242 『慰存』
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[すうすうと寝息を立てる少女に
血肉を求める狼が近づいているなどと
本人は知りもしないまま、
目隠しをされても、首輪と手枷をかけられても
全く目を覚ます気配も見せない。]
[絶対に安全なはずの自室、
意識のない状態でも冷たい手が這っていく感覚を
身体は律儀に拾うせいで、
時折色っぽく吐息が漏れる。
頭をなでられれば甘えるようにほんの少し身体が動き、
結果的に侵入者がより触りやすくなってしまう。
毎夜のように自慰を続けていた身体は
与えられる刺激には正直に反応して快感に変える。
眠っているのに。……いや、眠っているから。]
んっ……んふ……
[びくっと身体が跳ねて
抵抗するようにかちゃりと手枷が鳴っても
まだ、少女は目覚めない。
大切な人にしか見せないはずの場所を
勝手に晒されているのに何の抵抗もせず
脚を閉じることさえせず。
弄ぶような指先が秘所に触れたなら
既に刺激に反応して少し濡れてしまっているのも
毎夜のように刺激され続けた秘部が
悦楽の予感に期待して
ひくつきながら男を誘っているのに気づくのは簡単。]
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