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【人】 京職 一葉やると言ったらやるのが男というものでございましょう? ■サービスシーン @:状況2 A:解決(4)1d4 相手:一葉 アイテム:(1)1d6 テラーダイス取得判定:(6)(6)2d6 (0) Valkyrie 2021/04/21(Wed) 22:04:55 |
【人】 京職 一葉■ドラマシーン@ 感情取得 ■相手:誘蛾 ■場 所:A大通り 成否判定:(4)(6)2d6 感情:3) 保護/支配欲vil (3) Valkyrie 2021/04/21(Wed) 22:14:16 |
【人】 京職 一葉>>3 今日は場市場で一悶着あり、そしてここは夕暮れの時間を過ぎようとする大通り。 常ならば陽の高いうちに警邏を終えるこの一画で、私は早足に歩を進めていた。 「────あれは、」 あの後ろ姿は、誘蛾様? 百鬼夜行に対抗する者として、百継邸に集った中の1人。 未だ多くの言葉を交わしたことはなく、だが、街中でその美しい琵琶の音を、歌声を、耳にしたことのない者はこの都には居ないだろう。 「誘蛾様」 早足を小走りに変え、不躾にならないよう気を遣った所作で小さく追い抜き、振り返る。 歌声のようなかそけき声が己の名を紡いだのに、覚えていてくださいましたかと、微笑んだ。 「もうすぐ日が暮れます。一人歩きは危険かと」 (13) Valkyrie 2021/04/21(Wed) 23:11:06 |
【人】 京職 一葉街の者は噂する。見た目通りの年齢では無いらしいと。 神か精霊か、物の怪ではないかとまで噂する者もいる。 私はその様な噂は信じてはいなかった。 真実、この方の風貌は少女そのもので、細く白い指は容易く折れてしまいそうなほどにか弱く見える。 「お送り致します。────これも務めの一つです」 仕事の内だから、という理由に幾らかの力を込めて。 諾とも否とも無かったのを幸い、歩幅を合わせて歩き出したのだった。 [保護(+)取得] [パスor?] (14) Valkyrie 2021/04/21(Wed) 23:11:25 |
【人】 京職 一葉>>0 サービスシーン ■状況:全裸 ■解決:調物で解決 ■アイテム:牛車 * * * ────それは、場市場での事。 賑わうその場所では喧噪の中に細々とした小さな諍いもある。 それは商売上の齟齬ゆえのものであったり、男女間の縺れであったり。 そういったものを見回り止めるのも仕事ゆえ、その日も私は昼下がりの市場を訪れていた。 「────あ、ぶな……ッ!」 それは濃茶薄茶を商う露店。 碗に注がれた茶を盆に並べる店の者に、余所見ではしゃぐ童子が突っ込みそうになり。 ────だばびしゃあー もっと幾らか良い方策があった筈なのだ。 童子の手を引いて止めようとした私は、諸共盆に突っ込んで、頭から足までしこたまの量の茶を浴びたのだった。 (22) Valkyrie 2021/04/21(Wed) 23:55:11 |
【人】 京職 一葉「この陽気ならすぐに乾きましょう。気になさらず」 そして私は、茶店物影の長椅子で手拭い1枚を腹下にかけ、つくねんと座っていた。 「躑躅が満開、だな」 恐縮する店の者も、そして周囲の店の者もそのほとんどが顔見知り。 染みになるからと狩衣その他諸々全て剥かれ、敷地内の井戸水で綺麗に洗ってくれたは良いが、いくらか乾かさないことには帰る事もままならず。 「…………────────んん?」 いつもの癖でつい呆けたように花を眺めていたところ、木板に張り干していた服全てが忽然と消えているのに気がついた。 がばりと立ち上がり周囲を見渡せば、この界隈御用達の洗濯屋が何を勘違いしたものか、市場の者達からの依頼品と共に私の衣服もまとめて荷車に積んだ状態で、ぎいぎいと遠ざかっていくのが見える。場市場を抜けてしまえば、人の往来が更に多い大通りはほど近い。 「待った!その洗濯屋、待った!」 叫びたかったがそうもいかぬ。 私は全裸。 華麗なる全裸。 詳らかに全裸。 (23) Valkyrie 2021/04/21(Wed) 23:55:39 |
【人】 京職 一葉狼狽える私の傍ら、ぎいぎいと聞き覚えのある音が響いた。 広くはない場市場通りに邪魔な事極まりない、例の(>>1:35)牛車。 しかし今の私にはこの牛車が何より代えがたい光明だった。 「失礼。火急の案件である」 半裸で牛車を引く美丈夫らの間に割って入る。何、奴らも上半身は裸だ。違うのは下半身だけだ。紛れてしまえばきっとわからない。大丈夫。多分。 「あの荷車を追わせて欲しい。いや追わねばならぬ。 追え 」は?牛車の主の奥方はそこの店に用事がある? 知った事か。奥方の店より私の服だ。 「ふんがああああああああああああ」 渋る男衆を叱咤して、牛車は不自然な豪速で無事荷車に辿り着き。 私は大過なく元の姿に戻ることができたのだった。 そう、全く、大過なく。* (24) Valkyrie 2021/04/21(Wed) 23:56:36 |
京職 一葉は、メモを貼った。 (a3) Valkyrie 2021/04/22(Thu) 0:01:14 |
【人】 京職 一葉>>31 ■ドラマシーンA 秘密取得 ■相手:百継 ■場所:場市場→大通りに変更 ■成否判定: >>15 >>16 返し含 * * * 百継様は、その年齢にそぐわず滅多な事では我が侭を言わない方。 さあ来いすぐ来いと言わんばかりに外出に誘われたのは、ゆえに珍しい事で。 「勿論でございますとも」 垂れ桜の大樹の下、覚えているかと問われれば、返事は一つしかない。 まだ僅か、薄紅色が残るしなやかな枝を共に見上げる。 桜は散り様ですら美しい。 躑躅や牡丹のようにぐずぐずと茶変することもなく、美しいままに散り果てる。 その儚さこそが、人の生そのもののようにも思われて。 ────存じております。 百継の言葉に差し挟むことは無かったが、心中、深く頷く。 (33) Valkyrie 2021/04/22(Thu) 16:53:47 |
【人】 京職 一葉 信じる明日が来るとは限らない。 呆気なく消え果てる明日が来るやもしれない。 己の無力さに歯噛みする日も、また。 「────はい。はい、百継様」 なのに、まだ薄い双肩に重すぎるものを背負う少年は、こちらを見上げ真っ直ぐに告げるのだ。 約束すると。百鬼夜行を彼方へ封じると。 知らず、私は百継様の御前に片膝を折り、頭を深く垂れていた。 「一葉は、百継様の御力に」 「この命ある限り、御仕えすると誓います」 私は百継様を信じている。 気高き心も、その類稀なる力も。 だが、喉奥に石が詰まっているに似た重みを感じる、のは。 「百継様。どうかお聞かせください。百継様の全てを」 私にも、これまで誰にも告げることの無かったものはある。 でも、告げても良いと。 告げてしまいたいと、思う己が頭の片隅で強く主張する。 「私の全ても、いずれ。いずれ、百継様の御前に」 [百継の秘密取得] [こちらからは〆] (34) Valkyrie 2021/04/22(Thu) 16:56:09 |
京職 一葉は、メモを貼った。 (a13) Valkyrie 2021/04/22(Thu) 17:37:08 |
(a20) Valkyrie 2021/04/22(Thu) 21:58:33 |
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