人狼物語 三日月国


71 【R18】歪んだ愛の形【身内】

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  ベッドに、と言われたら
  こくり、と頷きます。
  離れたくなくて、場所を移した後も
  彼の腕の中からは離れようとしなかったでしょう。
  キスを求められるのなら、求められるままに。
                        ]*

   
……いやなことぜんぶ わすれたい……


 

 

   うー……頑張るよう…

   まりんはね、
   海斗くんと海斗くんのご両親に
   沢山喜んでもらいたいの!


[ でも、両親に材料を買ってもらっているので
  あまり作りすぎてはいけないような気も…
  無理をしないで、と言われると
  全然大丈夫!なんてまりんは言ってしまいます。
  だって、新しいものを作って
  喜んでもらえるのなら、全然大丈夫な話ですし!

  少し先生からは遠い場所に座れたので
  頑張って起きていましたが、
  海斗くんをたまに見て先生の話に
  耳を傾けると言うことをしてしまいました… ]
  




────────


   へっ、……?
   あ、う、うーん……
   特に、なかったかなぁ……
   まりん……人見知り、治せてなくて…


[ お昼ご飯は自分で作ったお弁当です。
  もぐもぐとしていると、
  サークルの話になってしまいました。
  少しへんな声が出てしまいましたが、
  食べるのを一旦やめて考えてしまうのです。
  
  殆どのサークルがとても人数が多くて
  まりんは上手く仲良くなれる気がしなくて
  どこにも入りませんでした。
  人見知りの話を出せば、
  彼とは視線を逸らしてしまいました。   ]*






   だって、テレビなんかで特集があるたび
   行きたいって言ってたんだから。
   それを忘れている方がおかしいでしょ?

   ……そうだ、左手出してごらん?


[ まだ彼のポケットの中にあるリングケースから
  改めて彼女のためのリングを出した。
  彼女が左手を差し出してくれるなら、
  その薬指にリングを通して彼女と彼の繋がりを
  強くすることになっただろう。

  彼女がもし、彼の分はと聞いたなら
  彼女の部屋のどこかにおいたよ、と
  宝探しを後からしようと誘って。

  でも、勿論夕食が先になるだろうが。   ]






   ポップコーンにチュロス……
   卒業式までまずはきちんとね?
   卒業式の後そのまま行くから
   きちんと準備を前の日までに済ませること。

  ……理子なら大丈夫だとは思ってる。


[ また後で、一緒に考えようね、とも
  彼は多分伝えながら、夕食の準備をさせた。
  マナー講座の確認ついでで
  基本的にはコース料理になっているから、
  それから暫く彼は彼女と2人の時間を
  楽しむことになっただろう。       ]*






[ お菓子のおすそ分けは両親にも渡されている。
  貰うたびに、まりんちゃんはいい子ね、と
  親はべた褒めだったりする。
  それには全力で同意するけど、
  母親はともかく父親までお菓子を食べてるのは
  若干納得がいかない。
  ……誰にも言わないけど。 

  講義中、たまに視線を感じた気がしたけど
  ノートやメモをとっていたから
  まりんのほうを気にかける余裕がなかった。 ]
 


   ちょっと気になっただけだから。
   特にないなら無理して入ることないし、
   人見知りだって、気にすることないって。
   
   それに全く話せないわけじゃないだろ?
   話せる人が少しでもいたら困らないからさ。
   俺だっているし、な?

[ お弁当も自分で作ってるなんて
  偉いなあといつも思う。
  何気ない問いかけだったけど、
  まりんにとっては違ったみたいだ。

  少人数のサークルもないことはないから
  そういったところに興味を持っても…
  みたいに思っただけだったけど、
  考えさせてしまってちょっと申し訳ない。 ]
 

 ――――――

[ 物心ついたときから一緒だった彼女。
  自分に向けられた笑みがすごくかわいくて
  気づいたら好きになっていた。

  登下校はずっと一緒だったし
  隣に住んでるっていうのもあって、欠席したときに
  連絡帳だったりプリントを届ける役目も大体自分に。

  ……ずっと一緒にいすぎていた自覚はある。
  恋人でもないのに登下校や休み時間もいっしょで

  彼女が人見知りなのは
  自分のせいかも、と思いつつ
  つきまとうのをやめることはしなかったけど。 ]*
 



   今夜は僕が沢山可愛がってあげる。
   サクラちゃんが好きなところ、
   隅々まで教えてもらうからね?




  彼女を抱きしめたままキングサイズの
  ダブルベッドがある寝室へ向かうと
  優しく彼女をその広いベッドへ寝かせた。

  涙が止まっていなくても、
  大丈夫と呟いてまた唇を重ねた。
  柔らかい唇を堪能するように
  何度も角度を変えて食む感覚で
  唇を重ねながら、
  両手を指をひとつひとつ絡めていって。

                      ]






    僕、今日ゴム1箱なんだけど、
    5個しかないからさぁ……
    全部使い切っちゃおうね?



  それから先のことはなにも考えていない。
  でも、使い切る時もあれば
  逆もあるから彼女とは使い切る前提で
  楽しんでいきたくなって漏らした。
  軽く伝えると、彼はバスローブの紐を解き
  彼女の内側を見せてもらおうと手をかけた。

                       ]*





   そ、そうでしたっけ…
   小さい頃からずっと憧れだったんです!
   それに大好きな清玄さんと行きたいなぁって
   ずっとずっと思っていたんです…!

[ 左手を、と言われて勿論差し出します。
  差し出した手の薬指に
  先ほども見たリングを通してもらって
  清玄さんの婚約者だと強く実感するのです。
  ……清玄さんの分はどこにあるのでしょう?
  聞いてみたら私の部屋にあるそうです。
  もちろんさがします!
  夜ご飯の後が楽しみなのです。 ]


   あっ…レディが食べるには
   ポップコーンはお行儀が良くないでしょうか…

   はいっ!わかりました…!
   
[ はしゃいでしまいましたが、いい子にしないといけません。
  食べながら歩くことになる気がしますから、
  もしかしたら良くないのかも?
  と清玄さんの反応を見て心配になってしまうのです。

  
  夕食の準備を促されて、用意をするのです。
  前はよく分からなかったテーブルマナーも
  今はばっちりなのです!
  清玄さんにふさわしいレディになるためなので
  たくさん努力したんです。 
  お食事中もさっきのプロポーズが頭から離れなくて
  騎士様みたいでした…!なんて言ってしまいました。 ]*

   
   隅々まで……

   ……っ、ん……


  そんなことを言われると恥ずかしくて
  頬が熱くなりました。
  確かに見せることには違いないですけど…
  
  広いベッドに寝かされて、
  何度も何度も唇を重ねられます。

  ……気持ちいい、です。
  キスの気持ち良さを知らなかった私の瞳は
  どこか戸惑いの色を映していたかもしれません。

  指を絡められているのに気づけば
  少し胸がざわついた気がします。
  ……何故なのか、わからないですけれど。
  でも、離してほしくなくて手をぎゅっと握りました。
  
…………恋人、みたいです。
  
                         ]


   5個……しか……?


  さも当然のように言われて少し混乱しました。
  でも嫌ではないことだけは伝えておきましょう。
  だって、お互いそのために来ているはずですから。

  するりとバスローブの紐を解かれても
  少し身じろぎしただけでした。
  目はさすがにそらしてしまいましたが。
  薄いピンク色のレースの下着が
  彼の目に映ったことでしょう。
  人より大きい胸のサイズを聞かれるなら、
  正直に、Fです…と小さい声で伝えるのです。
                      ]*



[ 彼のお家にお邪魔する時、
  偶に彼が帰ってきてなくてご両親とばったりに
  なることもあるのです。
  そんなときは、手持ちのお菓子を差し上げてから
  お邪魔させてもらっています。
  殆どの時は海斗くんのお母さんが
  おうちにいらっしゃるのですが
  稀に海斗くんのお父さんもいらっしゃって。

  お菓子を食べながらおいしいねって
  言ってくださると、ほっこりするんです。
  でも、帰ってきた海斗くんは
  それを見るとちょっとだけ不機嫌というか
  納得していないような雰囲気になることもあって。 ]






[ 講義中に話をしては失礼なので
  海斗くんがまりんのほうを向いてくれなくても
  問題はないのですが、やっぱり寂しいです。
  でも、講義が終わるたびに話してくれるので
  それはそれでカバーできていると
  まりんは思っていますよ!        ]






   そ、うかな……
   大学生になってからも、
   海斗くん以外の子とお話ししないし…
   ちょっと不安ではある、かなぁ…

[ 気にすることないと言われると、
  まりんはそう思えなくて少し下がったトーンで
  海斗くんと話を続けてしまいます。
  実際、入学してからまともにお話できる人が
  数えるほどしかいなくて、不甲斐なく思うんです。

  もぐもぐと改めてお弁当を食べ終われば
  片付けをして午後のことを思い出します。
  また講義を受けて、海斗くんと一緒に帰る。
  早く講義終わらないかな、なんて
  まりんは考えてしまうのでした。     ]*




  



   …こんなキス、初めてだった?




  一瞬離れたことで見えた彼女の困惑。
  それを写したガラスのような瞳は
  先程までの涙で潤み、困惑で時折色んな方向を
  見てまわまっていたきがする。

  不意に出たそんな言葉で、
  彼女のこれまでのものが全て相手本意だったことに
  気づかなければいいと心のどこかで思った。

                         ]


   5個使い切らない時もあるんだよ?
   でも、サクラちゃんとなら使い切っちゃいそう。
   偶に休憩挟んであげるから、
   体がもつかどうかはあんまり考えないでね?








  別に朝から使ってやってもいいんだし、とまでは
  口にしなかったけれどホテルのチェックアウトまで
  時間は十分と言っていいほどあるのだから
  好きなようにやればいい。

  視線は逸れてしまったけど、
  こちらの視線は彼女の身につけている下着に。
  薄ピンクなのかな。サクラ色で可愛い。
  Fカップは、楽しみ甲斐があるな、と思いながら
  まずは首筋から下の方にかけて口づけを。
  首筋、肩、鎖骨、デコルテ、そして谷間に
  ちゅ、っと軽く触れるだけのキスを。

                         ]







   すっごい柔らかいなぁ……



  絡めていた両手を離せば、
  谷間の方からむにっと指を入れてみるけど
  ふんわり柔らかで上下にこれが動いていくと
  考えるだけで血の気が下の方に進んでいく。
  暫くは両手を使って下着の外側から
  真ん中に寄せて谷間を作っては離し、を
  繰り返してその柔らかさにハマっていった。

                       ]*




   
   ……初めて、です。
   気持ち良くて…
もっと……



  視線が交わった時に頷きました。
  もっとほしい、といいそうになって
  口をつぐむのです。
  言っていいのか、わからなかったから。
  
  一夜の相手のはずなのに
  何故、やさしいと感じてしまうんでしょうか。
  ……そう感じるのは気のせい
  
そうじゃないといけない、はずなんです……。

                        ]
 



   私となら…?
   もっと慣れてていい人なんていそう、ですけど…


  朝から、などと相手が考えているとは知る由もなく
  そんな風に疑問に思うのです。
  少し楽しそうに見えるので、
  気にすることはないのかもしれませんが。

  桜子、だから桜色は好きです。
  単純ですけれど、小さい時からそうでした。
  ……小さい頃はさくらちゃんと呼ばれていたので
  彼がそう呼ぶのは少しくすぐったい気持ちになります。
  結局、おうじくんはおうじくん、なのでしょうか。
  とりとめもなく考えていると
  触れるだけの軽いキスが落とされていました。

  本当の意味で可愛がられているような―――
                         ]

   
   そんなに好き、なんですか…?


  直接胸を触られて少しびくっと反応してしまいましたが
  下着越しに寄せては離すのを繰り返しています。
  どうしたらいいのか迷った私は
  彼の頬に手を伸ばして、
  届くのなら撫でようとしたことでしょう。
                       ]*
 


[ 講義中だとしても
  まりんのほうを見ていたいのは確かだけど。
  残念ながらあんまり器用じゃないから
  しっかり講義を聞こうと思うと  
  それはなかなか難しい。
  でもその代わり…というと変だけど
  講義が終わったらすぐ話しかけてる。

  嬉しそうにしてくれるまりんは
  やっぱりすごくかわいい。     ]
 


   んー…

   まりんは俺とは話せてるわけだし、
   話したいって思う人が現れたら
   きっと話せるって。
   だって、まりんはすごくいい子だから。
   案外年上の先輩とかのほうが
   まりんにとっては話しやすいかもな?

[ ま、話せる相手が男だったら引きはがすけどな。
  まりんが話す異性は俺だけでいい。
  そんなことしているから、
  まりんの交友関係が狭くなる…と指摘されるなら
  特に否定するつもりはないけど、
  それの何が悪い?とも思ってる。
  ……彼女が嫌がるならやめるけど、さ。 

  午後の講義は、昼食後なこともあって
  眠くなりがち。俺は寝ないけど
  もしまりんがうとうとしていたなら、
  起こしてあげたりしつつ。

  講義が終わったら、帰ろうか、と
  声をかけただろう。
  どこか行きたいところがあるなら
  付き合うなんて言ってみたりしつつ。 ]*
 


[ 彼がつける分は彼女の枕の下に。
  メイドに任せておいたから大丈夫なはず。
  毎日綺麗にベッドメイクをされるから
  彼女も探しやすいはずだが
  もし見つけられなくても
  寝転んだときにわかるようにそこにした。

  探している姿を見るかどうか考えつつ
  彼女の薬指に光るダイヤが目に入れば
  長かったな、と彼は感じる他ない。
  何が長かったかは追い追い分かるかもしれないが
  まずはひとつのことをクリアしたという事実を。 ]


    いいや、その場所にはその場所の
    楽しみ方があるから、
    全く悪いことではないよ。
    欲しいものはなんでも買ってあげる。
    でも、ひとつずつ食べきってから、ね?

[ 彼女の食べ方をひとつひとつ確認して
  いい子に育ったな、と感じて行く。
  勿論、マナーも大切だけれど
  そちらに気をとられて食事を楽しめていないのは
  もっといけないことなので、
  彼女にも最初の頃から楽しむことを
  優先するように、と伝えている。  ]




    理子だけの騎士でありたいから、
    そばから離れないでね?


[ 騎士様、なんて言われたら
  先程の彼女のカーテシーは……
  あっていないかもしれないけれど、
  可愛かったからそれでいい。
  彼だってきちんとマナーについて
  覚えているわけではないから。

  ふふっと笑みを浮かべれば
  最後のコーヒーまでしっかりと満喫して。 ]*






[ きちんと講義は聞くけど、
  海斗くんほどしっかり
  ノートを取るような人間ではなく
  話が偶に「あの話ってどういうこと…?」って
  講義の話になることもあるのですが、
  それでも彼は優しく丁寧に教えてくれます。

  まりんがお邪魔をしていないと良いのですが… ]







   年上の、先輩……?
   仲良くなれるのかな…
   まりん、サークルにも入ってないのに…


[ まだ大学のことがよく分かっていないので
  そんな年上の先輩とお話しするタイミングが
  存在しているのか分かっていません。
  もし海斗くんが方法を教えてくれたなら
  すごーい!と返事をしてしまった方でしょう。

  午後の講義は、日も当たってうとうと。
  海斗くんがこっそり起こしてくれたなら、
  ノートの端っこにありがとう、と
  書いて彼にちらりと見せたのです。

  講義終わりは背伸びから入りまして、
  海斗くんに声をかけられると
  おうちに帰る!と言いまして。    ]


   歩きながらお話しする?
   それとも、まりんのおうちに来る?


  *

 




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