人狼物語 三日月国


47 【半再演RP】Give my regards to Jack-o'-Lantern【R18】

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サラリーマン 葛西 聡は、メモを貼った。
(a14) 2020/10/19(Mon) 15:10:04

【人】 怪物皇女 メイベル

  

  ──ふぅん。
  私を殺しに来た訳じゃないんだ。


[>>95彼女の言葉を聞き
私は蛇の玉座に深く座り片目を閉じる。

私は私の能力に絶対の自信がある。
彼女が力を跳ね除ける素振りもなく
完全に力が掛かった上で、殺しに来たのではない、と
言うなら真実なのだろう。

彼女が私を害する存在ではないと分かった。
とは言えだからと言って、無事に帰す義理も
私にはない。

小柄で食べ甲斐もないかもしれないが
城下の魔物の食糧としようか。
と無感情に考えた辺りだった。]
(97) 2020/10/19(Mon) 16:48:44

【人】 怪物皇女 メイベル



  ──……はぁ?


[>>96高い声で疑問符を上げてしまう。
彼女は何を勘違いしているのだろう。

決定権は私にあって
私が彼女をどうするか全て決めるのであって
彼女に自分の未来を決める権利はない。

私は目を閉じた。
何もせずとも銀狼が、それか黒蛇が動いて
無礼な発言をした彼女を
殺す
だろう。

愚かな少女の無残な姿。
見る必要もないと興味を無くした筈だった。
けれど。]
(98) 2020/10/19(Mon) 16:49:08

【人】 怪物皇女 メイベル



 ………………?



[目を閉じた暗闇の中。
銀狼も黒蛇も動く気配がない。
何事かと目を開くと、彼らは微動だにしていない。

…………いつもなら私が命じなくても
主人の意を汲み最善の行動を取るのに。]
(99) 2020/10/19(Mon) 16:49:33

【人】 怪物皇女 メイベル



  何をしてるの?
  早く
殺しなさい



  …………。



[私は目を見開いて
それから蛇の玉座から降りると
ぺたぺたと素足で石作りの床を歩き
>>95震えている少女の前に立った。]
(100) 2020/10/19(Mon) 16:49:57

【人】 怪物皇女 メイベル

 

 …………私に何かしたわね?



[何かされた。
そう気付いているのに
彼女を
殺そう
とは微塵も思わない。
苛つきながら
私は彼女を見つめて言い捨てる。]



  こんな小さな女の子に
  してやられると思わなかったわ。

  あんた、何者なの。


[私の翡翠の瞳が彼女を見下ろしていた。]*
(101) 2020/10/19(Mon) 16:50:26

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 
[ 身体を彼の方へと向ければ、一瞬、
  彼の視線が顔の下の方へと向いた気がする。>>55

  慌てたように顔を背ける彼。

  少しばかり訝し気な眼差しを向けるも。

  意識はすぐに、
  彼が手に取った一冊の本へと向くのであった。]
 
(102) 2020/10/19(Mon) 17:52:49

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 

   新婚旅行、ですか……。


[ ぱらりめくられるそれは
  旅行雑誌であったのだろうか。

  幕末頃、坂本龍馬が新婚旅行とやらで
  温泉や神社等、観光場所を巡ったという話は
  何時だったか耳にしていたと思う。

  その新婚旅行とやらが近頃、流行っているらしい。]
 
(103) 2020/10/19(Mon) 17:53:00

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 
[ 私はというと、新婚旅行とやらは
  ハイカラな人たちのものであると思っていた為。
  自分には縁のないものと考えていた。


  ───それを彼と。

  束の間、眼を伏せて思考を巡らせる。

  一度軽く目を閉じ、開いてから
  口を何度かパクパクと動かして。

  やっとの事で口に出した言葉は。]
 
(104) 2020/10/19(Mon) 17:53:06

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 
 
   ほ、ほんとに
    い、良いんですか……!


[ 気怠げな眼差しはぱっと輝いて
  驚きと嬉しさに満ち溢れていく。

  それから、胸元を布団で隠しつつ
  上体をゆっくりと起こすのであった。

  疲れの原因はともかくとして
  彼が気を使ってくれるのが何より嬉しく。

  そしてその彼と、共に素敵な時間を過ごす。

  想像するだけでも、頬が緩んで仕方がない。]
 
(105) 2020/10/19(Mon) 17:53:13

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 
[ と、そんな時の事。
  彼の手の動きがふと止まった。>>60

  何だろうと首を傾げつつ
  彼が見ている頁を覗き込んでみる。

  ついでに、こっそりと身体を
  彼の方に触れさせては甘えるように擦り寄って。

  目に入って来たのは、母の出身地の地名であった。]
 
(106) 2020/10/19(Mon) 17:53:22

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 

   お母さん……。


[ ぽつりと小さく声が漏れる。
  それは寂し気な音色を部屋へと響かせていた。

  幼い頃に常世へと旅立った母。
  仕方のない事とは言え、それでも……。]
 
(107) 2020/10/19(Mon) 17:53:55

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 
[ 少しばかり物思いへと沈んでいれば
  ふと、彼の手が前髪へと伸びていた。>>61

  それを両目を軽く閉じては受け入れて。
  彼の太腿へと頭を預けてはころんと横になる。]


   ええ、私の知ってる範囲でよければ。


[ 彼が何をその時考えていたのか。
  私には知る由がなく。

  ただ、母の事を知りたいのだと思っていた。

  私自身、母の事について多くは知らず。
  何より大部分は幼き頃の事故、記憶の彼方だった。]
 
(108) 2020/10/19(Mon) 17:54:28

【人】 時見の妻 天宮 琴羽


[ その後。

  もじもじとしながら
  言いにくそうに口を開いて。]


   あの、その……
   もう少し寝てようと思うのですが……。


[ 頬を薄っすらと染めて。
  彼の腕をぎゅっと抱きしめて。]


   最近冷えてきて……だから、その……。

 
(109) 2020/10/19(Mon) 17:55:24

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 
[ 布団で口元を隠しながら
  遠回しに添い寝のお願いをしてみるものの。

  彼はどうしただろうか。

  無理そうであれば、
  大人しく一人で寝るつもりだけれども。]*
 
(110) 2020/10/19(Mon) 17:59:36

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 
  ─── 母との思い出 ───
 

[ 母は幼い自分から見ても
  とても綺麗な人だと思った。

  艶やかな漆黒の黒髪。
  長き睫毛と深い夜色の瞳。
  大理石の如き滑らかで色の白い肌。

  凛とした美しい声を響かせて。

  微笑みはまるで芍薬が咲き誇るかのよう。]

 
(111) 2020/10/19(Mon) 18:42:19

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 
[ 自慢の母だった。

  私が人見知りで、
  村の子供たちと上手く馴染めなくても。

  両親のお仕事の手伝いで粗相をしてしまっても。

  それを叱る事もなく
  優しく包み込んで諭してくれる母だった。]

 
(112) 2020/10/19(Mon) 18:42:25

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 
[ ある日の事。

  私がお化けを見たと、
  それが怖くて泣いていた時。

  母はふわりと抱きしめて、
  よしよしと頭を撫でてくれた。

  怖くてとにかく泣いていた私は
  母が傍にいるだけで安心して泣き止んで。

  それでも暫し怖くって、
  母に抱きついたまま離れず。

  母はもう、だなんて。困った子だと笑いつつ。
  そのまま離れずに
  私が落ち着くまで一緒にいてくれた。]

 
(113) 2020/10/19(Mon) 18:42:30

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 



[ そして、言った。]
    



 
(114) 2020/10/19(Mon) 18:42:37

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 

 「 琴羽は生まれつきなのかな。
   霊力が高いのね。

   お化けが見えちゃうのはそのせいかも。

   大きくなったら……
   もっと強くなるかしら…… 」


 
(115) 2020/10/19(Mon) 18:42:42

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 

 「 将来、そのせいで
   もしかしたら辛い目に遭うかもしれない。

       そうならない為に────…… 」


 
(116) 2020/10/19(Mon) 18:42:52

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 
[ 続く言葉は聞こえなかった。

    ───否、覚えていなかった。


     母はあの時、何と言ったのだろう。
     何と言おうとしたのだろう。]

 
(117) 2020/10/19(Mon) 18:43:03

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 





[ 今となっては、……もう ]
*   


 
(118) 2020/10/19(Mon) 18:43:10
時見の妻 天宮 琴羽は、メモを貼った。
(a15) 2020/10/19(Mon) 18:52:19

【人】 微睡む揺籃 アリア

―― 皇女の居城 ――

[ 玉座に深く腰かけるメイベルに>>97小さく頷いた。
 そもそも彼女に何かしよう、と思って、
 私がこの世界に現れたのではない筈なのだ。]


 ――っ。


[ 甲高く上がる声に>>98身をすくめて、
 けれど彼女につき従う二体の魔獣は動くことはなかった。>>99
 ほっ、と内心胸を撫で下ろすのもつかの間、
 石段を下りて間近に寄ったメイベルの気配に>>100
 きゅ、と身体がこわばってしまう。]


 ……私、を……


[ どうするつもり、と言うのにさえ恐ろしさを感じる。
 強大な魔物の持つオーラ。畏怖すべき存在
 声を途切れさせたまま、操られたように彼女を見上げた。]
(119) 2020/10/19(Mon) 19:16:54

【人】 微睡む揺籃 アリア

[ 何かした、という彼女の問いへ

 「いいえ、何も」――と。

 答えようと開いた口から、声は出なかった。]
(120) 2020/10/19(Mon) 19:18:26

【人】 微睡む揺籃 アリア

[ もう一度、同じように言おうとしても声は出ない。
 目を瞠って言葉を変えてみた。]


 わかりません、
 でも――、た、たぶん。何か、したんだと。
 思います。


[ 声が出た。私自身では認識していなくても、
 何かしていたのだ、と理解して。
 投げられたもうひとつの質問に>>101答えようとする。]
(121) 2020/10/19(Mon) 19:21:30

【人】 微睡む揺籃 アリア

[ でもどう話したものだろう。
 そのまま話して信じてくれるものだろうか。
 といって、短気そうな彼女を前にいつまでも黙っている、と
 いう訳にはいかない。
 いつメイベルの気が変わるか知れたものではないのだ。]


 私は、ええと、こことは違う世界の、人間。
 名前は、アリア。


[ 違う名前だ。
 私のではない、けれどごく自然に出てきた名前。
 私の混乱した表情を魔の皇女は目にするだろう。]
(122) 2020/10/19(Mon) 19:33:24

【人】 微睡む揺籃 アリア



 ――、えっ、あ、あ、あの、違います。
 違うんです。

 私の名前は、―
水島 ライラ
― 。


[ ふたたび私は目を見開くことになる。
 私のものではない名前。
 本当の名前は、「水島 ライラ」。
 なのにそう口を動かしてみても、
 何度繰り返してみても、
 声として出すことは出来なかったのだ。

 この世界では、私の本当の名前は「嘘」なのだと
 思い知らされるかのように。]**
(123) 2020/10/19(Mon) 19:34:53

【人】 魔砲少女 シオン

―― 摩天楼の尖塔 ――

[...は周囲へと隈なく視線を巡らせる。
 アレ>>87はテレビでは巨大な猫でしかない。
 だが、相対すれば人間の姿をしていた。
 恐らくは内包する力が巨大な猫として見えているのだろう。

 それを見つけるのは魔砲少女としての力。
 魔力で視力を強化して街を監視するのだ]


  ……見つけた。


[...は口角をあげてほくそ笑む。
 特徴的な姿は一度見たら忘れることはない。
 何もかもが狙い過ぎている衣装もそうだ。
 それ以上にあの胸がいけない。

 ...は僅か視線を下げる。
 自分のものもそれなりにあるがどうしてだろうか。
 アレの胸に苛立ちしか覚えなかった]
(124) 2020/10/19(Mon) 19:49:26

【人】 魔砲少女 シオン

  それにしても契約前に見つけられて幸いね。
  心が弱った人間に付け入るなんてあくどいこと。


[...はアレの方へと身体を向けた。
 膝を折り足の裏に魔力を集中させる。
 尖塔に対し横向きになる程に身体を倒して前を向く]


  今日こそはもぎ取ってあげるわ。


[...は右手に持つ獲物にも魔力を込めていく。
 同時に足裏の魔力を解放し強くアレへ向けて飛び出した。
 その軌跡は一直線だ。
 空気を切り裂きながらカラフルな魔力の残滓を
 飛行機雲のように残して飛んでいく]
(125) 2020/10/19(Mon) 19:49:32

【人】 魔砲少女 シオン

  
<<セタリィア・ヴィリディス>>



[右手に持つ棒の先から緑色の光が伸びる。
 ブラシのように長い穂がついた獲物を大きく振りかぶる。
 アレはもう通常の視認距離にある]


  オイタはそこまでよ!


[...は振りかぶった獲物を縦回転で振り抜いた。
 丁度緑の穂が当たるように調整されたそれは、
 契約途中に割り込むように降り注ぐ**]
(126) 2020/10/19(Mon) 19:50:50