205 【身内】いちごの国の三月うさぎ
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[――――そうして何とか耐えきった。勝利。
このまま息を整えたら兆した部分も涎を零さずにいられる。
と、思った自分が甘かった。]
〜〜〜〜〜〜〜
いま、言う……?
[言われる内容に困ることはない。
むしろ嬉しい。
だがこの場で言われるのは男の事情的に苦笑するしかない。]
それを聞いただけで、僕はもうすっごい
幸
せなんだよ。
でも、そうだね、ゆるしてくれるなら。
部屋に着いたら――ああ、先に内風呂で
さっきの香水を全部石鹸で流してから、
ブレーキなんてかけずにぐっちゃぐちゃになるまで
すっごいえっちなことをして
帰るまでずーーーーーっと引っ付いてるよ。
覚悟して。
[彼女の指すことはわかっている。
あの日取り置いていた、膣と陰核への同時愛撫だったり、
彼女がまだ予想もついていないすごいことだったり。
狼を煽って、宿まであと数十分焦らしたのだから、
本当に、覚悟してもらおう。]
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