人狼物語 三日月国


188 【身内P村】箱庭世界とリバースデイ【R18RP村】

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視点:


]X『悪魔』 ゼロは、メモを貼った。
(a9) 2022/12/20(Tue) 2:06:56

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


[『悪魔』が22人の中でいつ死んだのか、
 経典には記載されておりません。

 その諍いの終盤にもいたという説、
 序盤でとっくに死んでいたという説、
 様々とあります。

 死因についても議論は交わされますが、
 これが正しいという主張が強いものはなく、
 しかし箱庭が壊れ切った時、
 そこに居なかったのは確実です。]
 
(46) 2022/12/20(Tue) 12:27:02

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


[ゼロが洋館で『名称』で人を呼んだのは、
 無意識ながらきっと魂の記憶の一部である。
 だから彼は、その『名称』を呼ぶことを、
 "仲良しごっこ"だと自分でも思っていたのだ。]
 
(47) 2022/12/20(Tue) 12:27:41

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ

── 玄関ホール ──


[神がつまらなさそうな声を出した時>>3
 自分の中の何かが軋んだ。

 息苦しさを覚える、
 悲しさを覚える、
 寂しさを覚える、

 だけどこれは、多分俺の感情じゃない。]
 
(48) 2022/12/20(Tue) 12:47:57

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


 ……、

[息を殺して、
 震えを堪え、

 納得が出来ない様子に
 静かに口を結びなおす。]


 っはは、
 …… ふっふふふふふ……

[そうして、選択を聞いた時のように
 口から零れたのは笑い声だ。
 でもその響きは、]

 ああ…、…
 その言葉が、聞きたかった……。

[この言葉は誰のものだろう?>>6
 泣きそうだ、隣にベルが居なければ>>17
 恐らく自分は泣いていただろう。]
(49) 2022/12/20(Tue) 12:49:54

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


 聞きたかったんだ、神様。
 ざまあみろ……。

[よく解らない。前世の記憶なんてない。
 でも、強くそう思う。
 この感情は多分正しくなんてない。
 彼が愛していないのは"俺"であって、
 『悪魔』ではないのだから。

 それでも、神に見放されたのが嬉しくて、
 悲しくて、取り返しがつかなくて、楽しくて、
 正しい事のように思えて、どうしようもない。
 混じるのは自分に対する羨ましさもあるのかもしれない。
 この気持ちがある限り、きっと『悪魔』は、
 何度だって『神』を否定するのだろう。
 『神』がそれに気づかぬ限りは。


 別れの言葉に返す挨拶はない。
 倒れる男を助けるでもなく、ただ見ていた。]
(50) 2022/12/20(Tue) 12:51:07

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


[次に現れるのは喪失感だ。
 重くなったような、軽くなったような。

 今感じていた感情ももう遠い。
 けれど確実に残っていて、苦い顔をする。
 最後にひどい置き土産をするものだ。

 そして、少しだけ隣を見るのが怖い。
 『恋人』に対する崇拝にも似たあの感情が、
 薄れているような気がして。
 妙に指先が冷える感覚がある。

 それに触れ、いあげるその手があって、
 ぱっとそちらへと視線を向け、

 ……そこにある姿には愛しさを覚える事が出来たから。
 安堵のように、確認のように。恐る恐ると握り返す。]
(51) 2022/12/20(Tue) 12:52:08

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


[今度は、ほっとして泣きそうだ。]

 
(52) 2022/12/20(Tue) 12:52:29

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


 頼もしいな。
 だったら俺がベルを護るよ。

[きっと考えてるほど甘くはないし、
 嫌な予感もとてもしている。

 22人揃う前にとっとと攫って行っておけばよかったという気持ちと、この区切りは必要だったのだと思う気持ちが両方あった。

 正直、洋館を出た後の話に、
 『証持ち』の身体の丈夫さを計算に入れていたのだ。
 それが損なわれているとしたら、
 もう少し準備がいるように思う。
 できる事、できない事を確認しなければ。

 でも、ここを出て、二人で、
 彼女が見せてくれるだろう世界を
 見てみたいから>>3:456

 手を握りしめたまま、少しだけ頭を寄せて、]
(53) 2022/12/20(Tue) 12:52:47

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


 …… ベル。
 君が、居てくれてよかった。

[そう小さく呟いた。*]
(54) 2022/12/20(Tue) 12:53:04
]X『悪魔』 ゼロは、メモを貼った。
(a20) 2022/12/20(Tue) 13:20:17

]X『悪魔』 ゼロは、メモを貼った。
(a42) 2022/12/21(Wed) 7:17:38

]X『悪魔』 ゼロは、メモを貼った。
(a52) 2022/12/21(Wed) 22:22:56

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


[その分を返してくれる、とベルが言う>>102
 なんだろう、不思議な気持ちだった。

 なんだろうか、本当に。

 ベルに対してだけは、
 今までも全て本心で接していたはずだった。
 けれどどうしても『悪魔』の影響もあり、
 自分も『悪魔』として『恋人』に接していたからだろうか。

 自分だけの心を渡した事が、少ないような気がする。

 彼女に向き合い始めて、
 どれくらい彼女の事を考えたかは覚えていない。
 けれど表面上は別のもので覆った言葉は
 受け取ってもらえても、返してもらっても、
 恐らく表面上で止まっていたのだろう。]
 
(255) 2022/12/21(Wed) 23:38:38

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


[…… 今は自分だけの心でベルに接している。]
 
(256) 2022/12/21(Wed) 23:38:47

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


[それを、返してくれると言われて、……。
 今の気持ちが、説明できない。

 一方的にもらったりとか、
 奪ったりとかとは違う、

 おくって、かえしてもらう、そのやり取りが。
 無性に恥ずかしいような、くすぐったいような。
 嫌ではないんだが。なんというか。]


 幾らでも。

[小さく笑ってそう返す。
 この先ずっとこんな気持ちが続くのかと思うと、
 少しそわりとした。

 私も、と。また答えが返ってきて>>103。]
 
(257) 2022/12/21(Wed) 23:39:04

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


 ……うん。

[昨日の告白の答えに表情を緩め>>104
 彼女を抱き締め返した。*]


 大切な、俺のベル。
 
(259) 2022/12/21(Wed) 23:39:15

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ

── 回想:邂逅の日 ──



[クリスタベルにはじめて会った日の帰り道。
 帰る先に家はない。
 雨風を凌げる場所を確保できている程度。
 あのスラム街で、自分はそこそこ有名だ。

 あの日以来身体も鍛えて技も盗んで
 逞しく生きるために強かであるために
 いきて、いきて、いきて、いきていた。

 陽が沈むと少し肌寒くなる。
 寝床に帰ると石壁からレンガを外し
 中から私物を取り出した。
 薄布だけどないよりもマシである。]


 はあ……

[興奮冷めやらぬとはよく言ったものだ。
 薄布よりも体温の方があたたかくて、
 また会えると思うと胸がいっぱいになった。]
(264) 2022/12/21(Wed) 23:49:22

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


[夜、と呼ぶ声と、
 撫でる手を思い出す。

 ぎゅっと目を瞑った。
 寝転がって、

 空を見て、]


  ……… 夜だ。

[そうか、今が夜なのか。
 スラム街は薄暗く街灯もなく、
 建物の隙間から見える空に星がよく見える。]
 
(265) 2022/12/21(Wed) 23:49:34

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


[意識したことはなかった。
 そもそも月や星の事もよく知らなかった。

 ただの空に見える遠い光。

 だけど、夜の中に、それがあって。]


(これがおれのなまえ、…)


[泣きそうだった。嬉しかった。
 何があっても絶対に、絶対に、
 彼/彼女の事だけは裏切らないと、夜に誓った。*]
 
(266) 2022/12/21(Wed) 23:49:49

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ

── 自室 ──


[窓から外を眺める。
 朝も、昼も、──夜も。

 この窓からはもう見慣れた景色だ。

 準備を整えたらこの洋館を出る。
 その準備には時間がかかりそうだけど。

 当初の予定よりも不安は多い。
 それでも今まで生きてきた経験は、
 きっと自分たちの力になってくれるだろう。

 生きて、生きて、生きて、生きていくだけだ。
 ……だけじゃだめだな。

 幸せにしたい。

 楽をさせてあげるのは多分無理だと思う。
 彼女の生活能力も多分低いだろうとも思っている。

 挫けられたら、
 その辺りに住むことも考えておこう。

 諸々考えても、
 やはり準備は想定以上に必要そうだ。]
(276) 2022/12/21(Wed) 23:58:43

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


[恐らく一人で出ていく方が
 100倍楽だろうとも思うけど。

 一人で出ていきたいとは、
 もう微塵も思っていない。*]
 
(277) 2022/12/21(Wed) 23:58:52