人狼物語 三日月国


47 【半再演RP】Give my regards to Jack-o'-Lantern【R18】

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【人】 サラリーマン 御門 涼司

[いや、そうじゃなくて。
いつもの軽口で突っ込みそうになる。

後で誤魔化しがきくようにわざと汎用な言葉を使い
具体的な暴力について言及しなかったのは自分だ。
けれどいざ逃げ道を用意されると
どうにも酒の失敗で軽く流してしまいたくなる。

直前に過去の自分を恨んだばかりだと言うのに。]

――!

[怒気のない相手の声から何となく
殴られそうにはないなとは思っていたけれど、
さすがに彼から触れてくるとは思っていなかった。

まだぽんぽんまでなら分かる。
彼の優しい性格ならありえなくはない。
が、さすがに肌に直接触れる指先は駄目だ。
神経がぶるりと震える。

思わず逃げるみたいに僅か身体が引けた。]
(216) 2020/10/20(Tue) 18:21:17

【人】 サラリーマン 御門 涼司

俺は、大丈夫です。

[未だ二日酔いは残っているけれど
この状況で彼に気遣いをさせるのは気が引ける。
何でもないフリで答えて素直に顔を上げる。

顔を上げたところで相手を直視出来るわけもなく、
後ろめたさと申し訳なさで視線は落ちたままだ。
かけられる声に上を向いたけれど
その先に無防備な尻が視界に飛び込んできたから
やっぱり視線はすぐに下を向いた。

恨み節も叱責も何も飛んでこないし、
無理矢理突っ込まれたにしては尻丸出しで
俺に対して警戒心がなさすぎでは…。

見てはいけない。でもちょっとだけなら、と
相手の視線がこっちに向いてないのを良い事に
年相応な形をした白めの臀部にチラ見して、
土曜だなんだと問いかけに気もそぞろで答えていく。

さほど頭に入らないやり取りだったけれど、
(いや出勤しなきゃいけないのかは大事な事だが)
この彼の自宅が割と自分の最寄り駅から近いと知れたのは収穫だったかも知れない。]
(217) 2020/10/20(Tue) 18:21:55

【人】 サラリーマン 御門 涼司

[グラスを手に戻ってきた彼をぼんやり見つめて
やっぱり何にもなかったんじゃないかって思い始める。

怒られもしないし、追い出されもしない。
と言うか何ともないって言ってたし。
それどころか水まで持って来てくれて
優しくて穏やかないつもの先輩のままだ。

そっか。何もなかったのか。
これは安堵すればいいのか、残念がればいいのか。
今度は正しい反応なんだろう。]

ありがとうございます。





…ブフォ!


[目に飛び込んできた一目で何か分かる箱に
思わず口に含んでいた水を噴いた。]
(218) 2020/10/20(Tue) 18:22:24

【人】 サラリーマン 御門 涼司

<xlarge></xlarge>[え?

え、どういう事?
何もなかったんじゃないんですか。
それ完全にアレですよね。空じゃないですか。

再び混乱が訪れる。

って言うか。
ソレの存在を知ってた上であの態度?
そのつもりで買ってきた可能性?

葛西さんが?あの聖人みたいな葛西さんが???
ワンナイトラブありなんですか???
俺とそんな風になってもいいかもって???

ない!


ないないないない!絶対にない!]
(219) 2020/10/20(Tue) 18:23:24

【人】 サラリーマン 御門 涼司

駄目ですよ、そう言うの。
俺が何か変な事言ったんだったらすみません。

でも葛西さんは優しいから…
世の中には悪い奴もいるんで、そう言う、
付けこまれるような事は言わない方がいいと思います。

[付け込んでしまいたいのは俺だ。
自分に都合よく受け取って丸め込んでしまいたい。
多分、彼の言い方を聞くに出来そうな気がする。

でも彼は間違いなくノンケだし
(聞いた事はないけど何となく空気で分かる)
抵抗があまりないだけで男が好きなわけじゃないだろう。

そんな相手を利用しちゃっていいんだろうか。
こんな優しくて素敵な人を、
その人の善意に甘えて騙していいんだろうか。

と言うか、誰にでもこんな緩いのか。
このままだといずれ流されそうな気がする。]
(220) 2020/10/20(Tue) 18:23:55

【人】 サラリーマン 御門 涼司

[俺自身、素面でぶつかる勇気はない。
やっぱり男無理とか言われて、気まずくなって
今までの関係がぶっ壊れるとか想像するだけで震える。

けど俺以外の奴にいつの間にか食われてましたとか
そっちの方がよっぽど嫌だし、怒りで震える。
だったらちょっと釘を刺した方がいいのでは。]

それとも…付け込まれたいんですか?

[ぐいと水を飲み干して氷の残るグラスをサイドテーブルへ。
相変わらず無防備に転がる彼との距離を詰めて
箱を持った方の手首を掴んでやれば
暗にどうにでも出来る状況だと伝わったか。

普段話しかけるよりもずっと色を帯びた声で
低く囁いてみたらさすがの彼も動じただろうか。

そしたら冗談だと笑って誤魔化して、
いつも通りの懐いた後輩の顔に戻るとしよう。]*
(221) 2020/10/20(Tue) 18:24:58

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 
  
─── 母の故郷へ ───



[ 旅行など生まれてこの方行った事もなく。
  当然天狗たる彼も無かったであろう。

  一体何を持って行けばいいのか。
  右も左も分からないもので。

  かふぇ(甘味所)の従業員に話を伺ったり
  旅行冊子を参考にしながら
  旅行鞄に必要そうな荷物を詰めていくのであった。


  出発の日まで、生まれて初めての旅行。
  それも新婚旅行とやらに心は浮き立って。

  どうにも平静さを保てなかったのか
  配膳をうっかり間違えたり、
  会計時にお釣りを数え間違えたり。
  それはもう仕事が仕事にならないのであった。]
 
(222) 2020/10/20(Tue) 18:26:00

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 
[ お世話になっている
  かふぇの店員たちには申し訳ないものである。

  旅行が終わったら、失敗を取り戻す為に
  気持ちを入れ替えてしっかり働かなければ。
  そんな事を思いつつ。

  何だかんだで色々ありつつも
  無事出発の日を迎えて。

  彼に抱きあげられながら
  目的地たる母の故郷へと向かうのであった。]
 
(223) 2020/10/20(Tue) 18:26:04

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 
[ そうして降り立った目的地。

  帝都とは違い、深く豊かな自然に囲まれて。

  あちこちの山々は赤や黄色、緑といった
  色とりどりの衣を身に纏い。

  銀杏の木は舗装された石畳の道に
  所々黄金色の絨毯を敷き詰めており。

  木々の隙間から垣間見える
  湖は深い碧を湛えていた。

  何処を見ても、
  美しき自然が目を楽しませてくれて。
  これからの事に心躍るのであった。]
 
(224) 2020/10/20(Tue) 18:26:11

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 



[ ……─── " あるもの "を除けば、であるが。]   



 
(225) 2020/10/20(Tue) 18:26:14

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 
[ >>180
『はろうぃん祭り開催中!


  聞き慣れない言葉である。
  思わず何度も目を瞬かせてしまった。]


   はろ、ういん……?


[ 首をゆるく傾げながら、垂れ幕を見つめる。

  少しして、周囲に目を走らせてみれば
  一体何が起こっているのか。

  見た事もない衣装やら、飾りつけ
  異形の者にしては随分と作り物めいている人々。

  目にするもの全てが不思議一色だというように、
  頭の中は疑問符で埋め尽くされるのであった。]
 
(226) 2020/10/20(Tue) 18:26:22

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 
 
   え、えと……時見様。
   あの、その……どうします?

   とりあえず、荷物を宿に運びますか…?


[ 目の前の出来事に疑問を抱きつつ。

  彼の方に顔を向けては、
  宿へ向かうかどうか。問いを投げ掛けてみた。]*
 
(227) 2020/10/20(Tue) 18:26:29

【人】 魔砲少女 シオン

―― 躾タイム ――

[...は舌を巻く。
 >>215矢張り見た目は人間だが中身は猫なのだろう。
 広範囲の拡散攻撃を避けながら後の先の手を打ってくる。

 回避された羽付きネズミたちは後方に着弾する。
 するとそこを目印に空から紫色の雷が降り注いだ。

 
『ぢぅぅぅぅぅっ!』


 絶命の鳴き声と共に召喚された雷の雨はお臍を取ってしまう勢いであったが全て外れている。
 打ち返されたネズミは穂先を箒のように扱い打ち上げた。
 それはリーマンの方へと飛来しその周囲に雷を落とした。
 リーマンは恐怖のあまり腰が砕けて地面に座り込んでしまう]


  まだまだぁっ!
  あんたが避けるからいろいろ練習したのよ!


>>212緑の穂先の扱い方もそう。
 羽付きネズミの掃射もそう。

 ...は口角をあげて笑みを浮かべた。
 腹の底から愉悦の笑い声を漏らして身体を右へと捻る。
 羽付きネズミ後雷雨の掃射は猫を追うように移動し更に被害を大きくしていく。

 テレビに映っているならば大きな猫が逃げ回り、
 鬼畜な少女が虐めているようにも見えてしまうだろうか]
(228) 2020/10/20(Tue) 20:44:09

【人】 魔砲少女 シオン

  電車に乗ってるからいけないのよ。
  時代は在宅!
  外に出て働くなんてのは社畜よ。


[...は右手に持つ棒を構えた]


  猫が上?
  いいえ、猫は大人しく飼い主に吸われていればいいの。
  分を弁えなさい――っと、
伸びろ!



[...は棒に魔力を込めた。
 緑の穂先が伸びてジャンプの着地際を狙った一撃は足払い。
 着地を狩るのは基本らしい**]
(229) 2020/10/20(Tue) 20:44:30

【人】 「  」 フォルクス



 「そう、フォルクスというの。素敵な名前ね。
  あら、どうしてそんなことを言うのですか?」

 「その名前は民衆という意味。
  これは亡くなられたご両親が遺してくれた
  人々との繋がりだと私は思いますよ。」

[ 木のテーブルは粗末で小さくて、
 対面する人の白い掌が容易に俺の手に重ねられる。
 長く艶のある金髪の使徒の微笑は、慈愛に満ちて美しい。 ]

 「フォルクス、あなたもまた女神の愛し子。
  自分の価値を貶めるのは良くないことです
  始まりの勇者様が特別な血筋だったという逸話はありません。
  しかしかの方は人々の祈りを受け、希望となったのです。」

[ 子供が産まれた年に魔物に襲われて死んでしまった両親
 顔も知らない二人の心なんて、分かる筈も無かったけれど。
 この人に言われると、なんだか信じてみたいって思えてしまった。

 柔らかく温かな感触が、優しく右手の甲を撫でた。 ]
(230) 2020/10/20(Tue) 22:07:31

【人】 「  」 フォルクス




[ 翌朝村を発つ前、御印の発現を知った彼女も
 連絡を受けて聖都から迎えに来たもう一人の使徒だって。

 戦いの術に、尊き方々に謁見する時の為の教養
 神託の日まで教育してくれた大教会の方々も皆。

 女神に仕え聖木を仰ぐに相応しい、優しく清廉とした大人達。

 そう思っていた。勇者になってからも、ずっと
 信じ込む努力は、自分自身に洗脳を施す程に。 ]
(231) 2020/10/20(Tue) 22:07:47

【人】 「  」 フォルクス




使徒様、この部屋は……?
これから聖木の元に向かうのでは無かったのですか?

なっ、何を……やめて下さい!
俺は罪人じゃない!俺は女神様に選ばれて……!
(232) 2020/10/20(Tue) 22:08:01

【人】 「  」 フォルクス




  「ちゃんと分かっている。
   お前は、新しい勇者に相応しい人材だ。
   大人しくしなさい────これが神託の実なのだよ。」
(233) 2020/10/20(Tue) 22:08:45

【人】 「  」 フォルクス




[ 旧き時代の人類が、土上に造った石の大地に生きたように。

 丹念に塗り込められた嘘は真実に成り代わる。
 悍ましき歴史は闇の中に葬られる。
      
人類

 無知なる狂信者達は永きに渡り、────** ]
(234) 2020/10/20(Tue) 22:09:29

【人】 サラリーマン 葛西 聡

[撫でる手から逃れる様子も、一度犬に見えてしまえば
叱られることに怯えているようにしか見えなくて。
拒まれているだなんて露ほども思わない。
久しぶりに好物の『他人からの好意』の気配を察して
頭の中はすっかり浮かれ切っていた。

今迄ずっと独りだった訳でもない。
恋人と呼ぶ存在は時折いたが何時だって
彼女たちに求められるのは
同じだけ自分を愛してくれる事であって
俺が好きだったわけではないように感じた。

『私の事なんて本当は好きじゃないんでしょう?』
なんて泣かれたりもしたが
付き合ってくれと云うからYESと答えただけで
俺も君の事が好きだったなんて一言も言っていないのに。

俺を好きでいてくれるなら一緒に居る。
ただそれだけのYESに同じだけの見返りを要求されるというのも
中々無茶苦茶な話だと何時だって感じた。
或いはもっと時間を掛けたのなら
彼女たちを本当に好きになることもあったかもしれない。
けれど皆その前に俺の傍から離れて行った。

何故自分から一方的に気に入っただけの相手に
最初から同じだけ好かれることを当たり前のように望むのか。
何時だって俺には理解できないのだと思う。]
(235) 2020/10/20(Tue) 22:25:40

【人】 サラリーマン 葛西 聡

[なるほどなぁ、なんて改めて、しみじみと。

水を吹いたまま暫し硬直した様子を眺めて
そういえばティッシュないんだったと思い出し
予備を取りに行きながら思う。

行為があった可能性に関しては
覚えてないことを嘆くだけの癖に
俺が積極的だったかもしれない事に
そんなにあからさまに狼狽えるのか。

水を吸ってびしゃびしゃになった胸元を
もう一度寝転がっただらけた姿勢で
適当にティッシュで押さえてやりながら
にやけそうになる口元を誤魔化す。

うん、悪い気はしない。

俺に好かれてる可能性、そこまでないと思ってたのに
あんなに懐いて尻尾振ってたのか。
なにおまえ、かわいいね。

丁度いいように思えた。
俺は好きでない相手にでも好かれていると気持ちがいいし
それが男であっても然程抵抗も嫌悪もない。
可能性ゼロと承知で今迄健気に俺を好きでいたらしい。

弄ばれたと嘆く女をまた一人増やしてうんざりするより
こいつを捕まえておく方がコスパがいいんじゃないか?なんて。]
(236) 2020/10/20(Tue) 22:26:30

【人】 サラリーマン 葛西 聡

[でもだからって素面でもう一度抱けるかって言われたら
即答で無理って言えちゃうんだよなぁ。

勃つ気がしねぇ、一oも。
むしろなんで誤作動できたの?神秘じゃん?]
(237) 2020/10/20(Tue) 22:27:10

【人】 サラリーマン 葛西 聡

[付け込むってなにをだ。
男と、男で、合意のセックスだったかもしれませんって
そんな会話の何処で何を付け込むって言うんだ。
女だったらまぁ一発やらせてやったんだから責任取れみたいな
そういうあれもあるでしょうけど、けど男だ。どっちも男。

言ってることがなんかもう完全に
俺に気のある女の言い分にしか聞こえなくて
なんかもう可笑しくなってくる。男なのに。

そう…お前、俺の女になりたいのか。
俺がお前の事なんて好きじゃなくても
うっかり酔った勢いで抱いただけなんだとしても。

次に続くの台詞を想像してみる。
『そんな風に言われたら、期待しちゃいますけど…』?

あ、ちょっと外した。
だから何を如何付け込むんだというツッコミは
喉の奥で封じておく。多分そういう空気じゃないし。

腕を掴む力は其処まで強くない。
けれどこれはマウントを取られているんだろうか。
犬の躾に上下関係は大事だと聞いたことがある気がする。
さて、どう躾けるのが正解か…]


 けど………
(238) 2020/10/20(Tue) 22:28:04

【人】 サラリーマン 葛西 聡

 …けどさ。
 きみは、僕に酷い事なんてしないだろう?


[怯えて伺うでなく、悠然と微笑んで。
質問でなく確認の音で言葉を紡ぐ。

俺に嫌われたくないおまえが。
俺に無理強いできるって言うのか?
ちがうだろう。
隙があったら噛付くのか?
ちがうだろう。

言葉なく問いかけてみたら、ちょっと楽しくなってきた。
いいこにできたら、褒めてやろう。
失敗したら、如何叱ればいいだろうか。
犬であることを投げ出して、人に戻るなら捨てたらいい。

さて、どうするのが正解だと思う?
回答を求めるように小首を傾げる口元が
隠しきれずに口元を歪ませる。

その笑みを乗せた俺は随分と悪い顔をしていただろう。
お前に好かれていることを理解したうえで
そこに胡坐をかいているような、
酷く、ふてぶてしい顔をしていたと、思う。*]
(239) 2020/10/20(Tue) 22:29:21

【人】 琴羽の天狗 時見

─はろうぃん!─


 うむ。ちょうど祭りの最中みたいだな。

 ……予想とは大分違ったが。


[>>224秋の実りに満ちた山々と湖に抱かれて
その温泉郷は細く長く幾筋もの湯煙を棚引かせていた。

中央に位置する石畳の道の出発点。
温泉郷の入り口の近くの木陰へと降り立てば。

>>226琴羽が、不思議そうに首を傾げる。

──それも無理もないだろう。

>>222彼女が甲斐甲斐しく準備をしている間
仕事仲間にこの地の事を幾らか聞いておいた俺でさえ
正直、面食らっているのだから]
(240) 2020/10/20(Tue) 23:11:22

【人】 微睡む揺籃 アリア

――出会いから一週間後――
>>204

 どうして私がメイベルを知っていたか、ですか?
 それはですね、――


[ 「嘘を禁じる」という強制力は解けていたけれど>>188
 つとめて飾ることなく、事実のままを語るように心がけていた。
 数日が過ぎて、尋ねられた事柄>>204へも同様に。

 この世界を私が知っているのは、元居た世界で
 創作の物語として描かれていたのが発端なのだ、と。

 とある作者が居て、この世界の有り様を記述し、描写し、
 その読者達から支持を得ていった結果、
 多くの二次創作まで生まれることになった。

 コミックやアニメといった展開にも説明は及んだろう。
 幻術魔法の存在する世界だから、理解してもらうのはそこまで
 難しいことではなかったと思いたい。]
(241) 2020/10/20(Tue) 23:13:43

【人】 微睡む揺籃 アリア

 私の世界、は。
 うぅん……、ひとことで言ったら、技術が発達した豊かな世界。
 もちろん、貧しい国とか地域とかもあるけど。

 私が生まれたのは、かなり豊かで自由な国だったんだ。
 魔物とかは元から居ない……たぶんだけど、
 大抵の人はそう思ってるし、ね。


[ ひとつの疑問が胸の中で浮かぶ。
 ここは本当に、作者さんが創作しただけの世界なんだろうか。
 それとも元から別個に存在して、その様子が何かの理由で
 あの原作とそっくり一致していたんだろうか。

 確かめる方法も、確かめて得られるものがあるかも、
 分かりようのない事柄だったけれど。]
(242) 2020/10/20(Tue) 23:14:32

【人】 琴羽の天狗 時見



 元々、この地では破牢院という
 独自の祭事が執り行われていたらしくてな。

 それが、異国からの似た名の祭りと合わさって
 村おこしがてらの華々しい催しになったらしいが……


[まさか、人が異形に化ける祭りであったとは。


これでは例え人外が紛れていたとしても
気配を殺されれば気付けはしない。

そして俺の隣にいるのは、
人外にとっての霜降り肉(A5ランク)である。

これは飛んで火に入る夏の虫ではないかと
密かに内心舌打ちしつつも、
>>227琴羽に声をかけられれば、我に返るのだった]
(243) 2020/10/20(Tue) 23:24:17

【人】 琴羽の天狗 時見

[……なに、降りかかる火の粉は払えば良いだけの事。

何せ楽しみにしていた、
彼女が楽しみにしてくれていた新婚旅行だ。

不安にさせてもいかんし、此処は平常心。
邪魔をする奴は
豆腐の角にでも頭をぶつけてしまうが良い]


 あぁ、そうだな。

 思いの外人通りが多い。
 俺から離れるなよ?


[そうとだけ告げて、二人分の荷物を担ごうか。

行き交う人々も、土産物屋も、
何もかもが物珍しい温泉街を寄り添い散策しながら。

俺と琴羽は湯元に程近いひなびた宿に辿り着き]
(244) 2020/10/20(Tue) 23:30:00

【人】 微睡む揺籃 アリア

――出会いから一週間後・2――
>>205

「側にずっと居なさい」
と刻まれた言葉の強制力は
 思っていたよりずっと強いものだった。

 メイベルの姿が視界にないと、落ち着かない気持ちになる。
 メイベルとは別の方向に行こうとすると、足取りが重くなる。

 その逆もまた真だった。
 私の意志とは別のところで感情が動かされているみたいに、
 ほっとしたり満足したり、そんな気分が生まれてしまうのだ。

 感覚自体は快くても、どこかもやもやした気持ちになる。
 一番それを感じるのは夜、眠る時間帯のことだった。]


 もー! 服、着てってば!
 私、昨日もそう言ったのに。


[ 独特な形をしたベッドの上で大きなクッションを抱いて、
 私はメイベルを睨んで言う。視線の先には裸身のままの彼女。
 何ひとつ恥じらう様子もないのがまた腹立たしかった。]
(245) 2020/10/20(Tue) 23:36:18