人狼物語 三日月国


161 完全RP村【こちらアンテナ、異常アリ】

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視点:


ダビー! 今日がお前の命日だ!

船医 チャンドラは、メモを貼った。
(a4) 2022/07/17(Sun) 0:13:35

【人】 船医 チャンドラ

[スリープの処置が終わると、アンテナから発せられた通信>>1の声が辺りに響く]

明日はその二人、か。
……艦長殿に訊いても仕方無いのだろうが、どういう基準なのだろうな。

[技術組と頭脳労働組、どちらも浅くとも交流があるのはどうしたって後者で。
問いにもならない呟きを、つい漏らした]
(2) 2022/07/17(Sun) 0:29:32

【人】 船医 チャンドラ

[――此処、ここに来て。
自分が選ばれないことに対しての不安や、諦めに近い感情や、様々な思いもあれど]

[ラサルハグの脚を取り戻す意思のあるアマノが生還する可能性が上がったことを「よかった」と思えた自分の心に、僅かに安堵した*]
(3) 2022/07/17(Sun) 0:32:55

【人】 船医 チャンドラ

― 自室 ―

[ごろりと寝返りを打つ。
ただでさえ寝不足で、慣れないことばかりで、眠い筈なのだけれど――今日も睡魔はなかなか訪れてくれない]

[書面での交流が主で、こちらの顔を忘えているのかいないのかすら怪しい>>1:120>>3:6同僚の顔を思い出す]

[人が持つ五感の記憶の中で、最初に忘れてゆくのは聴覚――『声』なのだと、どこかで読んだ。
次は視覚、その次は触覚、味覚。そして、最後に嗅覚。
顔が忘れられているのなら、声などとっくに忘れられているのだろう]

[流石に起きてすぐ忘れられているのは寂しいから、せめて声くらいは聞きに――聞かせに行った方が良いだろうか]
(9) 2022/07/17(Sun) 1:14:42

【人】 船医 チャンドラ

― 自室 ―

[そうして朝が来て。
目覚ましのコールを掛け忘れたが故に朝寝を堪能してしまった自分が目覚めたのは、一通の文字通信>>8の通知だった]

…………ざんげ?

[寝起きで好き勝手に跳ねている髪を抑えながら、ぼんやりと端末を眺める。
何故医師に懺悔を?カウンセラーと間違えていないか?と、考えてから]

『あと(38)20n40分待ってくれ。
 その後なら時間を取るから』

[文字で訊ねる事はせず、自分の身支度の時間を確保した予定だけ送信した*]
(10) 2022/07/17(Sun) 1:15:16
船医 チャンドラは、メモを貼った。
(a10) 2022/07/17(Sun) 1:22:17

【人】 船医 チャンドラ

[身支度の時間に、朝食を含めるのはすっかりと忘れていた。
約束したばかりのゾズマの笑顔が思い出されて、少し気まずい]

[味覚が嗅覚に次いで人の記憶に残るもの>>9なら、アマノの料理の味は皆の記憶と心に長く残るだろう――]

[それは兎も角として、早く身支度を終えないと]
(13) 2022/07/17(Sun) 1:40:56

【人】 船医 チャンドラ

― 医務室 ―

[ノック>>14を受け、ふぅっと息を吐いてから、声を出す]

――ああ、いるよ。
時間通りかな。

[髪もきちんと整え、化粧もして、白衣の裾はヨレているかもしれないけれど。いつも通りの医師の顔で、余裕ぶった声で応対する。
直前までばたばたと身支度を整えていたとは、多分バーナードにも他の誰にも気付かれないだろう。
――いや、サダル辺りなら勘付きそうだけれど]

……で、懺悔、だったか。
カウンセラー相手じゃなく、私にする懺悔とは何かな?

[通信は間違いでは無かったらしいと内心思いながら、笑顔で訊ねた]
(15) 2022/07/17(Sun) 1:51:26

【人】 船医 チャンドラ

うん?
いや、大丈夫。今の時間なら予定は無いから。

[明日以降の朝の時間は――考えたくはないけれど、朝食の支度をしなければいけないのだろうか。自分が]

私に?頼み?
医者として役に立てるようなら聞いてあげたい、が

[「実行」だの「保留」>>16だの、あまり一般的に頼み事に対しては使わない言葉が並ぶのに、眉を顰めて]
(18) 2022/07/17(Sun) 2:12:51

【人】 船医 チャンドラ



…………とりあえず、聴くだけ聴くよ。
 
(19) 2022/07/17(Sun) 2:13:01

【人】 船医 チャンドラ

[と、言った>>19ところに、聴こえた言葉>>17に]

――――――――は、あ?????


[思わず、大声で返した*]
(20) 2022/07/17(Sun) 2:16:04

【人】 船医 チャンドラ

…………。

[順を追って話すというバーナード>>21に、じとりとした視線を送って先を促す]

[――最初の話は、分からないでもない。
可能性の話だけであれば、確かにこの船の中ではバーナードが残るのが一番全員での生存率が高いだろう。
飽くまで可能性だけの話で、実現性は脇に置いた場合の話ではあるものの]

[ただ、次の話>>22>>23からがおかしい]

[「脚が元気なうちに切れ」だとか「身体の有効活用」だとか。
それは、それこそ、彼が彼自身の身体を安価な生体パーツ・・・・・・・・としてしか見ていないようで]
(25) 2022/07/17(Sun) 3:09:53

【人】 船医 チャンドラ

[ふぅっと、大きく、大きく息を吐く]

あのねぇ……
言いたいことは、色々あるのだけどさ。

[今度は、吐いた息を大きく吸って]

…………こっっの、ばか!!!!!!


[本日、二度目の大声を出した。
壁に住んでいるかもしれないメアリーさんやミミアリーさん、バーナードの鼓膜がどうなろうとこの際どうでも良い]
(26) 2022/07/17(Sun) 3:10:19

【人】 船医 チャンドラ

…………あのさ、まずだけど。
君は、医者を血も涙もない悪の組織の一員だとでも思ってる?

それとも、私個人をそういう人間だと思っているということでいいかな?

[個人的な思想や姿など、眠っている彼くらいにしか見せてこなかったのだから、そう思われている可能性があってもおかしくはない。
――おかしくはないけれど。医師としても、それこそ個人的にだって、面白くはない]
(27) 2022/07/17(Sun) 3:11:35

【人】 船医 チャンドラ

それにさ、前にも訊いたけど、君の希望と態度は矛盾しているけど……自覚、ある?

――って、ああ、あの時は君、寝ていたのだっけ。

[いつかの問い>>2:260と、聞けなかった答え>>2:265>>2:266
特別を増やしたくないだろう彼が、アマノに出自を明かした>>23というのなら、余計に]
(28) 2022/07/17(Sun) 3:11:51

【人】 船医 チャンドラ

……ラサルハグの義足は、きちんと預かって医務室ここに保管しているよ。
私がスリープ対象になったなら、アンテナに託すことになっているがね。

[一応は、問い>>23には答えて。
アマノの熱烈過ぎてここだけ切り取っても意味が分からない又聞きの台詞>>24には、ノーコメントを通そう。後で本人に訊けば良い話だ]

[肩を竦めて息を吐く仕草をするバーナードに、そうしたいのはこちらなのだけどと目を伏せた*]
(29) 2022/07/17(Sun) 3:13:01

【人】 船医 チャンドラ

[相手が再就職先>>30について考えているなど知らないから、ただ表面から見える歯切れの悪い言葉>>31を拾って]

うん、君が私の人間性に疑問を持っている訳でないことは喜ばしいね。

……で、だけど。
『いいひと』は病んでもいない仲間の脚をちょん切ったりもしないし、そんな行為を『医療行為』とも世間は呼ばないのだけど、知っているかな?

[口を尖らせこの期に及んで「リソース」などと口にする彼>>32に、にこにこと問い掛ける。
思わず子供に向かって諭すような口調になってしまうのは仕方が無いことだろう]

[これは自分個人の医師としての思想以前に、人間としての常識なのだから]
(34) 2022/07/17(Sun) 4:21:45

【人】 船医 チャンドラ

[何故ラサルハグの義足の行方を気にしているかと思えば、また碌でもない質問>>33をされて]

……可能か不可能かで言えば、技術的には可能。
ただ、アレはラサルハグの体格や様々なデータに合わせて作られたもので、君には合致しない。

で、技術的には可能だが、実現可能かで言えば、不可能。
そもそもアレはラサルハグの資産だからね、君の希望や私の判断で勝手に使えば盗難か横領になる。

[敢えて感情を排した、分かり易い言葉を選んで返す]
(35) 2022/07/17(Sun) 4:22:09

【人】 船医 チャンドラ

それに……

君がそうしたところで、ラサルハグが喜ぶはずがない……と言い切れるほど、私は彼のことを知っている訳ではないけどね。
君の知る彼は、それを喜ぶような人間だったかい?

[言い切れはしないけれど、自分の知るラサルハグだって、そんな人間ではなかったと思う。
きっと、バーナードを『馬鹿』と叱る仲間になってくれるだろう]

バーナードが脚をくれると言って喜んで受け取るような男なら、そもそも君の脚である必要だってない。
君なんかよりよっぽど頑健で、ラサルハグの体格や体質にも合致する、よりよいパーツ・・・を地上で選び放題なんだから。

[突き放すような言い方になるけれど、有り得ないその前提さえ正しければそれは真実だろう]
(36) 2022/07/17(Sun) 4:23:13

【人】 船医 チャンドラ

君は、なんでラサルハグに脚を渡したいのかな。

……ああ、リソースの有効活用なんて世迷い事はもう言わないでね。

ラサルハグに感謝されたい?
それとも、彼に負い目を背負わせて自分を忘れないで欲しい?
自分が世界に居たという証でも残したい?それにラサルハグを利用するのかい?

[猫が、他人が何を考えているかなんて分からないから、自分で思い付く限りの予想を並べ立てる。
何故か必要以上に感情が昂ってしまって、後の方の言葉は唇が震えて上手く言えていなかったかもしれない**]
(37) 2022/07/17(Sun) 4:24:23
船医 チャンドラは、メモを貼った。
(a12) 2022/07/17(Sun) 4:33:29

【人】 船医 チャンドラ

― 午後のどこか・医務室 ―

[本を返しに訪れたアマノ>>54をいつものように医務室のデスクで出迎える]
[どんな顔で彼を迎えたかは朝の訪問者との話の終着点にもよるけれど、恐らく『いつものようなお医者さん』の顔は出来ていなかっただろう]

ああ……返しに来てくれたのか。ありがとう。

[律儀に貸した本の返却に来てくれた彼は、更に律儀にも彼自身が整理してくれた本棚に本を戻していく]

[彼の言う「あと3冊」に『はじめての一人暮らしごはん』が含まれていることに気付いて「あれは返さなくていい」と言い掛けたけれど、彼が居なくなってしまえば必要なものかもしれず。
アマノの置き土産を食したかは置いておいて、少なくともまだストックのメモ>>41は見ていないから、口を噤んだ]
(79) 2022/07/17(Sun) 14:41:41

【人】 船医 チャンドラ

何か飲んでいくかい?

[この時間だ、この船でアマノが飲む珈琲があと何杯かは知らないけれど、その少ないだろう数の中、わざわざ医務室の不味いコーヒーを飲むという選択肢は恐らくないだろう。

けれど、いつものように問い掛ける]

……それとも、今のうちに検査でもしておく?

[この問い掛けだけは、いつもの流れには含まれなかったなと思う]
(80) 2022/07/17(Sun) 14:41:51

【人】 船医 チャンドラ

[話がバーナードの『世迷い事』に及べ>>55ば、一瞬、どんな表情を浮かべれば良いのか分からない顔をして]

……ああ、アマノに止められて、『保留』だとか言っていたね。

[はぁっと、目を伏せ溜め息を吐く。
「止めてくれてありがとう」というアマノへの感謝の気持ちと、これだけ心配してくれているアマノに止められていて何で分かっていなかったんだという気持ち半々に]

――……馬鹿な子供が馬鹿な真似をしないように止めるのも、大人の仕事だろう。

[実際はバーナードの方が自分よりは歳上で、自分だって情緒の面ではそう大人という訳でも無いのだけれど、そう零す。
――それは、未だ知らないスピカの状態>>45>>46にも言える訳で]
(81) 2022/07/17(Sun) 14:42:40

【人】 船医 チャンドラ

[熱烈過ぎてここだけ切り取っても意味が分からない又聞きの台詞>>29については]

そういえば、バーナードが言っていたのだが。
……「ラサルハグの右脚は俺だけのものだ」そうだけど、ラサルハグの義足はアンテナに管理してもらうから、スリープには持ち込めないからね。

[恐らくそういう話ではないだろうことは何となく理解しながら、そう言い置いておく。
アレは、自分が眠るにしろ残されるにしろ、いずれはアンテナに管理してもらうことになる。

医務室ここに置いているのだって、半分は自分の感傷故のようなものだ]

[器用にも顔色を赤くしながら青くするという芸当を見せたアマノ>>56に、「やっぱり私は君のことも全然知らなかったのだね」と、くすりと笑った*]
(82) 2022/07/17(Sun) 14:44:49

【人】 船医 チャンドラ

― 朝・医務室 ―

[臓器移植ならする>>70というバーナードの言葉に、元より全く愉快な気持ちを含まなかった笑顔が更に曇る]

[あまり誰にも――それこそバーナードには特に言いたく無い話ではあるけれど、生体パーツ・・・・・を使った移植の経験がゼロとは言わない。
母星を出た時点で元大病院の娘の権力などあまり効力が無く、現代で医師になる為には、どうしたって必要な行為だった。
直接、彼ら彼女らからソレを取り出すことだけは避けられたけれど、それはその時に運良く脳死患者が居たという理由からだ]

[動揺を悟られずにいたから、彼が視線を合わせずに居てくれたのはこちらとしても幸運だった]
(83) 2022/07/17(Sun) 15:38:47

【人】 船医 チャンドラ

[ラサルハグの人間性をそう認識>>72しているのなら、何故そんなことをしようとしたのか。
サダルにも相談していたなんて知らないから、分かるのはバーナードの言葉から知れる『敢えてラサルハグの寝込みを襲うようなタイミングでの計画を立てていた』という事柄のみ]

……費用面か。
君は知らないかもしれないが、アンドロイド艦長付きの宇宙船の機関士長ともなれば、結構な高給取りな筈だね。
地上に浪費家の恋人でも居ない限り、そう使う機会も無いだろう。

[要は、「恐らくラサルハグの持つ資産はなかなかのものだろう」と。
いや、実際のところは知らないけれど]

期間だって、ラサルハグがその気になれば秒で手配は整う。
実際に施術するまでは色々と手続きや調整は必要だろうけど……
スリープさせた人体の一部だけを、本当に実用に耐えられる物か検査して、使えるように調整してから施術するよりは余程早いだろうね。

[飽くまで軽い調子>>71で話していたバーナードが諦め悪く口にする言葉を、口にする度、丁寧に潰していく]
(84) 2022/07/17(Sun) 15:39:07

【人】 船医 チャンドラ

[気持ちが分からないから訊いているのに、俯く彼>>73は、首を傾げたり振ったりするだけで、言葉にしてはくれない。
彼が俯いているうちに、昂りからの生理的なものだろう涙を、溜まった目の端から拭う]

[やがて何を考えているのか分からない彼>>74の、謝罪の言葉が耳に届く]

――――――……

[「本当に悪いと思っている?」
……そう訊きたかったけれど、きっとそれも答えて貰えない気がして、押し黙る]
(85) 2022/07/17(Sun) 15:40:06

【人】 船医 チャンドラ

[やがて無言の時間が破られて。
こちらの顔色を窺うように「もうひとつ質問と相談」と声>>74を掛けられれば]

――――……はぁ。

[無言の時間は、きっと自分の気持ちも多少は落ち着かせてくれた。
溜め息なのか深呼吸なのか分からない息を吐いて]

……いいよ。聴くだけ聴こう。

[つい最近、地頭は良くても『自分は他人の気持ちが分からない人間だ』と自覚したばかり。
それでも、今のバーナードが持ってくる話が碌なものでないだろうことは、余程鈍くでもない限り察せられる]

[だから、一つ目の『懺悔』>>19の時と同じように、ただ少しだけ覚悟のニュアンスを混ぜて返した*]
(86) 2022/07/17(Sun) 15:41:05
船医 チャンドラは、メモを貼った。
(a24) 2022/07/17(Sun) 15:52:37

【人】 船医 チャンドラ

[サダルから、いつもの書類ではなく文字通信>>66>>67が入ったのは、昼間のこと]

[バーナードの話については朝本人から聞いていたから、「サダルにも相談していてあれか」と一瞬、記憶の中のバーナードへと胡乱な目付きを向けて]

[ラサルハグとアマノの関係性については。
報告されたところで、複雑な人間関係や……まして色恋沙汰に絡む話になるのであれば、医師としても個人としても言えることも出来ることも無いから。
彼らのプライバシーの為にも、恐らくは報告されずに正解だったのだろう]
(98) 2022/07/17(Sun) 17:28:30

【人】 船医 チャンドラ

[通信の内容がスピカのことに及ぶと、昨晩の様子のおかしいスピカの姿>>90を思い出す]

[未だ大人げなくも、責任の所在を誰何>>1:240>>1:263していた時の複雑な気持ちは晴れていなくて。
そんな彼女にどう声を掛けたら良いかも分からず、アンテナと共にスリープ室を出るとそっと立ち去ってしまった]

[あの後、彼女はきちんと部屋まで帰れたのだろうか]
(99) 2022/07/17(Sun) 17:29:13

【人】 船医 チャンドラ

― 夜・カウンセリングルーム ―

やぁ、サダル。……久しぶり?

[昼の通信は特に返信を必要とする内容では無かったから、それには触れず、訪れたカウンセリングルームで彼に対面する]

昼のうちに検査に来るかと思ったけど、来てくれなかったから私から来てしまったよ。
……まぁ、ここじゃきちんとした検査はできないから、結局はスリープルームですることになるのだがね。

[そもそも「来い」とも言っていないのだから、彼が勝手に察して医務室に来る筈は無いのだけれど、そう言って]

少し雑談に付き合ってくれないかな。
ああ、ここに残った菓子類を提供してくれると嬉しいな。

[図々しくも、そう続けた*]
(101) 2022/07/17(Sun) 17:29:36

【人】 船医 チャンドラ

[事務的な会話、最近の出来事、検査の中>>92で話すのは、そんな他愛のないもの。

――なら、良かったのだけれど]

[アマノのバーナード評>>94の前半には]

……ああ、そういうことか。

[自分が理解させようと――して欲しいと思っても中々通じなかったのは、そもそもその考えが『無』だったからなのかと、すとんと腑に落ちた]
(104) 2022/07/17(Sun) 17:52:25

【人】 船医 チャンドラ

[後半については、どうだろうと思う。
肉親からの情など記憶に無く、そう親しい間柄の人間も実は居なかったと気付いてしまった自分のような人間でも、浅ましくも自己愛には満ちている]

それこそ、呪いじゃないのかな。
生まれた場所で植え付けられたものが、あるのだろう。

[ラサルハグやアマノを巡る『呪い』の事は知らないし、勿論それとは性質が違う事も知らない]

[『自分が常人とは違う』やら『有効活用されるべき存在』だなんて考え、普通なら持ち得ない。
それが『絶対』で『正しい事柄』だとバーナードに植え付けた輩が、環境が、存在するのだろう]
(105) 2022/07/17(Sun) 17:54:00

【人】 船医 チャンドラ

[常は割と澄ました顔ばかり見せられていた気がする生物学者>>95>>96の、珍しい姿]

[彼の言う「くそ野郎」は……まぁ、バーナードの事だろう。
ぶん殴るという言葉は医師として淑女としては止めるべきなのかもしれないけれど]

[うん、まぁ、いいんじゃないかな。
だって今日眠るのはバーナードじゃないし、最悪明日に響かずアマノの拳も無事ならさ]

[そんな割と酷い内心の言葉は口にせず]
(106) 2022/07/17(Sun) 17:54:35

【人】 船医 チャンドラ

……君のことを知らなかった不甲斐無い私だから、参考までに聞かせて欲しいけど。
言葉の綾ってことは、本意はどこにあったのだろうか。

[感謝してくれただなんて気付かないから、悪意無く追い打ちをする。
だって、他人の気持ちは本人に訊かないと分からないものだって、この歳でやっと分かったからね*]
(107) 2022/07/17(Sun) 17:54:56
船医 チャンドラは、メモを貼った。
(a28) 2022/07/17(Sun) 18:01:48

【人】 船医 チャンドラ

― カウンセリングルーム ―

[カウンセラーは、本棚を整理していたらしい。
こちらはカウンセリングに訪れた訳ではないのに、診断結果>>108を告げてくるサダルに苦笑して]

そっちこそ、職業病なんじゃないか?

[流石に冗談だとは分かっているから、同じ調子で返す]

ああ、じゃあ紅茶を頼む。ミルクも砂糖も要らない。

[今日は苦い物を飲み干し過ぎた。さっぱりした物で口直しがしたい。
それに提供された菓子類は、アマノの料理を食べた後には少しばかり重過ぎる]
(119) 2022/07/17(Sun) 21:28:17

【人】 船医 チャンドラ

[用向きを訊ねられたなら]

ほら、君、昼間に通信してきただろう?
スピカのことを聞いておこうと思って。

[紅茶を一口飲んでから、そう答える]

あとは、前に相談した『猫』のこと。
まぁ一応、あれは参考にはならなかったのだけど、礼は言っておくよ。

[紙片の事を指して、そう伝えて]

それに……そう、少し君のことを知っておきたいと思って。

[今夜眠るのは目の前の男で、立場が逆ならおかしくはないけれど。
自分の側から言うには、少しおかしな話だったかもしれない*]
(120) 2022/07/17(Sun) 21:29:38

【人】 船医 チャンドラ

― 昼・医務室 ―

ああ、呪い。

[問いの形で『呪い』の単語を鸚鵡返す>>113アマノに、更に言葉を重ねる]

……考えてみてくれ。
生まれた時から、「お前達は人間ではない」「人間とは存在する意味が違う」「人間の役に立ってこそ価値がある」――そんなふうに吹き込まれて育って。
周りの同年代の子供達も、少し年嵩の者達も、それを当たり前のことだと疑問も持たず受け入れている環境に身を置いていたら。

『洗脳』と、言い換えた方が分かり易いかな。

[医師が口にするにしては少し詩的過ぎた先程の言葉を、直接的な単語に置き換える]
(122) 2022/07/17(Sun) 22:11:19

【人】 船医 チャンドラ

……もっとも、これは私の想像でしかないがね。
きっと似たようなものだろう。

…………彼はとても人らしかったし、そんな素振りも無かったから。
そんな洗脳からは、逃れた個体なのだと思っていた。

[敢えて、『個体』という単語を使う]

[少なくとも、自分はそう捉えていた。
あまり医務室に来ていないことは記録上も記憶上も知っていたけれど、それを理由に避けられているとまでは――言われていないので、未だここに来ても気付いてはいない]

[もし彼が度々体調不良で医務室を訪れていたなら、彼の身体の特異性を度々思い出すことになっていたのだろうけれど]
(123) 2022/07/17(Sun) 22:12:22

【人】 船医 チャンドラ

[分からない事は訊くことにしようと思い立ったから、実行をした]

[最初は歯切れ悪く>>114、やがて順々と重ねられる言葉>>115たち。
蒼みを帯びていた顔色は、すっかり紅く色付いてみえる]

[『バーナードの右脚をラサルハグに付け替える』
……それは、事象としては同じものだけれど]

[自分が嫌なのは、『一人の人間として健全な状態のバーナードの右脚を誰かに付け替える』ことで。
アマノが嫌なのは、『自分以外の人間の意思が介入する物をラサルハグに負わせる』>>116こと]

[それは全然全く、意味の違う話で]
(124) 2022/07/17(Sun) 22:13:33

【人】 船医 チャンドラ



――やっぱり、熱烈だった。

[言葉を切り取ったからではない。
そもそも、それが正しい形だった事を知って]


[ぱち、ぱちりと、二回目を瞬かせてから。ぽつりと呟いた*]
(125) 2022/07/17(Sun) 22:14:34

【人】 船医 チャンドラ

― 朝・医務室 ―

[丁寧に潰し>>109ているのは、光でもなんでもないと、相手の気持ちが見えていたなら言っていただろうけれど。
幸か不幸か相手の気持ちは見えないから、ただ淡々と彼曰くの『光』をすり潰してあげて]

……ああ、要らない。

[俯いたまま零された呟きに、もう震えてはいない声で返す]

君個人ならともかく、君の脚だけなんて。
ラサルハグにも、この船の誰にとってだって、きっと無価値なものだよ。

[こちらも、淡々と告げて]
(139) 2022/07/17(Sun) 23:06:12

【人】 船医 チャンドラ

[しょげた様子>>110を見せるバーナードに、漸く諦めてくれただろうかと少しだけ安堵する。
そうして、顔色を窺いながらの問い>>111に、耳を傾ける]


……うん、うん。

んん?

[始めは一応、頷いて聞いていたけれど。
次第に理解が追い付くと同時に、額に手を当て目を伏せる]
(140) 2022/07/17(Sun) 23:06:24

【人】 船医 チャンドラ

[そうして]

――……アマノがかわいそうだろ!ばか!!!


[既に身構えた様子を見せる猫改め犬>>111の期待通りに、三度目の大声を浴びせてやった]
(141) 2022/07/17(Sun) 23:06:39

【人】 船医 チャンドラ

[元よりバーナードの身体データを知っている自分ならば兎も角、初めて出自を聞かされた上に即そんな相談事を受ける羽目になったアマノが気の毒だ]

君、私に懺悔しにくる前にアマノに謝ったかい?
まだだったら、絶対に謝っておけよ??

[また額に手をやって、頭を抱える]
(142) 2022/07/17(Sun) 23:06:59

【人】 船医 チャンドラ

……一応、質問>>111とお願い>>117に答えるとね。

君はそもそも、医者というものを誤解している。
船医だから外科の役割も内科の役割も担ってはいるがね、一般的な医師は、ヒト一人の具体的な作り方なんて知らないよ。

[溜め息交じりに、また一つ一つ説明を続ける]

私個人の研究テーマは近いとは言えるけど、部位単位での再生だから……
そうだね、私が仮に、君を丸ごと一人複製しようとするなら。

各部位の細胞を少しずつ採取して、
元の部位と同じものになるよう培養して、
そうして、出来た君の複製品たちを、丹念に繋げることになるだろうね。
(143) 2022/07/17(Sun) 23:31:57

【人】 船医 チャンドラ



……そもそも。
その『部位単位の複製』が、今の技術ではできない訳だが。

[それが出来ていれば苦労していないし、それが出来ていれば、きっとバーナードのような存在はこの世に生まれてはいない]
(144) 2022/07/17(Sun) 23:32:35

【人】 船医 チャンドラ

[そもそも何故そんな事をしたいのか念の為に訊いてみれば、返ってきた答え>>3:279>>3:281に再度頭を抱えることになって]

……意味が分からない。

[意図や意味を説明されたって、何がしたいのかがさっぱり分からない。
希望だけを聞けば、予想のうちの『自分の存在の証でも残したい>>37』のが正解かと思えるけれど、それは否定>>73で返されている]

――よし。分かった。

[嘘だ、何一つ分かってはいない。
いつかのスピカの時>>2:255と同じ、自分には分からないことが分かっただけ]
(145) 2022/07/17(Sun) 23:33:19

【人】 船医 チャンドラ

バーナード。
……君、私と子供を作れ。

[彼の身体が――欲も機能も、色々と制限されているのは知っている。
知ってはいる、けれど]

何事にも例外はあるし、結果が分かるまでは可能性はゼロじゃない。
どうせ賭けみたいな気持ちで、遺伝子を遺したいなら、そっちの方がよっぽど健全だ。

[意味の分からない自己犠牲より、分かり易いだろうと。
箱の中の猫>>0:122は死にゆく猫かもしれないけれど、早く助けてやりさえすれば死んだりしない]

[尤も、これだって自分が残されるのなら、賭けにもならない話ではあるけれど]
(146) 2022/07/17(Sun) 23:34:08

【人】 船医 チャンドラ

[――話を終えて]

[懺悔をしに来たという割には無茶な依頼をして。
それを丁寧に断られた相手>>118は、暫し立ち上がる事も出来ない様子だった]

[付け加えるように告げられたスピカについての密告>>112については。
まだ、サダルからの通信は受け取っていないから、深刻には捉えず言葉のまま受け取って]

……スピカもか。
ゾズマといい、うちの乗組員は自分のことより職務を優先しがちで困る。

[類は友を呼ぶということかと、呆れ交じりに溜め息を吐いて]

君も、無理も無茶もしないように。

[しょんぼりと尾を垂れる大型犬の如く背を丸め立ち去るバーナードに、そう声を掛けた*]
(147) 2022/07/17(Sun) 23:35:22

【人】 船医 チャンドラ

― 午後・医務室 ―

[思わず零れた呟き>>125に、返された笑顔>>130は衒いも恥じらいもない、自然なもの]

――――……

[今まで自分が見てきたアマノの顔とは、全く違う。
人を想う者の笑みとはこんなに綺麗なものなのかと見惚れていると、耳に届いたのは『キス』という単語]

[先程までの血生臭い話とのギャップで風邪を引きそう――なんて最初に思ったのは、きっと現実逃避の一種だろう]
(148) 2022/07/17(Sun) 23:53:36

【人】 船医 チャンドラ

…………そ、そうなの、か。

[その現場に居たと思われているなんて知らないから、暫くして漸くそれだけを返して]

へぇ…………
ああ、うん。二人とも想い合っているなら。

いい……んじゃないかな?

[自分自身、全く経験が無い訳ではない。
人並よりは少ないかもしれないけれど、色恋沙汰の絡む物語だって目にする機会はあった]

[ただそれが、自分の知る者同士となれば、つい情景を想像してしまって。
アマノがなかなか重い事を言っていることには気付かず、赤い顔でこくこくと頷いた*]
(149) 2022/07/17(Sun) 23:54:51
船医 チャンドラは、メモを貼った。
(a33) 2022/07/17(Sun) 23:58:19

船医 チャンドラは、メモを貼った。
(a34) 2022/07/17(Sun) 23:59:49

【人】 船医 チャンドラ

― 夜・カウンセリングルーム ―

[まず話した>>135のは、スピカのこと]

……ああ。
それが管制官の仕事でないのも、すべきことでも無いことは、私にも分かる。

[ゆるゆると、上がる紅茶の湯気のように静かに語られる話]

スピカは、そんな事まで抱え込もうとしているのか?

[朝、バーナードからも密告>>112があった、スピカの『仕事』について思いを馳せる。
今夜はもう遅い、明日の朝にでもスピカに会いに行こうと決めて]
(155) 2022/07/18(Mon) 0:38:47

【人】 船医 チャンドラ

分かった。
明日以降……というか、明日、か。気を付けて見てみよう。

[こくりと頷く。
明日以降と言ってしまったけれど、少なくとも明後日には、結果がどうなったとしてもスピカには会えない。
その先は、また別の話で]

――と、言うか。
君が気付いていたなら、君からスピカと話してくれていたらよかったのに。

[確かについ先程、本人から「ワーカーホリックではない」の言葉>>134はあったけれど。
これは職務のうちではと、つい紅茶の湯気越しにじとりとした視線を送ってしまう]

[そして自分がサダルから通信を受けてすぐにここへ来ていたなら、本職の彼に向かわせることも出来ただろうと思う]
(156) 2022/07/18(Mon) 0:39:57

【人】 船医 チャンドラ

……ん、宇宙の真理?

[勿体ぶって告げられる気配>>136に、つい身構えて。
そうして落ちた囁きに]

――は?

[と、ぽかんとしてしまう]

いや、うん。
猫はかわいい……な?

[宇宙の真理:「猫はすべからく可愛い」――そうだね、猫は可愛い。
何やら含みがある気はするけれど、一応、頷いて]
(157) 2022/07/18(Mon) 0:40:14

【人】 船医 チャンドラ

……サダル、君の言葉は、少々詩的すぎるよ。

[重ねられた言葉>>137に、『猫』が何を指すのか思い当たり、目を伏せる。
もしかしたら、彼の言い回しのそもそもの発端は、以前の抽象的過ぎる相談のせいかもしれないけれど]

そうだね、猫はかわいい。
あの猫がかわいい猫かは物議を醸すと思うのだが、広い世界を知ってもらいたいね。

[サダルの言葉は、『猫』を『作られた生命』と置き換えると、バーナードの状況に近いように思えた。
猫が誰の事とも知らない筈で、勿論、バーナードの身体の事も知らない筈なのに]
(158) 2022/07/18(Mon) 0:40:44

【人】 船医 チャンドラ

[本題のつもりで「君のことを知っておきたい」と告げた>>120ところ、返ってきたのは意外そうな瞳>>138]

リソース、って。
……いや、もう会えなくなるかもしれない友人のことを知っておきたいと思っても、おかしくはないだろう?

[余裕が無さそうだと思われているのなら、それは正解だけれど*]
(159) 2022/07/18(Mon) 0:41:09
船医 チャンドラは、メモを貼った。
(a36) 2022/07/18(Mon) 0:45:08

【人】 船医 チャンドラ

― どこかの時間 ―

[結局朝食は抜くことになってしまって、初日からゾズマとの約束を破ることになった。
ただ、昼食と夕食はしっかりと取ったので、きっとゾズマも許してくれる――筈だ]

[起き抜けに少し色を付けたくらいの時間にするには、重過ぎるうえに苦過ぎたバーナードとの話を終えて。
アマノからの文字通信>>41を見たのは、もう昼を幾らか過ぎた頃だった]

…………わぁ。

[『色々作っておいた』の言葉に違わず、食堂にはどういった基準で選ばれたのか様々な料理が並んでいた。
ストックもあるということだけれど、空腹を満たすのが先とスパイスカレーをよそい、頬張る]
(160) 2022/07/18(Mon) 2:03:49

【人】 船医 チャンドラ

――ん、美味しい。

[ぴりっと舌を刺し、ふわりと香辛料が香る、スパイスカレー。
まだ曾祖父が存命の頃――あまりよくは覚えていない頃――食べた、懐かしい香り]

[一人暮らしを始めるにあたって、買った書籍>>2:236
一見してタイトルに惹かれたのもあるけれど。似たようなタイトルが並ぶ中、アマノに貸した本を手に取った決め手はこの料理のレシピだった]

[どう考えても初心者向けではない料理まで網羅されたその本は、どうにも自分には合わなかったようだ。
アマノにはとても良い教本として活躍してくれたようで、彼が数日で料理の才能を開花し過ぎたことには、最早羨ましいという感情すら芽生えない]

[そう、本が合わなかったのだ。きっと。
――いや、そうでないことは、自分がよく分かっているけれど]
(161) 2022/07/18(Mon) 2:04:13

【人】 船医 チャンドラ

[懐かしい――けれど、ああ、違う。
もう顔も覚えていない、恰幅の良いシェフの作ったスパイスカレーの味ではない]

[レシピが違うのだから当たり前なのだけれど、これは『アマノの作ったスパイスカレー』の味]

――……これが味覚の記憶、か。

[あまり覚えてはいないけれど、カレーを食べる時だけは、あまり喋らない曾祖父が両親の話をしてくれていた気がする。
違うけれど似た味の、スパイスの香りが鼻から抜ける度、その時のどこかふわふわした気持ちを思い出すようで、嬉しかった**]
(162) 2022/07/18(Mon) 2:05:15
船医 チャンドラは、メモを貼った。
(a48) 2022/07/18(Mon) 12:28:54

【人】 船医 チャンドラ

― 朝・医務室 ―

[――ヒト一人の作り方。
正確に言えば、従来の未受精卵と細胞核を使用したクローン技術であれば可能ではある。
自分の求める技術では、不可能というだけ]

[ただそれは、彼の望みが無理な依頼だと理解してくれそうなバーナード>>164>>165に、わざわざ教える必要はない。
自分には二重の意味で叶えてあげられない分野なのは確かだし、やはり叶えてあげたところで意味がある行為には思えない]
(208) 2022/07/18(Mon) 14:34:38

【人】 船医 チャンドラ

[どうして分からないのかと言わんばかりの彼>>166に。
寧ろどうしてそれで分かると思えるのかと、至極真面目な顔で提案>>146をした――つもりで]

[彼から返された裏返った声>>167には、散々驚かされたし大声を上げさせられた身としては、少しばかり溜飲が下がる思いをしたのだけれど]

[冗談と思われるだろうか。
本気なのだとどう説明すればいいかと考え、可能性の話に変えて言い募れば]

[返ってくる反応は少し想定と違って]
(209) 2022/07/18(Mon) 14:35:05

【人】 船医 チャンドラ

…………は。


したい、って。

[彼が何を言っているのか。
理解すると共に、みるみる顔に血が上って視界がぼやていくのを感じる]
(210) 2022/07/18(Mon) 14:35:39

【人】 船医 チャンドラ






――――っち、ちが……!

君としたいとか、そういう話ではなくて!!
ああでも君とはしたくないとかそういう話でもないけど!!

[バーナードとはどの程度の距離で話していたのか定かではないけれど、ばっと両手を翳して少し距離を取る。
あまり、今の顔は見られたくない]
(211) 2022/07/18(Mon) 14:36:11

【人】 船医 チャンドラ

ああああえっと、いや、今晩そういう、直接とかいう話じゃなくて、
ああでもそんな機材無いから直接という形にはなるが、こう直接どうこうじゃなくて、採取、そう採取させてもらってだな!?

ええっと妊婦がコールドスリープ対象になった事例ならば存在していて、その場合に母体と胎児共に問題無いのは立証されている。無事に元気な赤ちゃんが生まれたそうだよよかったよね。
一般的な期間を考えれば今晩からじゃ着床どころか受精もしないのだけど、胎の中で君のが死ななければどうとでもなるだろ知らないけど。惑星クジの高額当選に当たるよりは確率高いんじゃないかな。
君たちに子供が出来たらどうなるか分からないなんてどうせ方便だよ、君たちが人間らしくあるのが嫌なだけだよあいつらは。君たちの体細胞に悪影響があるなら人に移植なんてできるわけないだろ常識的に考えて。

[無茶を止めよう>>168としているなんて気付かず、質問に答えを返していた流れのまま頭に浮かぶ言葉をそのまま口にする。
気付いていたなら、意趣返しが出来たとでも思ったかもしれないけれど、そんな余裕は全く無い]
(212) 2022/07/18(Mon) 14:37:22

【人】 船医 チャンドラ

ていうかそういう話なんだと思っているなら青い顔して必死で止めるってちょっと失礼じゃないか君。
遺伝子を残したいって話なら納得できるんだよむしろ何で君の複製品を作りたいだなんて言うのかさっぱり分からない。
仮に作れたところで君と同じ遺伝子情報を持った赤ん坊か頭の中が全くの赤ん坊になった君と同じ姿をした誰かを作ることになんの意味があるんだ。作ったとして誰が育てるんだそんな赤ん坊を!私はそんな子供なら欲しくない!!
(213) 2022/07/18(Mon) 14:37:56

【人】 船医 チャンドラ

[一方は青い顔、一方は赤い顔で言い募り、話が終わる頃には双方ぐったりしていただろう。
バーナードが立ち上がる気力を持てる>>118まで、こちらもどうにか息を整え、またいつもの――多少、目元の化粧は崩れていたかもしれないけれど――医師の顔をして]

[スピカに対して馬鹿と罵って欲しかったらしい>>169事には気付かないけれど、気付いたところでご期待には添えなかっただろう
何せ他人に対して「馬鹿」なんて分かり易い暴言、善人ではなくとも善良な医師は、人生で目の前の彼くらいにしか言ったことがない]

[拗ねた様子で「無理も無茶も止められた」と返れば、取り敢えずは――先程の己の醜態を除いては――良かったと、思った*]
(214) 2022/07/18(Mon) 14:38:25

【人】 船医 チャンドラ

― 夜・カウンセリングルーム ―

[今頃は食堂で芳しい香りを放つ塩パン>>174が焼けた頃だろうか。それとも、もっと前、或いは後のことだろうか。
どちらにせよ、今は通知が来ても気付かずに]

[宇宙ハリケーンに遭ったあの日、デッキでの一幕>>190を語られる。
その場には居たのだけれど、サダルが皆へ向けて話していた>>1:324のは覚えているのだけれど、彼とバーナードとの遣り取りは記憶に無く]

……そう、か。

[今はまだ、サダルの言葉による対話は出来ないとプロとして判断>>191>>192したというのなら、それはきっと正しくて]

誰の言葉なら、温度なら、届くのだろうな。

[それは少なくても自分では無い気がして、託された『明日』の不安が、増した気がした]
(215) 2022/07/18(Mon) 15:53:13

【人】 船医 チャンドラ

[猫>>193の話]

――――好、

……喩えでも何でもない猫は、どちらかといえば好きだが。
喩えた方で言えば、好き嫌いの話じゃないよ。

[一瞬、種の話ではなく個人の話と捉え動揺しかかり、努めて冷静に種としての好悪の話として返す。
分かり易くと、何でもないことのように個人の名が出れば、
喩えが全く喩えになっていなかったらしい事は知れて、ただ、相手がサダルではそれもそう意外ではない]

バーナード、ね。
い、いっぱつ殴る……あまり自信は無いが、ああ、分かった。

[鍛えた成人男性相手では、こちらの拳の方を傷めてしまいそうではある。
そんな埒も無いことを考えながら、穏やかな雰囲気のサダルにしては随分と乱暴なカウンセリング手段に、こくりと頷いた]
(216) 2022/07/18(Mon) 15:54:11

【人】 船医 チャンドラ

[静かな瞬きでの反応>>194]

[『あっ、この反応は一方通行だったな』と――
少し前の自分なら気付かないでいられた事に気付いてしまい、苦笑を零す]

……文通相手ペンフレンドだって、友人には違いないだろ?

[そう言い置いてから、「平行線になりそう」という言葉には、こくりと頷いて]

ん、私のこと……か?

[サダルのそんな提案>>195に、首を傾げる]
(217) 2022/07/18(Mon) 15:54:52

【人】 船医 チャンドラ

[さて、今知りたい相手の事――知っておいて欲しい自分の事は、あっただろうか]

[好きなもの、嫌いなもの、どんな出自なのか、何か夢はあるのか。
色々と脳裏に浮かべてみるけれど、それは『今更知る必要はない』ことばかり]

[ 「今の状況をどう思う?」「怖くなかった?」
 「早く眠りたかった?それとも、残りたかった?」]

[――今日でなければ、訊ねてみたかったかもしれない。
ただ、今となっては皮肉と取られかねないし、
万が一「どちらでもいい」と返ってきてしまったなら、自分は恐らく「じゃあ変われよ」と思ってしまうだろう]
(218) 2022/07/18(Mon) 15:57:18

【人】 船医 チャンドラ

[悩んだのは、ほんの少し紅茶が温くなるくらいの時間だった筈で]


……ああ、じゃあ。

この船で過ごすのは、楽しかった?

[いつも飄々としていて、何を考えているのか分からない一方通行な友人。
これくらい教えてもらっても、知っていてもらっても、構わないだろう]

私は、そうだね……きっと楽しかった。
自分が残っても残らなくても、元のままの日々が残らないのが寂しいくらいには。

[同じ数というからには幾つか答えてくれるつもりなのだろうけれど。
今は、今するなら、これだけでいいか*]
(219) 2022/07/18(Mon) 15:58:36
船医 チャンドラは、メモを貼った。
(a49) 2022/07/18(Mon) 16:09:14

【人】 船医 チャンドラ

― 夜・カウンセリングルーム ―

[友人と思われていないなんて悲しい事実には気付けたけれど、内心の驚愕>>233までは流石に読めなくて。
もし読めていたなら、サダルが同じように苦笑したことへは「文通めいた内容にそうしていたのは君だろ]と呆れ顔を見せたかもしれない]

[幸い今は呆れ顔を見せることもなく。
先程の仕草>>138にしろ拗ねた表情にしろ、今まであまり見ていなかったサダルの幼げな反応を新鮮に思う]
(240) 2022/07/18(Mon) 17:53:10

【人】 船医 チャンドラ

どういう……

[口内でのみ呟かれる>>234言葉。
漏れ聞こえた部分だけを拾い上げ繋ぎ合わせて]
(241) 2022/07/18(Mon) 17:53:31

【人】 船医 チャンドラ

[カウンセラーである彼自身の精神性の話は、初耳で。
きっと面倒臭がりだろう彼がカウンセラーをしている理由もここにあるのかもしれないなと、勝手な予測も立てて、今は訊かない。
もし自分も眠ることになったら目覚めてから訊けば良いし、改めて友人関係を築いていけば良い話だ]

[だから]

胡散臭い笑顔を絶やさず婉曲な表現で煙に巻きながら相手の心に入ってきて、知らないうちに情報を持って行ってしまう。
優秀なカウンセラーで……でも優しいお兄さん、かな。

[自分の目から見た彼を、そのまま語っておいた]
(242) 2022/07/18(Mon) 17:53:44

【人】 船医 チャンドラ

[答え>>235と共に笑顔が返ってきたのは。
食後には重い、甘い甘い菓子を口にして、まだ仄かに温かい紅茶の最後の一口を飲み干した頃]

――うん、よかった。

[言い切られた言葉に、こちらも笑って]

じゃあ、後でね。
……あまり食べ過ぎて検査落ちとかはやめてくれよ。

[暗にスリープの事を仄めかしてから、カウンセリングルームを後にした*]
(243) 2022/07/18(Mon) 17:54:36
船医 チャンドラは、メモを貼った。
(a54) 2022/07/18(Mon) 17:58:18

【人】 船医 チャンドラ

― 夜・食堂 ―

[アマノからの文字通信>>174に気付いたのは、カウンセリングルームから医務室へと戻って暫くした頃]

……なんで塩パン?

[まだ備蓄がたくさんある筈の常備主食を『焼いた』というからには、焼いたのだろう。ただ温めた訳ではなく。
頭上に疑問符を浮かべながらも、そろそろ夕食は取っておいた方が良い時間で、素直に食堂へと向かう]

いいにおい。

[オーブンから焼き上がったパンが取り出されて、もう何時間かが経っている筈だけれど、食堂には熱されたバターと香ばしい小麦の香りがまだ漂っていた。
注意して意識してみればまだほんのりと温かい塩パンを二つと、今度はハヤシライス――二食連続スパイスカレーは胃腸に負担を掛け過ぎるので――を皿に取り、適当な席へと腰掛ける]
(244) 2022/07/18(Mon) 19:09:14

【人】 船医 チャンドラ

――うわ、全然違う。
焼きたてはもっと美味しかったのかな。

[少し冷めたパンはそれでも冷凍食品ストック品とは全然食感も香りも違って、勿体無いことをしたと思う。
素朴な味のパンは、濃厚なハヤシライスの舌触りと合わせても絶品で]

…………もう、食べられないのか。

[色々と備蓄やアマノの残した料理はあっても、焼き立てのパンを食べられることは無いだろう]
(245) 2022/07/18(Mon) 19:09:32

【人】 船医 チャンドラ

[あまり考えないようにして、分からない振り、気付かない振りをしてきたけれど。
実際のところ、正解は、明日アンテナが口にするまで分からないのだけれど]

[残されるのは、
スリープ中の乗組員を見守れる医師である自分か、
純粋な人間よりも価値・・が低いと見積もられてしまうだろうバーナードだ]

[誰から選ばれて眠っているか・・・・・・・・・・・・・の話ではなく、誰が選ばれて残されているか・・・・・・・・・・・・・の話]
(246) 2022/07/18(Mon) 19:10:52

【人】 船医 チャンドラ

[バーナードの密告やサダルに託された、スピカについては。
彼女がスリープから目覚めれば、明るい彼女には親しい者――自分よりも適任――がたくさんいるのだと思っていて]

[以前した約束>>2:553>>230が果たせなくなるようなら、それは詫びなければと思っているけれど]
(247) 2022/07/18(Mon) 19:11:27

【人】 船医 チャンドラ

[行儀悪くハヤシライスに塩パンを漬けてから齧ると、じゅわっと旨味のあるソースが染み舌に広がる]
[咀嚼に合わせ、朝のバーナードとの会話を思い出せば、じわじわと頬に熱が集まる]

[身体の中で育てるなら一緒>>222だと言われて、自分のことだからその時はきっと「過程が違う」とでも返したのだろうけれど。
そもそも、彼の子供を作るのに自分の身体以外のものを介すことを考え付きもしていなくて。
それによるリスクだって知識としては知っているし、考慮だってしていた]

[ハッキリと「お互い望んでない」と言われ>>223て、
驚いた様子>>224での問いには、勢いのまま「欲しくない子供を作るわけないだろ!??」と、叫んだ]

[――覚えが、記憶が、残ってしまっている]
(248) 2022/07/18(Mon) 19:12:26

【人】 船医 チャンドラ

好きとか嫌いとか、そういう話じゃなくて。

[それは多分、サダルにも言った>>216通り]

……彼の証を遺したいのは、私なんだ。

[だからそれが彼の望みなら、自分と同じ理由なら、理解も納得も協力も出来ると思ったのに。
全く同じ人間を作って、全く同じ記憶を植え付けても同じ人間にはならないと、意味は無いと、どうしたら分かって貰えるのだろう]

[今になって漸く自分の身勝手な願望を自覚してしまって。
記憶が味覚に紐付いてしまうなら、今後塩パンを食べる度にこのよく分からない居心地の悪い気持ちを味わうことになるのだろうかと、そう思った**]
(249) 2022/07/18(Mon) 19:13:21

【人】 船医 チャンドラ

― 自室 ―

[サダルの所で菓子を食べ、夕食を食べ。
腹ごなしにと途中になってしまっていた私室の片付けをしていた]

[ゲイザーが居た頃ならピシッとアイロンを掛けて貰えていた白衣は、うっかりと当てる時間を長く取ってしまい薄っすら茶色になってしまっている。
ハンガーにずらりと並んだ白衣達の中で、ここ数日洗った分だけが明らかに浮いて見える]
(269) 2022/07/18(Mon) 23:23:25

【人】 船医 チャンドラ


……ふぅ。

[今日は、色々と疲れた――こちらも疲れさせたかもしれないけれど、そこはお互い様だと思う――ので、ついベッドに座り、倒れ込む。
常に身に着けている黒のショールを引き寄せると、ぽふりと転がって]
(270) 2022/07/18(Mon) 23:23:38

【人】 船医 チャンドラ



 ・・・・・・・・・・・・
 
 
(271) 2022/07/18(Mon) 23:24:28

【人】 船医 チャンドラ


――――……!


[アラームの音でがばっと身を起こしたのは、アンテナに示された刻限の少し前で]

[その時はまだ、アマノからの文字通信>>260には気が付けなかった*]
(272) 2022/07/18(Mon) 23:24:59

【人】 船医 チャンドラ

― コールドスリープルーム ―

[アンテナに示された刻限には、特に問題無く間に合って]
[既にそこには、サダルと、恐らくアマノの姿もあった]

[サダルが何を考えているのかは、相変わらず分からない。
常の穏やかな顔のまま、コールドスリープ装置に横たわるサダルを視線で追っていると、視線>>253が合って]

……そうだな、私は医者だから。
ふふ、出不精のカウンセラー様が出張に来てくれるとは、光栄だな。

[実際には逆の立場となってしまった仮定の話>>254に、それでも嬉しいとは感じて、素直に微笑む]
(283) 2022/07/18(Mon) 23:49:58

【人】 船医 チャンドラ

[麻酔を打たれあとは眠るばかりとなったサダルは、それでも言葉>>255を重ねて。
「先に僕の話をする」と前置きをしてから始められたのは――恐らく、夜の会話の続き]

[簡単な自己紹介から始まる、『ひとつの答え』

[察したとはいえ、多分察せられたことを相手が気付いていたとはいえ。
「友達とは思っていなかった」とハッキリ言葉にされるのには、流石に複雑な気持ちで聴いていたら]
(284) 2022/07/18(Mon) 23:50:18

【人】 船医 チャンドラ

[答えを対価に落とされる、『ひとつの質問』>>256]

[ぱち、と瞳を瞬いてから]

――ああ。

ご丁寧な挨拶をありがとう、サダル・マリア。
私の名は、チャンドラ・ルーナ・セリーニ。
そこそこ優秀な美人女医だよ。
(285) 2022/07/18(Mon) 23:50:29

【人】 船医 チャンドラ

それで――

[そこまで返して、既に彼が眠りに就いていることに気付く。
実に安らかな、気持ちよさそうな、そんな顔で]

――――それで、君の友達だ。

[もう言えないかもしれないのだから、答えくらい聴いていけと、そう思った*]
(286) 2022/07/18(Mon) 23:50:37

【人】 船医 チャンドラ

[アマノ>>278も、自分を見送ってくれる想定だったらしい。
いや、この場合は言葉の意味通りで、「見送りに来てくれる」という事では無いかもしれないけれど――良いように受け取っておいても良いだろう]

……そうかい?
私は、アマノを見送る立場になると思っていたし……まぁ、うん、よかったとも思っているよ。

[そう告げて]

研究所のみんなによろしく。

[アマノが所属している研究所ではなく、以前話したことのある施設のことだとは通じるだろう。
アマノがラサルハグの脚を治してくれるのなら、一つ心残りが減ってくれるから]
(291) 2022/07/18(Mon) 23:58:00

【人】 船医 チャンドラ

[「また会おう」という言葉>>280には曖昧に笑って]

……おやすみ、いい夢を。

ラサルハグによろしく。

[そんな風に告げた*]
(292) 2022/07/18(Mon) 23:58:19