人狼物語 三日月国


203 三月うさぎの不思議なテーブル

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【墓】 厨房担当 那岐

[炊き込みご飯を出した後は、少し話せたかどうか。
 一皿ずつ味わうように食べていく所作を
 時折視界の端に入れながら、
 『お父さんごっこ』を続けていたかもしれない。

 連絡先の話が出た後は、
 妙に口数が少なくなったような気がするのは
 気のせいだろうか?

 やっぱり撤回とか、言い出したら。
 ああ、そうだったのか。と返す他ないけれど。

 そう、考えた時。
 ちくんと、どこかが針を指すような感覚。]


  ……――?


[胃の辺りを抑えて、小さく首を傾げる。
 痛みの原因は、目が充血したときのように。
 何が起因か解らなくて。]
(+7) 2023/03/09(Thu) 2:11:26

【墓】 厨房担当 那岐

[一瞬感じた痛みはすぐに消えていく。
 慣れないイヤーカフのせいかもしれない。

 気を取り直して、デザートを差し出した。
 写真の有無を聞かれたから。>>+1


  どうぞ。


[神田は毎回のように撮っているし、
 同じようにSNSが当然の社会になっている今、
 写真に撮りたがる人は多い。

 ただ、高野がカメラを向けるのは少し珍しい気がした。
 プレートに描いたクローバーに落ちる視線。

 料理の下に隠したものを見透かされたようで、
 少し居た堪れなくなってしまう。]
(+8) 2023/03/09(Thu) 2:11:49

【墓】 厨房担当 那岐

[泣いてしまいそうだと零した音は、
 微かに震えたような気がした。

 その音に、ぎゅっと心臓を掴まれたような。
 そんな心地がした。
 先程感じた微かな痛みよりも確かな痛み。

 なのに。

 それを皮切りに、――――鼓動が跳ねる。]
(+9) 2023/03/09(Thu) 2:12:27

【墓】 厨房担当 那岐


[描いた四葉はほんの思いつきだった。
 そのとき、無意識に頭に浮かんだものを。
 ただ、良いことだと思って、描いて。
 喜んでもらいたくて、提供しただけ。

 だけど、妙に心が騒がしい。
 フォークをタルトに差し込む姿に
 思わず視線を外してしまう。

 イヤーカフで隠れた耳朶が熱を持って、
 うまく呼吸が出来ないみたいに、
 隙間を作って、解けた唇が酸素を求めるみたいに。

 ほつりと落とされた感想が。>>+2
 また、胸を苦しくさせるから。

 カッと熱に染まっていく頬を腕の甲で表情を隠した。]
(+10) 2023/03/09(Thu) 2:12:44

【墓】 厨房担当 那岐




   ――まるで 
心臓
を 食べられているみたいだ。



 
  
(+11) 2023/03/09(Thu) 2:13:43

【墓】 厨房担当 那岐

[そう、顔を隠したまま。呟いて。

 逃げるみたいにオープンキッチンから離れた。

 胸が焼けるように熱い。
 急に沸騰する湯沸かし器みたいに。

 店内でこんな動揺を見せたのは、初めてかもしれない。
 
 どうして。急に。
 こんな。知らない。

 何。
 
 纏まらない思考が落ち着かない。
 さっきまで普通に話せていたはずなのに。
(+12) 2023/03/09(Thu) 2:14:22

【墓】 厨房担当 那岐

[その後は、彼から距離を取るように。
 厨房の仕事を進んで選んでいたかもしれない。

 同じ頃に来店した葉月の酔いが回って
 彼の対応する高野が退店間際にも。

 挨拶のために待っていてくれた時も。
 妙に、視線が合わなかったかもしれない。]


  ……また、お待ちしています。


[絞り出せたいつもの挨拶。
 それが、出来ただけでも褒めて欲しい。]
(+13) 2023/03/09(Thu) 2:14:45

【墓】 厨房担当 那岐




[それから、少しだけ時間は掛かったけれど。
 『約束』を交わした住所は、
  
       無事、高野のもとに、送られることになる。**]

 
(+14) 2023/03/09(Thu) 2:15:31
厨房担当 那岐は、メモを貼った。
(c1) 2023/03/09(Thu) 2:18:35

厨房担当 那岐は、メモを貼った。
(c2) 2023/03/09(Thu) 2:19:10

【墓】 厨房担当 那岐

[誰かと付き合ったことがない、訳じゃない。
 告白されて、付き合ってくださいと言われて。
 じゃあ、と付き合ってきた子たちは、
 俺よりも背が低い女の子だった。

 学生時代を経て、社会に出てからもそれは変わらない。
 いつか男から男への告白のシーンを見た時も>>0:365
 そういう対象の人もいるのか、と。
 どこか他人事のように思えていた。

 あれは、結局俺の勘違いだったようだけど。

 『デート』と銘打った次の約束。
 家の住所と、最寄り駅を送ったメッセージ。]
(+15) 2023/03/09(Thu) 8:42:09

【墓】 厨房担当 那岐



[彼が誘った意味には、
 俺が女性に抱いてきたような。

 『抱きたい』とか、もしくは。
 『抱かれたい』とか、

 そういう感情が含まれているのだろうか。]


 
(+16) 2023/03/09(Thu) 8:43:47

【墓】 厨房担当 那岐

[ベッドに転がって、スマホの液晶画面を撫でる。
 指紋を認証して開かれる画面。

 いくつか、操作をすれば。
 やり取りしたいくつかのメッセージが並ぶ。

 あの時、感じた熱みたいな感情。>>+11
 数日、時間が経てば落ち着いてきたけれど。


 ああ。
 もし、それを言葉にするなら――、]



  …………――――、



[ぱたり、スマホをシーツの上に落として横になる。]
(+17) 2023/03/09(Thu) 8:44:57

【墓】 厨房担当 那岐




[『約束』の日まで、――もう、あと数日。**]



 
(+18) 2023/03/09(Thu) 8:45:29

【墓】 厨房担当 那岐

―― ちなみに、 ――

[俺に大きな息子ができて、
 胸が妙に騒がしくなったあの日、

 何やら物言いたげな大咲を見つけたなら、]


  ……大咲も混ざりたいの?


[可愛い妹のような大咲が、>>+3:107
 それはまた可愛らしいヤキモチを焼いているとは、
 気づけなかったけど。

 聡い彼女に機嫌がいい理由を指摘されていたら、
 それはとても動揺しただろうから、
 口に出されなくて良かったと思う。**]
(+19) 2023/03/09(Thu) 8:56:17
厨房担当 那岐は、メモを貼った。
(c6) 2023/03/09(Thu) 17:48:23

厨房担当 那岐は、メモを貼った。
(c7) 2023/03/09(Thu) 17:53:13

【墓】 厨房担当 那岐

[白状しよう。

 住所をそのまま伝えたのは、>>+20
 伝えたところで自宅に押しかけるような
 人柄ではないことぐらい、十分に理解していたからだ。

 男の一人暮らし。
 誰かが押しかけてきたとてそれなりの重さの鍋と、
 毎日厨房に立つ立ち仕事。

 ジムに通っていなくても、
 刃物など振り回されない限りはなんとか出来る心持ちはある。
 魅せる為の身体をしているか、といえば別の話だが。

 高野の知り合って見てきたものの中で、
 そういった行動に出ることは微塵も思いつかなかった。

 まあ、それはそれとして。
 自宅に来る、というのなら。

 断る理由もないか、と思ったのも一つ。]
(+54) 2023/03/09(Thu) 21:01:37

【墓】 厨房担当 那岐

[寧ろ、後日返信で送られてきた住所に、
 真顔で首を傾げたものだった。

 少なくとも『芸能界』に携わる人間が、
 そんなにあっさりと住所を渡してもいいんですか。

 ……俺が流出したら、
 どうするつもりだったんだろう、この人。


 行けなくはない距離の地名を見ながら、
 小さくため息をつく。そんなつもりは毛頭ないが。
 
 だけど。

 自身も、同じように信用されているのだとしたら、
 悪い気はしなかった。]
(+55) 2023/03/09(Thu) 21:03:01

【墓】 厨房担当 那岐

[胸が火傷したような熱さを覚えたあの日以降も。
 メッセージのやりとりは続いた。

 待ち合わせの場所、時間。
 もう一度、シフトの確認。

 短いやりとりの中に挟まれる、
 期待が滲んでいる言葉。>>+24

 遠足を前の日にする子供のようだな、と。
 微笑ましくなって液晶を撫でる。

 時間が経つとともに火傷は落ち着いて、
 そんな日々を重ねながら、
 一度店に高野が来店した時には、
 いつものように接することが出来ただろう。

           

             ――そのラジオを聞くまでは。]
(+56) 2023/03/09(Thu) 21:03:27

【墓】 厨房担当 那岐

[いつもの深い夜、風呂上がりの缶一本だけのビール。
 同じ時間にAIに呼びかけられば、
 部屋にサウンドが流れ始める。

 タオルで濡れた髪を拭き取りながら、
 今日も始まったラジオ。

 その日は誰かの誕生日を祝うメッセージから始まった。
 そういえば、速崎もそろそろ誕生日の時期で。
 あれから、彼女を祝うミニパーティの話は、
 進んでいるような、いないような。

 速崎から直接聞いた大咲との話。
 口を挟まないと決めたからには、
 大咲に振るわけにもいかず。

 二人の間がぎこちないまま過ぎていく今では、
 その話題も立ち消えになっていくのだろうか。]
(+57) 2023/03/09(Thu) 21:03:46

【墓】 厨房担当 那岐


[そんな考えを巡らせていた時に、
 不意に聞こえたタルトのキーワードに
 ラジオに意識が引き戻された。

 一生わすられない味。>>+28
 写真にも残した、宝物。]


  …………、


[忘れもしないあの日の。]
 
(+58) 2023/03/09(Thu) 21:04:03

【墓】 厨房担当 那岐


 

  ……ふ、


[吐息を吐き出すように、笑いが零れた。

 今までとは違う一人称の原因は、それだろうか。
 妙に畏まっているような。
 なのに、心踊っているような。
 
 天気予報を度々見るほどに。
 楽しみにしているというのは嘘じゃないらしい。

 ラジオは今日は生放送なのか。
 この前のように録音なのか。

 ベッドに投げたスマホを手にとり、
 メッセージアプリを開く。]
(+59) 2023/03/09(Thu) 21:04:26

【墓】 厨房担当 那岐




             『もうすぐですね。

              待ち合わせ場所は――、』**

 
(+60) 2023/03/09(Thu) 21:05:12

【墓】 厨房担当 那岐

―― サクラサク ――

[指定したのは自宅から徒歩で行ける公園の入り口。
 入り口の防護柵に腰を掛けて待っていれば、
 もうすぐ着くというメッセージが届いた。

 寒くない格好で、と言われて結局選んだのは、
 白地のトレーナーの上に、
 オフホワイトのパーカー付きボアフリース。
 更に紺のマウンテンパーカージャケットを着込んで。
 下はよく分からなかったから、
 いつものように黒のジーンズという出で立ち。
 
 到着したというメッセージに腰を上げて
 交通量の多い道の方へと向かっていく。

 背丈からすぐにその姿は見つけられたので。
 ゆっくりと、向かって。]


  おはようございます。

  そうですね、この時間に会うのは。


[いつもとは違う挨拶を交わして、
 体調の確認には軽く頷いて応える。]
(+61) 2023/03/09(Thu) 21:05:45

【墓】 厨房担当 那岐

[彼が報告してくれていた通り、
 天気は晴れやかな日が射していて、
 着込んでいたら、少し暑いぐらいだ。

 渡されたヘルメットとグローブ。
 触れるのは初めてだが眼にしたことはあるから。]


  ないですけど、見様見真似で。


[そうして視線を手元に落とせば、
 ヘルメットにはうさぎのマーク>>+5

 カラーが眼についたのは、
 自身がよく見ている色だからか。]


  これ、元からですか?


[トン、と指でうさぎを指して、問いかけて。]
(+62) 2023/03/09(Thu) 21:06:21

【墓】 厨房担当 那岐

[グローブを装着して、帽子より窮屈なヘルメットを被る。
 確かに外の音は、ぼわっとしていつもより聞き取りづらい。

 先に慣れた仕草でバイクに跨るのを見て、
 真似るように高野の肩に手を添え。
 捕まるようにして後ろに跨る。

 小さな声は聞き取れなくて>>+27、]


  …………?
  どこ、掴まったらいいですか?


[指定があるなら、その場所を。
 ないのなら、腰元に手を回すつもりで。*]
(+63) 2023/03/09(Thu) 21:06:50
厨房担当 那岐は、メモを貼った。
(c10) 2023/03/09(Thu) 21:08:42

【墓】 厨房担当 那岐

―― うさぎのじゃれ合いは続く ――

[同僚になって三年、仲が悪いわけではない。
 たまには同僚同士で飲みに行くこともあれば、
 大咲とも店のグループチャットで
 やりとりすることもあっただろう。

 なんというか。
 時折、彼女から感じていたのは。
 背伸びをしたい妹のような。
 どこかに必死さと焦燥が見え隠れしていたけれど。

 複雑だと、珍しく素直に心情を吐露されれば。
 おや、と数度瞬いて彼女を見つめた。

 何の心境の変化があったのか。
 数週間前に慌てて早退して以降の大咲は、>>3:+2
 少し、雰囲気が柔らかくなったような気がする。]
(+74) 2023/03/09(Thu) 21:50:44

【墓】 厨房担当 那岐

[彼女の変化の元となったのが神田であることは、
 その時はまだ知らなかったので。

 神田が腹ごなしに歩いているのを横目に、>>+50
 大咲へと視線を戻す。

 
……やっぱり混ざりたかったんだろ?


 そんな言葉を飲み込んで、いつかのように。
 ぽんと、大咲の頭に手を置く。]
(+75) 2023/03/09(Thu) 21:51:07

【墓】 厨房担当 那岐

 
 
  大咲も、何かあったら
  オニイチャンを頼っていいよ。
  話を聞くぐらいしかできないけどさ。


[父子のような実際のつながりはなくても、
 三年紡いできた絆があるように。

 速崎からも話を聞いていたから>>3:465
 彼女にも同じように。聞き役として。]
(+76) 2023/03/09(Thu) 21:51:18

【墓】 厨房担当 那岐

 
 
  まあ……、
  俺にもできることとできないことがあるけど。


[大咲につられるように流した視線の先、
 何やら店員の視線が新人のカクテルに集中しているが。

 俺はあまりカクテルには詳しくないので。
 そこは可愛い妹に頼るところ。**]
  
(+77) 2023/03/09(Thu) 21:51:34
厨房担当 那岐は、メモを貼った。
(c12) 2023/03/09(Thu) 21:53:10

【墓】 厨房担当 那岐

 

  寒くないようにって聞いたんで。
  春先にはちょっと、暑いかと思ったんですけど。


[私服を指摘されたら、何となく自身を見下ろした。>>+64
 パーカーはフリースとジャケットで二重になっている。
 持っている服は、大体、黒とか白とか、紺とか。

 トレードマークにした紺のキャスケットも。
 新しく新調した訳じゃない。
 自宅であまり使われずに埃を被りそうに
 なっていたものを使うようにしただけ。

 オシャレ、というより無難な感じ。
 一方、軽装でも着こなしている彼は、やはり。
 人の目を引いていただろうか。]
(+78) 2023/03/09(Thu) 22:18:35

【墓】 厨房担当 那岐

[カスタムはしていない。>>+65
 ということは、元から持っていたものか。
 あまり普段見慣れないものだから、
 新品かどうかも分からない。

 けれど。]


  ……俺と同じだ。


[偶然か、必然か分からないけれど。
 彼の持ち物の中にあるうさぎに、少し目を細めた。]
(+79) 2023/03/09(Thu) 22:20:03

【墓】 厨房担当 那岐

[二輪のバイクは四輪の車よりも
 バランスを取るのが難しい。
 今は彼の足が支えているけれど。

 叩かれた腰元に両手を回せば、自然と距離も近づいて。
 背中に身を寄せて、これでいいかというように、
 振り返る視線と目を見合わせた。

 体格はあまり変わらないだろうか。
 いや、背丈がある分、彼のほうが締まっているか。
 肉付きは、俺のほうがいいかもしれないけれど。
 
 ヘルメットを被った高野が前を向けば、
 ゆっくりとバイクが走り出す。


 風が、当たる。
 そよぐ風が、強くなり、駆けるように。]
(+80) 2023/03/09(Thu) 22:20:20