人狼物語 三日月国


68 【身内】空想模倣機体は駒鳥達の夢を見るか?【R18G】

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視点:


【人】 人形 ラサルハグ


「なんだ、そうだったのか」

 耳ではなく心に届く声に、そうひとりごちた。

 この街で生まれ育った25年間も、
 編んできた情も、
 この日が終われば背負うべき罪も、
 なにもかもが嘘で、偽りで、まやかしだった。

 受け入れがたい"事実"に対し、
 心はあっさりそれを理解し認識が書き換わる。

 『自分』が変わってしまう。

 舞台上の役者が幕引き後に観客へ笑顔を振りまくがごとく、
 晴れた心地でいた。
(268) 2021/05/02(Sun) 2:04:32

【人】 人形 ラサルハグ


「…………」

 自分を取り戻したラサルハグがまず行ったのは、
 誰かに会うことではなく、自店の片付けだった。

 看板を【CLOSED】に反転させて、
 
偽りの
両親が大事にしてきた店を清掃する。

 数日疎かにしていた間に見えない埃がだいぶ溜まっていた。
 
 その後は飾っていたぬいぐるみひとつひとつに別れを告げ、
 箱へしまう。
 自身の"退去"とともに消えてしまうデータ片としても、
 儀式をやり遂げたかった。

「さようなら。今までありがとう」

 すべて済めば店に鍵をかけて、最後のことばをかける。
 この場所にはもう戻らない。
(269) 2021/05/02(Sun) 2:04:34
ラサルハグは、やはりビンタは9発だ、と思った。(>>!6通常表情のつもりが変え忘れちゃった)
(a118) 2021/05/03(Mon) 1:12:59

【人】 人形 ラサルハグ

>>L7

飴を口の中、転がしながらペンを動かす。

みるみるできあがる、
ブラキを囲む羊と、兎と、狼。
みんなAmmutの制服を着て、ブラキの指導のもと、
ビシバシ働いている様子が伺える。
(451) 2021/05/04(Tue) 1:06:29