人狼物語 三日月国


193 【身内】One×Day【R18】

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視点:


[カズオミさんを俺だけのにしたかった。

そんな言葉が背後から聞こえてくる。
俺だけの、ってなんだ。
一度抱いた程度でものになるわけもないのに。
体が繋がればそれで満足なのか。
喩えそれで縁が切れてしまっても。心が伴っていなくても。

疑問は口にされることはなく、彼もまた答えることはない。
ただじりじりと、鈍く肉をこじ開けられる痛みが
もどかしく身を焦がすような熱へと変わっていって、
行き場のない衝動にシーツを掻いた。]


ぁ、ち、ちが、 ちがう……っ あぁっ…!
き、…きもちよく、ないッ…! はぁぁ…っっ 
なるはず、…ぁぁぁぁん…!


[ぐりっと中を抉った瞬間、
腰が跳ねたのを彼は見逃さなかったらしく。
嬉しそうな彼の言葉にかあっと顔が熱くなるのが分かった。

何とか逃れようとする俺を抑え込み、
何度も何度も執拗にそこを狙って腰を突き入れる。

肉襞に太い幹がずりずりと擦れれば
そのたびにひくんと尻が跳ね、
腹の中がじんじんと熱く疼き始めて、たまらなくなって。]


(なん、で、こんな…っ 
 あっ、 ぁぁっ…! こんなの、 はぅぅ…!
 はぁぁ、…そ、そこ…っ♡ も、もっと、そこを…っ♡ 
 あ、ちが、違う…!違う……っ はぁぁあぁ…っ♡)


[気を抜くと頭の中がピンク色の靄に支配されそうになる。
意思とは無関係に
あられもない声が漏れそうになって
シーツに真っ赤な顔を擦りつけながら必死に堪えた。]

あ、ぁぁ、 待て、 ぁあぁっ だめ、だめ、っだ…!
そこは、 あぁッ…… や、やめ、 
やめてくれ……っ 頼むからぁ…!!

[前を擦られ、容赦なくこみあげてくる射精感に抗いながらも
ゆらゆらと彼の動きに合わせて腰が揺れてしまう。
情けなくあげる声は甘く濡れ、懇願の響きを伴っていた。**]

[そうなんだよな。

俺だってフツーに性欲旺盛な男子なんだけど
それを上回って要の手が早すぎる説はある。

行為中に要におねだりさせられることはそこそこあるけど。
日常からエロに入るタイミングだと
ベタベタしてたらいつのまにかなだれ込んでるから
あんまり改まって自分からしようって言う機会ないんだよな〜。

まあでも、たまには誘われたいみたいな気持ちは
男としてわかんなくもない。
セッティングも大体要任せにしちゃってるさー。
あんまり関係に甘えすぎも良くないかなー。みたいな。]

[と、言うわけで。とある日の週末。

サイトの通販でポチポチしまして、
エッチなアイテムなんぞを入手してみましたよ。

まあ所謂精強剤というか。媚薬と言うか。
勃ちやすくなるし感度上がるとか、そういう効果のやつな。
どこまでマジかは分からんけど〜、まあ雰囲気だし?
口コミで適当に一番強そうなやつを買ってみました。

説明を読むのもそこそこに、
ポイポイと錠剤を口に放り込んで水で飲みこむ。
あとは要が帰ってくるのを待つだけだ。

これ使ってエロく迫ってみちゃったりなんかしてさ〜、
今夜は要が満足するまでたっぷり奉仕してやろうって言う
俺なりの健気な計画だったわけ。]



[……その筈だったんだけども。]

 

[最初は何ともなかったのに。
5分経ったらもう体が熱くなってきて、
10分経つ頃にはどうしょうもなく下肢が疼いて、
そわそわと落ち着きなくリビングをうろついていた。

あ、もしかしてこれ結構効くの早いな…?
って気づいた時には遅かった。

何度も何度もLINEをチェックしながら
ソファにごろんと転がって、
いらいらと火照る体を持て余していた。]


(ぅぅ……っ まだ、帰ってこないのかよ……っ
 はぁぁ……っ♡ 要ぇ……っ)

[適当にそのへんに放られてた要のシャツを手繰り寄せる。
口元に当ててすんすんと息を吸い込めば要の匂いがして、
じわぁ、と下着に染みが広がるのが分かった。]

( ……シたい……♡ かなめとシたい…っ♡
 も、はやく、帰っ……♡♡)


[もういっそこのまま抜いてしまいたいけど。
それは何だか本末転倒な気もして。
ふうふうと荒く息を吐きながら疼く腹を摩っていた。**]

 
そんな事になってるとはつゆ知らず。
俺が帰宅したのは、育夢が薬を飲んで10分して、ソワソワし始めてからさらに(34)1d60分後の事だった。
 
ラインで「そろそろ帰る」と一応連絡。
基本的に夕飯は家で食うけど、育夢の方が仕事は比較的時間が不規則だし。
もしかしたら居ないとか、夕飯は外だとか、そう言うやりとりが発生するパターンもあるから帰る前や夕飯の有無なんかの連絡はしていた。
でも。
扉を開けて、靴を片付けて。
 

 
「ただいま〜…育夢?」
 
 
手を洗い、うがいをしに洗面台に向かう。
上着を脱ぎながらリビングの方に向かうとギョッとした。
なんで、俺の服に顔を埋めてるんだ…?
こう言う事今まであったっけ。
ちなみに俺は直に嗅ぐ方だから、まあな。
それに顔赤くない?
なんかやたらと雰囲気がエロいって言うか。うんエロい。
すん、と鼻を効かせると、なんて言うか…嗅ぎ慣れてるんだけどなんですでに?という、育夢からだろう男の性臭が漂ってるのに気づく。
浮気? んなわけないよなあ。
つい真顔になって観察しながら、既視感を覚えて。
ああ、なんだろう。オメガバースだっけ?
ヒート中のΩって感じだ。前に漫画で読んだ。
 

 
「…育夢、どうしてこうなってるんだ?
 なんかエロいけど、熱出てたりしないよな。」
 
 
まさか薬とは思ってない。
いや、媚薬とかマジで効くの?って半信半疑な俺は、使おうと思ってなかったんだよな。キメセク?とか聞いたことはあるけど。
伸ばした手は、今は額に伸びて。
熱がないかを結構真剣に心配してたんだ。
 
まあ、ツンッと別の手でイタズラに突いてみたりもしたけど。*
 

[要が帰ってくるまでが酷く長く感じる。

もぞもぞと腰を揺らすだけでは耐えられなくなって、
ズボンをずらして、後ろの穴を指腹で摩る。
そこは少し触っただけでひくり、と収縮して、
物欲しそうに吸い付いてきて。]


(っ、……自分で、慣らしてた方が、スムーズ、だから……)


[そう、これは自慰じゃなくて、
あくまで要の為に準備するだけ。
誰にともなく内心でそんな言い訳をしながら
雑に掌にローションを垂らして
ぐちぐちと後ろを弄り始めた。]


ん、ぁ……っ ぁぁ、……っ んん……っ♡
はぁぁ……っ かなめ、 ……っかな、めぇ…♡♡


[中を何度もひっかくように擦って、縁を広げて、
浅い所で指を抜いたり入れたりを繰り返す。

でも、これは要のじゃないし。
長さも太さも到底足りなくて、
泥のような温い快楽に、もどかしそうに腰を震わせた。

夢中になってそうしてるうちに
帰宅を告げる声が玄関から聞こえて、
ビクッと肩が跳ねた。]

[かろうじて、慌ててズボンを履き直したけれど、
顔が赤いのも息が荒いのも隠せていなかったろうし
要のシャツは依然俺の腕の中だ。

若干戸惑ってそうな要に
どう説明したもんか、と考えたけど
体熱くて碌に思考回んないし。]

んんっ……

[要に触れられるだけで感じ入って、
びくびくと小さく全身が震える。
別にそんな大層なことされてるわけじゃないのに、
なんだかもうどうしようもなくて。]


……熱、とかじゃ、ない…大丈夫、……
なんで、って、 はぁっ…… 
お前、と、たのしもーと、思って……びやく…的な……

[一から説明するのがもうまどろっこしくなって
ぐいっと要を抱き寄せて
ソファに引きずり込んでしまう。]

……か、なめ……っ  シて……っ
俺、もう…っ

[真っ赤になって、とろんと崩れた表情で。
切羽詰まった声で要の名を呼んだ。**]


「は!? 媚薬!?
 いや〜なんで…俺と楽しむのに?」
 
 
思わず声出たわ。なんで媚薬?
普段あんなに感じてるのに媚薬なんて要らないだろうと思うんだけど。
そんなに気持ち良くない? 俺の自惚れ?
ってならないくらいにいつも乱れてるしなあ育夢。
まあ、百歩譲って俺と楽しむためが本当だとして。
誘うのに勇気がいった…? 酒ではなく?
なんて、ちょっと考え込んでいるとソファに引き摺り込まれた。
もう完全に出来上がってる育夢。
まあそれにも大分クるものがあんだけど、うーん。ストレートなお誘いに俺は戸惑う。
なんだろ、いつもは誘ってくるまで感じさせて、があるから、経過を省かれた感じ?
媚薬に浮気された的な。
いや、そもそも媚薬も俺と楽しむためなのは本当だろうけど。
美味しいとこを媚薬にとられたな〜、みたいな気持ちでモヤっとする。
 

 
悪くないよ?悪くないんだが。
 
 
「…媚薬って、そもそも焦らしプレイに使うやつって
 俺は思ってるんだけどな。
 ほら、感じさせて感じさせてどうにもならないってなって
 おねだりさせて感落ちさせる、みたいな?
 俺が来る前に落ちてるって、育夢、薬効きすぎじゃね?」
 
 
ふうぅ、と首筋に息を吹きかける。
指先を脇腹から胸の横までツイッと滑らせた。
このままガツガツ責めたらきっと可愛いし育夢も満足するんだろう。
でも、媚薬でキメキメだからこそなんか焦らしたくなるんだよな。
既にエロいんだけど。
 


まあ、そこまでの経過も好きなんだよなあと改めて実感する。
媚薬がこんなに効くと知ってたら、育夢の両手縛って脚も固定して羽箒で全身を撫でて胸にローター固定して、胸だけでしっかりイけるように調教したいもんな。あとでやろ。
それか、貞操帯着けさせた上で媚薬使って、泣かせるとか、外出時に飲ませて…。
なんて色々考えるんだけど今のこの育夢は既に出来上がってるから、ここからそんなプレイをすると流石にキツいか…?
 
と。悩んだ上で俺はじっと育夢を見つめる。
 
 
「うーん、じゃあ育夢。自分で挿れてみたら?」
 
 
とは言え、エロい育夢を見ても俺のはまだ半勃ちだ。
否定はしないし焦らしもしないけど、そう言ったら育夢はどうする?なんて。
ニヤニヤしながら様子を伺う。
ソファに寝転んで育夢を下から見上げながら。**
 

[まあちょっと聞いてほしい。

今回の件、俺的には
「シよ♡」って可愛く誘う→要喜ぶ→朝までコース
みたいな想定だったわけだよ。
媚薬なのはなんつーか…
要がどんだけ求めてきても応えられるように
俺なりの気合の表れと言うか………

誤算だったのは、俺も薬がここまで効くとは思ってなかった。
まあ言うてもジョークグッズだろ〜って思ってました。
媚薬に浮気された???なんて
もちろん全く発想すら浮かばなくて。

どこか微妙な反応の要にあれえ…?ってなる。
ノリで軽率なことして事故るのは
常から俺の悪い癖ではあるんだが。]


……焦らし、ぷれい……? 
んな、こと、言われたって……んんっ……!


[なんか不穏な単語が聞こえる。

首筋に息を吹きかけられて、
緩く触られるだけでもぞくぞくして。
これ以上焦らされたらおかしくなる!

要がじっとこちらを見つめて何かを考えてる間にも
俺ははあはあしながらもじもじしていて。
いいから早く抱いてほしくて堪らなくて、
頭の中がそれでいっぱいだった。]


………ん、 ぅ……っ  じ、 自分、で……?

[寝転がった要がにやにやしながらこちらを見上げてくる。
自分から手を出さず様子を窺うような、
どこか意地悪い態度にううっ、てなるけど。
もう本当に余裕なくて。

要のズボンを下着ごとずらして、
ちょっと大きくなってる要のを引っ張り出した。]

(……ぅぅ、ほしい……っ♡
はやく、挿れたい、けど、……っ)

[本当ならすぐにでも欲しいのに、
まだ半勃ち程度のそれでは足りなくて。

もどかしさを覚えながらも
要の腰のあたりまで頭をずらして
彼のをはむ、と咥えてしまう。]


…………っ んん、 ふ………っ♡
じゅる、………ぐ、 んんっ……!!


[ほしい。これが。早く、早く。

腹奥からの疼きに駆り立てられ、
口淫は自然と最初から激しいものになる。
じゅぽ、じゅぽ、と音を立てて顎を上下させ、
深くまで咥えこんで吸い上げた。

切なさにそわそわと腰を揺らしながら
時折要の様子を窺って。
要のが完全に大きくなるまでは口で奉仕していた。**]

 
ぶっちゃけ分かる。やりたかったことは分かる!
だけどそれなら裸エプロンとかで赤くなりながら「来いよ」でも俺には十分効くんだよなあ!
まあ媚薬ってマジで効くんだ、へー!となったからきっと今度使ってやろう、と俺もそこは前向き。
でも普段の様子から、イきすぎてテクノブレイクしたりしない?とかちょっと怖くなるよなあ。
俺が今ちょっと手を出しにくいのはそれ。
媚薬と浮気なんて変なことが思い浮かんだのもそれ。
挿れた瞬間にトコロテンしそうな感じだもんなあ。
それにしても、ニヤニヤと意地悪な態度になったのに本当に余裕が無いらしくて。
ボロンと出てきた俺の熱はまだ足りず、躊躇いも無く口に含まれ。
 

 
「んっ、積極的で良いなあ。
 もっと吸って…、しっかり立たせて。
 あとで薬も見せて。今度は一緒に使おうぜ?」
 
 
頭を撫でる。耳元をコリコリいじるとどんなだろう?
あっという間に俺のものはそそり立ち固くなるけど、お返しとばかりにつま先で育夢の股間のそれを撫でた。
両足で挟んで軽く扱く。うん、難しいし、こう言うフェチがあるのは知ってるけど、むずいな。
このまま暖かくて心地よい育夢の口の中に出したい気持ちもあるけど、大丈夫、と告げて。
 

 
「ほら、支えるからこいよ、育夢。」
 
 
片手を、場合によっては両手を差し出して。
育夢を自分の上に乗せると、狙いを定めて腰を下ろさせた。
しっかり勃ちあがった俺の熱芯は今度こそ育夢の中を穿つのに十分な硬度を保っていて。
片手で支えて、片手で位置を調整して。
育夢がしっかり濡らしてくれたからかスムーズに入ることができていた。
途中でパッと手を離したから、ずん、と育夢の体重がこちらにかかって。
同時に強い快感を得て少しだけ熱く吐息が漏れた。
それでも口元に笑みを浮かべて、育夢の服をはだけさせてやる。
シャツの裾から手を滑り込ませて胸の粒をピンっと弾いた。
 

 
「でもなあ、俺の服嗅いで…そんなに俺の匂い好き?
 俺の匂いに興奮しちゃったりすんの?
 俺も育夢の匂い好きだけどさ。
 …一人でするとき、いつもそう?」
 
 
からかい混じりに腰を突き上げる。
まあ、一人エッチする余裕があるかと言えば無さそうだけど。付き合ってからは。
俺?俺もありません、一人でやるくらいなら本番に備えて貯めときます。
 

 
「でも、育夢がこう頑張ってくれるとさあ。
 改めて愛されてる〜って嬉しくなるな。
 愛してるよ、育夢。
 ハネムーンはどこで初夜したい?」
 
 
前にも話したけど、いつかどこかで式をあげるつもりの俺はそんなことを尋ねる。
その時は、結婚式の衣装のまま励みたいなー、とすると衣装は買取かなあ。とか幸せに想像すんだよね。
でも、愛されてるって。大切にされてるって良いな、と嬉しくなって。
育夢の動きにも構わず、腰を跳ねさせて下から何度も突き上げた。*
 


腰が跳ねてる。
漏れる声は艶を帯びてどうしようもなく色っぽいのに、語られる言葉は拒絶だった。
どうしよう。
俺は気持ち良いし、でもどうしたって欲望に任せてカズオミさんの意思を無視して犯してることに変わりない。
そんな中で拒絶されて、腰も手も止まってしまいそうになるけれど。
それでもカズオミさんの腰だって揺れていた。
それに気づいたから、止めてあげることはしなかった。
 

 
「カズオミさん、腰、揺れてる…。
 気持ちよくなってきたんでしょ?
 ココが良いんだよね。
 イってよ、気持ちよくなっちゃって。
 俺ので、可愛くいっちゃってよ…。」
 
 
前から手を離す。その代わりに両手で腰を抱えて、カズオミさんの感じるところばかりを集中して擦り続けた。
奥まで突き込みたいのを堪えて、何度も何度も。
その度に空気と粘液を攪拌するような音が響く。
さっき自分が放ったものが亀頭で掻き出されて、カズオミさんの孔から太ももに垂れているのが見えた。
それがぱたた、とシーツに落ちてシミを作る。
それを。そんな動きを、カズオミさんがどんな形であれ達してしまうまで続けて。
 

 
「はあっ、はあっ、ん…。」
 
 
それを知れば、俺は少しだけまたホッとした。
自分勝手に安堵して、一度自身を引き抜いて。
申し訳なさと、どうしようもない薄黒い愉悦が自分の心を占めている。
犯罪を犯して、カズオミさんを傷つけているのに。
いや、だからこそ?
 
 
「…カズオミさん。」
 
 
カズオミさんを仰向けに返す。
そして、まだいきり勃つ俺自身を真正面からまた突き入れた。
そのまま膝裏を抑えて脚を広げさせながら、俺はようやくカズオミさんにキスをする。
 

 
「俺、責任取るから。
 俺のになってよ、これからも。
 …俺はもっとたくさんカズオミさん、を…。」
 
 
それ以上は言葉にならなくて。
パンッ、パンッ、と腰を打ち付けながら唇を重ねて舌を捻じ込ませようとした。
君が欲しい。一生分のカズオミさんが。
拒絶されても追いかけるくらいのつもりで。
傷つける代わりに忘れられないくらいの気持ち良さも。*
 


んっ…… ふ……っ♡ ぷはっ…
く、くすり、…?いーけど…… っやんん……っ

[なんだかんだ媚薬に興味自体はあるらしい。
別に一緒に使うことに異論はないので頷きつつ
じゅるじゅると要のを吸い上げれば
あっという間に口の中で大きくなっていく。

その間にも耳元を弄られたり
ズボンの奥で硬く張りつめた俺のを撫でられたり
それだけでびくびくと体が震えてしまう。]


か、かなめ……っ いま、は……っ
も、俺、げんかい、なんだってぇ……!


[必死に我慢してるんだからあんまり刺激しないで欲しい。
咥えながらずーっともじもじしてる俺を見かねたのか
もう大丈夫、と告げられて口からずるりと要のを出す。

手を伸ばして誘う要にこくこく頷いて、
まどろっこしそうに下を全部脱いで適当にその場に放った。
下着の中は既に惨状になっていて、
とろ、と粘っこい先走りが伝う。
要のが入り口に押し当てられて、はあ…と切なく息を吐き。]


ん゛んんん゛っっっ 〜〜〜〜ッッッ!!!♡♡♡


[促されて腰を下ろせば
要の熱いのがずぶずぶと中を貫いて。
ぞくぞくぞくっ、と背筋に途方もない快感が走り抜けた。
ばちばち、と視界の端で白いものが弾ける。]

あ゛っ♡あ゛ぁあっ♡
かな、めのっ♡はいってぇぇ、 ぁああぁっ♡♡

はぁああっ♡こ、これぇっ、欲しかっ、…!
や、やっとっ、…挿れ…っ♡♡んぁぁぁあ゛ぁぁっ♡♡

[途中で俺の体重がかかったせいで
ずんっ、と奥を突きあげる形になって。
腹奥に甘く響く振動に堪らず
きゅううん、と要のを強く締め付ける。

これだけで甘くイッてしまったみたいで
熱く蕩けた肉襞がきゅうきゅう要を搾り取るように蠢いた。
膨張した前がだらだらと先走りを流しながら揺れる。]


あっ゛♡ あぁぁ゛っ♡かなっ、かなめぇ……!!
きもちい…っっ はぁぁぁっ♡ すきぃぃ…!!
あ、だめっ、と、とまんなっ♡んぅぅ……ッ ぁぁん…!


[やばい。きもちよすぎて何にも考えられない。
いつの間にか前ははだけさせられていて
ぴんぴんと勃った乳首を弾かれればうずうずが増して。
夢中になってはしたなく上で腰を振りたくった。

ぎりぎりまで腰を上げて、落として。
要の動きに合わせて太い熱杭をたっぷりと味わいながら
奥に届くよにぐりぐりと尻を押し付ける。]


バッ、……ぁぁっ♡ う、うるせ、んな、こと、聞くなぁ…っ♡
…さ、さっきのはっ、…ああっ、っぁぁぁんっ♡♡

ん、す、すきぃ、…っ 
かなめのにおい、こーふん、する……っ♡
…あぅぅっ♡ そ、そう…… たま、に………っ
ッ、で…でも、はぁぁっ♡ やっぱ、本物のが、イイ…から…ぁ


[そういえばさっきの現場を見られてたんだった。
揶揄うような要の言葉にかあっと顔が赤くなるけど。
弱いとこずんずんされると頭がぽーっとなって
もうなんか思ったこと脳直で口にしてしまう。

そして一人でする余裕あるかって言われたら俺もあんまないけど。
まあ、あれだよ。
むらむら持て余してて要がなかなか帰って来ねーときに
後ろ弄って鎮めたりとかは…たまに…な?
]


あ゛っ♡ぁぁっ おれも、すきぃ♡♡
かなめ、すきっ♡あいしてる、すきぃ…!

んんっ、どこでもっ♡あぅぅ…!
かなめが、いっぱい、抱いて、…くれたら…っ、
しあわせ、だからぁ…っ♡♡


[残念ながら俺は今IQ2になってるので
あんまり真面目な話はできねーわけだけど、
言葉自体に嘘はなかったりする。

要のこと好きで、愛してるから
沢山エッチしたいし、要にも喜んで欲しいし。
要がいれば別に場所はどこだっていいんだよなあ。
まーこんだけヤっといて初夜も何もねーだろってのは置いといて。

要の優しい声と中を穿つ熱に
心身とろとろになりながら抱き着いて、
甘えた声で善がっていた。**]


ん゛っ、ぅ、…っっ あ、ぁ゛っ…!! ち、ちがっ、
くぅ、 ……っ ぁぁっ、 んぁぁぁ……ッ

[気持ちよくなんかなっていない、と否定したいのに、
中を擦られるたびに何だか酷く頭がぼうっとして。
次第にあられもない声が堪えきれなくなっていく。

前へ与えられていた刺激が止まっても、
彼が腰を揺するたび、射精欲と共に
じわじわと何か熱いものが奥からこみ上げてくる。
自分が自分でなくなるような感覚が怖くなって、
シーツに縋る指先に強く力を込めた。]

あ、ぁ、ぁぁっ、!!! 〜〜〜〜ッッ……!!!!

[ゴリュ、と腰を突きこまれた瞬間、
強い快感が駆け抜けて、びくびくと腰を跳ねさせた。
吐き出された白濁がぱたた、と散り、シーツに染みを作る。]


(……っ  はぁ、  ……はぁっ…… くそ、……っ)

[女のように犯されて喘ぎながらイッてしまった。

荒く息を吐き、脱力しながらも
その事実に屈辱と羞恥を覚えて赤面する。

……けれど、何はともあれ
向こうもこれで気が済んだのではないか。

倦怠感と無力感に包まれた俺は
彼のものがまだ萎えていないと言うことも
一度意識から抜けていた。]

んっ……!?!?

[ごろりと体が反転して、咄嗟に彼の顔を見上げる。
彼の表情は満足か、興奮か、それとも罪悪感か。
再びずっぷりと、奥の方まで熱杭が埋め込まれた瞬間、
先ほどとは違う感覚が走り、ビクッと腰を跳ねさせて。]


んんんっ……!!


[唇が重なる。キス…なんて、
誰かと付き合ったこともないのだから、当然初めてで。
生温かい舌が口の中に入り込んで、
嫌悪感を覚えても良いはずなのに、なんでか。

きゅう、と後ろが何度かひくついて
思わず腰を揺らめかせてしまう。]


あっ、 ……なにっ、をっ…ぁぁぁんっ…!
…ぁぁぁっ…おまえ、の …、に、なんかっ 
んぅっ …はぁぁ…っ ぁぁぁん…っっ!

[ぱんっ、ぱんっ、と肉の打ち付ける音を響かせながら
一度深く突き入れられるたびに戸惑いを覚えていた。

先程は確かにあったはずの痛みや圧迫感が薄れ。
代わりにぞくぞくと腹の奥が熱くなって、
堪らなさに甘い息が零れる。勝手に腰が揺れて。]

(な、なんで……っ こん、なぁっ…!あぁぁっ…
さ、さっきは、こんなん、じゃっ……んぅぅぅ…っっ)

[内心困惑しながら、顔を真っ赤にして、瞳を潤ませて。
口から涎を垂らしただらしない顔、見られたくはないのに。
頭がまともに回らなくて悶えることしか出来ない。]


んく……ううっ、はあぁぁぁ♡
あぁぁぁっ……き、きもち、いい……っっ♡♡


[快感に翻弄され、口づけの合間にぽろりと本音が零れる。]

せ、せきにん、って、どうっ…
とる、つもり……
ぁぁあっっ…!!!♡


[自分でも既に、何を聞いているのか
よくわからなかったりするのだけれど。**]

 
「んっ、すっげえ絡みついてくる…。
 ホント、我慢してたんだな偉い偉い。」
 
 
最初からトップスピードだ、と言わんばかりの締め付けに思わず頭を撫でた。
甘く高い声。それだって最初からって言うのはどこか新鮮で、自然と俺の腰の動きも派手になる。
それに合わせるように育夢も腰を跳ねさせるものだから、今までで一番深くまで貫けたんじゃ無いだろうか。
今までだってそこは穿ってきているけど、より勢いが強いと言うか。
それにしても可愛いこと言っちゃって。
こりゃ、あとで赤面して布団に籠ることになっても知らないやつだな。俺は聞いてる分にとても嬉しい。
 

 
「そっかあ、本物の俺が一番かあ。
 俺もだよ。育夢が一番。
 育夢の隣にいられるのが一番幸せ。
 …今のうちに俺の張子でも作っとくかな〜。
 いつか弾切れした時に役立つかも。」
 
 
けれど今は弾切れなんて気にせずに育夢を下から突き上げて。
抱きついてきたのを抱きしめ返して、そのまま体を起こすと結局育夢を組み敷いた。
性欲無くなるとか、勃たなくなる未来はまああるだろう。想像つかんけど。
まあそうなっても俺は育夢の隣にいられたら幸せだと思うんだよな。
適度にセクハラしつつ仲良く喧嘩して暮らすんだ。
そんな未来も素敵だけど、今は今ではっちゃけながら全力で楽しむつもり。
だって俺も育夢も若い男。
性欲は特に俺が旺盛だし、お互いこうして欲してるんだからさ。
 

 
組み敷いたことで自由に動けるようになると、俺は下から突き上げていた時よりも激しくピストンして。
より深く。より激しく。
育夢の体を折りたたむようにして腰を上げさせると、今度は俺が上から叩き込むようにスパァン!と腰を打ちつけた。
奥へ。もっと奥へ。
俺の知らないところなんてもう無い。
育夢の隅々までを知り尽くしたい願いそのままに、何度も奥底に叩きつけながら俺は俺の熱を爆ぜさせる。
ドクン、ドクっ、ドクッ。
フー、と一度息をついて熱を引き抜いたけど、直ぐに育夢をひっくり返して後ろからずぷんと熱を埋め直してから力を込めた。
ぐいっ、と育夢を抱き上げる姿勢。
駅弁のような、けれど後ろから貫いたその姿勢は海外で「いじめっ子」なんて呼ばれる類の体位らしいけど。
 


育夢の両膝を後ろから抱えて脚を広げさせて、隠すことを許さないまま歩き出す。
不安定だから育夢の背を俺の体で支えるためにちょっとキツいし、歩くたびにズン、ズン、と育夢の中に突き入れるのも達したばかりで刺激が強いけど。
 
 
「ほんと、俺と付き合ってエッチになったよな、育夢。
 ほら見てみろよ、育夢とろとろになってるから。
 俺の太いのを喜んで咥え込んで
 とってもエロい顔…俺だけのだからな。」
 
 
連れて行ったのは浴室。
そこにある大きな鏡に、服を着たまま淫らに繋がる二人の姿を映し出した。
特に育夢はその白い谷間に俺の黒くて太いのをずっぷり咥え込んでるわ、所々白濁で濡れてるわ…うんまじエロい。
俺のがムクムクとまた一回り大きくなる。
後ろから突き込むと、育夢のも揺れてまたそれもエロい。
 
 

 
「まだまだ足りないんだろ、育夢。
 …でも一人で媚薬使うのは無しな。
 もし今度また一人で媚薬使ってたら
 
 野外でお仕置きしちまうぞ?」
 
 
いつもとは違う角度。
それなのに育夢の重さでまた深く繋がりながら耳元に囁きかける。
野外露出もありだし、青姦も楽しかったよな〜。
外でおもちゃ仕込むのもやってみたいけど。
つまりいつかはお仕置きじゃなくてもやりたいけど。

そんなことは伏せて、媚薬でエロ過ぎになってる育夢の脚を下ろして、鏡に向いたまま背後から責め続ける。
背後からで両手が空いたから、胸の粒を思い切り抓りながら。**
 

 
その時の俺の顔は、傷つけてるくせに傷ついたような。
満足してるはずなのに寂しいような。
頬を赤くして興奮してるのに、少しだけ拗ねた顔だったかもしれない。
俺の不甲斐なさに情けなく思い。
でも、途中までこそ前を触ってたけど後ろだけで、中でイってくれた事に嬉しくなってて。
でも意外だったのは、キスを拒まれなかった事だ。
押しのけられるかもと思った。舌を噛まれる事も仕方がないと思ってた。
でも、キスをしたら俺のを締め付けてひくついて、腰を揺らして。
だから抱きしめて、カズオミさんの両手を握りしめた。
布団に縫い留めてしまうように、指先を絡めながら。
キスもより深く。拙いけど、何度も重ねて。
柔らかく熱い口腔に伸ばした舌先でカズオミさんの舌を絡めとる。
そうしている間も、下賜をリズミカルに叩きつけては部屋に打擲音を響かせた。
 

 
「ん、もっと、もっと気持ち良くするし、
 俺もカズオミさんのモノになる。
 家事も毎日するし、勉強も頑張る。
 仕事するようになったらもちろんそれも。
 
 …ずっと、カズオミさんの味方になる。」
 
 
カズオミさんに敵がいるかはわからないけど。
一緒に生活する中で、煩わしいことは全部してあげる。
気持ち良くもしたい。もっと気持ち良いことを知りたいし教えたい。
そんな可愛い顔して、エロい顔して。
キモチイイ、を無意識か意識的にか受け入れてくれた事にふにゃりと笑みを浮かべてしまう。
もう、さっきまでみたいな抵抗感は薄い。
一度犯されてしまったからかもしれないけど、その中で漏れた本音が本当に嬉しくて。
 

 
「カズオミさん…っ!!!」
 
 
唇を重ねて塞ぎながら、腰の動きが早くなっていく。
ぐぐ、と大きく膨らんだ熱がカズオミさんの肉壁を押し開いて。
ドクドクッ!と、果てて白を注ぎ込んだのはカズオミさんの最奥だった。
最奥まで埋めた肉槍と共に体を震わせて。
吐精がひとまず済むと、すり、と頭をカズオミさんの頭に擦り付けた。**
 

[優しく頭を撫でてくれる手が心地いい。

要が一番って言ってくれるのが嬉しくて。
同じように隣にいたいと言ってくれるのが幸せで。
その事実にふわふわしながら夢中で抱き合った。
まあ張子云々はともかく。

ごろんと要が俺をソファに組み敷いて、
上から押し潰すように抉ってくる。]


あ゛っ♡♡ぁぁぁあ゛っ♡♡お゛っ♡♡
んぐぅっ♡ふぅぅ…っ♡ひぐぅぅっ♡♡♡
ぁぁあ゛ぁぁっぁぁぁぁっっ♡♡♡

[一番奥の奥、要しか入ったことのない所に
ごちゅっ、ごちゅっ、と先端が重たく叩きつけられて
そのたび視界に火花が散った。

こんなのもう堪えるなんてできなくて。
声にならない声をあげながら
要の体に畳んだ両足を巻き付けた。
びくびくと大きく体をしならせながら
感じ入るまま派手に精液をぶちまけてしまう。

要の方も俺の中に精を注ぐのを感じ
深い所からこみ上げてくる絶頂感に酔いしれながら
きゅううう、と要を何度も絞り上げた。]


(っ、〜〜〜〜っ…… う゛ぅっ……)

[けど。一度出しても前が全然萎えなくて。
いやまあ大抵いっつも何回かはするんだけど。
いつもならイけば多少落ち着くと言うか
インターバルあるんだけど、い、今はなんか……]

(……も、もっとぉ…っ、もっとシてほしい………っ)


[以前収まらない劣情にうずうずと腰を捩じらせる。

要の方も、相変わらず一度果てたくらいじゃ全然元気で
雄を引き抜いてすぐに体勢を変えて埋め直してくる。

大きく足を開いて後ろから太腿を支えられ、
なんか偶に洋モノのAVで見るような体勢で抱えられた。]


あぁっ…!!んっ♡
か、かなめぇぇ……っ♡♡そ、それ、ぁぁんっ♡
お、おくっ、ひ、響いてぇぇっ…!!

[今は少しの振動でも毒で、
弱弱しい声を上げ、時折びくびく震えながら。
そのまま浴室まで連れていかれた。

浴室にある大きな鏡には
中途半端に剥かれて要を咥えこんだ俺と
俺を抱える要の姿が映っている。]


ンッ……♡ や、めろ、よぉ……っ
ぁ、ぁぁっ……ま、また、でかくっ…… はぁあぁ……っ♡


[俺の尻に、要の黒々とした性器が
深々と突き刺さっている卑猥な光景を
視覚で見せつけられてゾクッと背筋が疼いた。

要が中で一回りまた大きくなって、
興奮した俺の穴がきゅんっ、と要を締め付け
さっきの白濁がとろりと垂れてくるところや、
期待に瞳を蕩けさせて貫かれている俺の顔まで
視界に入ってしまい、頬がかあっと熱くなる。]


んんっ、あぁぁぁぁん……っっ…!!
た、足りな、ぁぁっ♡もっと… ぁぁ゛ぁぅぅぅっ♡♡
かなめ、 はあぁぁっ♡かなめぇ……ああぁんそこぉぉ♡

[抵抗する間もなく要が下から突き上げ始めて、
また甘い声を浴室に響かせた。
自重のせいで奥深くまで全部当たってしまうから
要のペニスの感触で頭がいっぱいになって、
思考が丸ごと持っていかれてしまう。]

(きもちい♡きもちいいっ♡はぁぁあぁっ♡♡
 おくっ♡ぁぁぁっ♡いっぱい…っ♡かなめすき…っ
 し、しあわせぇっ♡♡♡きもちいい…っっ♡♡♡)


[媚薬ででろでろになってるこんな自分
恥ずかしいし、見たくないと思うのに
何でか視線を逸らせずに。]


わ、分かっ♡使わにゃ、いぃっ…!
か、…かなめと、いっしょの、
ときに、する…ぁぁっ だからぁ

ん゛んんん゛ッ〜〜〜…!!!♡♡♡

[
まあお仕置きプレイもそれはそれでと言う話ではありますが。

こくこく首を縦に振りながら、
ぎゅうっと胸を抓られて前がびくりと脈打った。
ぴゅっ、ぴゅっとさっきの残りの精が放たれて
鏡を白く汚していく。**]


ああ、本当に愛しい。可愛い俺の人生のパートナー。
あとで喉枯れるんじゃないかな。
それでも、それ込みで媚薬飲んだと思うし、もし想定外だったとしたら明日はともかく後日の仕事まで響いたらどうすんだろ。
でも、じゃあ辞めるって選択肢はない。
俺もそんなだから、日々絶倫レベルが上がってる気がするし、筋力も衰えないですんでると思う。
育夢を抱えたり腰を振ったりするからさ。
どこで鍛えてます? なんて女性陣に腕を触られながら聞かれたりするけど、まさか恋人とのSEXなんて言えないんだよなあ。
誤魔化し笑いの日々はまあ置いとくけど。
…そう言えば俺が媚薬飲んだら早漏になるんだろうか。
そんなことを考えながら、育夢が鏡を白く染めたのを横目に此方は一度耐える。
まだ着たままだった服を脱いで、育夢のも脱がせて。繋がったまま、暖かなシャワーを頭から二人に浴びせた。


浴室の床に脱ぎ捨てたから、後が大変かもしれないけど気にしない。
ボディソープを手のひらにとって、ヌルヌルと育夢の体を洗う方が楽しいから。
肩や背中、背骨のラインを通って腰、前側に回して胸の周りをぬるぬると。
ボディソープを塗れば泡立ちもするけれども、まだ硬いままの俺はゆっくりスライドさせると同時に体全体を擦らせて、背中をぬるぬる刺激していく。
胸元も泡の力を借りて、女の子みたいに寄せて、あげて、弾いて。まあそこまで肉はないけど、刺激を加えると言う形にして。
 

 
「まだ、まだ。夜は長いからな?
 せっかく此処で出たから身体洗ってやるよ。
 それとももう、落ち着いた?」
 
 
媚薬の効果が落ち着いたのか。それとも、まだまだ足りないのかと首を傾げる。
どちらにしろ、あと一回は確実にするつもりだった。
可愛らしい胸の粒を執拗にいじりながら、同じ香りのボディソープを身に纏う。
その泡をも利用しながら、徐々にその動きが早くなって。
全身で育夢との肌と肌を擦り合わせながら、二度目でも変わらぬ量を中へと叩きつける。
引き抜けば、ドロリと白がこぼれ落ちた。
それを見てくすくす笑う。
 

 
「あー、ほんと、エッロ…♡」
 
 
指先を2本、白を溢す菊花に入れて。
肉壁を掻くように指先を曲げながら掻き出すと、とろとろ、どろりと俺のはなったものが浴室の床にこぼれ落ちていく。
それをシャワーで洗い流して、俺たちも全身の泡を流して。
 
 
「このまままた、俺の挿れる?
 それとも、おもちゃとかで少し遊ぶか?」
 
 
その癖、そう尋ねながら。
ぐちゅぐちゅと、白の残滓を掻き回すようにして激しく育夢の中、前立腺を狙って抉るんだ。
白を掻き出すその指で。
しっかりと育夢を背後で抱きしめながら、俺はこの後もたくさん育夢を抱くつもりだった。
 
 
媚薬の効果はいつまでだろう?
でも、少なくとも俺が満足するか、育夢がギブアップするまでは、より激しい一晩を。**
 

[見上げた彼は、興奮しているような、拗ねているような。
それでいてどこか傷ついているような、
何とも言えない複雑そうな顔をしていた。
自分で始めた行為の癖に。]

(……こいつ、上に兄貴がいるだろ。)

[なんて。こんな時なのにふと思う。
自由で、人懐っこくて、要領が良くて。
その癖ちょっと強く出たらガキみたいに拗ねて、それが通ると思ってる。
弟ってやつは、これだから面倒くさいんだ。

キスをされて、両手を絡めとられて、揺さぶられて、
頭の中も体の奥もぐちゃぐちゃに掻き回されて
散々内心で悪態をつきながら―――けれど。

彼の告白を聞いて、俺の口の端には小さく苦笑が浮かぶ。]



っ ……ばぁ、 …か。


[こんなの、順序が間違ってるどころの話じゃないし。
別に恋人も求めてないし、
そもそも俺は男なんて趣味じゃない。

…なのに。その筈なのに。何でだろう。
無邪気な子供みたいに味方になると告げる言葉に
嬉しそうな笑顔に、一瞬だけ目を奪われてしまったのは。]


んん、……ふ、 ……っ ぅ、
はぁっ、 あ゛っ、 …ん、あぁっ……っ!!!!


[一際強く腰を叩きつけられて。
腹にまた生温かいものが注ぎ込まれる。
ぎゅうっと己を抱きしめる体温を感じながら、
じんわりと全身に巡るのは―――。]



(…………ばかなのは、俺だ、……)



[甘えるように擦りつけられる頭を
心地いい、と思ってしまうなんて。
本当にどうかしている。

―――― きっと、何もかも熱のせいだ。]

[ぱたぱたと白濁が散って、ぐたりと力が抜けた。
依然要のは俺の中で根を張ったままだけれど、
そのまま服を脱がしてそのへんに放り、
ゆるゆると中を動かしながら器用に体を洗い始めた。
…つくづく思うけど日に日に筋力つけてるよなこいつ。
職場の女子社員とそんなやり取りしてるとは露知らず
ていうか気安く人の恋人に触ってんじゃねえぞセクハラだぞ

そんなことをぼんやり思う俺だ。]

んっ、ぁぁ……っ ふぁぁぁ……っ♡♡
はぁっ……ぁぁあっ、 んぅぅ……!

[ぬるぬるした泡が疑似ローションっぽい。
いやむしろソーププレイ?ソープ行ったことねーけど。

泡で緩やかに全身を撫でられれば
敏感になってる体がざわついて
果てたばかりで少し柔らかくなった俺のが
むくむくと育ってまた天を向いていく。
その様子もしっかり鏡に映し出されて、更に赤面した。]


(ぅぅっ……はぁぁあっ…… ♡
 ち、ちくび、ばっかり、そんなぁ……っ♡)


[洗っている間は要の動きも緩やかだったから、
入れたまま強い刺激が貰えないことに焦れた中が
きゅんきゅんねだるように絡みついてヒクつく。

執拗に何度も胸粒を弄られて
切なく鼻を鳴らしながら、
そわそわと小さく腰を左右に揺らして。]

はぁぁ……っ お、落ち着いて、ねーよ…っ
い、いいから、なかぁ…っ
もっと、…なか、突いて、要ぇ……♡


[そりゃ、さっきよりは多少薬も抜けた気がするけど。
こんなふうに要のものがぐっぽり居座ってたら
落ち着くものも落ち着けない。

首を傾げる要に、とろんと瞳を潤ませた俺は、
まだ足りないと雄弁に語ってたんだろうけど。]

んんっ……ああぁっ♡はぁああぁっ♡
あ゛っ♡ぁぁあんッッ…!!ん゛ぅぅ、…はぁぁっ♡
あっあっあっ♡♡イッ…く……!!!♡♡♡

[要の動きが早くなって、望んでいた快感に甘い悲鳴を上げる。
お互いにぬるぬるの身体を擦り合わせながら
激しく腰を打ち付けられて。
ぶわあっと腹奥から快楽の波が押し寄せた。
要が精を叩きつけるのと同時に、
俺も中で絶頂を迎えて。]


はぁぁぁぁぁ……♡♡♡

[全身に巡る多幸感と倦怠感に蕩けながら
くすくす笑う要の声を聞く。
ついた精液とか泡をざっと洗い流し、
後ろから要に抱きしめられたまま。

後ろを指でぐちゅぐちゅ弄られれば
まだ体の中に残る多量の白濁が
浴室の床にとろとろと垂れていく。
前立腺をぐりぐりいじめられて、
さっきイッたばかりなのにまたイッてしまいそうで。]


んぁ、♡ぁぁっ♡ぁっぁぁん♡はぁぁぁぁっ♡♡
い、いれる、……かなめの、…もっと、ほしぃぃ……っ

[玩具で遊ぶのは嫌いじゃないけど、
今は取りに行くまで待てなくて。

要を椅子に座らせて体を反転し、
所謂対面座位の体勢になって。
要のがまだ元気ならそのままずぶずぶと飲み込んでしまう。]

ぁ゛、っ んぁぁ♡かなめっ♡ぁぁあぁぁん♡
ぁ♡あ♡すき♡すき、かなめぇ♡♡かなめだいすきぃ♡♡

[ぎゅうっと要に抱き着いて
濃厚なキスを交わし、甘く啼きながら腰を振った。

要が少し疲れてきたら
それこそ玩具とか持ち出してきて
何度も何度も前でも後ろでもイッて。

たぶんまじで要が勃たなくなるか
俺が意識飛ぶまでその日は求めたと思う。]