥラさんもニアさんもアンケートの時に話したくらいでしたから。ラサルハグさんはどうですか?」

女は静かに微笑みながら貴方に問うた。
(53) 2021/04/23(Fri) 10:13:27

【人】 赤い靴 キファ

>>ゲイザー

「ふむ。事件の解決についての相談だが……。
 今リーディングした通り、吉兆と出ている。
 吾の啓示はアドバイスとして──」

 そこは、キファの借りている部屋だった。
 時間としては、キファがヌンキに贈り物をした後。

 質素な室内には、少女が二人。
 無事恋バナで盛り上がるお友達となった、
 ゲイザーとキファである。

 ゲイザーは定期的に、キファの占いを頼っていた。
 現在行われていた占いも、その一端である。

 ばらばらとテーブルの上に広げられたカードを
 回収しながら、キファは問う。

「しかし、意外だな。
 おまえ、そこまで事件の解決に興味があったのか。
 無論理解は出来よう。好きな人を守る為だろうが……」
(54) 2021/04/23(Fri) 10:43:16

【人】 操り人形 ラサルハグ

>>53 ゲイザー

 否定の意で首を横に振る。

「俺もたいして関わりはなかった」

 シトゥラに関しては事実だ。
 ニアは旧知から「気にかけてほしい」と暗に頼まれていた。
 つまりは多少なりとも縁があったといえる。
 
 そのような人物の死の知らせに、
 常ならば落ちこんだ様子を見せるものなのに、
 おかしいくらいに平然としている。
 ……そんな事実、あなたが気づく理由もないが。

「だがあなたは、
 落ち込んでいるように見えた。
 違ったとしても話のひとつ聞くことはできる。
 いるか?」
(55) 2021/04/23(Fri) 10:52:39

【人】 パイ焼き ゲイザー

>>54 キファ

「キファさんの占いは当たるって身をもって実感していますからね。
実際はどれだけ占いの結果が良くても自分で動かないと何も得られませんが……でも前に進むための心の支えは必要です。吉兆でよかった」

回収したのを確認すると、予め持ってきていたピーチパイを切り分け始めた。
さくさくとした食感とカスタードクリームのまろやかさ、そして桃の甘みと一度に多くの楽しみを得られる一品だ。

「そうですね……好きな人を守るためは勿論ですが、私も会議に出る者として頑張らないとと思って。
……ただ結局私一人じゃまったく見当もつきませんからこうしてキファさんに泣きついてしまったのですけれど」

苦笑いと共に切り分けたパイを乗せた皿を差し出した。そこまではよかったが、「パイに合う紅茶も持ってくればよかったですね」とこぼす。詰めが甘い。
(56) 2021/04/23(Fri) 10:54:08
流星の騎士 ヌンキは、メモを貼った。
(a25) 2021/04/23(Fri) 10:58:58

【人】 赤い靴 キファ

>>49 ヌンキ

「無論、言ったであろう。
 吾はおまえに感謝をしている。
 故、贈り物をしてやりたかったのだ!」
 
 キファは目を細める。

「吾とサダルをくっつけたのは、おまえだろう?
 故。今、吾からおまえに贈れるのはこの花だ。
 
 『私の愛情は生きている』。
 この花は、そういう意味を持つ。
 ……確かに、吾らの愛情は、後天的なものだ。

 おまえが祈り、そして、神がそれに答えた。
 おまえの望んだ形じゃないとしても──」

 キファは知っている。
 サダルへの愛情が、世間から見れば
 ”おかしい”ものであることも。

「告げる。
 おまえの行いは、例え正しくなかったとしても
 
無駄じゃなかった
ことを。

 例え造られたものであるとしても、
 ”この愛は生きている”」
(57) 2021/04/23(Fri) 11:03:47

【人】 パイ焼き ゲイザー

>>55 ラサルハグ

「落ち込んでいる。……そう、なのかもしれませんね。今自分がどんな気持ちなのか、自分でも把握しきれなくて」

平然としている異常に気付く様子がない。それもその筈、貴方と会話した事なんて聞き取りの時くらいなのだから。

「話ですか。……。では、少しだけ。

ニアさんとシトゥラさんの事ですけど。メレフさんの報告ではニアさんの部屋に二人はいたんですよね。二人は……もし『そういう間柄』だったのだとしたら。無事に想いを交わすことができたのでしょうか。出来たのなら、いいんですけれど……」

この期に及んで女は二人の関係性や恋の行方にばかり目を向けていた。けれど、女にとってはそれがとても大事なものだったのだ。
(58) 2021/04/23(Fri) 11:09:58

【人】 流星の騎士 ヌンキ

>>57 キファ

ちくり、ちくりと胸が傷んだ。
もう聞きたくないと思うほど。

「俺がもし――――君に祈りを届けなければ、君は誰かに恋をしていたのかな」

抑えていた想いが口から溢れて眉を寄せた。

最初で最後、二人ででかけたあの日の笑顔を思い出す。

ほしいのは感謝じゃなかった。
そんな事、思う資格もないのに。
そんなものは、俺にはひとつも要らないのに。

開け放たれた蓋はもう戻らない。
愛なんて、俺は知りたくなかった。

「生きてる……そっか、それはよかった。
 ねぇ一つだけ聞かせてくれ。……今、君は幸せを感じているかい?」
(59) 2021/04/23(Fri) 11:38:21

【人】 赤い靴 キファ

>>56 ゲイザー

「ふ、構わんよ。
 ……然し、おまえにも『正義の為』の心は有ったのだな。
 ──ぬお! 作ってきてくれたのか、ありがとう」

 自嘲するように笑んだところで、
 転がり出てきたピーチパイに目を輝かせた。

 キファは警戒心が強い。
 毒入りの可能性も考えたが、
 殺すなら今である必要はない。足が付く。

 それに、彼女とは実に友好的な仲だ……。
 ある意味で実直な娘だから、
 敵対しない限り妙なことはしないだろう。

「少し待っていろ。今、吾が紅茶を淹れて来る。
 この部屋にもおいて有るのだ」

 上機嫌な足取りで、席を立った。 →
(60) 2021/04/23(Fri) 11:41:25

【人】 赤い靴 キファ

>>56 ゲイザー

 ……好きな人を守る為。
 ひいては、事件の解決の為。
 
 ゲイザーには執念が有った。
 だから、気付いてしまうのだろう。
 キファの部屋の、些細な違和に。

 屑籠に大量に捨てられた便箋やメモ。
 誰かがこの部屋にいたであろう痕跡。下げられたカップ。

 キファは、何かを知っている。

 無論、この状況だけでは濡れ衣の可能性だって
 十二分にあるだろう。

 ただ、キファが偶々”そうではなかった”だけで。
 ゲイザーが、”そこで打って出る性格”だっただけのことだ。
(61) 2021/04/23(Fri) 11:42:30

【人】 赤い靴 キファ

>>59 ヌンキ

「さてな、どうだろう。

 ……この話はしたっけな。

 実のところ、こうなる前の吾は、
 感情が実に希薄だった。永く生きすぎた故にな。
 表情豊かに見えていたのなら、それはきっと
 吾に演劇の才能が有ったのだろう。

 ──それを、吾はちょっぴり気にしていたのだ」

 キファは薄く笑う。
 表情の起伏の少ない顔で小さく笑う。

「吾は幸せだ。
 恋をしたおかげで、吾は感情を取り戻した。
 ……今、こんなにも幸福だ。

 不安になったか?」

 ”前々から言っておろう”。くつり、笑う。
 おかしそうに言った。
(62) 2021/04/23(Fri) 11:47:53

【人】 流星の騎士 ヌンキ

>>62 キファ

「演劇かぁ。俺の周りには偶然にもそういう人が揃ったというわけだ」

子役のヘイズに
台本を書くサダル
そして貴方。

貴方のコンプレックスが解消できたということなら、それもまた良かった事なんだろう、きっと。

引きずる思い出など捨てなければならない。

不安かと問われれば、静かに首を横の振る。
貴方を、彼に託して良かった。
自分自身に結びつけるように祈っても、きっと何も上手くはいかなかっただろうから。

「いや……確かめたかっただけだよ。
 ……キファ、少しだけ目を閉じてくれないかい?」
(63) 2021/04/23(Fri) 12:05:27

【人】 パイ焼き ゲイザー

>>60 >>61 キファ

「正義。ふふ、そうかもしれませんね。私にもあったのかも……あっ!紅茶、助かります!うふふ、こうしてみるといかにも女子会!って感じがして楽しいですねっ」

席を立つ貴方を嬉しそうに笑いながら見送ったのち──女はその顔から表情を消した。

明らかに水面下で動いていたと分かる痕跡の数々。信用できる者たちにしか話せない事もあるだろう。その為に使われたものかもしれない。
でも、この女は──ここ数日で変化したキファの態度を疑っている。

ゆらりと人影が揺らめく。
表情を、気配を、足音を殺して屑籠に近づく。こうして動くのは慣れている。獣を狩る時に役立てていたし──
好きな人に色目を使う人間たちを殺す事にだって利用してきたのだから。


そうして女は便箋やメモが積まれた手を伸ばす。獣を解体するように、貴方の腹の内を切り開こうとする。
(64) 2021/04/23(Fri) 12:12:20

【人】 操り人形 ラサルハグ

>>58 ゲイザー

「ああ、『そういう』。
 さて遺体の様子を知らないからこれは推測だが。
 
 想いの果てに本能より優先すべく取った行動だろう、と
 俺は結論づける」
 
 興味深そうに目を細めた。

「あなたは『そういう』話が好きなのか?

 生の喜びよりも死の永遠によって結ばれる恋物語は
 美しい?」

 いまのラサルハグは働き蜂みたいなものだ。
 生きる人から魂の煌めきとおしまいの物語を
 唄うカナリアを探している。

 その道程にたまたまあなたがいた。
(65) 2021/04/23(Fri) 12:17:55

【人】 傾く天秤 ブラキウム

>>51 >>52 ラサルハグ、ルヴァ

「……あ。」

ブラキウムは、溢れていた涙が止まりました。
あれほど苦しみを感じていた胸は、すっかり落ち着いています。
きっと今ならアップルパイを美味しく食べられるはずです。

ブラキウムは、繋いだ手を一度握り返してからゆっくりと離しました。

「ありがとう。ルヴァのおかげで、もう悲しくないのだ。」
(66) 2021/04/23(Fri) 12:18:35
ルヘナは、静かに紅茶の香りを楽しんでいる。
(a26) 2021/04/23(Fri) 12:25:20

【人】 赤い靴 キファ

>>64 ゲイザー

 便箋に書かれているのは、
 事件に纏わる情報の数々。

 『狛犬』。”シータの痕”。占い。 
 ひとつから全てを読み取ることは難しいが、
 何か、キファが情報を得ていることをあなたは読み取れる筈だ。

 さて、鬼の居ぬ間になんとやら。
 早くしないと──

(67) 2021/04/23(Fri) 12:30:35

【人】 赤い靴 キファ

>>64 ゲイザー

 ことん。
 テーブルに紅茶を置く音。

「……ゲイザー。人の屑籠を漁るとは
 あまり良い趣味とは言えんな」

 キファは茶を淹れるのが雑だった。
 だから、きっとあなたの想定より早く戻ってきた。

「何してる」
(68) 2021/04/23(Fri) 12:31:13

【人】 パイ焼き ゲイザー

>>65 ラサルハグ

「成る程。……それなら、いいんです」

女は絶えず物静かな様子を見せていたが、声色だけはほんの僅かに柔らかくなった。

「うふふ、私……恋のお話が好きですよ。
砂糖菓子のような甘いハッピーエンドも酸味の強い果物のような悲しいお話も。

ですが……死が齎す恋が生きて紡がれる生の恋を凌駕することはありません。でも、逆もそう。
恋に貴賤などないのです。展開による優劣などあってはなりません。
恋する人たちは皆美しいと思うんです。他の人から見れば取るに足らない、他の物語の方が美しいと言われるようなものであっても……その人に宿る想いはきっと、混じり気のない本気のものでしょうから」

金色の瞳は痛いほどに真っ直ぐな視線を貴方を真正面からぶつけてそう言い放った。
(69) 2021/04/23(Fri) 12:37:28

【人】 赤い靴 キファ

>>63 ヌンキ

 キファはあなたの胸中を知らない。
 キファはあなたの抱えるものを知らない。
 どうしてそれ程までに、自分自身が恋をすることを
 恐れるかを知らない。

 あなたが再びそれを口にしたのなら、
 キファはやっぱり”独りよがり”だと、説教するのだろう。
 それでも確かに。キファはあなたのお陰で今、幸福だった。

「?」

 言われるがまま、目を閉じてやる。
(70) 2021/04/23(Fri) 12:44:18