白瀬伊緒は、メモを貼った。 (a1) 2023/02/01(Wed) 18:17:53 |
【人】 伊豆浦帆稀しかし、私が悩んで立ち止まっているときにも 前に突き進むのが楢崎 大地という男であった。 勢いある声とともに、勢いよく書き足された 勢いある文字の群れ>>1:68 最後の文字以外色なんてついていない ただの言葉の羅列でしかないはずなのに。 見ていると不安が消えるような、 わくわくとする気持ちを湧き出させるような。 不思議な感情の表出に 「 大地って頭悪いけどすごいよね。 」 そんな感想を思わず漏らしていた。 勉強は出来るけど色々乏しい私と、 勉強はできないけど冴えている大地。 合体したらバランスが良いのに、 残念ながら違う人間だ。 (6) 2023/02/01(Wed) 18:24:13 |
伊豆浦帆稀は、メモを貼った。 (a2) 2023/02/01(Wed) 18:26:39 |
【人】 楢崎大地 ……いやまて透明ってなんだよ ハゲ?ハゲなのか??? そりゃさすがに言葉選びが悪すぎる! ちげえからな!ほらあれ! 透き通るような白い髪、あるじゃん! 俺は必死に何とかその場は誤魔化した。 くそう、バカの語彙力の無さがくやまれる (11) 2023/02/01(Wed) 19:34:31 |
【人】 楢崎大地 「っし、んじゃ、いっちょやったりますか! 織田っち!さんきゅーな!力、貸してくれ!」 まめちゃんがひとつ、気合い入れの音頭を取る それに合わせて俺も一緒に手を振り上げる 「絶対合格するぞ!!おーーーー!!!!」 ゆるゆるした声とは対称的に、 俺の口からは体に響くような声が響いた。 未来のために、今度は勉強の熱に 焚き木をくべていく。どんどん、燃え上がれ ……次の授業のチャイムがなるまでそうやって 数学の、わかんねえとこを何とか教えて貰って ちなみに、公式を当てはめる系の とこでよく躓くので、織田っちにはきっと どの公式当てはめりゃいいの?って 何度も聞いてたと思う。それさえ分かりゃ こっちのもんさ 未来の旅のための一歩を踏みしめてく** (12) 2023/02/01(Wed) 19:43:10 |
楢崎大地は、メモを貼った。 (a3) 2023/02/01(Wed) 19:52:18 |
織田 まひろは、メモを貼った。 (a4) 2023/02/01(Wed) 21:55:11 |
織田 まひろは、メモを貼った。 (a5) 2023/02/01(Wed) 21:55:37 |
【人】 白瀬伊緒「伊豆浦の言う通り人の道を外れない範囲…として。 染髪もとかピアスとか? 校則無くなるし、好きな格好出来るよ。 いわゆる飲みサーみたいなのは あんまりおすすめしないけどね。 でも友達とお酒飲みながらオールとか。 一緒にレポートやったりとか、楽しそう。 授業サボって遊びに行くとか? あは、デビューとはちょっと違うか。」 (15) 2023/02/01(Wed) 22:52:58 |
【人】 白瀬伊緒「……勢いで変な人に捕まらないようにな?」 と口にしたところで余計なお世話かと頬を掻く。 大地も、伊豆浦も、織田も、勿論僕も。 新しい場所で沢山新しい人間関係を得るわけで。 誰か付き合ったりするのかな なんて下世話なこともしばし考えたり、するのだ。 生憎、高校のうちにそういったご縁はなかったから 周りの浮いた話を楽しんで聞くばかりだったけれど。 (16) 2023/02/01(Wed) 22:56:15 |
【人】 白瀬伊緒世界の滅びのその先の、未来の話。 話は少し巻き戻って旅行の話に立ち返る。 「おっいいじゃん。 やりたいことあると張り合いも出るし、頑張れ。 いいよ。合格発表の次の日。 でないと落ち着かないだろうし」 かくいう自分も推薦ではないけれど、 1月の下旬に試験は終わっている。 だから応援あるのみだ。織田が英語をみるなら こっちは社会系を見ようか、なんて思うけれど肝心の数学は 誰がカバーするんだろうか。 それは杞憂に終わったけれど。 上がる声に合わせて ファイト、と拳を持ち上げる。 次のチャイムが鳴るまでの時間が、なぜか長く感じた。 (17) 2023/02/01(Wed) 23:18:59 |
【人】 白瀬伊緒いつの間にかメモには矢印のほかにも 書き込みが増えていた。 合格発表の次の日。 大学デビュー、透明、青紫、風呂上がりの牛乳。 取り留めもなく書き連ねていたら ずいぶんとごった煮になってしまった。 あれもこれもと詰め込んだ旅行鞄みたいだ。 授業もそこそこにちらりと時計を見る。 さて、これが終わったら次は何をしようか** (18) 2023/02/01(Wed) 23:21:00 |
【人】 織田 まひろ「 あ〜ピアスか。 あれ、痛くないのかな。 好きな格好、っていっても、 そんなに派手な私服じゃないし、 でもピアスか… いいかもね。 」 白瀬の言葉に頷く。 大学デビューって言ってはみたものの 何がデビューなのかは全然わからない。 授業サボる、が私にできるかはわからないけど 一緒にレポートとか、捗りそう。 塾の自習室とはまたきっと、違う感じ。 それにオールは… 親が許してくれるかな 許してくれたら、やってみたい。そうだね。 (21) 2023/02/02(Thu) 11:44:52 |
【人】 織田 まひろ「 みんなが勉強に集中する間、 私はとりあえず旅のルートとか あと切符のこととか…? なんとなく、ピックアップしてみようかな 」 合格に向けて上がる声、やる気に満ちた友だちの顔 きっと私にだって、やれることはある。 乗り放題のきっぷのサイトだとか 使用条件だったりとか、値段とか。 遊園地に向かう道中にある温泉地の候補だとか 食べられる駅弁だとか。 几帳面にまとめたテキストが みんなに送り付けられる日は、そう遠くない。 グループLINEには、みんなのアイコンが踊っている。 (23) 2023/02/02(Thu) 11:46:02 |
伊豆浦帆稀は、メモを貼った。 (a6) 2023/02/02(Thu) 19:43:04 |
伊豆浦帆稀は、メモを貼った。 (a7) 2023/02/02(Thu) 20:56:02 |
【人】 楢崎大地……カリカリと、シャーペンの音が響く。 いつもは、すぐにわかんねえって 投げ出しちまうとこだけど。 みんなと勉強できるおかげで ひとつひとつの問いの答え方が 不思議なくらい、頭ん中で納得出来た もうすぐ滅ぶかもしれない世界 もうすぐ必ず決着が着く受験勉強 いつもより、ずっと真剣な顔持ちで 学問に向き合う。向き合い続ける。 (25) 2023/02/02(Thu) 22:39:24 |
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