151 【身内】狂花監獄BarreNwort3【R18G】
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| 「処刑室は、えぇと……こちら!あっ」
初日に覚えた道を行こうと、したあたりで駆け足のミズガネに越されただろう。 気を取り直し、急ぐこともなく、軽やかな踊るような足取りで向かう。 (0) 2022/06/12(Sun) 21:10:49 |
「よかったな」
「先に殺しといて」
どういう理屈かはしらないが、今まで聞こえていた声は届かない。
エラーだか何だかは知りやしないが、どこかしらに通じてるのだけは理解したから、淡々と伝える。
た際の感触が、
どれだけ経とうと消えやしない。
| >>+2 ミズガネさん 宣言を聞いて、一度貴方の前まで足を進めた。 「……歌いますか?」 聞いたのはたった一言、これだけ。 勿論、男が言う歌がただの歌ではないのは、貴方も知っての通りだ。 (8) 2022/06/12(Sun) 21:44:32 |
| >>+4 ミズガネさん 「えぇ、わかりました。では、」 (9) 2022/06/12(Sun) 21:51:32 |
| ミズガネから離れ、大声で発する。これを聞けば高揚感が引き出されるだろう。 一呼吸置いて、よく通る透明感のある声で歌い始めた。 これは、楽しさを、愉悦を引き出すもの。聞いたもの全てに作用するはずだ。 (10) 2022/06/12(Sun) 21:56:36 |
| 歌い続ける。それ自体はよくある、古くから幾つかの国に伝わる喜びの歌。 楽しげな笑い声も、皆の様子も、壊れていく肉体や流れる血潮も。視界に収める。
働かない頭が、正しくそれらを認識できるかは別だが。
男は、『楽しい宴の催し』を眺め続ける。 息継ぎの他で、歌は途切れることはない。 (20) 2022/06/12(Sun) 23:30:26 |
『チュリリリ』
『ピッピ』
『チュ』
鳥は少人数の特別ライブの話を覚えている。
持ち主が開催しない事はないだろうとの楽観視をして約束を取り付けてくれなかったから、伝える事が出来なかった日の為に、こうして歌を練習している。
あなたが悲しむだろうから、鳥はその部屋に行かない。
持ち主もそれは理解していた。
だからこうしてあなたがロビーに置いた帽子の上で、これが必要になる時が来るまで守っているのだ。
あなたの歌が好きなのに、それを歌う喉も、手も今失っていることを鳥は知らない。
『ピ、ピ』
『ジュリリ』
『ちゅぴちゅぴ』
鳥は知らない事だらけだけれど、
知っている事がひとつだけある。
持ち主は、直接人を殺した事がない。
正確には、"止めを刺す"と言う行為を行った事がない。
それは実力とタイミングもあったが、彼の意図がそうしているのを知っている。
最も大切な
が隣で崩れ落ちた時も、敵を討つことができたのに。
最後まであの人は銃口を引かなかった。
鳥は、彼の引き金がどれだけ重いものか知っている。
だからこうして、あなた達の慰めに、
鳥はあなた達にだけ聞こえるこの歌を歌いたい。
| 派手な銃声に、一度歌は掻き消されただろう。それでも歌を途中で止めることはなかった。 形の変わった頭部を見ても、それが死んだと認識するまでに間が空いた。 歌を止める。キリ良く、余韻を残すように。歌として不格好にならないように。 それから、よた、と 踊るようなふわふわとした足取りで 死体の近くへと寄って。 べちゃ、と血の中に膝をついた。 (25) 2022/06/13(Mon) 1:41:42 |
| (a3) 2022/06/13(Mon) 1:46:04 |
| 看守様が亡骸を抱き止めたのを、見ていた。 ただ見ていた。
解散していいという言葉も聞いた。だから、下がるべきだ。 することも、できることもないし。
ぺこ、とアマノに軽く会釈して、ずり、と膝を擦るように遺体とアマノから離れていく。 血の痕を引きずりながら。無言で。けれど笑みは湛えたまま。 (29) 2022/06/13(Mon) 2:01:31 |
| キエは、アマノとミズガネの遺体を眺めて ? となっている。どうしたんだろう。 (a8) 2022/06/13(Mon) 2:35:17 |
| (a9) 2022/06/13(Mon) 2:35:37 |
| (a13) 2022/06/13(Mon) 2:47:06 |
| (a17) 2022/06/13(Mon) 3:03:05 |
| 「 気力が、どうにも 」 にこやかに笑ったまま、待つ人と、見る人に言葉を向ける。 声は全然出ていないが。 「 立つのって、踏ん張るじゃないですか 」 要するに、ふにゃふにゃなのだ。 (35) 2022/06/13(Mon) 3:20:34 |
「つかドゥルドゥル床作戦さ〜ミズガネをハメね〜?」
死んだ直後の相手にやる鬼の提案だ!
作戦名もダサい!
「
」
まだ声出ないけど神妙な面持ち。
「
私は無差別派なのですが、たまには……
」
しかし全然止めない。
「んじゃ決まりな!」
あ〜あ〜決まっちゃったよ!
「もうアイツのこと許したし〜遊ぶのに丁度いいよな!」
う〜ん逆効果。
「
多分ミズガネさんも私と同じ感性だと思いますがねぇ…
」
果たして遊びと捉えてくれるかな!?
「しかける方やりてぇかな?でもさ〜3人でやんのは多くね?」
仕掛ける側のほうが好きそうかもしれないけれども。
「
そういうことではなく
」
「
あぁいやでも……
」
「
他の方に仕掛けた方が、洗えるから楽しいんじゃないです?
」
こっちもこっちで、多分違う。
| 「 私のは気力使いますからねぇ。単純に歌い続けるのは疲れもしますし…… けほっ、 」 軽く咳をし、喉を摩り。 多分支えてはくれないだろうなーと思っているので、壁伝いにずりずりと立ち上がり始めた。 結構いける。 (37) 2022/06/13(Mon) 3:45:11 |
「たしかに!」
「んじゃオレはデロデロ係、オマエは絵の具係、ミズガネは洗い係!
丁度いいじゃねえか!」
丸くおさまった。たぶん。
| キエは、「行けそうですよレヴァティさん、お待たせしました」 (a20) 2022/06/13(Mon) 3:52:06 |
| (a22) 2022/06/13(Mon) 3:59:16 |
もう団子持ってこよう団子。
もちもちしながら悪巧みしよう。
「ミズガネさんには計画を話さなくてもきっと洗ってくださいますし……私達で進めればいい話ですね」
the・不親切。
「どの辺に仕掛けましょう?人が沢山通るところがいいですよねぇ」
ここはもちもち部屋となった。
ミズガネに相談なしは頷き賛成。サプライズが大事だよな!
「ロビー前だろそりゃ!メシ食うやつもあのへん通るしよ!」
めいわく!
もぐ……としているときは喋らない。飲み込んでから喋る。
よって、テンポ悪め。
「やっぱりそうなります?私もよく通りますし。
ただ、仕掛けるタイミングが難しいですよね。誰もいないとき、誰にも見られず……」
もぐ……しているときもフニャフニャ喋っているが、結局言い直すことになっているのでテンポが悪い。
「いないとき〜……ものすげー夜?ものすげー朝?そのへん?
見られねぇようにあのへんまでの廊下通せんぼしとくか?」
ラップバリケードでも植物バリケードでもいいけど、この先になんかありますと言っているようなもの。
もち……もち……因みにこれは紫color団子。
「皆様の活動を考えると、物凄い朝の方が人通りは少ないでしょうか。
通せんぼ……バレそうですねぇ……片方見張りにして、もし人が来たら世間話で時間を稼ぐ、とかの方がいい気がします」
せっかく二人いるんだしね。
| (a28) 2022/06/13(Mon) 22:35:10 |
| (a29) 2022/06/13(Mon) 22:35:57 |
ではふもそぢごが食べているのは灰color団子。
「ダメか〜〜!
んじゃあ見張りで時間稼ぎ作戦!オレ時間稼ぎ得意だぜ!見張りやってやろうか!」
ほんとかなぁ。
「何味ですかそれ。黒胡麻?」
「
本当ですかぁ……?
」
この男、貴方のことを乗せられやすそうな人だと思っているので、時間稼ぎに信用ないぞ!
「……と言いますか、よく考えたら、貴方じゃないとドロドロできないじゃないですか。貴方設置役ですよ必然的に」
「石だと思うぜ」
んなわけない。がこの監獄の調理場のことだからなぁ。
「
ホントだって!
えーでもドロドロ係やんなきゃか。じゃあモンクロおしゃべり係になっけどさ〜いける?」
「石食べるんですか貴方」
でもこの監獄にいるしな……食べる子もいるしな……。
「勿論ですとも、口は達者な方ですよ一応。
最悪、強制的に睡魔を与えます
」
本当に最悪。
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