人狼物語 三日月国


37 【恋愛RP】夏の夕べ【R18】

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:

全て表示


【人】 成瀬 瑛



  あっ ごめんね。
  んー、なんだろう……


[ 近い距離に、思わず頬を赤く染める。
  慌てて両手を振ってから、
  自分でも不思議そうに首を傾げた後。 ]


  …… ああ、そうだ。
  あたしきっと、お腹がいっぱいになったんだ。



[ 得心が言ったように頷いて、あたしは笑う。 ]
 
(9) 2020/07/29(Wed) 0:48:08

【人】 成瀬 瑛



  …… あたしね、今日はすごく楽しかったんだ。


[ かちゃり、フォークをお皿の隅に置くと。
  自身の考えをまとめるように、
  ぽつり、小声で語り出す。 ]

 
  誰かと一緒にご飯を食べる約束して。
  自分の為に服を買ったり、おめかししたりね。
  …… そういう余裕、あんまりなかったから。


[ 同級生との再会もその一つ。
  プレゼントを贈ったり贈られたり
  人によっては些細なことが、
  あたしにとっては新鮮で、胸弾むこと。 ]
   
(10) 2020/07/29(Wed) 0:48:23

【人】 成瀬 瑛



  オマケに格好いい男の子と
  こんな綺麗なお店で美味しいもの食べたんだから。
  
  もう、いろいろお腹いっぱいだよ!


[ 冗談めかして微笑んで、気付く。
  そうだね、あたしは失敗してしまったんだ。

  メールと同じで>>1:592
  知らなければ耐えられたのに。
  こんな眩しい世界があるって、知ってしまった。 ]
 
(11) 2020/07/29(Wed) 0:49:18

【人】 成瀬 瑛



  …… だから、ご馳走様でした!


[ 手を合わせて、席を立つ。

  これ以上踏み込んだら、
  きっとあたしは日常に戻れなくなるから。
  夢は夢として、ここで目覚めておくべきなんだ。

  あたしの言ったことは断片的で、わかりにくて。
  羽凪くんには、ちっとも伝わらないだろうけど。
  それで、構わない。 ]
 
(12) 2020/07/29(Wed) 0:49:39

【人】 成瀬 瑛


[ 付き合ってくれた羽凪くんを
  女性ばかりの中置いていくのは、申し訳ないけれど。

  …… このままここにいたら、
  なんだか言葉では説明できない涙が
  こぼれそうだったから。 ]


  それじゃ、あたしはこれで!
  じゃあね。


[ 瞳に力を込めると、にっと目一杯の笑顔を浮かべる。

  …… まだ間に合うはずだから。
  部屋に戻ったら、休暇を切り上げて仕事に戻ろう。  
  依頼に忙殺されて、誰かの代わりを務める日々。

  がむしゃらにこなしているうちに、
  こんな気持ちもきっと忘れられるから。 ]**
  
(13) 2020/07/29(Wed) 0:49:51
成瀬 瑛は、メモを貼った。
(a11) 2020/07/29(Wed) 0:57:45

【人】 成瀬 瑛


[ 羽凪くんの主張は最もだ。>>23
  満腹なのは、あたしだけだ。

  そうだね。君にはいつも
  貰ってばかりだったから。>>24
  涙にはもう少し我慢してもらって
  あたしはしばらくその場に立ち止まると。 ]


  楽しいのは、本当だよ。
  でも、楽しすぎて思い出しちゃった。

  誰かと一緒に食べるご飯は美味しいんだね。
  それがコンビニのカップ麺でも。
  ホテルのケーキでも。

  だからもう一度、忘れないと ───

  
 
(45) 2020/07/29(Wed) 10:45:48

【人】 成瀬 瑛


[ 帰ったら、また仕事に忙殺されて。
  一人のご飯に戻るから。
  だから舌が肥える前に、美味しいご飯はご馳走様。

  そんな話をするあたしは、
  自分ではよくわからないけど。
  らしくない顔を、していたんだろうか?

  掴んだ手は、すでに解かれていて。>>25
  あたしはどこへだって、行けたはずだけど。 ]
 
(46) 2020/07/29(Wed) 10:45:56

【人】 成瀬 瑛



  …… そうだね、ちょっとずるかったね。
  あたしばっかり、君に美味しいご飯を貰ってた。


[ 何だか湿っぽい話をしてしまったし。
  あたしがいることで
  羽凪くんがそう思ってくれるかは、自信ないけど。

  いていいよって思ってくれるうちは、
  あたしは再び、席に戻って。

  春雨ヌードルの時とは反対に、
  今度はこちらが、ケーキを食べる君を見守ろう。 ]
 
(47) 2020/07/29(Wed) 10:46:10

【人】 成瀬 瑛


[ 再びテーブルについた後は、
  お皿の上の苺のムースを
  ゆっくりと時間をかけて、一つだけ食べて。

  途中で話題に悩んだら、
  何でも屋さんをしてるんだよ!って、
  大変なこととか辛いことは、少し置いて。
  自分の仕事のこと、変な依頼や失敗談を交えて、
  面白おかしく語ってみせる。

  …… 羽凪くんのことは
  少なくとも、こちらからは尋ねなかった。

         下手に聞いてしまって、君のこと。
         もっと知りたくなってしまったら、
             それはとても、困るから。 ]**

(48) 2020/07/29(Wed) 10:47:09

【人】 成瀬 瑛



  ツケかぁ……
  随分たくさん借りちゃったな、あたし。


[ 相手は可愛い女の子なんだから
  奢ってくれてもいいんだよ?
  
  拗ねたように、憎まれ口を叩く。>>61
  その言葉の裏の意味に、気付かないわけでは
  ないけれど。

  そうして、羽凪くんがあらかた食事を済ませてのを
  確認しての帰り際。
  向けられた言葉を、あたしは黙って聞く。>>63

           ちょっと前の羽凪くん。
           それは、今のあたしだった。  ]

(78) 2020/07/29(Wed) 17:14:44

【人】 成瀬 瑛



  …… 羽凪くんが、これからずっと。
  美味しくご飯を食べられますように。


[ 唯一聞いた、君の話に。
  睫毛を伏せ、祈るように告げたなら、
  別れに対しては、少し悩んでから。  
  やがて、君と同じ言葉を重ねよう。

  …… あたしは、もうこのホテルを去るつもりだ。
  そうなれば、ホテルの限られた敷地内ならともかく、
  連絡先だって交換していないんだから。
  これ以上の偶然なんて期待できない。 

  だから“また”なんて訪れないのは知っていたけど。
  あたしも君も大人なんだから。
  きっとお互い社交辞令だって、弁えている。 ]

(79) 2020/07/29(Wed) 17:17:27

【人】 成瀬 瑛



  うん、またね。


[ あたしは黒いワンピースを翻し
  目を細めて微笑むと、
  ことさら大きく手を振った。 ]*
  
(80) 2020/07/29(Wed) 17:17:37

【人】 成瀬 瑛


[ それから部屋に戻る頃には、外はすっかり暗く。
  …… 今から帰るのは、面倒くさいな。

  あたしは単車でホテルに来ていたから、
  夜道の運転も嫌だしと、早々に諦めて。 ]


  仕事は明日……
  明日からちゃんと、頑張るよ……


[ スマホに向けて、言い訳するように呟いて。
  シャワーを浴びてメイクを落とした後は、
  そのまま夢も見ないくらいぐっすりと眠った。 ]
  
(83) 2020/07/29(Wed) 17:37:50

【人】 成瀬 瑛


[ 目が覚めると、退去の準備をする。
  滞在中、ワンピースや靴と
  少しだけ増えてしまったけど。
  元々荷物は多くなかったから、すぐにまとめ終えた。

  ラフな格好に癖毛と言う、いつもの格好のまま
  チェックアウトの為に訪れたフロントで
  あたしは高橋大輔くん越しに伝言を聞く。>>19 ]


  …… えっ、先生?


[ もとい、ジャンくん。
  誰かと共にご飯、というのは
  今のあたしには少し躊躇うことだったけど。

  約束したし、心配かけてしまった先生だし。
  …… なんて、言い訳ばかりだね、あたし。 ]
    
(84) 2020/07/29(Wed) 17:39:09

【人】 成瀬 瑛



  あたし夜はもういないから。
  お昼ご飯に、胸が大き……
  じゃなくて、美味しいラーメンが食べたいな♡

  って、伝えてもらっていいですか?


[ あたしの言葉を、几帳面にメモする高橋くん。
  最初の言い直す前の部分まで拾われていたらどうしよう
  ……若干の不安を感じつつ。
  承諾してもらえるなら、ロビーで待ってると添えて。

  さてリクエストを受けたジャンくんは、
  悪の科学者御用達のラーメン屋さんを
  見事見つけられるだろうか?>>16 ]
    
(85) 2020/07/29(Wed) 17:39:33

【人】 成瀬 瑛


[ ……その後は、
  特に行きたい場所も思いつかなかったから。

  ロビー付近のソファにぽふと腰掛けて、
  何もしない時間を堪能する。
  
  すごい、これふかふか!!埋まりそう!!
  助けて!!!! ]**
     
(86) 2020/07/29(Wed) 17:40:21

【人】 成瀬 瑛


[ ソファの弾力と格闘していたあたしは
  頭上から降ってきた声に、>>98
  柔らかさに白黒させていた瞳を、ぱちと瞬かせた。 ]


  あれ、…… 羽凪くん?
  おはよ。


[ 埋もれながら、ひらひらと振った手で
  挨拶を返す。

  昨夜、ドレスアップした格好を披露した分、
  気の抜けた姿を見られるのは少し恥ずかしい、けど。
  …… こっちの方が見られているし、今更かな。 ]
   
(102) 2020/07/29(Wed) 20:14:24

【人】 成瀬 瑛



  うん、帰るよ。
  ホテルで随分散財したしね。

  帰って仕事しないと、
  美味しいご飯どころか
  ご飯自体食べられなくなっちゃうよ。


[ 隠す理由もないから、問いには素直に頷いて。>>99
  『またね』が社交辞令で終わらなかったこと。
  もう一度会えて、確かに嬉しいなと思ったけど。

  曖昧にするなってことかもしれない。
  そう、思って───。 ]

(103) 2020/07/29(Wed) 20:15:15

【人】 成瀬 瑛



  さよなら、羽凪くん。


[ 今度はきちんと、別れの挨拶を。 ]**
 
(104) 2020/07/29(Wed) 20:15:35

【人】 成瀬 瑛



  ── 回想 ──



[ 梅雨の終わり、夏の気配がすぐ側まで来てた頃。

  外を歩けば、ふわりと前髪が舞う。
  あたしが一年前に得た、自由の証。

  だから当時のあたしは、風の悪戯さえ心地良くて。
  それが熱を孕んだものでも、お構いなく。
  無理して外回りをした結果、熱中症一歩手前。
  役に立たないと、受付業務を回された。 ]


  いらっしゃいませ。


[ 人の気配に顔を上げる。>>106
  空調の効いた事務室で、体温を調節しながら
  お客さんを迎え入れて。

  それが一年前の“悪いお兄さん”だと気づけば
  きっとあたしは、慌てて財布を取りに走る。 ]*
   
(131) 2020/07/29(Wed) 22:15:08

【人】 成瀬 瑛



  羽凪くん、取り立て屋さん向いてるよ。


[ いつかの本業顔負けの、壁ドンならぬ扉ドンは
  まだ記憶に新しい。
  気まずげに視線を彷徨わせながら。
  踏み倒すのは失敗したらしいと知る。 ]


  花火大会……?


[ 指先を追って、ポスターを視界に入れて。
  その存在を初めて認識する。
  花火大会なんて、早朝から場所を取る為に
  ブルーシートの上でごろんと寝転がるもの。 ]
  
(142) 2020/07/29(Wed) 22:45:20

【人】 成瀬 瑛


[ 事務所に戻れば雑務は山ほどあるけれど。 
  あたししかできない急ぎの仕事、なんてものは
  どこにも存在しない。

  あたしは仕事をしないと生きていけないけど
  社会はあたしがいなくても問題なく回っていく。 ]


  …… 明日、


[ 返事を促されて、言葉を詰まらせた後。
  羽凪くんの盛大な顰め面に向き直り。
  飲み込んだ唾で喉を湿らせて、
  ゆっくりと口を開いた。 ]
 
(145) 2020/07/29(Wed) 22:45:53

【人】 成瀬 瑛



  河川敷で、待っているね。


[ ロビーとか、待ち合わせに適した場所は
  いくらでもあるのに。
  提示したのは、敢えて人混みの多い、
  合流どころかはぐれることを心配しなければいけない所。

  羽凪くんはスマホを持っていないんだから。
  会えない可能性の方が、きっと高い。

  そうなれば、そこでお別れで。
  あたし達は日常という世界に帰る。 ]
    
(146) 2020/07/29(Wed) 22:46:07

【人】 成瀬 瑛



  それじゃ、羽凪くん ───、


[ ソファに沈んだまま、小さく手を振る。
  またねも、さよならも選べないで

  それがわかるのは、明日になってから。
  そう、自分自身に言い訳する。 ]**
  
(147) 2020/07/29(Wed) 22:46:16

【人】 成瀬 瑛



  えぇ……頂きます。


[ 勝手知ったる他人の事務所。>>141
  彼の名刺のおかげでここに辿り着いたのだから
  所長と知り合い同士なんだろうというのは
  想像はできたけど。

  冷蔵庫に向かう背を
  信じられないような視線で見つめつつ
  麦茶はちゃっかり要求する。 ]


  なんとか、生きてるよ。
  お兄さんのおかげ。


[ 日々目まぐるしくて、慌ただしくて。
  やらなきゃいけないことだらけ。
  それでもあの窮屈な家にいた頃に比べれば、
  あたしは自由で幸せだ。

  この仕事をするようになって、
  裏の話も、少しだけ耳に入ってくるようになった。
  家出娘の末路なんて、大半がひどい結果。
  今のあたしは、それを知っている。 ]
 
(153) 2020/07/29(Wed) 22:57:48

【人】 成瀬 瑛



  ありがとう。


[ だからと添えた言葉と共に。
  あたしは数枚の紙幣を、
  なんとか相手のポケットに押し込もうと奮闘する。]**
  
(154) 2020/07/29(Wed) 22:58:01
成瀬 瑛は、メモを貼った。
(a51) 2020/07/29(Wed) 23:01:44

【人】 成瀬 瑛


[ 悪いお兄さんは、本当に悪いお兄さんだった? ]


  ……利子。


[ まだ浅いあたしの人生経験では判断できないで。
  麦茶のコップを傾けると、>>207
  弧を描く口元に、向けられた言葉を反芻する。

  なんにせよ。
  大人の世界は厳しいね。 ]
  
(241) 2020/07/30(Thu) 13:39:07

【人】 成瀬 瑛



  それは、お金で払うものなのかな?


[ ふと気になって、尋ねてみる。

  社会人一年目。ろくな貯金があるはずがなく。
  トイチなんて言葉があるくらいなんだから、
  悪い人界隈の金利なんて、暴利がお約束。
  それを一年分だなんて、考えるだけで恐ろしいけど。

  彼の行動に救われたのは本当だから。
  払わない選択肢はないんだ。

  ただ、あたしが何回かご飯を抜いて
  お金を貯めたところで。
  払えるものなのかって純粋な疑問を。

  色硝子の奥、隠れた双眸に問いかけて。 ]**
  
(242) 2020/07/30(Thu) 13:40:14

【人】 成瀬 瑛



  返さないのは無理だね。
  あたしはお兄さんに救われたって思っているから。


[ 家出が失敗して、連れ戻されても
  そうでなくとも。
  あの日あの場で彼に出会う方法以外では、
  あたしは、おそらく生きていなかった。

  だから笑っていない瞳に映るように>>244
  即座に首を横に振る。 ]
  
(250) 2020/07/30(Thu) 16:51:13

【人】 成瀬 瑛


[ 金を借りたら金を返す。
  では救いの手には?

  …… あたしでは、お兄さんが何に救われたいのか
  そもそもそんな必要があるのかも
  さっぱりわからない。 ]


  あたしが何をしたら、
  お兄さんは助かるのかな?


[ だから単刀直入に尋ねてみる。

  何でも屋。成瀬瑛。
  まだまだ一年にも満たない新人だけど。
  受けた依頼は、誠心誠意、取り組むよ。 ]*
 
(251) 2020/07/30(Thu) 16:51:41