人狼物語 三日月国


188 【身内P村】箱庭世界とリバースデイ【R18RP村】

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]X『悪魔』 ゼロは、メモを貼った。
(a14) 2022/12/14(Wed) 6:15:43

【人】 ][『月』 エーリク

―― 回想:『教皇』との邂逅 ――

[ 屋敷と呼んでも差し支えない家は
 外側こそ変わらぬままだったが、
 
 内側は人様に見せられるようなものではなかった。
 外された絵画の痕、必要最低限の調度品と家具。
 
 帰る場所がないために残された使用人、
 一番は身なりに気を使わなくなり、罵り合う父母だったか。

 それでも彼らは諸手を挙げて、彼の来訪>>0:610
 喜んだ。

 茶を出すことも、応接間に案内することもなく、
 少年を突き出した。

 久方ぶりに見た父母の笑顔だったのに、
 僕はそれを醜く思った。

 差し出せば全て元通りとはいかぬだろうに。 ]
(110) 2022/12/14(Wed) 6:29:25

【人】 ][『月』 エーリク

 あぁ………、 うん そう

 ――……そうなんだね

[ 押し出すように突き出された体は
 吸い込まれるように彼との距離を零にした。

 涙は流れなかったが。

 血は全身を駆け巡った。
 体温を思い出したような気すらした。

 手を握られ>>611よりいっそうに。
 陶器のような白い肌に、赤みが差した。

 生きていることを思い出すように、体温が上がる。

 それを見て、両親は一度我に返った。
 私達が生み育てた子だと主張した。 ]
(111) 2022/12/14(Wed) 6:29:45

【人】 ][『月』 エーリク

 父さん、母さん
 聞いてください。

 僕は今後何があろうとも、
 今まで何があったとしても、

 あなた方に感謝こそすれ、
 恨みはしません

 この家に産まれ、あなた方と過ごしたことを
 恨みはしません

[ その言葉が彼らにどう届いたかは、
 分からない、ただ玄関を過ぎ去った後、
 泣き叫ぶ母の声が耳に残った。

 そして最後に"いかないで"と彼女はいった。
 最後に見た彼女たちの姿が、

 ただ我が子を慈しみ愛した姿だったのは
 この上ない、幸運だったのだろうと思う。 ]
(112) 2022/12/14(Wed) 6:30:04

【人】 ][『月』 エーリク

 うん

[ 橙色の空模様も、
 同行の職員がいなくなったことも、

 もう目には入っていなかった。

 ただ、共に歩く彼の姿>>0:612をみつめ
 生返事のような声を返すだけだった。

 別に味方でなくても、
 仲間でなくても、
 友人でなくても、良かった。

 その言葉を信じられないと思ったわけではない。
 ただ、彼が側に在る、それがその時の、
 僕の全てであった。 ]
(113) 2022/12/14(Wed) 6:30:16

【人】 ][『月』 エーリク

[ "幸せになって欲しいから"とカルクドラは言う。
 それをいつだって申し訳なく思った。

 だって僕は、僕がどうなれば、どうしたら
 何があれば幸せか、わからなくなっていた。 ]

 ………なにかしていないと落ち着かなくて
 みえるんだ、あいつが

 こわい こわいよ 

[ 洋館を抜け出すことを咎められることはなかった
 その理由まではきっと知らなかっただろうが。

 優しくされることに違和感を覚えなくなれば
 戻ったら彼のもとへ向かう事も日課になった。

 時折は、錯乱したように、夜中彼を訪ね ]
(114) 2022/12/14(Wed) 6:30:30

【人】 ][『月』 エーリク

 ねえ いかないで
 
どこにもいかないで ここにいて

 
ねえ いかないで いかないでよ


[ 泣き縋る事もあった。
 それも、洋館に住み始め一年も経てば
 ほぼなくなっていたが。 ]
(115) 2022/12/14(Wed) 6:31:04

【人】 ][『月』 エーリク

[ この洋館で、彼の姿があれば
 ほっとした。

 ――その気持ちつける名前を
 僕は知らないし、

 これからもきっと知ることはないだろう。

 ただ在ることを、ひたすらに、願うのみ。** ]
(116) 2022/12/14(Wed) 6:31:16
][『月』 エーリクは、メモを貼った。
(a15) 2022/12/14(Wed) 6:33:03

XI『正義』 マドカは、メモを貼った。
(a16) 2022/12/14(Wed) 8:36:33

【人】 Y『恋人』 クリスタベル

 
── 回想:力が抜けるやりとり ──



  っふ、ふふ────


[ 駄目だ、ツボに入った。>>0:534
 天丼だし声のトーンの割にはちらとも驚いた風はなし。
 絵本の台詞みたいで珍妙でキャッチーで癖になる。 ]


  …………ふぅ。 やあ、ごめんごめん。
  ちょっと意表を突かれた。

  それは素敵な名前を付けてもらったんだねえ。
  じゃあわたしたちはその名付けに敬意を表して、
  きちんとフォルスと呼ばせてもらうとしようかな?


[ 売店、そういうのもあるのか。
 洋館にいながらお買い物が出来るなんて便利だな、
 と興味が向いたので、]
 
(117) 2022/12/14(Wed) 8:42:58

【人】 Y『恋人』 クリスタベル

 
[ 後日真新しい財布片手に実際に訪ねてみれば>>0:399
 本で読んだ商人の挨拶を投げてみると、>>0:535
 実に軽快な反応。成程、これが本場。 ]


  本で読んだのそのままで、今ちょっと感動してるよ。
  本当にやるんだなあ、モウカリマッカボチボチデンナーってやつ。


[ おすすめと聞いたら、何故か売り子と返された。
 確かに商品とは言ってないけど。 ]  


  うーん、それは興味がなくもないけれど。
  お金も買い物もはじめての経験なんだ。
  売る側が務まるとは思えないなあ。


[ だから次の機会に、というのは体よく断る便利語録だ
 って読んだことがある。社交界にも派生系があるとか ]
 
(118) 2022/12/14(Wed) 8:43:16

【人】 Y『恋人』 クリスタベル

 
[ さておき。
 おすすめ商品とやらの説明をふむふむと聞いて、
 「悪魔がどんな顔に〜」と振られれば ああ、と ]


  ふふ。彼が甘いお菓子を食べてる顔、可愛いんだよ。
  見せてあげたいけど、残念。感想だけ教えるね。


[ 違うそうじゃない。
 と思ったかもしれないけれど、やっぱりそれも面白がって
 ぽんと言葉が返るのだろうなと
 思うけれど
それはまた別の話
 * ]
 
(119) 2022/12/14(Wed) 8:43:45

【人】 Y『恋人』 クリスタベル

 
[ もし。
 彼の友人に向ける眼差しを見咎められたら決まり悪げに、

 ……君は宿敵に弱味を握られてるかも知れない時でも
 相手を警戒しないでいられるタイプかい?

 わたしたち はそうじゃ「なかった」んだ などと零した
 かもしれない。
それもこれも別の話
。 * ]
 
(120) 2022/12/14(Wed) 8:44:29

【人】 Y『恋人』 クリスタベル

 
── 回想:二年前のある日 ──


[ 結局定期的に通う常連になった。>>0:386
 頭をちょっと使うとすぐ痛むので困り物。

 飲み易いのがいいなあとか眠くなる作用のはないかな?
 なんて好き勝手言うくらいには、一方的な距離が縮まり、
 相手はいい意味で最初のまま。
 
 だけど、 
 勝手に量を増やすどころか一気飲みしちゃった、
 なんて言ったら流石にしっかりと怒られるだろうか。>>84

 そんなだというのに復活第一発言は ]


   やあ、麗しの薬師の君。
   少し強めの薬をお願いしたいんだけど、いいかな?
  

[ だというのだから始末が悪かった。 * ]
 
(121) 2022/12/14(Wed) 8:45:24

【人】 Y『恋人』 クリスタベル

 
── 回想:17歳の誕生日から ──


[ あの日。様子がおかしかったことを>>82>>83
 心配してくれただろうか。 
……多分、きっと。

 回復してきた頃>>84
 もしあの日のことを聞かれたとしても

 「ごめんね? なんだっけ、忘れちゃったな。
  薬を飲み過ぎてぼうっとしていたみたい。」

 何を聞かれても薬のせいと誤魔化しただろうし、
 家の何某かはきちんと伝えた…或いは報告書に
 目を通して承知のことだったかもしれないが。

 あの日の後も変わらず過ごしている。筈だ。
 少なくともきみにだけは、そう映るように過ごしていた、
 
つもり。
 * ]
(122) 2022/12/14(Wed) 8:46:20
Y『恋人』 クリスタベルは、メモを貼った。
(a17) 2022/12/14(Wed) 8:53:11

Y『恋人』 クリスタベルは、メモを貼った。
(a18) 2022/12/14(Wed) 8:54:23

【人】 ]『運命の輪』 クロ

[心が粉々に砕けそうだった時、
そうならぬよう抱きしめてくれた腕を、

僕は一生忘れない。]
(123) 2022/12/14(Wed) 10:28:34

【人】 ]『運命の輪』 クロ

―3年前―

[やっと会えた、って誰かが喜んでいる気がする。>>0:330

僕は確かに、無償の愛を誰からも貰えなかった。
でも、憐れみと同情は時々貰えていたんだ。>>0:331

だけどね、この時は流石に、それすらも信じられなくなっていたのさ。

君が駆けつけてくれなければ、何もかもに絶望して、そのまま死んでしまっていたかもしれないね。]
(124) 2022/12/14(Wed) 10:29:14

【人】 ]『運命の輪』 クロ

[一緒に帰ろう、と抱き上げられる。>>0:332
普通には育ってこなかった子供は、子供扱いされることに戸惑いはあっても嫌がることはなく。

遠慮がちながらも落ちないように、抱き上げてくれた人にしがみついた。]


あ、でも……


[どこかへ行ってもいいのかな、と子供は迷う。
羊たちと牧羊犬とお別れもしていない。

……でも、いいかな、とも考えた。
だって僕はあの村に、もう「幸運」を運んだ筈だ。

小屋に鍵をかけられていたから、羊たちにも会わせてもらえないかもしれない。]
(125) 2022/12/14(Wed) 10:30:53

【人】 ]『運命の輪』 クロ

[温かい人から出てくる言葉は、どれもこれも温かい。>>0:333

実は夢か幻なんじゃないだろうかとすら思えてくる。]


……ほんとう?
僕が行ってもいいのかな……

そこなら、悲しくなさそうだなぁ……


[涙のあとを残したまま、やっと子供は笑った。
もしもこれが、ケガをした自分が死ぬ間際に見た幻でも、幸せ気分だからいっか、なんて考えて。

安心したせいで、眠ってしまった。
とても痛くて、疲れていたのだ。]
(126) 2022/12/14(Wed) 10:31:52

【人】 ]『運命の輪』 クロ

[運命の輪は本当に在るのかもしれない。

幸運と不運を乗せ、くるくる回る。
不運の後には幸運が、幸運の後には不運が。

では、不運の後に幸運を得たら、その次は……*]
(127) 2022/12/14(Wed) 10:32:47
]『運命の輪』 クロは、メモを貼った。
(a19) 2022/12/14(Wed) 10:39:46

【人】 ]『運命の輪』 クロ

―その後―

[夢でも幻でもなかった洋館での暮らし。
それまでの生活とはあまりにかけ離れていて、戸惑うことも多かった。

先生と一緒にお野菜を育ててみたり。>>0:391

その隅っこの薬草に触ろうとして、勝手に取っては駄目だと注意されたり。>>56

祈祷室でお茶を飲んでみたり。

ただ、今まで自分の為の時間というものがなかったから、仕事をしていないと落ち着かない所もあり。]


マドカー、何かお手伝いすることないかな?


[基本的に皆のことを「さん」づけで呼ぶ中で、自主的に敬称をつけない特別な一人。来たばかりの頃は、マドカによくついて回っていた。

時々、この生活は夢なんじゃないかと不安になることがあって、そんな風に感じた時などは特に引っ付いていた。三年も経てば、さすがにその回数は減っていったが。]
(128) 2022/12/14(Wed) 16:07:56

【人】 ]『運命の輪』 クロ

[クロにとっては、多少距離があっても呼びかけに応えてくれるだけでありがたい。証持ちを理由にいじめられたりはしないし、洋館の職員もクロを存在しないように扱ってきたりはしない。

だから、恩返しをしたい。
今度は洋館の皆に幸運を運びたいと考える。
特にお世話になっているマドカには一番。

そしてその幸運は、裏で誰かが不幸にならなければ良いなと思っていた。


そう、思っていたんだけど。]
(129) 2022/12/14(Wed) 16:09:14

【人】 ]『運命の輪』 クロ

[アリスの誕生日の翌朝、館に誰か来たのだという。
尋常ではない雰囲気に、何だろうと玄関ホールへと急いでいった。]


だれ……?


[世界の証持ち。誰かが漏らした声で、正体は知れた。
消えた証持ちの話くらいは耳に挟むことはあったけど。

……あれっ、22人揃ってないかな?と気づき、目を丸くした。

瞬間、頭の中で何かがはじけるような感覚。>>6
(130) 2022/12/14(Wed) 16:10:06

【人】 ]『運命の輪』 クロ

…………。


[思わずその場に座り込んだ。
多分、かつての運命の輪は。神が、好きだった。

喜ぶ感情が湧いてくる。
会えて嬉しいと訴えてしまう。

その感情に支配されかけ、幸せな世界を作ろうという言葉に、即頷きかけて。続く言葉ではっと我に返った。>>9


えっ……
(131) 2022/12/14(Wed) 16:11:32

【人】 ]『運命の輪』 クロ

[一度に説明をされ、選択を迫られ。
質問一つ出来ぬまま、神は去っていってしまった。
世界の崩壊の音が聞こえてくる。
与えられた時間はあまりに少ない。]


マドカ……、マドカ。


[こんな時に真っ先に呼んでしまうのは彼の名だ。
不安は隠せなかっただろう。


幸運を得ようとすれば、やはり別の誰かの不幸を避けられないのだろうか……?**]
(132) 2022/12/14(Wed) 16:12:42
]『運命の輪』 クロは、メモを貼った。
(a20) 2022/12/14(Wed) 16:19:11

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ

── 回想:売店クソ野郎 ──


[その日も街でのんびり"遊ぼう"と
 出かけていく。

 これは遊びだ。

 盗ったものは基本的に全部返却しているため、
 自分に必要だろうが必要なかろうが
 すべてがターゲットになる。

 閉店時間までにこっそりと返す技術、
 そろそろ板についてきたんじゃないかな?

 騒ぎになると大変だろうから。
 別に俺は幾ら騒ぎになっても気にしない。
 『証持ち』の評判は、
 悪くなるってレベルじゃなくなるだろうけど。]
 
(133) 2022/12/14(Wed) 17:23:06

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


[『悪魔』は街に行く時に証を隠していない。
 だいたい注視するか視線を逸らして舌打ちをするか。

 どこで遊ぶかの基準は主に店の状況だ。
 "やりやすそうな店"というよりは……
 "物盗りをナメている店"である。
 俺がやらなくてもやられてそうな。
 だから何度か同じ店になったりもした。

 今日選んだ店も前に来た事があった。
 別に必要に感じない小さな雑貨だ。
 洋館の誰かは好きかもしれないが。

 自分のあとに誰かが入ってきたのは気付いていたが
 気にしすぎては本末転倒だ。

 しばらく眺めていた手に取った雑貨。
 元に戻すふりをしてフッと袖の奥へと滑り込ませようとし、

 ……止められる。
 そちらを向くとへらりと笑う男の顔>>0:575。]
 
(134) 2022/12/14(Wed) 17:23:20

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


 ………


[思わずその顔を凝視して、
 その言葉を聞いて思わずいやそ〜な顔をして>>0:576
 クソデカため息を吐き、
 袖へと入れられず握りしめたままだったその雑貨を元の場所へと置いた後、掴まれたままだった手をぺっと払った。]

 これも気に入ってたんだけどな?
 それに他の店の方がよさそうなんて
 店の中で言うなよ。

 店主に聞こえてたらどうするんだ。

[嫌そうな顔の理由を適当につけて、
 店主の方をチラ見、軽く頭を下げ、少し考えて。

 先ほど置いた雑貨を手に取ると会計をした。
 そうして外に出て、『力』の方を見る。

 歩き出して、肩を組まれた。
 『力』のポケットに今買った全然要らない雑貨を押し込む。(確定)
 ぶっっっさいくな犬の木製クリップだ。]
(135) 2022/12/14(Wed) 17:23:46

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


 で、どこに向かってんだ。

[状況が状況なので、
 いつもよりちょっと愛想が悪い。
 外面職人は職人なので相手を選ぶのだ。

 選ぶのだが。]


 はは。黒猫じゃないから却下だ。
 それなら蝶の栞の方が好きだよ。

 良いんじゃないか?
 近くにある春色の花のブローチもよさそうだけど。

 その辺はお前次第だろ。


[まあまあとかなんとか言われて結局はなし崩し。
 乗せられてしまった感はある。

 射的の銃を押し付けられてなんでこんな事を?と思いもしたが、正直射的が嫌いな男なんていないだろう。自信の有無は置いといて、あれば心が疼くものである。
 奢りのようだし付き合う事にする。
 因みに蝶の栞は五発中発目で成功している。フン。]
(136) 2022/12/14(Wed) 17:24:12

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ

[そこで終わりと思っていたのにデートはまだ続くらしい。
 そろそろ帰ってクリスタベルの顔が見たい。

 でもインクを盾に取られると仕方がない。
 軽く視線をやって、は〜、しかたない。と声に出した。

 じゃあデートらしくカフェにでも行くか?
 長居する気のない珈琲一杯だけの注文で。


 そうして訊ねられた問いが
 今回のデートの本題であるのだろう。
 ふ、と口元に笑みが浮かぶ。]


 デートの予行練習を俺でするなよ。
 全然楽しくないな。

[そう笑った顔は、
 とてもとても"楽し気"だった。]
(137) 2022/12/14(Wed) 17:24:38

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


 お前こそ。
 …… たのしい?

[そうして聞き返す。
 彼にもまた、主語のない問いを。

 正直この問いに何の話題が返っても問題はない。
 ないけれど。
 そのへらりとした笑みに、
 ずっと訊ねたかった事でもあった。*]
(138) 2022/12/14(Wed) 17:24:56

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ

── 回想:売店にて ──


[売り上げ等どう考えても赤字だろうから
 この売店は道楽だと気付いている>>0:580

 けれど潰れてもらっては困るし、
 単純に商品が魅力的だ。

 デートを思い出す問い>>0:581に笑って、]


 楽しくないような玩具を
 『力』が売ってるわけないだろ?

[そう返しておいた。
 恐らく何に使っているかの想定はつけられてそうだ。
 以前に窃盗技術も見られているし。

 ……あれは昔齧った大道芸、手品の応用だ。
 盗みにもイカサマにも相性が良く、それに気づいた時から鍛え続けた自分がもつ唯一の"専門技術"だ。
 クリスタベルにすらそれがあると明言はしていない武器である。


 そこを踏まえたら使用方法はまあまあ限られてくるだろう。
 それでも商品を売ってくれる辺り『力』のスタンスは測りかねているけれど、売ってもらえる事に文句はなかった。
 『力』は侮れないと思っているし。]
(139) 2022/12/14(Wed) 17:55:12